983-070708 RAWでも保存
いままでRAWはほぼ全く使っていませんでした。
GR Digitalでは数回使っただけ。GX100では、総撮影枚数が8千枚を超えるまで、一度も使ったことはありません。
その理由は簡単。jpegで十分だから。さらにGX100の場合は、1:1のスクエアモードではRAWで保存できないから。
でも最近、GX100を2:3のフルサイズで使っていることもあって、jpegと同時にRAWでも保存してみています。
理由は3つ。
(1) jpegのトーンが不十分な場合のバックアップ
RAWを使う必要がある被写体はそう多くありません。でも、コントラストの高い風景や、微妙な色合いを調整したい時にはRAWがいい。とはいえ、いずれにしてもjpegがメインです。shiologyに掲載している写真は、特に言及していない限り、カメラが生成したjpegファイルをApertureに取り込んで、Apertureのプラグインでアップロードしたものです。RAWではありません。
(2) 書き込み時間が長い。
RAWで撮ると書き込みに時間がかかります。GR Digitalで8秒くらい、GX100で4秒くらい(実測したものではなく感覚的な時間)。だから、その分、じっくり撮る。ゆっくりとした時の流れの中で、ゆったりした気分で撮ると、おおらかな写真が撮れるような気がします。とはいってもGR Digitalの書き込み時間は、ちょっと長すぎ。もうちょっと速くなってくれるといいなぁ。
(3) ファイルサイズが大きく、SDカード1枚で撮影できる枚数が少ない。
以前、6x7のブローニーフィルムをメインに使っていた頃と同じような感覚があります。ブローニーで撮るときは、カメラも大きいし、220のフィルム1本で20枚しか撮れないので、1枚1枚にかなり気合いをいれていました。その気合いはGR DigitalでもGX100でも同じ「つもり」です。けれども、小さいカメラに8GBのSDカードで2,000枚以上撮れるとなると、なんだかいくら撮っても際限ないような気分になる。すると1枚に込める気迫が希薄になるような気がします (^_^)
だから、あえて、撮影枚数が限られているRAWで撮る。RAWだと、8GBのSDカードをいれたGX100で427枚、2GBのSDカードをいれたGR Digitalで113枚。そのくらい少ないと、撮る被写体を選ぶ目が研ぎすまされるような気がします。いずれにしても、「気がする」レベルの話かもしれません (^_^)
ちなみにRAWのファイルサイズはGR Digitalで11.6MB、GX100は14.4MB。
それぞれ10,000枚撮ったら、116GBと144GB。たいしたサイズではありません。あとでRAW現像して遊べることを考えれば、その程度は許容範囲。
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