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2007.04.04

879-070401 向き合う

R1016009
Ricoh GR Digital

文部科学省は新学期にあわせて、4,5月を「子どもを見つめよう!」月間とするとのこと。
ポスターも作って、キャンペーンを実施。
そのポスター、見ました。
「いじめられたりしていないかな?」って書いてあるけれど、「いじめたりしていないかな?」の方が大事だと思う。でも、そんなことよりもっと根本的に疑問なのは、このキャンペーンのタイトル。

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子どもって「見つめる」ものなのかなぁ。

shioだったら「子どもと向き合おう!」にする。

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「見つめる」は傍観者の視点、上から見る視点。
「向き合う」は当事者の視点、対等な視点。

子どもと話すとき、膝を曲げるなどして目線を相手と同じ高さにするのは基本中の基本。幼児教育に携わったことのある人なら誰でも当たり前にやっていると思います。だから、子どもとは「向き合う」方がshio的にはしっくりくるのです。体勢も心も。

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shioはYMCAのキャンプなどで長年、幼児、小学生、中高生、大学生と生活やアクティビティーをともにしています。その中でshioが彼らと接する際の姿勢には3段階あります。

(1) 向き合う
(2) 寄り添う
(3) 共に歩む

です。
具体的な逸話はあるけれど、それは書くのはやめておきます。
「向き合う」のは、コミュニケーションの出発点。だからすべての子どもとひとりひとり、向き合う。向き合うだけで話が終わる場合もあるし、寄り添って肩を抱く必要があるときもあるし、よーく話をきいた上でさらに一緒に歩みを進めることもある。

子どもとは、まず「向き合う」。ひとりの人間として、真剣に向き合う。
「見つめる」だけだったら、子どもたちと関わりを持たないのとあまり変わらないような気がします。

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Comments

shioさんのおっしゃること、いちいちもっともだと思います。

本日、わたしの勤務校の入学式がありました。
学校はやはり子どもがいてこそ、学校です。
学校という建物もわくわくしているように思いました。

(1) 向き合う
(2) 寄り添う
(3) 共に歩む

これを心にわたしもスタートします。

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