1723-090729 民法4の前期末試験問題
7月27日、「民法4」の前期末試験を実施しました。
例年どおり、ここに公開します。
2009年度「民法Ⅳ」前期試験問題
試験科目:民法Ⅳ
担当者名:塩澤一洋
試験時間:60分
参考図書:指定六法・法学六法'09
以下の問いに答えなさい。解答にあたって論拠となる条文については、必ずその番号をカッコ書きで併記すること。なお、特定の文言の解釈に言及する場合を除き、条文自体を引用する必要はない。
問1 以下の説明が正しいと考える場合は「○」、正しいとは言えないと考える場合は「×」を付け、いずれの場合もその理由を5行以内で述べてください。答案用紙の表面に、問題順に記述してください。
(1) 「担保」とは、債務者の地位を保全し、債務の履行を容易にするための制度である。
(2) 債権者代位権を「転用」あるいは「拡張」する場合、被保全債権の保全の必要性の要件が緩和される。
(3) Aの債務者Bが、他の債権者Cに対する1,000万円の金銭債務を本旨弁済した場合、原則としてAは、詐害行為取消権を行使することでBのCに対する弁済を取消し、CからAに1,000万円を取り戻すことができる。
(4) EのDに対する債権αがFに譲渡され、EからDに確定日付のない証書によってその譲渡が通知されたためDがFに弁済したのち、αがEからGに譲渡されたとの確定日付のある証書による通知をDがEから受け取った場合、DはGに対して改めてαの弁済をする必要がある。
(5) 連帯債務と連帯保証債務を比較した場合、連帯保証債務の方が債権者にとって有利である。
(6) 「民法Ⅳ」の講義は面白かった。
問2 「金融と担保って何? どう関係があるの?」と、中学生のS君から質問を受けました。民法に規定されている諸制度(ただし物的担保は除く)に関し、歴史的視点や経済的視点なども折り込みながら、S君にわかりやすく具体的に説明してください。答案用紙の裏面に記述してください。
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