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2008.02.17

1183-080212 caps lockの感度

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GR Digital 2007, 40mm

今日(2月12日)、MacOS X 10.5 Leopard(マックオウエステン10.5 レパード)が10.5.1から10.5.2にアップデートされました。
さまざまなチューンアップがはかられているようですが、なかでも最高にうれしいこと。
それはMacBook AirのUSキーボードにおけるcaps lockキーの応答速度が格段に上がったこと。

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GR Digital 2007

shioは、USキーボードを使っています。
Macを使うにあたってUSキーボードはいろいろな面で便利なのだけれど、ひとつだけ不便な点がある。それは(アップルのUSキーボードの場合)Aの左隣にcaps lockがあること。JISキーボードだったらここにはcontrolがあります(Happy Hacking Keyboardも)。shioはcontrol+でさまざまな操作をするので、Aの隣はぜひともcontrolであってほしい。

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GR Digital 2007

そこで、「システム環境設定」の「キーボード」で「caps lock」に「control」を割り当てています。
以下,shioが頻繁に利用するcontrolキーを使った操作を挙げておきます。
ちょうど今日、研究室にいらっしゃったMikiさんともこの操作方法が話題になったので、彼女のためにもここにまとめておきましょう。

IMG_1767
EOS40D / EF-S60mm F2.8。カッコいいMikiさん。大きな瞳がキラキラ輝いていました。次にお目にかかるときにはGR Digitalユーザーになっているかも (^_^)

ことえりで変換中,
・control+F:注目文節を右に移動。
・control+SまたはB:注目文節を左に移動。
・control+O:注目文節を伸ばす。
・control+I:注目文節を縮める。
・control+J:ひらがなに変換。
・control+K:カタカナに変換。
・control+L:全角英数に変換。
・control+;:半角英数に変換。

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GR Digital 2007

ことえりの入力中以外,
・control+F:カーソルを次に(右に)移動。(ForwardのF)
・control+B:カーソルをうしろに(左に)移動。(BackwardのB)
・control+N;カーソルを次の行に移動。(Next lineのN)
・control+P:カーソルを前の(上の)行に移動。(Previous lineのP)
・control+D:カーソルの次の(右の)文字をデリート。
・control+H:カーソルのひとつ前の(左の)文字をデリート(つまりdeleteキーと同じ)。
・control+A:カーソルを行頭に移動。
・control+E:カーソルを行末に移動。

といった具合。
ほかにもありますが、shioが常用するのはこのくらい。

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GR Digital 2007

さらに,controlとshiftを同時押しするキー操作もあります。その場合shioは,左手小指をちょっと寝かせるようにして,両方いっぺんに押します。shioが使う組み合わせは下記の3つ。

・control+shift+J:かな入力モードに変更。また,入力済みの文字列を選択した状態でcontrol+shift+「J」を2度押しすることで,その文字列の再変換。
・control+shift+;:英数入力モードに変更。また,入力済みの文字列を選択した状態でcontrol+shift+「;」を2度押しすることで,英字に再変換。
・control+shift+N:ことえりの単語登録画面を呼び出し。shioは毎日のように単語登録をします。単語登録については2年前にshiologyに書いております。
「310:050213 ことえりの鍛え方」
http://shiology.com/shiology/2005/02/310050213_.html

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GR Digital 2007

このようにcontrol+の操作を多用するため、controlキーはAの左隣にあったほうが断然便利。
だから、USキーボードのcaps lockにcontrolを割り当てているわけです。ちなみに、controlキーもcontrolのまま。caps lockはどのキーにも割り当てていません。いつのまにかcaps lockがオンになっていることを防ぐためです。

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GR Digital 2007

さらにかな入力と英数入力の変更に関しても、割当を変更しています。

JISキーボードだと、spaceキーの左右に、「かな」キーと「英数」キーがありますが、USキーボードにはそれがありません。そこでMacでは、JISキーボードが採用される前から、command+spaceで両者を切り替えるようになっています。でもshioは、前述のようにcontrol+系で文字操作をしますので、小指でcontrolを押したまま、かなと英数も切り替えたい。そこで、command+spaceに加え、control+spaceでもかなと英数を切り替えられるようにしています。

「システム環境設定」の「キーボードショートカット」で設定します。
command+space:ひとつ前の入力メニューを選択(デフォルトのまま)
control+space:次の入力メニューを選択

これで、どちらを使っても仮名入力と英数入力を行き来できます(ことえりのメニューには、「ひらがな」と「ローマ字」のみを表示。カタカナ入力はオフにしています)。なおSpotlightの起動は、option+spaceに割り当てています。

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GR Digital 2007

さて、このようにcaps lockにcontrolを割り当てていて問題となるのは、caps lockの応答速度。
アップル製の(単体)キーボードが現在の超薄型に変更されて以来、caps lockキーの応答速度が低く、高速で入力中、controlを割り当てたcaps lockとほかのキーをほぼ同時に押したときに、control+と認識されず、その文字が入力されてしまうことがたびたびあったのです。従来のMacのキーボードをはじめ、MacBook ProやMacBookのキーボードでは全くそういうことは発生しないので、アップルの現行超薄型キーボードに特有の現象です。それで、アップル製の超薄型キーボードを持っていながら、使っていませんでした。この点、最新のMacBook Airのキーボードは、単体の超薄型キーボードよりは応答速度が速いものの、依然として同じ症状があり、対応を考えていたところでした。

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GR Digital 2007

それが今日の10.5.2へのアップデートで、ピタリとなおりました。
MacBook Airで高速文字入力中にcaps lockを使ってcontrol+の操作をしても、ちゃんとcontrol+と認識されます。
あーりーがーたーいー!!

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GR Digital 2007

これで、MacBook Airを使う上での「唯一の」不便が解消しました(あ、そういえばもうひとつ、「(トラックパッドの)トリプルタップの反応がいまひとつ」というマイナーな不具合がありましたが、それも今回解消しました)。
MacBook Air、最高です (^_^)

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GR Digital 2007

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