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2007.03.25

871-070324 スマート予測変換

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Ricoh GR Digital

「856-070309 egbridge Universal 2」で書いて以来、とっても期待していたスマート予測変換機能。
http://shiology.com/shiology/2007/03/856070309_egbri.html

egbridge Universal 2を使い始めてすぐ、その恩恵を受けています。スバラシイ!!
http://www2.ergo.co.jp/products/egb17/smart.html

この機能はすごい!!
感動することしきり。今後、egbridge Universal 2を使うと、このスマート予測変換で的確な変換候補が表示されるたびにこの感動が味わえることまちがいなし!!

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CPUの性能が上がってCPUが活動していないアイドリング状態が長くなったため、それを有効活用する用途が開発されています。たとえばMacOSXのSpotlight機能もそのひとつ。CPUが活動していないときに自動的にハードディスク内の全データのカタログを作っておいて、いざ検索する際には瞬時に結果を出してくれます。このおかげで、ファイルの扱い方がかわり、ハードディスク内でファイルの整理が不要になりました。

egbridge Universal 2のスマート予測変換機能も同様に、CPUの能力を有効に活用する機能。文章を書いているときって、CPUなんてほとんど使っていないに等しい。だからそんなCPUを使って、開いた書類に書き込まれている文字列を解析して「予測変換」の候補を作っているのでしょう。もしかしたら、読みが入力された時点で書類をスキャンして、候補になるべき文字列を探し出しているのかもしれません。どちらなのかはshioにはわかりませんが、いずれにしてもこれは、素晴らしき発想の転換。いままでさまざまな日本語入力プログラム(インプットメソッド)を使ってきましたが、これはひとつの革命です。

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インプットメソッドが提示する変換候補は、「辞書」に基づいています。その「辞書」は、「あらかじめ用意された読みと変換結果の組み合わせ」のリストでした。昨今、「入力されたフレーズ」を逐次、「辞書」に加えるようになりました。そしてこのegbridge Universal 2は、なんと「まだ入力していないフレーズ」さえも「辞書」として使うようにしたのです。大きな進歩です。

そして、読みのかなを入力しただけで、漢字かな交じりで書かれている文章から変換候補を挙げてくるのがすごい!! 

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さて、気付いたこと。

・メールに関して「856-070309 egbridge Universal 2」で書いた、相手の氏名の間にスペースが入っている場合。
やはりスマート予測変換はききませんでした。でも、実際はその必要はあまりないこともわかりました。受信したメールに「返信」してメールを書き起こす場合、引用部分の前に、「On 07/03/24, at 20:19, 山田太郎 wrote:」と入ります。このため、相手から来たメールの署名に書いてある相手の氏名がスペースを含んでいたとしても、こちらを根拠にして、読みを「やま」あたりまで入力した時点で、ちゃんと「山田太郎」を候補にしてくれるのです。また、もしそれがない場合でも、姓名それぞれの読みを2文字くらい入力した時点で候補が表示されますから、この機能の恩恵を受けられます。

・ウェブサイトに入力する場合。たとえばmixiの日記やコミュニティーのコメント欄。
そのページ全体から予測するのは無理だろうと予想しましたが、やっぱりそれはしてくれないようです。あくまでもコメント欄の中に書き込んだ文字列が予測変換の予測対象になります。理屈の上ではそれは仕方がなかろうと思います。でも……。でも……、その同じページに見えている文字列なのだから、心情的には予測の対象になってくれたらいいなぁ……と思ってしまいます。これは将来への期待としてとっておきましょう。

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・長文を書いているとき、変換とは別のありがたみを感じ得る。
変換候補を予測して提示してくれるありがたみがあるのはもちろんですが、その逆。「スマート予測変換」機能は見方を変えると、自分がいま書いている文書ですでに使ったフレーズをリストアップしてくれる機能。長文を書く際、常に気をつけることは、できるだけ表現のバラエティーを豊富にすること。つまり、同じフレーズを繰り返さず、同じ趣旨のことをいうときには異なる言い回しを使うように心がけること。だから自分がその文書で使ったフレーズを瞬時に一覧してくれるこの「スマート予測変換」機能は、一度使った言い回しの再利用を回避する道具としても、ちょこっと役立つのです。

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・スマート予測変換が候補を提示するのは、入力している読みの冒頭だけ。
つまり、読みを長く打ち込んでから一気に変換する場合は、途中の文節に関しては予測変換候補が全く提示されない。ことえりの場合、長ーく打ち込んでいるときでもその途中に「最近使った言葉」という窓が表示されて、候補を提示してくれます(その時点でタブを押せば、その部分を含めて全部が変換されます)。egbridge Universal 2がスマート予測変換候補を表示するのは冒頭だけ。ということは、スマート予測変換を使いたい文字列がある場合は、その前でいったん変換しておくことが必要です。またそのため、一つ上で書いたありがたみも、ちょっと半減してしまうのです。長年ことえりを使っていると、読みを長ーく打ち込んでから変換する癖がついているのですが、この辺は適宜、短めに区切って変換することが必要なようです。これはいささか残念。

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870-070323 egbridge Universal 2、スバラシイ!!

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さて、本日からegword Universal 2のダウンロード販売開始です。
さっそくダウンロードして使い始めました。

まずegbridge Universal 2。
日本語入力プログラムです。これに搭載された新機能への期待は、「856-070309 egbridge Universal 2」で書いております。
http://shiology.com/shiology/2007/03/856070309_egbri.html

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メールを書くために15分使いました。
感動。
感動の理由はふたつ。
最大の理由は、上のエントリーで触れた「スマート予測変換」がとってもスマートだから。

感動のふたつめの理由は、前バージョン(egbridge Universal)が出たときに書いた昨年7月26日のshiology、「712-060726 egbridge universalに疑問」に書いた疑問点がすべて払拭されているから。
http://shiology.com/shiology/2006/07/712060726_egbri_9a68.html

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以下、egbridge Universal 2で別の文章を書きながら、気付いた点をこちらにメモしていきます。

●環境設定の「操作」で「ことえりタイプ」を選択したら、ことえりで使っている「control+」の動作もちゃんと反映されている!! やったーー!!

