876-070329 スクエア・フォーマット
Caplio GX100の発表を記念して、すべてCaplio GX8で撮影しております。
GR Digitalのファームウェアアップデート。
vesion 2.30が出ました。
→http://www.ricoh.co.jp/dc/download/grd/macgrd.html
白黒でコントラストやシャープネスを設定できるようになりました。これはいい!!
前回のエントリーの続きです。
前回のエントリー「875-070328 Caplio GX100発表!!」はこちら
→ http://shiology.com/shiology/2007/04/875070328_capli_3b76.html
さてリコーは、液晶ビューファインダーをCaplio GX100に採用するにあたり、見やすさの点では光学式ファインダーに劣る代わりに、付加価値を2つ付けました。
ひとつは着脱式。もうひとつは上90度、チルト可能。
着脱式にすることによって、携帯性と視認性を両立させました。見事!!
そして上方に90度チルト可能。
上から覗いて撮影できます。
shioがGR Digitalで撮影するとき、GR Digitalを首から下げたままシャッターを切ることがよくあります。いわゆる「ウエストレベル」撮影。腰の高さからの撮影です。子どもをとるときはこうすることが多い。ちょうど子どもの目線の高さになるからです。shioの視線は前を(子どもを)向いたまま、左手で握り込むようにして、親指でシャッターボタンを押します。右手より左手で持つほうが安定します。モニターなんて当然全く見えません。見ません。適当に被写体に向けて、シャッターを切ります。
これに液晶ビューファインダーがプラスされたら……。
考えただけでもワクワクする。
基本的には視線を子どもたちに向けつつ、チラッと下を見て、液晶ビューファインダーで構図を確認。楽しく撮れそうです。
さらにCaplio GX100でうれしいのは、縦横比1:1のモードがあること。
やっぱり上から覗いて撮るならスクエアが似合う。
アスペクト比1:1で撮ると、不思議と「ゲイジュツテキ」な写真になる。
昨今、テレビのアスペクト比が横長になってきています。もともと4:3だったのがHDで16:9に。映画のビスタサイズとかシネスコープサイズはもっと横長。当然、映画をDVDで見ればそういった横長のアスペクト比で上映されるため、映画館以外でも横長映像を見る機会が格段に増えてきました。
そんな横長画像に慣らされた目には、スクエアな絵が新鮮。
きゅっと引き締まった絵が、ゲイジュツセイを感じさせます。
アスペクト比1:1の写真を撮影するコツは、被写体に寄ること。撮りたいもの(点)を明確にして、それに近寄って写す。これ、写真撮影の基礎の基礎ですが、スクエアフォーマットでは、なおさら大切です。なにせ、横長ワイドな絵にある広がり、奥行きといった迫力が、スクエアフォーマットだと出にくいですから、絵の内容で迫るのです。
スクエアフォーマットがどんな風に見えるか。
flickrは自動的に数種類のサイズのファイルを作成してくれます。その中に「Square」もあります。サイズはとても小さいですが、これを見れば、スクエアフォーマットで「迫る」雰囲気がつかめると思います。下に、今回Caplio GX8で撮影した108枚の写真から自動生成されたスクエアなサムネイルを掲載しておきます。クリックすれば元の写真を見られますので、比べて見られます。このサムネイルは、shioが撮影した写真の「部分」ではありますが、それでもほとんどが独立の「絵」として成立していると思います。
スクエアフォーマットで「迫る」絵作り、楽しそう (^_^)
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