
写真はすべてリコーGR Digitalにて、本日お買い物のときの撮影したものです。
今日は九州大学教授のTさんが学会出張のついでにshio家にいらしてくださり、ディナーをご一緒しました。夜まで、日米の教育のことなど、楽しく語りました。
そして……、
待ちに待ったカメラ、キヤノンPowerShot G7を持って来てくださいました!! 感謝!!
PowerShot G7の製品ページ→ http://cweb.canon.jp/camera/powershot/g7/index.html
11月1日にオンラインで日本のamazon.co.jpに注文し、配送先をTさん宅に指定、3日に配送されていたものを、今回、運んで来てくださったのです。ありがたいです。彼も写真大好きな方なので、shioのGR Digitalに興味津々。彼はフィルム時代のペンタックスユーザーなので、ひとしきりK10Dの話題で盛り上がりました。

ペンタックス K10Dの製品ページ
→http://www.digital.pentax.co.jp/ja/35mm/k10d/feature.html
11月30日発売。ヨドバシカメラで119,800円の10%還元。このデキでこの価格は破格に安いです。
・ファインダー倍率が0.95とどこよりも高く、断然見やすいはず。
・72ヶ所に及ぶ防水防塵シーリング。他社なら30万円クラス。スゴイ!!
・ボディー側に手ブレ補正機能内蔵。すべてのレンズで手ブレ補正機能が有効です。手ブレ補正機能のついたレンズを使ったときのみ手ブレ補正が働くのに比べて、圧倒的に有利。
・11点の測距点のうち、9点がクロスセンサー。他社のカメラはたいがい中央の1点のみクロスセンサー。
・シャッターユニットの耐久回数10万回。もはや必須の性能。
・CCDのホコリ除去機能。
・JPEGで撮影中もRAWボタンを押せばRAWも同時記録。これ、スバラシイ発想!!
ほかにも魅力満載。そのうえペンタックスには薄ーいパンケーキレンズがいくつかあるから、たとえば21mmF3.2なんかをつけたら、すばらしき撮影機になります。ペンタックスはこのカメラで「画質革命」というコピーを使っているけれど、価格性能比があまりにも良すぎるため、「カメラ革命」であり、「一眼レフ価格革命」であります。
現在販売されているK100Dもすごいけど、こんどのK10Dは、他社のデジタル一眼レフを使っている人までも振り向かせる魅力を放っています。スゴイ!!

さて本題に戻ってPowerShot G7。
10月26日に発売されて以来、日本では大変な品薄のようです。どのオンラインストアも品切れ状態。注文したけどまだ入手できないと書いているブログもいくつかあります。どうやら各店とも入荷台数が少ないようです。生産が注文に追いつかない状態とのこと。
shio家の近くにもカメラ専門店があります。
かーなーりーマニアックなお店です。発売翌日に立ち寄ってみましたが、前日に入荷した6台は即完売したとのこと。なるほど、カリフォルニアでも注目度高いようです。もともとこちらは、PowerShotシリーズの人気が高い土地柄です。PowerShotの旧モデル(G6, G5, G3, G2, G1)を持っている人をあちこちで見かけます。たいがいバリアングル液晶モニターを開いて子どもなどを撮影しているので、カメラとしてはめだちます。今回のG7から、バリアングル液晶モニターではなく固定液晶モニターになりました。万歳!! キヤノンさん、thanks!! shioは固定式が好き。