・control+Fとcontrol+Sで、注目文節を右に左に移動できる!!
・control+Oとcontrol+Iで、注目文節を伸縮できる!!
・control+Hで、キャレットの左隣をデリートできる!!(キーボード右上のデリートキーを押すよりこのほうが速いのです)
・control+Nで、変換し、control+Mで、それを確定できる!!(スペースキーやリターンキーで変換、確定するよりも、このほうが速いのです)

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以前にも書きましたが、control+H, N, Mで、デリート、変換、確定、という日本語入力に付き物の操作を右手人さし指だけで操作できるので、慣れるととても快適です。こうすればdeleteキーに指を伸ばすことはなくなるし、リターンキーは本当にリターン(改行)するときにだけ使えばすみます。また、キャレットの右隣の文字を消去するのは、control+Dです。

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なおその前提として、USキーボードではAキーの左隣にあるcaps lockキーを、JISキーボードと同様、controlに変更しています(Macのシステム環境設定で、「キーボードとマウス」の「キーボード」にある「修飾キー...」をクリックすれば変更できます。以前、TITOさんに「580:051221 Apertureアップデート!!」へのコメントで教えていただきました)。

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●「キー割り当て編集ツール」で変更したのは下記2点のみ。
・control+;に「半角カタカナ化読み作成」が割り当てられているけれど、「半角英数字化読み作成」に変更。同時に、「半角カタカナ化読み作成」に割り当てられているキーをすべて削除。半角カタカナは20世紀の異物(と変換したegbridge Universal 2はシャレてる。ホントはもちろん「遺物」)。
・control+shift+;で「半角英数直接入力モード」ではなく、「半角カタカナ変換入力モード」になってしまう。ともかく半角カタカナはshioの好みではないので、「半角英数直接入力モード」に変更し、「半角カタカナ変換入力モード」のキー操作はすべて削除。

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●環境設定の「候補」の「数字キーによる決定操作」で、「数字を入力」を選べる。以前からあったのかもしれませんが、これ好き。ことえりだと、変換しつつ次の文字として数字を入力しようとして数字をタイプすると、別の変換候補が入力・確定されてしまいます。変換候補を数字で選ぶことはしないので、ほかの文字入力と同様、数字を入力したら単に数字そのものを入力してくれるほうがありがたい。egbridge Universal 2はそれができる。

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●読み「。。」で「!!」に変換する辞書登録も受け付けてくれた!! ありがたい!!

●同様に「。。。」で「 (^_^)」や「、、」で「……」も!! shioの要望が反映されていて、超感動しております (^_^)

本当にありがたいです。
ほかにも書きたいことはあるのですが、とりあえずこの辺で。続きは次回以降に!!

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2007.03.24

869-070322 さくら

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Ricoh GR Digital

スタンフォードのA先生のお宅にお邪魔させていただいたところ、みごとなさくら!!

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Ricoh Caplio R5

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EOS 20D

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2007.03.23

868-070321 陸橋

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Ricoh GR Digital

shio家の近くに陸橋があります。
Freeway101号線をまたぐ歩行者(と自転車)用の橋。

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普段は隣の橋をクルマで渡ってしまうのだけど、なんとなく風情があって、いつか歩いて渡りたいなぁと思っていました。でも常にクルマだから歩いて渡る機会がない。そもそもその橋の始点がどこかもよく見えない。で、今日はちょっと時間に余裕があったので、通りがかりに橋の入り口を探して、歩いて渡ってみることにしました。

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金網の間から

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橋の向こう側の端

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Ricoh Caplio R5

867-070320 Star Wars

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スターウォーズ、エピソード1〜6。
一挙にゲット。わーい!!
ちょっと至急必要だったため、エピソード2, 4, 5, 6はFry’sで、1, 3はBest Buyで(もちろん英語版)。
実はその前にエピソード4はパロアルトの図書館で借りて見て、次は1を借りようとしていたところでしたが、あいにく23日まで図書館が改装中で休館だったので、購入と相成りました。

shioがこれを見たかった理由はふたつ。

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Ricoh GR Digital

その1。
shioはエピソード2と3をまだ見ていませんでした。
昔はよく映画館に行ったし、一日3本ハシゴして見る、とかいうこともあったけど、最近は映画館に行くことがほとんどなくなりました。なんか生活にゆとりがなくなっているのかもしれません。その代わりDVDで見ます。たいがい何かしながら「ながら見」ですが、ようやく2と3を見られます。

その2。
エピソード4, 5, 6は、昔映画館で見ました。けれどDVDは、600台のMacを使ってフィルムのごみ取りをして、デジタルリマスターされたとのこと。以前、このニュースを読んだ時から、そのクオリティーをつぶさに見たいと思っていました。
「20世紀FOX、「スター・ウォーズ トリロジーDVD-BOX」イベント開催」
http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20040914/20cfox.htm

さて、せっかく買っていただいたDVD、いつ見るかが問題 (^_^)

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Ricoh GR Digital

DVDといえば「リージョンコードはどうしているのですか」という質問をよく受けます。日本で販売されているDVDのリージョンコードは2、米国のそれは1。DVDプレーヤーのリージョンコードとディスクのリージョンコードが合致した場合のみ、再生できるようになっています。市場を分割するために設けられた仕組みです。

shio家では、2台あるMacをそれぞれリージョンコード1と2に設定しています。うちにはテレビがないので、それで十分。これでどちらのDVDも見られます。また、テレビを持っている友人たちも、DVDプレーヤー2台を「日本用」「アメリカ用」として使ったり、いろいろと対応しています。

リージョンコードという仕組みの所期の目的は市場の分割にあるわけですが、この状況を見て思うのは、本当にその目的は達せられているのだろうかということ。結局のところ、再生用のハードウェアを倍(とまではいわなくとも、少なくとも1世帯に1台以上)、売る効果をもたらしているだけのように思います。コンテンツの国境を越えた流通を阻止してその売り上げを確保しようとしても、結局のところ、不便を感じたユーザーはハードウェアの購入で解決してしまうのだったら、その仕組みにはどの程度の意味があるのだろうかと。恩恵を被っているのは、もしかして、再生機器のメーカーだけ?

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Ricoh Caplio R5

2007.03.21

866-070319 farewell party

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グレッグのお料理。
あぁ、おいしかった。
ごちそうさまでした!!

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2007.03.20

865-070318 ドラマー

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サンノゼ郊外の音楽家ご夫妻宅で行われたお誕生日会に呼んでいただきました。
パーティーのテーマはスターウォーズ。

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Ricoh GR Digital

旦那さんはドラマー・パーカッショニストです。
パーティーの最後に、例によってshioがその日に撮影した写真をスライドショーしました。そしてすべてCD-ROMに焼いて差し上げたところ、お返しにCDをいただきました。Boz Scaggsの「but beautiful」。もちろん彼がドラムを演奏しているアルバムです。自分が演奏しているCDをプレゼントできるって、かっこいー!!

