2171-101018 添削と共有
後期、shioゼミ学生たちは、2週に1本、民法の事例問題の小論文を書いています。
2,000字以上。
A4用紙2ページで作成。
それをPDFと紙の書面(両面印刷)で提出します。
レイアウトや読みやすさも評価の対象です。
提出された小論文は、全員で共有し、お互いに評価しあいます。
shioはピンクのインクでコメントを書き込み、博士課程の大学院生がブルーのインクでコメントを書き込みます。
それをどのように学生たちと共有するか。
普通に白黒で印刷してしまうと、せっかく書き込んだコメントのカラーが反映できません。
それに、白黒にしろカラーにしろ、印刷は紙の無駄。
20枚×20名=400枚。
そこでIT(ICT)を使います。デジタルに共有するのです。
まずはコメントを記入した小論文をScanSnapでスキャンしてPDFにします。
それをDropboxを使って共有します。
Dropboxでshioと学生たちで「ゼミ」フォルダを共有しているので、shioがMac上にある「ゼミ」フォルダにそのPDFファイルを入れれば、自動的に学生たちのデスクトップの「ゼミ」フォルダにそのPDFが現れるというしくみ。
最初に無料のアカウントを作って無料のアプリをダウンロードしてインストールしてしまえば、あとは全自動。
準備は簡単。
(1) 教員自身がDropboxに容量2GBの無料のアカウントを作る。→http://www.dropbox.com/
(2) Dropboxの無料アプリを自分のMac(やPC)にインストール。
(3) MacのDropboxフォルダの中に「semi」フォルダを作る(ゼミ学生たちとのファイル共有用のフォルダ)。
(4) DropboxのWebサイトの「Get Extra Space Free」で学生たちのメールアドレスを入れてSend Invitesする。その学生たちがDropboxにアカウントを作り、アプリをMac(やPC)にインストールすると、教員の容量が1人につき250MB増える。
(5) 学生たちがそれぞれアカウントを作ったら、Webサイト上の「semi」フォルダの「Shared folder options」で学生たちのメールアドレスを入力してInviteする。
(6) 学生たちがそのInviteを受け入れると、学生たちのMac上のDropboxフォルダの中に「semi」フォルダができる。
(7) あとは教員が「semi」フォルダに配布したいファイルを入れれば、学生たちの「semi」フォルダに勝手に現れます。
簡単、便利、無料。
無駄な紙消費ゼロ。
手間もゼロ。
IT、ありがたい!!
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