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2007.06.06

937-070526 色と光

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Ricoh Caplio GX100

木田さんたちとともにお写んぽしたときの写真。
スタンフォード大学病院周辺です。

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3回前のエントリーに、norihitoさんからご質問をいただきました。
「白黒で撮影するのと、カラーで撮影したものを画像処理で白黒にするのって何か違うんでしょうか?」とのこと。すでにメールでお答えしましたが、こちらにも掲載します。

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shioの場合、白黒で撮る対象とカラーのそれは異なります。
したがって、「白黒で撮る対象」を撮っている限り、撮影時点で白黒モードに設定するのと、カラーで撮っておいてあとで白黒に変換するのとは変わりません。結論的にはどっちでも同じです。

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大切なのは、カメラで白黒モードにするにせよ、あとで変換するにせよ、撮影時点から「これは白黒写真」と考えて撮ること。そこで、カメラの白黒モードを使います。コンパクトデジタルカメラのメリットは、モニタやEVFで画像を見ながら撮影できること。フィルムカメラのように、ファインダー像を見ながら仕上がりを想像する必要がありません。そんなコンパクトデジタルカメラを使って撮影する場合、「白黒の絵」を撮ろうとしたら、白黒の画像がモニタ(EVF)で見えている方が自然、というわけです。

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それからshioは、写真は撮影したときに完成、と考えて撮っています。もちろん、プリント時点で色味の調整をする必要は生じますが、それは別の話。「写真」としては撮影時点で完成です。したがって、あとで色を変換するということは考えていません。もしカラーと白黒と両方欲しかったら、それぞれ1枚ずつ、2枚撮影します。

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では、白黒で撮る絵とカラーで撮る絵は何が違うか。

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カラーは色を写します。
白黒は光を写します。

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そして、両者のベン図を考えると、その重なったところが、色と光を写す部分。
shioはカラーで撮るときも、「色と光」を写そうとしています。

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