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Ricoh GR Digital

屋根裏部屋が彼の仕事場になっていました。屋根裏といっても、人が普通に立って歩いても余裕の天井高。そこで夜中にドラムやマリンバを叩くらしい。それでも近所迷惑にならない環境、すごい。

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昔、ツアーで来日して1ヶ月ほど全国を回ったことがあるそうです。
次に来日したときはぜひ会いましょうということで、お宅をあとにしました。

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12日にshioのところに届いたCaplio R5。
付属していたバッテリーではなく、1年半ほどの間GR Digitalで使ったものをフル充電して入れました。それで連日、普通に撮影。その結果、昨日(17日)、367枚目を撮影した時点で、ダウンしました。新品のバッテリーを使った場合のカタログ数値は380枚撮影可能とのことですから、1年半GR Digitalで使ったバッテリーを使って367枚撮れれば優秀、優秀。

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Ricoh GR Digital

Caplio R5、明るい場所でのフォーカスはとても速い。その一方で、暗いところで特にマクロにしたとき、ピントがなかなか合いません。このへんもGR Digitalが優れていると感じるところです。

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Ricoh Caplio R5。

ダースベーダー型のPiñata(ピニャータ)。
ピニャータは誕生日会につきもの。たくさんのひもが付いていて、子どもたちが順番にひもを引っ張ると、どれか1本だけ、ピニャータの蓋が開く仕掛けになっています。蓋が開くと、中からお菓子とか小さいおもちゃがザァーっと出てくるので、それを子どもたちはこぞって拾い集めます。shioが今まで見た限りでは、棒でたたいてピニャータを割る方式と、ひもを引っ張る方式があるようです。

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Ricoh GR Digital

今回のピニャータ、なんと、ひとり目の子ども(Y)がひもを引いた時点で蓋が開いてしまいました。Yにはフォースがあるのかも!? このようにひとり目で開いてしまう可能性があるのが、ひも方式の欠点。これだと他の子どもたちが引くチャンスがないので、「まだ半分くらいしか開いていない」ということにして、全員が一巡するまで、子どもたちが次々とひもを引いていきました。

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Ricoh GR Digital

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Ricoh GR Digital

2007.03.19

864-070317 RAW

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GR Digital RAW

この色は出ない、と直感したのでRAWで撮りました。
比較のためにjpegの写真も載せておきます。。

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GR Digital jpeg

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GR Digital RAW

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GR Digital jpeg

Caplio R5でも撮ってみました。ちょっとフレーミングが違いますが。

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Caplio R5

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GR Digital RAW

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GR Digital jpeg

2007.03.18

863-070316 猫

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ディナーに招いてくださったCさん宅の猫。
最初、大きなレンズを向けるshioのことを警戒していたようだけれど、次第に慣れて、最後にはお腹を出して寝てました。

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2007.03.17

862-070315 Caplio R5 in Mountain View

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すべてRicoh Caplio R5です。

Caplio R5の設定で、「色の濃さ」を「濃い」にしました。
こってりとした色になります。

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今日の写真はPalo Alto市の隣町、Mountain View市。
Googleが市内全域に無料無線LANを敷設してくれてあるので、どこでもネットに通じます。カフェに立ち寄って仕事をするのも、ネットはタダ。

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そこで、撮影した写真をその場でアップしようと試みましたが、電波の強度は十分でも速度は鈍足。ダウンは必要充分な速度でもアップはちょっと使えませんでした。残念。場所によるのかもしれませんので、こんど別の場所でやってみます。

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1年半ほど前、家探しをしていた頃は、無線LANを開放しているカフェの情報は貴重でした。貸家はcraigs listで探すし、そこで見つけた家の場所はGoogle Mapで特定していたので、家探しにネット接続は不可欠なのです。そこで、家探しの途中でも無線LANを開放しているカフェに立ち寄り、情報収集してからまた物件を見に行く、という行動を繰り返していました。

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現在なら、およそMountain View市内にいる限り、ネットは無料で使えます。
便利な世の中です。Googleさん、ありがとう。

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さてCaplio R5。
shioは、フレーム内に太陽を入れて、つまり完全な逆光状態で撮影することが多いですが、その場合Caplio R5のモニターはちょっと厳しい。画面内に太陽が入るととたんにモニターの見え方が不十分になります。このへんがGR Digitalと違うところなのでしょう。でも、撮影した写真自体はきちんと写っているので、問題ないと言えば問題ない。それ以外の点ではCaplio R5には満足。こうして毎日、ガシガシ撮影しています。

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GR Digitalと併用していて思うのは、プレビューのボタンの位置。
GR Digitalは直前に撮影した写真を見るときに押すボタンは「左」ボタン。一方Caplio R5は(というかCaplio R系は)「右」ボタン。手が慣れてくれるからいいけれど、やっぱり統一されているに越したことはない。カメラは目の延長、手の延長。同じ会社のカメラくらい、同じ機能は同じボタンに割り当ててくれたらいいのに、と思います。

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一方、GR DigitalよりCaplio R5がいいのは、フラッシュ設定ボタンの位置。
以前shiologyでも書きましたが、GR Digitalのフラッシュボタンは「上」ボタン。だからGR Digitalをホールドしている親指の腹が不意に触れてしまって、フラッシュモードが切り替わってしまうことがある。フラッシュはほとんど使わないshioはこれが困る。フラッシュボタンをオフにする機能がつくか、できればフラッシュ設定ボタンを左右どちらかのボタンに割り当ててほしいと願っています。その点Caplio R5は、フラッシュ設定ボタンが「左」にあり、「上」ボタンには何も割り当てられていない(通常撮影時)。これはとてもいい。

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861-070314 中指と親指

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本日の写真はすべてRicoh Caplio R5。

Ricoh Caplio R5。
毎日使っています。
で、気付いたこと。
これは、親指で持つカメラだ。

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一眼レフにしてもGR Digitalにしても、撮影しないとき、カメラは中指で持つもの。右手にぶら下げながら歩くときの話です。そのときカメラは中指に引っかかっている。中指からずり落ちないように、反対側に親指を添えているという感じ。

ストラップを手首に巻いて、中指でひっかける。これがいままでのカメラを手で持ちながら歩くときのスタイルでした。

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だけどCaplio R5は違う。
手首にストラップを回し、中指ではなく親指を引っかけてブラブラ持つ。
すごく新鮮。
親指で引っ掛けて、中指を添える、という感じ。
親指と中指の役割が逆転しました。

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たいがいのカメラは、中指(あるいは人差し指や薬指)を引っ掛けるように設計されています。またコンパクトカメラのうち前面も背面もフラットなものは、指を引っかけることができない。

