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EOS 5D Mark II, 50mmF1.4

shioが使うカメラは、たいがい「常用レンズ」が決まっています。
いままで使ってきた主要なカメラの常用レンズは下記のとおり。

EOS 5D Mark II, 50mmF1.4

●35mmフィルムカメラ
・EOS1N（一眼レフ）：35mmF2
・EOS1N（もう1台）：50mmF1.4
・Nikon FM2（一眼レフ・メカニカル式）：35mmF1.4
・LeicaM6（レンジファインダー）：35mmF2

EOS 5D Mark II, 50mmF1.4

●デジタル一眼レフカメラ
・EOS D30：シグマ製20mmF1.8（35mmフィルム換算32mm）
・EOS 20D：前半は24mmF1.4（同38.4mm）、後半は28mmF1.8（同44.8mm）
・EOS 40D：28mmF1.8（同44.8mm）

EOS 5D Mark II, 50mmF1.4

もちろん他のレンズも使います。
でもそれぞれのカメラでそのカメラの「基本」となるレンズがある。
常に付けっぱなしにしておくし、他のレンズを使った後はそれに戻す、最も使用頻度の高いレンズです。

EOS 5D Mark II, 50mmF1.4

そもそも「写真はレンズ」。
したがって、「どのカメラで撮るか」よりも「どのレンズ（画角）で撮るか」のほうがより本質的です。
いわば、カメラはレンズの周辺機器。
だから、自分が最も使いたいレンズを、カメラに付けっぱなしにするのです。

EOS 5D Mark II, 50mmF1.4

ではEOS 5D Mark IIの常用レンズを何にするか。
ほぼ迷うことなく35mmF2。
50mmF1.4にしようかとちょっとだけ思ったけれど、2つ理由で35mmF2に決めました。

EOS 5D Mark II, 50mmF1.4

そのひとつは当然のことながら画角。
ある程度、広めの画角が好き。

GR Digital 2007。まだまだ寄れる。

ふたつめの理由は「寄れる」こと。
50mmF1.4は：最短撮影距離45cm、最大撮影倍率0.15倍。
50mmF1.8、50mmF1.2も同じ。
これだと、「寄れない」ことがストレスになります。
なので、「常用レンズ」として50mmを付けるとすると、
キャノン製50mmF2.5マクロ：最短撮影距離23cm、最大撮影倍率0.5倍
シグマ製50mmF2.8マクロ：最短撮影距離18.8cm、最大撮影倍率1倍
のいずれかがよさそう。

EOS 5D Mark II, 50mmF1.4だと寄れるのはここまで。

その他、キヤノンの28mm、35mmはこんな感じ。
28mmF1.8は：最短撮影距離 25cm、最大撮影倍率0.18倍。
28mmF2.8は：最短撮影距離 30cm、最大撮影倍率0.13倍。
35mmF1.4：最短撮影距離 30cm、最大撮影倍率0.18倍。
35mmF2は：最短撮影距離 25cm、最大撮影倍率0.23倍。

GR Digital 2007。まだまだ寄れる。

常用レンズとしての35mmF2。
あとはUSM化が待ち望まれます (^_^)

EOS 5D Mark II, 50mmF1.4はこれがぎりぎり。