2149-100926 SD1の解像感
SD1について、シグマの山木社長のインタビューが掲載されています。
→http://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/20100925_396114.html
その中で、山木社長の言葉に注目。
「輝度解像度に関しては、ローパスがない分だけ高く、我々が測定した結果ではベイヤー配列センサーの3,000~3,200万画素に相当する解像力が実測値で出ています。その上、色に関しての情報量はFoveonセンサーが圧倒的に上なので、結果的に見たことがないほどの高画質になったと思います。Foveonセンサーの画の違いを伝えるのはなかなか難しいのですが、SDユーザーならば最高クラスの解像度の映像に、SDらしいカラーディテールが乗った感じ......と言えば分かってもらえると思います。」
そうそう。ベイヤー配列のセンサーに比べてシグマのFoveonセンサー(「フルカラーX3ダイレクトイメージセンサー」)は2倍〜2.5倍の解像感があります。
シグマのDP1、DP2、SD15で撮った画像とその他のカメラで撮った画像を日頃から見比べての実感です。
と申しますのは、1406万画素あるシグマのカメラで撮影した仕上がり464万ピクセルの写真を、いつもAperture3で162%拡大して観察しているからです。
1,220万画素のカメラから生成されるファイルのピクセル数は、4,288 × 2,846。
シグマのDP1、DP2、SD15から生成されるファイルのピクセル数は、2,640 × 1,760。
なので、4,288 ÷ 2,640 = 1.624
という計算から、シグマのカメラで撮影した写真は162%拡大して観察しているのです。
その経験では、1406万画素のFoveonセンサーで撮った仕上がり464万ピクセルの写真を162%拡大して1220万ピクセル相当で鑑賞しても、ベイヤー配列で撮った1220万ピクセルの写真に遜色ない。
1,220万÷464万=2.62倍です。
いわんや、ピクセル数2倍となる141%では、抜群の解像感です。
山木社長の上記「ベイヤー配列センサーの3,000~3,200万画素に相当する解像力」というのは、そんなshioの実感と合っている。
約1,536万ピクセルを2倍すれば3,072万ピクセル、2.62倍すれば4,039万ピクセル。
SD1の解像感は明らかに、少なく見積もってもベイヤー配列センサーの3,000万画素に相当する解像感、画像の内容によっては4,000万画素にも届くくらいになるはず。
すばらしい。
SD1を使って撮影する日が待ち遠しいです (^_^)
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