その点、GR Digitalは薄くても前面に盛り上がりがあるから、中指を引っかけることができる。持ちやすい。一方、Caplio R5は前面がフラットな代わりに右側が手前に湾曲している。このため撮影時のホールド感が非常にいい、ということろまではわかっていました。けれど、自分で買って、使ってみて、この湾曲は片手にぶら下げるときの親指の引っかかりにも最適、ということがわかりました。やっぱり実際に使ってみると発見があるものですね。
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この「親指で引っ掛ける」。
ヒトならでは、という感じ。
携帯の普及で親指の地位は格段に高まったけれど、そもそも親指が掌側に向いたことが、ヒトを器用にした要因のひとつ。モノを上手につかみ、道具をうまく使う。その親指をカメラを持ったブラブラ歩きにも応用したところが、Caplio R3以降の革新です。リコーのデザイナーさん、ホント、よく考えていらっしゃいます。頭が下がります。

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そんなわけでshioは、お写んぽの際、肩(首)からGR Digital、右手にCaplio R5となっています。Caplio R5のストラップは少し短く結んで手首に掛けてあるので、GR Digitalで撮影する際は単にCaplio R5を持っている手を離せばいい。一眼レフを複数台使って仕事をするときにはいつもそうしていますが、コンパクトカメラ2台でもそれができる。右手で持って指で引っ掛けられるって、そういう意味でもとても大切です。

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860-070313 ダイソー

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Ricoh GR Digital

サンフランシスコの近くに100円ショップのダイソーができたと聞いていたので、一度行ってみようと思っていました。昨日、空港に人を迎えに行くついでに、近くのダイソーにも足を伸ばしてみることに。

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Ricoh Caplio R5

品物は豊富。
ダイソーってこんなにいろんなもの、売っていたのですね。
基本は1.5ドルです。いま円安なので、1個180円くらい。微妙な値段です。
それでも「日本にしかない」というものは色々とあり、こちらで手に入ることを考えたら安いのかもしれません。結局、いくつかお買い物。

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Ricoh GR Digital

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Ricoh GR Digital

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Ricoh GR Digital

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Ricoh Caplio R5

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Ricoh Caplio R5

2007.03.14

859-070312 Caplio R5到着

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Ricoh GR Digital

今日はうれしいものをふたつ入手。

(1) Buffalo 30メディア対応USB2.0用カードリーダー/ライター MCR-C30H/U2-PK
http://buffalo.jp/products/catalog/item/m/mcr-c30h_u2/index.html

色はもちろんピンクです。

いわゆる「全部入り」。現存するほとんどのメディアをアダプタなしで読み書きできます。しゅごい。複数のメディアを同時に使うこともできる。いままでshioが使っていたリーダー/ライターでは2GB以上のSDカードや8GBのCFカードを読めなかったのですが、これでバッチリ。

バッファローの製品ページ(上記のURL)を見ると、対応するフラッシュメモリーの図、2段目が全部メモリースティック。30種類のメディアに対応といっても、そのうち13種類はメモリースティック。うーむ。

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Ricoh Caplio R5

さっそくMacBookに接続して試してみました。2GBのSDも8GBのCFも、全く問題なく読み書きできました。その上、速い!! ありがたい。Firewire接続の速度にはかないませんが、「全部入り」な分、価値が大きいです。

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Ricoh GR Digital

(2) リコー Caplio R5
先日、Caplio R6が発表されたその日に注文しました。本当はR6が欲しいのです、もちろん。薄くてカッコいい。でも、R6はバッテリーが小型化されています。それ自体はいいことだけど、shioはとりあえずGR Digitalと併用するのが目的。バッテリーが共通なことが重要。なのでCaplio R5です。充電器の予備もゲットできました。アメリカでは基本的にリコーのカメラはあまり流通していないため、バッテリー、充電器ともに貴重なのです。日本にいたら、そんなこと考えずにCaplio R6を購入していたことでしょう。

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Caplio GX8

「レッド」、きれいです。
予想よりも、ピンクパープルよりでした。想像していたはもっとワインレッド。
さっそく、ことえりに、読み「cr5」で「Ricoh Caplio R5」、「Caplio R5」を登録しました。

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Caplio GX8

以下、本日Caplio R5で撮影した写真の一部。
(上のカードリーダーの写真も)

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野菜市場にて。

特筆すべきは、オートフォーカスの速さ。
屋外で撮影する場合、ピントが瞬時に合います。速い!!
これはとても使いやすい。shioが今まで使ったことがあるコンパクトデジタルカメラで、最も速いと感じます。

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ちなみにピントは、マルチAFモードです。
中央1点だけでピントを合わせるスポットAFはGR Digitalでも全く使っていません。一眼レフの場合と全く逆。一眼レフでは、真ん中1点しか使いませんが、リコーのコンパクトカメラは28mmで使うため、広い範囲からピントを合わせるべき点を抽出してくれるマルチAFの方が格段に使いやすいです。shioがピントを合わせたいと思う場所にちゃんと合焦してくれます。かしこい。これがリコーの好きなところ。

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“Vote! Democracy is not a spectator sport!” そのとおり!!

2007.03.12

858-070311 夏時間

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本日からDaylight Saving Time、いわゆる夏時間の開始です。
3月11日午前1:59の1分後が午前3:00になります。ちなみに戻るのは11月4日、午前1:59の1分後が午前1:00になります。

朝起きて、まずMacを見る。
何事もなかったかのように、(shioの腕時計と比べて)1時間進んでいます。腕時計も直しました。コンピュータだからそんなの自動的に修正されて当たり前だけど、ちょっとうれしい。

きださんが夏時間についてお書きになっています。
http://kida.typepad.com/weblog/2007/03/post.html

「明るい時間の長い夏の日を有効に使いたいという趣旨はわからなくもないが、それなら一年中全体に一時間ずらすのはどうだろう。冬の朝の暗いのを楽しもうじゃないか。もしくはオフィスに出る前の夏の朝を楽しんだっていいじゃないか。」

なるほど。そんなこと考えたこともなかったけれど、確かに、そんなに1時間進めたいなら1年中1時間進んでいる方がいい。冬の朝、暗いっていったって、朝焼けはきれいだし、職場に着く頃には明るくなる。それもいいかも。(いや、shioはいずれにしても寝るのは3時頃だから、暗いと起きられない……)

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Ricoh GR Digital。本日のコンサート。メンデルスゾーンのクインテット(ヴァイオリン2本、ビオラ2本、チェロ1本)。

shioが中学生以来長年参加していた東京YMCAのキャンプ、野尻学荘。
8月の2週間、長野県の野尻湖畔にあるキャンプ場で、中高生の男子のみで大学生や社会人のリーダーたちとともに過ごします。このキャンプ、サマータイムでした。到着した日の夜中にリーダーたちは時計を1時間進めて、パブリックなエリアにある時計はすべてしまっちゃいます(参加者の中高生は腕時計を持ちません)。あとはリーダーがたたく鐘の音で、生活の中の時間を知ります。みんなが生活するキャビンには電気がないので、夜は灯油ランプで生活。日の光は貴重です。だからサマータイム。

同じ場所で7月の終わりに1週間、小学生対象の「野尻小学生キャンプ」が行われます。定員80人ですが、申込開始から1時間経たずに満員になるほどの大人気キャンプ。shioは、ここ10年以上、このキャンプに関わっています。子どもたちがキラキラ輝いて、すがすがしいキャンプです。こちらはサマータイムにしていません。子どもたちの睡眠時間を十分に確保するためには、暗くなるのを遅くする必要はないのです。

人間の生活リズムに日照は大切。
生活リズムはもっと大切 (^_^)

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のだめ風バッグ発見!!

