942-070531 iTunes Plus
5月30日、iTunes Plusが始まりました。
256kbpsのAAC形式で、DRMなし。ありがたい!!
従来は128kbpsでDRM付き。
それが、Plusでは、音質を左右するビットレートは2倍、使い勝手が悪くなるDRMはなし。スバラシイ!!
さて、さっそく今までiTunes Storeで買ったものでPlusにアップグレードできるものがあるか見てみると、ありました。アルバム1枚分、10曲、アップグレードしました。2.97ドル也。
アップグレードしたのは、Alasdair Fraiser with Paul Machlisの“The Road North”。
古い方のファイルを消去しなかったので、 shioのiTunesの中には、以前に買った128kbpsのファイルと今回買った256kbpsのファイルが、交互に20曲並びました。聴き比べをしてみたいと思ったからです。
まず、1曲目から順に、128kbpsの「保護されたAACオーディオファイル」と256kbpsの「購入したAACオーディオファイル」を聴き比べてみました。使ったのは例によってソニーのモニターヘッドフォンMDR-7506。
→http://www.ecat.sony.co.jp/business/prof_audio/products/index.cfm?PD=12479
うん、確かに違う。
256kbpsの方が……
・各音の立ち上がりがはっきりしています。粒立ちがいい感じ。
・音に迫力があります。音の圧力を感じます。
・ヘッドフォンをビリビリ「鳴らして」います。
・特に低音部の豊かさが大きく、音程感も明瞭。
・ハーモニックスがきれい。
・ダイナミックな感じ。
・演奏者が近くにいる感じ。
・弦をこするノイズも明瞭。だから余計にアタックがはっきりする。
・小さい音がよく聞こえる。
・音全体に、ツヤがある。
といった印象です。
でも、これだけでは本当に自分が違いを認識できているかわからない。「今、256kbpsの音を聞いている」ということを自分でわかって聞いているからです。そこで目をつぶって、128kbpsと256kbpsが交互に20曲並んだリストの上にポインタを置き、マウスを適当に上下に動かしてからダブルクリックして、鳴った音がどちらのファイルかを自分で当ててみました。その結果、ほぼ100%の的中率。やっぱり音は明らかに違います。価格上昇分の恩恵は十分にあると感じました。
本当はCDと聴き比べをしたい。でもCDで持っている曲をiTunes Storeで買うことはないから、そういう機会はなさそう。いや、そんなことを言っていないで、CDで持っているアルバムをどれかひとつ買ってみようかな。
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