1060-070923 亜沙美さん、ありがとう
「いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべての事について、感謝しなさい。」
新約聖書、テサロニケの信徒への手紙──5章16-18節。
大切な大切なshioゼミの学生、高田亜沙美さんが好きなことば。
彼女はまさにこのことばどおりの人です。
いつも笑顔。
いつも感謝。
そしていつも祈っていたことでしょう。
高校1年生のときに再生不良性貧血発症。
大学4年の昨年の夏、骨髄移植。
移植後の入院が長かったものの、今年の前期は、以前に比べると体調も少し良くなって、大学に通っていました。
その前期末試験を受けようとしたとき、再度入院。
2007年9月23日午前8時頃。
亡くなりました。
23日の朝、お母様からいただいたメールを一目見て、涙が滝のよう。
数日前、「先生の声が聞きたかった」といって電話してきたときの彼女の声は、思ったよりも元気そうな印象だった。それでちょっと安心していた。
あぁ。
彼女とは、野尻キャンプ場で出逢いました。
成蹊大学に入ってshioゼミに入って、聡明で積極的。大きな存在感。
ゼミでもキャンプでも、亜沙美さんの笑顔と感謝の気持ちが、周りの人に伝播します。
彼女といると、みんな気分いい。
写真はすべて、サンフランシスコにいるshioを訪ねてくれたときに撮ったもの。
どれもキラキラ笑ってる。
写真を見ているだけでも、彼女の好きなことばの意味が伝わってきます。
亜沙美さん、どうもありがとう。
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Comments
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いけちです。
悲しくて、何も言えません。
「…。私は一人でお祈りできるようになりました。お祈りの中で、自分のことだけでなく他人の事や、遠くの知らない人の事も考えられるようになりました。電車も一人で乗れるようになりました。…。」
亜沙美さんの小学校卒業文集での文章です。
「いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべての事について、感謝しなさい。」
そして、今。祈ることを知っていた亜沙美さんは、天国で神様とともに安らかに過すことでしょう。
※私のBlogでshioさんの写真を使わせてもらいました(事後で申し訳ありませんでした。)
Posted by: ikechi | 2007.09.25 10:52
shioさん初めまして、kubiと申します。
GRで検索して度々覗いていましたが、初コメントさせて頂きます。
こんなに素敵な方がこの若さで・・・本当に信じられないことです。私は彼女のことは全く知りませんし、勿論会った事もありません。ここで今初めて知りました。でも、shioさんが切り取った彼女の1コマ1コマから彼女の素晴らしさが伝わってきました。その短い生涯の中で彼女が回りに与えた影響は計り知れないものだったのでしょうね。そして旅立った後でもこの写真を通じてその彼女の笑顔から元気を貰った人がいるでしょう。勿論私もその1人です。
彼女が遺してくれた笑顔に感謝するとするとともに、ご冥福をお祈りしたいと思います。
亜沙美さん、元気をありがとう。
Posted by: kubi | 2007.09.25 15:33
今日、私も通夜に伺います。
shioさんのブログに載った写真のことを彼女に話したら「だってshio先生はカメラマンですからね」と嬉しそうに話してくれました。
彼女の笑顔、いつまでも忘れません。
Posted by: イクトス | 2007.09.25 16:30
とってもすてきな笑顔の亜沙美さん。亜沙美さんの笑顔から,とってもピュアできらきらと輝く優しい美しさが伝わってきました。
おこがましいのかもしれません。でも,こういう寂しいときに,残された者は亜沙美さんの分までいつもちゃんと輝いているかい?と自分に言い聞かせながら,今日という一日を精いっぱい生きていかないといけないのだと思います。ただただ,亜沙美さんが天国で安らかに過ごされることを祈りたいと思います。
亜沙美さんと出会わせてくれたshioさんにも感謝です。
Posted by: kohjio | 2007.09.25 19:37
shioさん、こんばんは。
私も彼女のことをまったく知らない一人です。でも、shioさんのお撮りになった