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Ricoh GR Digital

857-070310 美術館

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Ricoh GR Digital

スタンフォード大学の中にある美術館。
スタンフォードにいらっしゃる機会がある方は、ぜひご訪問ください。無料です。
他の美術館同様、写真撮影は、個人的目的かつ非商用ならOKです。

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美術館の中のカフェテリアでランチ

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この「人」、作品です。動きません。

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地獄の門を見ています。

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こんな風に。

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856-070309 egbridge Universal 2

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Sさん作、ぎょうざ。皮まですべて手作り。おいしい!!

至高のワープロソフトegword Universalの新バージョン、egword Universal 2。3月29日発売予定です。そのegword Universal 2を買うと付属する、egbridge Universal 2。エルゴソフト製の日本語入力システム(かな漢字変換プログラム)です。Macの日本語入力システムに関してshioはいまのところ、Macに純正で入っている「ことえり」を使っていますが、egbridge Universal 2にももちろん興味津々。

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Mさん作、焼きそば。shioはこの焼きそばが大好物。

さっきエルゴソフトからegword Universal 2へのアップグレード案内のメールが来ました。egword Universal 2の内容を読んで、ふむふむ。早く使いたい。
http://www.ergo.co.jp/products/egw16/index.html

そのあとegbridge Universal 2の製品情報も見てみると……。
あ、これすごいかも。
http://www.ergo.co.jp/products/egb17/index.html

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Nさん作、しゅうまい。くせになるリッチな味。

まず「スマート予測変換」。
http://www2.ergo.co.jp/products/egb17/smart.html
一度も入力したことのない単語でも、その書類の中に含まれていれば、頭の何文字か入力した時点で、予測して候補に出してくれる。「ことえり」だと、過去に入力したことのある長い単語は候補にしてくれるけれど、入力したことのない単語は無理。これはスバラシイ!!

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Mさん、Nさん合作、焼きたてのパン。

shioは、メールを書くとき、必ず冒頭に相手のフルネームを書きます。「山田太郎さま」といった感じで。その理由は2つ。第一に、相手への敬意。相手を個人として尊重して呼びかけたいから。shioは日本にいたとき、shioゼミの学生たちとはファーストネーム(あるいはニックネーム)でつきあっていたし、YMCAのキャンプの仲間たちも当然そう。こちらに来てからも、生活感覚として、相手をファーストネームで呼ぶ方がしっくりくる。苗字で呼ぶのはものすごくよそよそしい。だから「山田さま」と苗字だけで呼びかけるのは避けたい。

じゃあ、メールでいきなり「太郎さま」と呼びかけるかというと、shioゼミの学生たちは別として、ちょっと不躾。そこで「山田太郎さま」と呼びかけるわけです。これなら、もっとも正式だし、相手のファーストネームも含まれているので、相手個人に呼びかけていることにもなる。これが理由の1つ目。

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第2の理由は検索。
膨大な数のメールを扱う中、その人と過去にどんなやり取りをしたか知りたいとき、メールの中に相手のフルネームが含まれていれば、それで検索をかけるだけで、たちどころにやり取りしたメールの履歴を見ることができる。相手が複数のメールアドレスを使っていたりしてもOK。もし「山田さま」と苗字だけしか書かないと、「山田」で検索したら「山田太郎」さんだけでなく「山田二郎」さんも「山田花子」さんも検索されてしまい、検索の意味をなさない。

なのでshioは、メールの冒頭に「山田太郎さま」とフルネームを記すことにしているわけです。
そこで、初めてメールをいただいた相手に返信しようとしたとき、相手から来たメールの中から相手の氏名を探して、それを手で入力するか、うまく変換されないような氏名の場合はコピーペーストすることになります。でもこの「スマート予測変換」があれば、「やま……」あたりまで入力したら「山田太郎」と予測変換候補が現れてくれるはず(ですよね? エルゴソフトさま)。これは非常にありがたい。

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いままでは、頻繁にやり取りする相手の氏名は、読み「やまだ」で「山田太郎」と単語登録することによって、「やまださま」と入力して変換すれば「山田太郎さま」と入力できるようにしていたけれど、その単語登録の手間を省けるということです。これはスバラシイ!!

ただしちょっと心配なのは、相手から来たメールに含まれる相手の氏名(多くは署名の中)って、スペースが入っていることが多いこと。「山田 太郎」(氏名の間に半角スペース)だったり、「山田 太郎」(氏名の間に全角スペース)だったり、「山 田 太 郎」(全文字の間に全角スペース)だったり。コピペするshioは、「署名の氏名にスペースをいれないでくれー」といつも思うのだけれど、やっぱりegbridge Universal 2の「スマート予測変換」でもこれは無理だろうなぁ。もしこれも一語とみなして「山田太郎」を候補にしてくれたらスゴイ。そこまで「スマート」だったら感動すること必至。

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次。「不要な単語の変換抑制」や「学習しない変換確定処理」。
http://www2.ergo.co.jp/products/egb17/henkan.html
これ、とっても大切。現在でも消したい変換候補がたくさんある。自分じゃ絶対使わない単語は候補に現れないでほしい。そして、変な単語(たとえば誤変換の例示)を入力していて「この単語は学習しないでほしい」と思うときもままある。それができるのは非常に魅力。

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Hさん作。

次。「他社日本語入力システムからの乗換支援機能」。
http://www2.ergo.co.jp/products/egb17/other.html
これ必須です。

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他にも新しい機能が盛りだくさん。
とっても楽しみです。

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Hさん作。おいしー!!