さっそく、ことえりに「PowerShot G7」を単語登録(読みは「pg7」)。
Tさんからは、なんでPowerShot G7を買ったのかと真っ先にきかれました。理由はいろいろです。主たる理由は以下の通りですが、大切なのはあくまでもトータルなバランス。たとえば本当はレンズがF2.0だったらよかったのに、とすごく思いますが、レンズを明るくしたら筐体も大きく重くなりますので、F2.8でもよしとすべきでしょう。
(1) 縦横センサー入り
shioは元々、キヤノンのカメラが好きです。その最大の理由は、画質でも操作性でもなく、SIセンサー(Super Intelligent センサー)が入っているからです。「Super Intelligent」では何のことだかよくわからないので、shioは勝手に「縦横センサー」とか「重力センサー」と呼んでおります。撮影時にカメラの縦横を自動的に認識して、縦位置写真か横位置写真かを写真のファイルに記録してくれる機能です。おかげで、写真をMacに取り込んだときも自動的に、縦位置の写真は縦、横位置の写真は横に表示してくれます。shioの写真は縦位置写真の比率が高い上に、一日に100枚以上撮影する日も多いため、この機能があると、Macに取り込んだ際にひとつひとつの写真を見ながら画像を回転させる手間を省けます。
とくにパーティーなどで撮影した場合は、必ずパーティーが終わる前にその日に撮った写真をスライドショーにしてみなさんにご覧いただくのですが、キヤノンで撮ったものはiPhotoに取り込んだら即スライドショー開始。一方、縦横センサーの入っていないカメラで撮った場合、Macに向かって縦横を直す作業をする必要があります。これはずいぶんと時間のロス。その分の時間を勘案して、撮影を早めに切り上げることになります。
なので、フィルム時代は各社のカメラを使っていたshioも、デジタル一眼レフはキヤノンばっかり(最近、ニコンにも同様の機能が搭載されるようになりました)。そしてコンパクトデジタルカメラも、IXY200aあたりから、キヤノンとリコーばかり使っています。リコーは縦横自動回転機能がないけれど、それ以上の魅力があります。とくにリコーのCaplio GXを買って以降は、全くキヤノンのコンパクトデジタルカメラを買っていませんでした。でもやっぱりこの機能は重宝。
で、PowerShot G7。
キヤノンはこの秋のモデルから、この「縦横センサー」をさらにカメラ上での画像再生時にも利用し、カメラの向きに合わせて再生画像の向きも正立するようになりました。スバラシイ!!

(2) 後幕シンクロできる!!
フラッシュが光るタイミングです。これは人物撮影をする際にとっても重要な機能なのだけど、この機能を持ったコンパクトデジタルカメラは少ない。
通常のフラッシュは、シャッターを切った瞬間に光ります(これを「先幕シンクロ」といいます)。でも暗いところで撮影する場合(たとえば夜、パーティーや飲み会後に路上で集まって写真を撮るシチュエーション)、シャッタースピードが遅くなる(=シャッターが開いている時間が長くなる)ので、フラッシュが光った後もコンマ何秒か、撮影は続いています。とくにshioは「スローシンクロ(その場の明るさに合ったシャッタースピードで撮影しつつフラッシュも発光)」で撮るので、なおさらシャッタースピードは遅いです。でも、被写体の人たちはそんなことは知らないので、フラッシュが光ったと同時に、撮影は終了したと思って動いてしまいます。これだと、撮れた写真はブレています。これではたとえ手ブレ補正機能が内蔵されていても無意味。
それを防ぐためには、あらかじめ、「フラッシュが光った後もしばらく動かないでね」なんて無粋なことを言わなければなりません。それだとみんな緊張してしまって、せっかくのその場のノリを写すことができなくなってしまいます。
そこで後幕シンクロをつかいます。これだと、フラッシュはシャッター幕が閉まる寸前、つまり撮影終了の寸前に光ります。だから、光った直後に被写体が動いても写真に影響はありません。shioが持っているカメラで後幕シンクロできるものは、すべて購入した時点で後幕シンクロにセットしています。
ちなみに前述のようなシチュエーションでshioが撮影する場合、被写体への声かけとシャッタボタンを押すタイミングもちゃんと合わせています。たとえば、わかりやすい例として「はい、チーズ」と声をかけるとすると、shioは「チ」のあたりですでにシャッターを押し、撮影は始っていて、「ズ」のときにちょうど(後幕シンクロに設定した)フラッシュが光って、撮影が終了するようにします。そうすると、被写体の人には何の意識もさせずに、スローシンクロでその場の光を活かした背景の明るい写真を撮ることができるのです(スローシンクロにしないと、背景の暗い写真になり、どこで撮ったかわからない写真になってしまいます)。
実は、世の中にある後幕シンクロの「作例写真」って、どれもこのページの下の方(→http://cweb.canon.jp/camera/powershot/g7/feature03.html)にあるようなものばかり。でも、はっきり言ってshioにとって後幕シンクロの主たる用途は、前述のとおりです。

(3) 「フェイスキャッチテクノロジー」を使いたい。
キヤノンのこの秋のモデルから搭載された「フェイスキャッチテクノロジー」。人の顔を認識してピントを合わせる機能です。さっき、ちょっと試してみたのですが、これマジスゴイ!! くわしくは近いうちに。
(4) ISO感度設定ダイヤルが独立した!!
これについては、すでにshiologyで言及済みです。
→740-060928 感度設定ダイヤル
ざっとこんなところです。
明日から、GR DigitalとPowerShot G7で、毎日がますます楽しくなりそうです (^_^)