彼女のステキな笑顔は、心にしっかりと刻まれました。お父様とお母様はどんなに気落ちされていることでしょう。。。こんな聡明なお嬢さんをこんなにも早く亡くされてしまうなんて。
この理不尽な病で苦しむ人たちに少しでもお役に立てればと、骨髄バンクに登録していますが、それでも救えない命も数多くあると聞きます。悲しいことです。ご冥福をお祈りいたします。
Posted by: mipolin | 2007.09.26 00:10
こんばんわ、以前shioさんのおかげであさみと再会できた者です
今日この記事をみてはじめてあさみが天に召された事を知りました
本当に本当に悲しすぎます
ご冥福をお祈りいたします
Posted by: yoshi | 2007.09.26 21:02
人が若くして召されるのは、神様がその人を必要されていて
お側におかれたいからなのだ、という話を小さいころ
聞いたことがあります。
彼女が御国のために是非必要だ、と神様が思われるのは当然、と
shioさんの文面から強くうかがえました。
にしても、もう少しこちらで多くの人にその笑顔を降り注いでいて
欲しかったです。
タイプしている今でも涙が止まりません。
Posted by: mistique | 2007.09.26 21:52
亜沙美さん Shioさんからブログをご紹介いただき、一人のサポーターとして応援していましたが、残念でなりません。当然の事ながら、僕は直接は存じ上げませんが、彼女のけなげな生き様にいつも襟を正されてきました。診察室の向こう側にあるものを教えていただきました。
僕の外来にも同様の疾患の男の子がいます。とてもよい人です。その人の病態から、僕は大変多くの示唆を得ています。彼を診療する事がなければ得る事ができなかった示唆です。亜沙美さんを診療したドクターも彼女から多くの事を学んだのだろうと思います。学び、還元して行く事は医師の使命だと思います。それでも彼女が帰ってくる訳ではありません。
移植医療によってかつて治癒する事のなかった多くの人々が救われるようになりました。でも、人生は不公平で、移植医療は未熟で不完全です。それは医療そのものの未熟さ、不完全さにも通じるもので、我々が神にならない限り、解決しない問題なのかも知れません。100%はない。それはわかっている。それでも「なぜ、、、」という思いが募ります。
重すぎて、地球の周りを月が回るように頭が堂々巡りをして文章になりません。
亜沙美さんのご冥福をお祈り致します。
Posted by: Nobu | 2007.09.27 01:09
Shioさん
坂本です。残念です。
一昨年サンフランシスコの外村さんのおうちにお邪魔した際に、
Shioさん、亜沙美さんとお会いしました。
さわやかな笑顔が忘れられません。
ご冥福をお祈りいたします。
Posted by: sakamoto | 2007.09.27 09:46
亜沙美さんのご冥福をお祈りいたします。
今は、亜沙美さんを知るすべてのひとが悲しい気持ちでいっぱいかと思います。
でもきっと、亜沙美さんの周りはいつも笑いの絶えない、温かい空間だったのですね。
亜沙美さんは一生を通じて、周りのひとたちに優しさや勇気を与え続けたのでしょう。
それは、亜沙美さんのからだが存在しなくなっても、ずっとずっとここに残りますよ。
写真と同じ、想いは永遠に続きます。
亜沙美さんが今まで幸せなときを過ごせて、そしてこれからも幸せでありますように。
素敵な笑顔をくださったことに、感謝いたします。
Posted by: Junko | 2007.09.27 16:55
今年家族法を履修し、ブログ覗かせていただきました。そこで、見たことある写真があったので詳しく見てみると、同じ授業を履修していた方だときづきました。
高田さんは、前期の教職と国際法でお見かけしました。
教職相談の授業の自己紹介で「白血病と戦っている4年高田亜沙美です」と言っていたのを覚えています。授業でも、教師として生徒とどう接するかをしっかりと述べていて凄いな~って思ってました。
国際法では、いつも前から5番目の席で、先生の話を一生懸命聞いている姿をお見かけしていました。
しかし、前期も終わりの頃から見かけなくなってどうしたのだろうときになっていました。
先生のブログを拝見して、なぜだか分かりました。
高田さんのぶんまで、授業やそのほか大学生活を充実させようとおもいました。
ご冥福をお祈りします。
Posted by: tomoe | 2007.10.30 21:50