855-070308 ビーツのスープ

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Ricoh GR Digital

台湾人の弁護士Lさん夫妻とともにshio家でディナー。
夫婦揃って弁護士。
中国語で弁護士は「律師」といいます。

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これはビーツのスープ。Nさん作。
(お顔に見えるのは偶然です。)

絶品。
色がきれいなだけでなく、お味もスバラシイ。
日本に帰ったらビーツってないのかなぁ。
すごくおいしいのだけど。

下はオーブンで焼きたてのパン。

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854-070307 Pringles Brothers

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GR Digital

プリングルス・ブラザーズ (^_^)

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2007.03.11

853-070306 Caplio R5 購入

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Ricoh GR Digital

シリコンバレーの会社が新たなウェブサービスを立ち上げ、日本でもサービス提供開始するにあたり、著作権法に関するアドヴァイスをしてほしいとのご依頼。そこで午後、面会しました。面白いサービスです。近いうちに話題になることでしょう。

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さて昨日発表されたCaplio R6。
薄くて画質もよくて、その他リコーのいいところがすべて凝縮されていて、とーっても欲しい。
ですが……。とりあえずCaplio R5を注文してしまいました。本当は新しいR6の方をが欲しいけれど、R5を買った理由はただひとつ。Caplio R5はGR Digitalとバッテリーが共通だから。
その上ありがたいことにR6の発表によって価格が下がり、amazon.co.jpで25,800円。安い!!

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前回のエントリーに、ラウラウさんからコメント。
短いので全文引用します。

「お久しぶりです。
shioさんのブログを拝見するたび、リコーのカメラへの憧れがつのるばかりですが、shioさん並に写真を撮っていて、故障の頻度はどうですか?
今、使用中のcanonは何度か故障しましたが、近くにオフィスがあるので気軽に修理できました。リコーは、支店がこちらにないのが踏み切れない理由の一つなのです。」

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shioのリコーカメラ4台、いずれも故障ゼロです。
まずはshioのRicoh GR Digital、2005年10月24日に使い始めて以来、毎日ガンガン使っていますが、故障はゼロ。機械的な不具合も全くないです。同様に、2004年5月20日発売後に買ったCaplio GX、2005年5月20日発売後に買ったCaplio GX8、そして2005年7月8日から使っているCaplio R2Sもすべて故障ゼロ。

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というわけで、shioは故障を経験していません。
しかしだからといって「リコーのカメラは全く故障しない」などとは絶対言えないのは当然。実際、オンラインには様々な故障情報がアップされています。機械はいつか必ず故障します。だからshioは別のアプローチ。必ず複数併用するのです。

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shioにとってMacとカメラは必需品。だからいつ壊れてもいいように、常に複数、使います。いわば保険。常に故障の恐怖におびえる(大げさですが、かなりマジ)より、いつ壊れても大丈夫という安心感を買っているわけです。Macはだいたい1年に1台買って、最新の2台を常時使います。カメラは欲しいものが出たときには買って、適宜併用します。GR Digitalくらいいいカメラだと2台買ってもいいとさえ思いますが、できればいろんなカメラを楽しみたい。GR Digitalと併用するにふさわしいカメラを選ぶこと自体も楽しい。

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GR Digitalを使い始めて以来、「GR DigitalとCaplio GX8」、「GR DigitalとPowerShot G7」と組み合わせてきました。PowerShot G7は小野さんに譲ってしまいましたが、Caplio GX8は現役です。でも本当はGR Digitalとバッテリーが共通な方がいい。Caplio R5はそんなshioの願いがかなうカメラ。なので、値段が下がったこのタイミングで購入したわけです。12日にこちらに届くことになっています。楽しみ!!

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2007.03.10

852-070305 Caplio R6 発表

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Ricoh GR Digital

リコーからCaplio R6が発表されました。
http://www.ricoh.co.jp/dc/caplio/r6/

プレスリリース
http://www.ricoh.co.jp/release/by_field/digital_camera/2007/0305.html

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厚さ20.6mm。
Caplio R5(厚さ26mm)とくらべて5.4mmも薄くなりました!! スゴイ。
一目で「薄い」と感じます。28mm〜200mmの7.1倍ズームを搭載していながらこの薄さは特筆ものです。3月23日発売予定。

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ちなみに現行モデル、Caplio R5。
http://www.ricoh.co.jp/dc/caplio/r5/
yodobashi.comでは、43,800円の16%還元だから、実質36,792円。
amazon.co.jpでは、25,800円。安い……。

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などと思っているうちに、ニコンD40X発表!!
http://www.nikon-image.com/jpn/products/camera/slr/digital/d40x/index.htm

600万画素のニコンD40に1020万画素のCCDを載せたものです。画素の大きい600万画素をとるか、画素は小さくても1020万画素をとるか、悩ましいところです。いずれも小さくて軽くて魅力的なカメラ。

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851-070304 NeoOffice

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Ricoh GR Digital

友人がMacBook Proを買いました。
でも、こちらではMicrosoft Officeの日本語版が手に入らない。アップルのソフトは世界中どこで買っても、日本語を含め何語でも使える(つまり日本語の扱いがきちんとしているだけでなくメニューとかアラートとかまで全部日本語化されている日本で購入したものと全く同じ)のですが、マイクロソフトのソフトはそうなっていない。アメリカで買った英語版のWordで日本語を使うと、使えなくないけれど、いくつか不具合が出ます。とても残念。

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そこでNeoOffice。
http://download.neooffice.org/neojava/ja/index.php

オープンソースのオフィスソフトです。
Microsoft OfficeのWord、Excel、Powerpointの書類が、ちゃんと読み書きできます。日本語もOK。その上ありがたいことにインテルMacに最適化されています。

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MicrosoftのOfficeはまだインテルMacに最適化されていません(Universal Binaryではない)。でも今年、Mac板のOffice 2007が発売されるはずです。それはもちろんインテルMacに最適化されていますので、発売が待ち遠しいです。あ、でももしかしてこれもアメリカで買ったら日本語が不自由なのかしら……。そうでないことを祈ります。

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なおマイクロソフトのサイトには、shioが執筆した「Wordでスイスイ論文の達人 「書きたい」から「書ける」ようになる6つのこと」(全6回)が掲載されております。ご興味があればどうぞご覧ください。
http://www.microsoft.com/japan/mac/officesolution/thesis/contents/index.mspx

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さてNeoOffice。
shiologyでは「656:060424 新短期連載,開始!!」にマチダさんがコメントをくださっています。
http://shiology.com/shiology/2006/04/656060424__9d9d.html

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shioはMicrosoft純正のOfficeがあるので使っていませんでしたが、これ、十分使える感じ。ver. 2.0がまだベータ版ですが、問題なく使えます。日本語版のMicrosoft Officeが手に入らない場合、これを使えばいいかも。

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850-070303 Vista

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非常に高名な先生のお宅に招いていただきました。
テーブルにもお皿にも乗り切らない程のごちそうを堪能しました。
そこで初めて見ました。触りました。Vista。
メイリオはやっぱりギザギザ文字でした。

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先生は昨年10月に買ったVaioに、先日Vistaを入れたとのこと。
でもいくつか不具合があって使いづらいそうです。
そこで先日、奥様用にはMacBookを購入。
さっそくshioが、そのMacBookをいろいろと設定してさしあげたところ、それをご覧になっていた先生のおことばは、「あぁ、やっぱり僕もMacにすればよかったなぁ。」

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Nさん作のシュークリーム。

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焼きたて。

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2007.03.07

849-070302 仕事の流儀、拝見

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「845-070226 仕事の流儀」で書いた番組。
http://shiology.com/shiology/2007/02/845070226_6cab.html

Iさんのおかげで見ることができました。感謝!!
渡辺さんのあたたかさがしっかり伝わってくるステキな番組でした。

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shiologyにお蕎麦の写真を掲載しておいてよかった。「そば」はひとつのkeyになっていましたから。

まだ見てない人のために(こちらの日本語放送でそのうち放映される可能性もあるとのことなので)、くわしい内容には触れません。寺崎さんが大活躍するほか、Sさんがコーヒー飲みながら「出演」していたのはとっても彼らしい (^_^)

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もうすぐ帰国するKさん一家を囲んで、N家でディナー。
ごちそうさまでした!!

