« 1451-081030 100冊 | Main | 1453-081101 複線思考 »

2008.11.05

1452-081031 トラックパッドの進化

R2020576
GR Digital 2007

新しいMacBookとMacBook Proに搭載されたトラックパッド。
パッド全体がクリックボタンになっています。
上部全体がボタンになっているアップルのマウスと同じ発想。
でもその意義は一段深い。

R2020558
GR Digital 2007

クリックするためにトラックパッドを下向きに押すと、パッド全体がしずみこんでクリックできます。
押し込める面積が広くて、使いやすい。

R2020562
GR Digital 2007

しかし、そのクリックを弱くすると、パッドは沈み込まず、「クリック」はできない。
なのに、画面上のポインター(矢印)は、ちゃんと反応している。
それが「タップ」。

R2020559
GR Digital 2007

すなわち、このトラックパッドは、「クリック」と「タップ」がほとんど同じ動作で行えるのです。
「クリック」をちょっと弱くすれば「タップ」。
「タップ」を強くすれば「クリック」。
両者がシームレスに(区別なく、連続的に)行える。
それがこのトラックパッドに込められた大きな意義なのです。

R2020565
GR Digital 2007

「押し込む」と「触る」は、同じ動作の強弱。
強く押しても弱く触っても、Macの受け止め方は同じ。
これはインターフェイスとしてすばらしいこと。
いままで「タップ」になじめず「クリック」を利用してきたユーザーを、自然とタップに移行させてくれる効果もあります。

R2020568
GR Digital 2007

さらに、キーボードに近い方(ユーザーから見て奥側)は、パッドを押し込むにはより強い力が必要。
だから、キーボードを打ちながら両手の親指でパッドをたたいても、パッドは沈み込まず「タップ」になり、剛性を感じられる。
「やわい」印象はまったくない。

R2020582
GR Digital 2007

またもアップル、あっぱれ (^_^)

R2020586
GR Digital 2007

« 1451-081030 100冊 | Main | 1453-081101 複線思考 »

パソコン・インターネット」カテゴリの記事

RICOH GR Digital」カテゴリの記事

Apple MacBook」カテゴリの記事

Comments

The comments to this entry are closed.

TrackBack


Listed below are links to weblogs that reference 1452-081031 トラックパッドの進化:

« 1451-081030 100冊 | Main | 1453-081101 複線思考 »

My Photo

ブログ内検索

  • 検索語を入力してください