771-061211 島田晴雄先生の絵

EOS 20D / EF28mm F1.8 写真はすべて友人宅で撮影したものです。
尊敬申し上げる恩師、島田晴雄先生と久しぶりにiChatでおしゃべりしました(つまり、いわゆるテレビ電話です(Macに標準で搭載されている機能))。先生とお話しすると、エネルギーがわいてくる。ものすごくpositiveにencourageしてくださいます。すばらしい先生です。教育とか文化について語りました。
島田晴雄先生には、shioが慶應義塾大学経済学部に在学中、ゼミの指導教授としてお世話になって以来、おりに触れて数えきれないほどのアドバイスをいただいています。そんな島田晴雄先生が、内閣府特命顧問などの要職をおつとめになる多忙な中、油絵の大作をいくつもお描きになりました。とても深みのあるすばらしい絵です。一部、オンラインに公開されています。みなさま、ぜひご覧くださいませ。
Haruo Shimada, painting exhibition
a la recherche du temps perdu ── 失われた時を求めて
→http://www.shimada-juku.jp/painting_exhibition/
色合いが本当にきれい。
ぜひぜひ実物を見たい。
でも、こちらにいては見ることができないので、せめてオンラインで公開されいているギャラリーをありがたく拝見します。
shioは、島田先生がお若い頃にお描きになった作品をいくつも拝見しているのですが、画風が今と全く異なります。以前の絵は写実的な水彩画、清涼で、透明感があり、さわやかな空気の香りを感じるような素敵な絵です。明るくて軽快、純粋に美しい。
島田晴雄先生は、物事すべてを絵に描いて把握されます。それが先生のすばらしいところ。先生の中では、どんなものでも絵になる。shioが何かを申し上げても、文字の入った絵でメモをおとりになります。また逆に、先生がお書きになった文章を読むと、その内容がアリアリと絵として頭に浮かびます。先生は、絵を言葉で表現し、言葉を絵で表現する、というtranslationが自在なのです。絵筆で描き、言葉で描く。先生は、道具がなんであっても、常に「描く」という表現をなさっているのだと思います。
今回の油絵を拝見していて気付いたのは、昔と今の画角の違い。
以前に描かれた先生の絵は、だいたい広角レンズで風景を写し取ったような画角でした。でも今回の油絵は、超望遠レンズのような画角の狭いものから超広角あるいは全周魚眼のような視野のものまであって、世界をご覧になる島田晴雄先生の視野、視点、視角の幅広さを物語っているように感じました。
実際の絵を見たい。
そう強く思わせるオンラインギャラリーです。
コピーは所詮コピー。
デジタルは所詮デジタル。
その存在価値は、人々をオリジナルへと誘(いざな)うところにあります。
CDを聴いて、ライブに行く。
画集を見て、実際の絵を見に美術館に足を運ぶ。
DVDを見て、映画館に赴く。
雑誌を見て、そのレストランでディナーを食べる。
種々の「コピー」は、オリジナルへの片道切符です。
それはさらに、それらを創りだした「人」につながります。
著作を読んで、彫刻を見て、音楽を聴いて、建築を見て、それを創った人に会いに行く。
魅力の原点は人。
島田晴雄先生は、本当に魅力的な先生です。
出会えたことに感謝。
いつもあたたかいことば、真剣なことば、きびしいことばをかけてくださることに、感謝。
これらの絵の魅力の原点たる島田晴雄先生から、十数年にわたって教えを受けることができていることに、心から感謝。
島田晴雄先生が描く「世界」。
これからも、心より楽しみにしております。
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Comments
こんにちは。
さっそく島田先生のサイトをのぞかせてもらいました。
一言で言うなら、Appleではないですが"Think Different"の世界でした。(個人的には"Changing Japan"が好きです。)
プロフィールも読みました。数学者のガウスが1からn(伝記にある小学校の授業の時は100)までの自然数の総和の計算式を7歳の時に暗算で出した話を思い出させました。あるいはパスカルが12歳の時に三角形の内角の和が180度だと発見したお話も。
それから、(母)親の役割の重大さを痛感しました。自分が子供のためといいながら、どんなに我が子の芽を摘んできたのだろうと反省しています。
Posted by: mistique | 2006.12.14 at 07:27