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子ども用

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2007.03.06

848-070301 メールをスローライフ化

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すべてRicoh GR Digital

メールの量が多い。
食事からもどってMacを開くと40通来ていたり。それを見始めると、時間がかかるばかり。加えて、何をしていてもメールが次々と舞い込む。なんとかしたいと常々思いつつ、メールが来るとついつい見てしまう。コミュニケーションを大切にしたいからすぐに返事を書かなきゃならない気がして、できるだけすぐ書く。でも逆にきちんと返事を書きたいと思えば思う程、他の作業中だと返事を後回しにする。そうすると後回しにしっぱなしになったりする……。

結局、何かをしている途中にメールを見るから、作業は中断ばかりだしメールを書く作業も副次的作業になってしまう。これは本意ではない。shioよりもっともっとメールの量が多い人は世の中たくさんいらっしゃるのだろうけど、どのようにしているのだろう。ともかく、この悪循環を好転させるために、どうにかしなきゃ……。

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まずやったことは、メールが着信したときに鳴る音を切りました。
効果あり。メールで思考が中断されることがなくなります。「メールを見る時間」を作って、そのときだけメールを見ればいい。以前は、メールソフト(アップルの“Mail” )を終了することによってメールに煩わされない環境を作っていたけれど、それだとメールを見ようとしたときに“Mail” を立ち上げる必要がある。でも、見るときはパッと見たい。ずっと立ち上がっていてメールの取得だけは密かに行っていてくれる方がありがたい。なので、着信音をサイレントに。こんな簡単なこと、なんで今まで気付かなかったんだろう。ついでにiChatやSkypeでも、誰かがログインしたときに鳴る音をoffにしました。

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メールの見方も変えました。
以前、「721-060809 メールの扱い方」
http://shiology.com/shiology/2006/08/721060809__ac58.html
で書いた方法を半年くらい続けてきました。メールボックスがスッキリ片付くのは気持ちいい。けれども、読んだメールをアーカイブするためにいちいち別のフォルダに移動するのはやっぱり手間。どうにかして、フォルダ移動をせずに、メールボックスがスッキリ片付く方法はないものかしら……。

その点、Gmailの「アーカイブ」ボタンは秀逸。そのうえ、アーカイブした後でも、フォルダに分類してしまったわけではないので、新規に受信したメールのスレッドはちゃんと表示される。どうにかして、このGmailの便利さを“Mail” で実現できないものか。

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なお、上記の「721-060809 メールの扱い方」では、アーカイブするためにメールをDrag&Dropすると書いていますが、“Mail” のキーボードショートカットで、「コマンド+option+T」を使う方法もあります。でもこれは「直前にした移動を繰り返す」というショートカットキーなので、ひとつ前の操作が迷惑メールフォルダへのDrag&Dropだった場合、このキーを押すとそのメールも迷惑メールフォルダに入ってしまいます。必要なメールなのに意図せず迷惑メールに分類されてしまうのは困る。なので、Drag&Dropせざるを得ないのです。

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まず、未読メールのみを表示するスマートメールボックスを作りました。
名称は「New」。これで、新規に受信したメールのみが表示されるようになる。これでOKと思いきや、そう問屋が卸しませんでした。確かに未読メールのみが表示されるのですが、そこに表示されたメールを読んで既読になっても、その時点ではそこから消えません。いったん別のフォルダを表示して、また「New」を選択すると消えていますが、それは手間。

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そこで、未読メールのみを表示するスマートメールボックスをもうひとつ作りました。
名称は「new」。こうすれば、「New」の中にあるメールを読んだあと「new」をクリックするだけで、メールは消えてスッキリ。Gmailで「アーカイブ」をするより、さらに簡単。これはいい。

新着メールをざっと見て「New」または「new」をクリックするだけで、アーカイブに相当するような作業はできるようになりました。しかし、それだけだと返信が必要なものとそうでないものの区別が付かなくなります。メールをチェックするたびに返信まですることを避けるためにこのような仕組みを作っているわけですから、ざっと見た時点で返信の要否を分けるところまでやって、そのあと実際にメールの返信を書くのは後回しにしたい。

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そこでFlag。
準備はフラグの付いたメールだけを表示するスマートメールフォルダ(名称は「flag」)を作るだけ。新規に受信した未読メールをスペースバーを押しながらざーっと見つつ、返信が必要だと思ったら「command+shift+L」でフラグを立てます。

いままで"Mail"を見るたびに返信が必要なメールが目に入って、「返信しなきゃ……」と負担に感じていたけれど、これで主体的に「メールを書く時間」をとって、そのときに「Flag」フォルダをクリックすれば、返信が必要なメールが一覧表示される、ということになりました。

そしてもうひとつ、「recent」というスマートメールフォルダを作りました。
最近1ヶ月分のメールだけが表示されるフォルダ。その表示をスレッド表示にし、フラグの付いているものが上に来るように表示すれば、フラグの付いているメールの最近のやり取りがすぐに見えます。Gmail的に使えます。

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これで「そのときに見たいもの」だけ表示されるようになりました。
実は最近しばらくこれでやっております。
メールボックスが(見かけ上)空なので、スッキリ。
メールの着信音が気にならなくなったので、さっぱり。

メールもスローライフで。
Leopardでもっとスマートになることを期待しています。

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2007.03.02

847-070228 ショー

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Ricoh GR Digital, Handheld

日曜日、久しぶりにショー(を見)に行きました。
サンノゼにあるHP Pavilionにて。

どちらの写真もシャッタースピード1秒、手持ち撮影です。

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Ricoh GR Digital, Handheld

2007.03.01

846-070227 千の風になって

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「千の風になって」という歌が、紅白歌合戦で歌われてから売り上げが急上昇らしい。
新井満さんの訳詞はこちら。
http://www.twin.ne.jp/~m_nacht/1000wind/1000wind.html

元の英語の詩はこちら。
http://memorialbookmarks.netfirms.com/bangornew/verses/poem2.htm

どんな曲か知らないし、紅白歌合戦は見てないので、iTunes Storeを検索。
紅白では、秋川雅史さんが歌ったそうだけど、残念ながらそのバージョンはない。
そこで、その他のバージョンをすべて試聴してみました。
iTunes Storeって便利!!

