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2009.10.03

1788-091002 薪のような人に

SDIM3381
SIGMA DP2

shioゼミで夏合宿の文集「野尻本(のじぼん)」が完成!!
現役学生と卒業生のコラボ作品です。
ページをめくるたびに笑える楽しい本!!
shioゼミのみんな,どうもありがとうございました (^_^)

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GR Digital 3

野尻本にshioも1ページ書く,ということで,合宿最後の夜にキャンプファイヤーを囲んで語った話を,一言一句,そのまま掲載しました。
ここに転載しておきます。

R3003676
GR Digital 3

薪のような人になってほしい──キャンプファイヤーにて
塩澤一洋

今だから言いますが……,
ずっと言おうと思っていたんですけど……,
今だから言いますが,
「みなさん,お疲れさまでした」(笑い)
……という言葉が僕は嫌いなんですよ。(笑い)
普段あまり,なになにが嫌い,ということを言わないんですけど,この言葉は好きではないんです。

僕はみんなに,この薪のような人になってほしいんです。

自分を燃やして,周りを照らす。
自分を燃やして,周りを温める。
自分を燃やして,周りの人を燃やす。

薪1本では小さい火ですけれど,それが何本も何本も組み合わさることによって,大きな火,生まれますよね。そういう人になってほしいんです。

もちろん,テクニカルな意味でディベートから学ぶことは,ものすごくたくさんあったと思う。それは各々の試合の後で,ちょっとずつちょっとずつ僕も伝えたつもりです。でもね,そんなテクニカルなこととか,ディベート自体,あるいは人との議論で勝つとか,そういうことよりも何よりもね,みんなが仲間と一緒になって,自分のできること,自分で出せるチカラを出して,それを友と合わせて大きなチカラにする。それをやってほしいんです。

ディベートはただの素材です。
みんなに,この薪のような人になってほしい。

自分を燃やして,周りを照らす。
自分を燃やして,周りを温める。
自分を燃やして,周りの人を燃やす。

もしそういう人がいたら,周りのために自分を燃やしている人がいたら,かける言葉はひとつだと思うんです。
「ありがとう」
です。

いまみんなの話の中で,多くの人たちが,「ありがとうございました」って言ってくれて僕はとてもうれしい。やはり人は一人では生きられないので,さまざまな形で周りの人に常に感謝して,生きていく。逆に自分ができることはたくさんやって,周りを照らし,周りを温め,そして周りの人の心も燃やしていく。

ぜひ,そういう人になってください。
ありがとうございました。

R3004091
GR Digital 3

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