1152-080111 原音スピーカー
感動!!
スピーカーの音。
すでに何十回も聴いているアルバムを聴いたら、いままで意識していなかった音が聞こえた。
いつも聴いているヴァイオリンの曲なのに、ぞくっとした。
コントラバスのピチカート、音程がはっきりクッキリわかる。
コンガを叩く手が見える。
タップダンスを踊っている床の材質まで、見える。
さらに驚いたのは、何十回も聴いたピアノの左手のアルペジオの中にいままで聞こえてい(ると思ってい)た音が、実は弾いていないと気づいたこと。
すごい!!
音の解像度が高い。
ひとつひとつの音の輪郭が鮮明。
ヴォーカルが生々しい。目の前にその人がいるみたい。
演奏者やヴォーカルまでの距離がわかる。
レコーディングしている部屋の広さを感じる。
低音も一つ一つが明瞭なため、しっかり耳に届く。
強調されていない低音部の量感が、ゆったりと自然。
レコーディングされた音そのものが届けられている感じ。
そのリアリティー。
「原音スピーカー」と呼びたい。
それはタイムドメイン(Timedomain)理論に基づくスピーカー。
→http://timedomain.co.jp/
それを開発した由井啓之さんのインタビューはこちら。
その音にビル・ゲイツ氏も驚愕したとのこと。
→ http://next.rikunabi.com/tech/docs/ct_s03600.jsp?__m=1&p=000725
いくつかあるうち、shioがゲットしたのは、「ECLIPSE TD508II ホワイト」。
→http://www.eclipse-td.com/j06_td508II/index.html
これで、3年以上にわたってためたヨドバシカメラのポイントはすっかり使い切りました。
一緒に500円/mのケーブルを3m×2本買って、被膜を剥き、つなぎました。幸い現在使っているアンプにはスピーカーを2セットつなげられるので、いま使っているタンノイと切り替えて音の違いを楽しめます。
ことの発端は、スタンフォードにいたときに、音響学者のHirokoさんにタイムドメイン・ミニの音を聴かせていただいたこと。以来、日本に帰ったらタイムドメインのスピーカーを使おうと決めていました。
タイムドメイン社の、「タイムドメイン・ミニ」か「タイムドメイン・ライト」にしようかと思ったけれど、どちらもアンプ内蔵型。すでにあるオーディオにつなぐにはスピーカー単体がいい。さらに、タイムドメインのことをshiologyに書いたときに、昔イクリプスのスピーカーを扱っていたというMさんがコメントをくださって、イクリプスを薦めてくださいました。そこで、設置する場所の奥行きも考えた末、TD508IIにしました。
その音のリアリティーに心酔したshioは、いませっせと自宅にあるCDをiTunesに再リッピングをしています。もちろん、無圧縮、AIFFで (^_^)
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Comments
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やはりそうでしたか。
タイトルを見て「タイムドメインかな?」と思いました。
あぁ、一度聞いてみたい・・・
Posted by: hanabishi | 2008.01.13 22:38
スペックを見ると、たいしたことなさそうですが、実際、聴いてみると違うんでしょうね。
再生周波数帯域:55Hz~20kHz(-10dB)
人間の聞こえる範囲で、音を分解して出すようなイメージでしょうか。聴いてみたい。
Posted by: houtoku | 2008.01.15 10:28