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2008.07.07

1336-080704 全方向

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すべてGR Digital 2007

1限・2限:民法2
・付合、混和、加工
・共有
・占有権
・物権変動

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3限:座談会に出席。
法学部教育について5人で語る。

そのなかでshioは普段から申していることを言わせていただきましたが、もっとも好評だったのは「全方向」教育、という表現。

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近年、一方通行の講義はやめて双方向講義にせよ、と盛んに言われ続けています。
とくにロースクールでは、いわゆる「ソクラティックメソッド」を実践せよと。
教師が一方的に話をするのではなく、学生とのやり取りを取り入れろ、というのがその趣旨。

でもshio的には、双方向なんて当ったり前。
shioの講義は、受講者が40名だろうと400名だろうと、双方向です。
昨年、学習院大学で行った「講演会」さえも、「双方向」で行いました。
shioの講義では常に、学生たちや聴衆とコミュニケイションしています。

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大学教育は情報の伝達ではありません。
現代、情報ソースは無限にありますから、もはや大学で情報を伝達する価値は高くない。
大学の価値は、コミュニケイションにあります。
教員、学生、それぞれが、自分ので考えてそれを相手に伝え、それを受けてさらに考え、また相手に伝える。それによって新たな価値を生み出す。そのコミュニケイションのトピックとしてアカデミックな深みのあるモチーフを用いることができる。
これが大学の存在意義。
だから、講義が双方向なのは当たり前。

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次にゼミ。
双方向の重要性が叫ばれるあまり、ゼミでも双方向を実現しようとする話を聞きます。
でもshioにとってゼミは双方向では成り立ちません。
ゼミは「全方向」です。

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いま、ゼミの参加者の人数(学生+教員)をnとします。
双方向というのは、ひとりの教師と各学生との1対1の関係が(n-1)個成立し、各々にコミュニケイションが確立するということ。
でも、ゼミとは、参加者すべての相互関係、つまりn(n-1)/2個の関係が確立すべき場。
つまり、学生同士の関係が形成されることに大きな意味があるのです。
それが大学教育におけるゼミの意義だと思います。

だからこそ、ゼミは少人数で行われるのです。
4人だったら6個、5人だったら10個、10人だったら45個、20人だったら190個の関係が必要になりますから。

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shioは自分のゼミでn(n-1)/2個の人間関係が形成されるよう、日々、働きかけています。
それが憲法13条の望む個のありかたであり、民法が描く意思自治に基づく市民社会像だと思います。

夕方慶應に行って会議にでた後、某所でTime Capsule設置 (^_^)

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