1321-080619 テマヒマ
SIGMA DP1を使い始めて2ヶ月半。
その画質はピカイチ。
でも、画質に加えてこのカメラの面白さって何だろうと考え続けてきました。
いまのところの結論。
「手間をかけて写真を撮る楽しさを知るカメラ」
写真撮影は元来、テマとヒマのかかるもの。
様々なパラメーターをセットしたり、アングルを決めたり、被写体を待ちかまえたりと、テマもヒマも必要とします。フィルムの写真では、現像とプリントというテマとヒマもかかります。
カメラの歴史は、このテマヒマを削減する歴史であったともいえましょう。
現代のカメラはテマヒマかからず、押せば撮れる。
いや、押す必要さえなく、歓声が上がったとか、被写体がスマイルしたとか、二人の距離が近づいた、といった事実をトリガーとして撮影するカメラもあります。
テマヒマかからずお手軽。
反面、工夫しなくても撮れるから、撮影者の創造性を発揮しにくい。
写真に表される「その人らしさ」が薄れていく。
テマヒマかかると、工夫の余地が広がる。
工夫はその人らしさ。
工夫は楽しい。
だからテマヒマかけて撮るカメラは楽しい。
SIGMA DP1はそんなカメラです。
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