761-061125 ピントを固定
リコーGR Digitalのファームウェアーがアップデートされました。ver. 2.2です。
→http://www.ricoh.co.jp/dc/gr/digital/firmware.html
今回のアップデート、最大のメリットはマクロモードでの合焦速度がアップしたこと。被写体によっては従来の半分くらいの速度で合焦します。これはありがたい!!
試しにこの鳥を撮ってみました。でもやっぱり鳥の動きにはかなわない (^_^)
なので、これらの写真はマニュアルフォーカスです。
いずれも鳥までの距離は10cm程度です。
動きが速いため、ピントを合わせているヒマはありません。あっという間に左右に(前後に)動いてしまいます。顔も右向いたり左向いたり上向いたり下向いたり……。だからマニュアルフォーカスモード(MF)にし、あらかじめ適切な距離にピントを設定しておいてから、鳥にそーっと近づき、サッと撮ります。
マニュアルフォーカスというと、被写体を見ながらピント合わせをするイメージですし、実際、一眼レフでは通常はそうやって撮影します。でも、コンパクトカメラの場合は、操作性やモニターの見やすさなどの影響で、同じことはできません。そこで、あらかじめ適度な距離にピントを固定した上で、カメラの方を動かして、「ピント合わせ」をするのです(一眼レフでも最短撮影距離では同じことをよくやります)。
考えてみると、shioのGR Digitalの使い方、撮影の前にあらかじめピントを固定していることも多いです。最も使用頻度が高いのは無限遠モード。景色とか空を撮影するときはかならずこれです。
たとえば次の写真。
またスナップモードも使います。
ピントの距離が2.5mに固定されるモード。
例えば次の写真。
何も難しいことはしていません。
ピントは固定されているので、ピント合わせもする必要なし。単にシロクマさんにGR Digitalを向けて、シャッターボタンを押しただけ。ピント合わせに時間を取られないので、押した瞬間(直後)の写真が撮れます。そういう設定を瞬時に切り替えて撮影できるGR Digitalは頼もしい。
でも、shioがGR Digitalで走り回る子どもたちを撮るときって、被写体までの距離は1mくらい。スナップモードで設定される2.5mでは遠すぎます。そこで操作の方法としては、いったん子どもにカメラを向けてピントを合わせ(シャッターボタンを半押しし)ておいてから、ADJ.ダイヤルを押して、設定ダイヤルを回してマニュアルフォーカスモードにする……。これでピントは固定されます。確かにそれは可能なのですが、そんなことをしている間に子どもは走り去ってしまいますので、事実上、これは無理です。なので、いつもオートフォーカスで撮っています。GR Digitalのオートフォーカスは速いので、たいがいちゃんと撮れます。
その点、PowerShot G7はMFボタンが押しやすい位置に独立しています。だから、何かにピントを合わせた後、このボタンを押せば、ピントが固定される。これはすごく使いやすい。
一眼レフでは、以前から似たような設定をしています。
shioのEOS、カスタムファンクションで、AFを親指のAEボタンに割り当てて、シャッターボタンはAEだけにしています。こうすればシャッターボタンを何度押してもピントに影響しませんし、合焦の有無を問わず、いつでもシャッターを切ることができます。「撮りたいときに撮る」道具として、シャッターボタンを押したときに確実にシャッターが切れるのは必須。そのための設定です。PowerShot G7はそれに近いことができます。
またPowerShot G7では、マクロモードであっても、オートでピントを合わせてからMFボタンで固定することができます。これは便利。
一方、GR Digitalのマクロモードでは、ピントを合わせた後にMFモードに切り替えると、ピント位置が無限遠に変わってしまいます。でもその代わり、ピントを合わせる位置を好きな場所に移動させることができます。これなら、フォーカスロックでカメラを移動させることによってピントがずれることもありません。ピント位置が極めてシビアなマクロモードでの撮影において、毎回撮影の直前にピントを合わせ、それをずらさずに撮影することができるのです。非常に優れています。
写真を撮るとき、右手人差し指は、「瞬間を捉える」ことだけに集中したい。
だからピント合わせは別のところで操作したい。
マニュアルフォーカスの一眼レフなら左手、AFをAEボタンに割り当てたEOSなら右手親指。コンパクトデジタルカメラでは、ピントをあらかじめ固定してしまうと、タイムラグなく「瞬間を捉える」ことができます。一眼レフに比べて相対的に合焦に時間がかかるコンパクトカメラでは、なんらかの方法でピントをあらかじめ固定する機能が必須です。GR DigitalもPowerShot G7も、それを素早くできるから使いやすいのです。
shio愛用のGR Digital、とうとうグリップがはがれました。
実は裏面はとっくの昔に1回はがれたのですが、瞬間接着剤で修復しました。なので今回も同様に瞬間接着剤で直したいところなのですが、すでにゴムがかなり伸びているため、そのまま接着してもペコペコと「浮き」が生じてしまいます。さてどうしたものかと思案中。。。
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Comments
張り替えればいいのでしょうが、修理拠点が遠いでしょうかね。
ゴムの接着は瞬間接着剤ではなく、ゴム系の接着剤(セメダインコンタクトなど、黄色いもの)がよいです。瞬間接着剤の跡をはがし、ゴム系接着剤を両面に薄く塗って5分ほど乾かし、側面からしごくようにレンズ側へと貼っていき、レンズ側の端で余った分をカッターナイフなどで切るという方法はどうでしょうか?
私のGRはまだ伸びやはがれを経験していないので、頭の中で考えただけなので実際それでうまくいくか……なのですが。
Posted by: ぽいんと尺 | 2006.11.28 at 10:22
2月頃、GRDを買う前ですが大型店を何店も見て歩きました。ほとんど全部の展示品がゴムの剥がれ、むくれでした。あまり粗末なのでリペア窓口にメールで訪ねたところ、修理の道具、体制を準備中だと回答がありました。弱点承知の上で買いました。今も、いつ剥がれるか心配しながら使ってます。根本的な解決策が必要ですね!
Posted by: 心配性 | 2006.11.28 at 12:56
マグネシウムのボディにゴムのグリップという異種材料の貼り合わせなので、ある程度は致し方ないのではないかと思います。張り替えができないほどがっちりつけてしまうというのも、別な意味で問題ですしね。
Posted by: ぽいんと尺 | 2006.11.29 at 16:20