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以下、iTunes Storeが示した「人気」の順。
30秒間試聴して聞こえた音について。

(1) 新垣勉「千の風になって」(5:11):ヴォーカルが素朴。バックがオケで、ハープも入っていてゴージャス。オーケストレーションがいい感じ。人気ダントツ。E dur。
(2) 綾乃ひびき「千の風になって」(5:15):ヴォーカルが自然。ピアノが主体+オケ(?)。C durの単純さを編曲でカバーしている感じ。
(3) 中島啓江「千の風になって」(4:28):ヴォーカルの声が厚い。ピアノ+チェロ。As (A♭) durであることも手伝って、全体にちょっと物悲しい感じ。
(4) キャサリン・ジェンキンス「千の風になって」(3:37):ヴォーカルがきれい。バックはピアノ+シンセ(?)。D dur。
(5) 宗田舞子「千の風になって」(4:11):ヴォーカルがきれい。ピアノ。D dur。
(6) キャサリン・ジェンキンス「千の風になって(UKオリジナル・ヴァージョン)(3:38):(4)と同じもの? D dur。
(7) 宝塚歌劇団・彩乃かなみ「千の風になって」(3:20):確かに宝塚的。声が通っている。ピアノ。和声進行はいたってシンプル。D dur。
(8) Libera「いつもあなたのそばにいるから(千の風になって)」(2:40):天使の歌声っぽい。ハープ。A dur。
(9) (別の曲)
(10) (4)と同じもの(たぶん)。

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shioが好きなのは(2)でした。

DRMに関するスティーブ・ジョブズ氏のコメントが話題になっています。
http://www.apple.com/hotnews/thoughtsonmusic/

「DRMなしで無料」(A)と、「DRMがかかっていて有料」(B)があったら、人はどっちを選ぶか。これは非常に難しい。iTunes Storeで売られている(B)のDRMは比較的ゆるいとはいえ、DRMなしよりも使い勝手が悪いのは明らか。それが有料だとなると、お金を払っているのに無料で流通するファイルよりも使いにくい、という矛盾が生じます。それでもなお(A)を入手せずiTunes Storeで(B)を購入する人の理由は、ひとえにそれが「正規の流通品である」という点にあるのではないでしょうか。

でも、お金を払って正規に購入する意思のある人々が実際に欲しいのは、「DRMなしで有料(の正規品)」(C)であるはず。現状、これがオンラインで提供されていないのが問題。では(C)という選択肢が存在しないかというとそんなことはありません。ジョブズ氏の言うとおり、市販のCDを買って来て自分でリッピングすればいい。現状、これが一番。その上、(A)や(B)より高音質も選べる。

そんなわけでshioの場合、「DRMありで有料」(B)のファイルを販売しているiTunes Storeから音楽を買うのは、「その音楽が緊急に必要なとき」だけ。数日待てる状況なら、CDショップに行って買うか、amazon.comなどオンラインでCDを買います。ただしCDとiTunes Storeでは同じアルバムでも価格に差があり、たいがいiTunes Storeの方がちょっと安い。その差は、CDをプレスしたり販売したり在庫したりするコスト分。だから安くて当然。その上、圧縮とDRMによる価値減少分を考えるとまだ高いかもしれない。いずれにしろ数ドルの差なら、やっぱりDRMがなくて音のいいCDの方を選びます。

shioは今朝、メンデルスゾーンのクインテットを1曲、4楽章分、iTunes Storeで購入しました。4曲分で約4ドル。すぐに聞きたかったから買いました。4種類の演奏を聴き比べて、そのうちの最も気に入ったものを買うことができました。こうして簡単に聞き比べができるのは大きなメリットです。本音を言えば、やっぱりこれで「DRMなしの有料」(C)だったらいいのになぁ、と思いながら買っています。その上もしCDと同音質以上だったら、なおいい。あとでCDを買い直す必要もありません。

オンライン販売がCDを上回れる可能性はふたつ。
ひとつは、「DRMなしの有料」(C)かつ「CDと同音質」のファイルを売ること。これなら、音楽の使い勝手としては、CDとほぼ同等になります(まだ、誤ってファイルが消去されてしまうリスクがありますが)。そして、すぐその場で手に入る分、CDを買うよりもちょっとだけ利便性は高い。でも、ジャケットやブックレットが手に入らない(現在iTunes Storeでは、アルバム買いをすればブックレットが付属する場合もあります)ので、ライナーノート(曲目解説)は読めない。

もうひとつは、「DRMなしの有料」(C)かつ「CDより高音質」。
こうなって初めて、CDなどにない付加価値が生じます。

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ジョブズ氏が書いている通り、DRMは無駄だし、実際にひとりの消費者としてshioは、原則としてiTunes StoreではなくCDを選んでる。もし本当に、「DRMなしで有料」(C)(そして願わくば「CD同等音質」かそれ以上)の音楽がオンラインで買えるようになったら、shioも迷うことなくそれを買うと思います。

そうなったらたぶん、現在音楽販売の1割未満しかないオンライン販売が、もっともっと成長すると思う。どのオンラインストアで購入した楽曲ファイルでも、iPodだけでなくいずれの音楽プレーヤーでも再生できるから、ユーザーの利便も増し、さらにオンライン販売市場が大きくなる。そうしたら、CDをプレスして在庫して販売するようなコストが削減できる。その分を、価格に反映してオンライン販売の価格を下げるのもひとつのやり方。でもshioは値段を下げるべきとは思わない。お値段据え置き(またはちょっとだけ安く)にして、剰余分は、作曲者、作詞者にきっちり還元してほしい。オンライン販売なら、どの楽曲がいくつ売れたか完全に把握できるから、JASRACだってどんぶり勘定していないで、きちんと販売数を反映した金額を作曲者、作詞者に配分できるはず。

著作権の保護期間を、「著作者の生存中+死後50年間」から「著作者の生存中+死後70年間」に延長しようとする声があるけれど、以前からいくつかのところで書いているとおり、全く賛成できない。作曲者や作詞者が千の風になって60年後や70年後に「著作権」が存続することより、生きているうちに妥当な対価を受け取れることの方が、はるかに「創作のインセンティブになる」と思います。それによってレコード会社はより多くの作品を世に出すことができ、国民もさまざまな音楽を享受できて、文化も発展する、と思うのです。

今日の写真はshio家のお夕食。

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