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2006.09.10

732-060909 egword Universal、お気に入り

R1010575.JPG
撮影はすべてリコーGR Digital

8月上旬にパロアルトのshioのところにようやく届いたegword Universal。
http://www.ergo.co.jp/products/egw15/index.html
約1ヶ月使ってみていますが、日本語の文書を作る文具としてスバラシイと感じています(DTPソフトを使えるような人ではなく、それ以外のユーザーにとって、という趣旨)。一気にshioお気に入りソフトの仲間入りです。なお、かな漢字変換はegword Universalに付属しているegbridge Universalではなく、Macに標準のことえりを利用しています。

<ことえり単語登録Tips:読み「いじわど」で「egword Universal」、読み「いじぶり」で「egbridge Universal」、読み「ことたん」で「<ことえり単語登録Tips:読み「」で「」」を登録>

製品が届いてさっそくインストールし、egword Universalを使い始める。
ことえりで文字を打ち込んだら、あら不思議。
ローマ字入力している際に一瞬ずつ表示されるアルファベットの小文字が、egbridge Universalのように全角??? と思って良く見てみると、どうやら半角は半角なんだけど、左隣のひらがなから半角ひとつ分ほどのスペースを空けて半角アルファベットが表示されるため、全角のような位置に表示される、ということのようです。なんでこんなに離れて表示するようにしてあるのだろう。egword Universalを使うには、この表示に慣れるしかありません。

R1010561.JPG

shioがegword Universalを使いたい最大の目的は、MacPeopleで連載させていただいている「Creating Reed, Creative Mass.──大公開時代の羅針盤」の原稿を執筆すること。つまり誌面そのまま縦書きのレイアウトで原稿を書きたいのです。いままではPagesで2段組みをしてそれぞれの段の幅を調整することによって、誌面とほぼ同じレイアウトを作って原稿を書いていました。しかしPagesは、いかんせん、横書き。何も困りませんが、WYSIWYG(ウィズィウィグ・What You See Is What You Get.)だからこそMacを使っているshioとしては、やっぱり仕上がりが縦書きの文章は縦書きで書きたい。

egword Universalをで新しい文書を開き、縦書きに設定し、レイアウトグリッドを表示させ、誌面どおりの25文字×37行の2段組みに設定。画面上下に表示されている「ヘッダはここをクリック」「フッタはここをクリック」という文字が煩わしいので、「表示」メニューから「ページガイドを隠す」を選択。ついでに、モードバー、ナビゲーションバー、ルーラー、ステータスバー、ツールバーをすべて非表示にしました。すっきり。でもここまで来ると、画面一番上のメニューバーやウィンドウの枠もすべてない本当の「全画面表示」にしたくなります。WriteroomとかMacJournalではそれができる。文章を書いているときって、その文字だけに集中したい。余計なものが全く見えない完全な全画面表示ができるモードがあると、さらに魅力的になると思います(ちなみにMacOS XのDockも「自動的に隠す」設定にしています)。

R1010560.JPG

さて実際に文章を書いてみると、egword Universalがとても安定していると感じます。とくにver. 1.0.1のアップデータが出たあとは、それまでに気になった不具合が払拭されて、とても快適。文字を連続的に入力しているときの画面の描画や各種の動作を見ていても、すごく安定している印象を受けます。なんといってもこれが大切。長い文章を書いているときの安心感につながります。

そして文字組。
デフォルトで(何も特別な設定をしなくても)文字組がきれいです。これがegword Universalを使う最大のメリット。雑誌の誌面はDTPの専門家がきれいに文字組をしてくださっているのですが、それに近い(専門家から見たらほど遠いのかもしれませんが)文字組が、自動的に施されます。これが何よりすばらしい。だから原稿を書いている段階で、実際の誌面がどのようになりそうか、かなりリアルなシミュレートを常に見ることができます。それを見ながら、言い回し、句読点を打つ位置、語順などを替えることによって、文字数の調整を執筆段階で行うことができます。スバラシイ!!

shioが原稿を書くときの文字組に関する設定としては、「書式」メニューで、
・禁則:on
・句読点:禁則に従う
・ワードラップ:on
・カーニング:欧文と和文
にしてあります。デフォルトと異なるのはカーニングのみ(デフォルトは「欧文のみ」)。これで、行の揃えを両端揃えにすれば、雑誌の誌面と似たようなきれいな文字組になります。本当にありがたい!! shioはまさにこういうソフトを待っていたのです。shioのような文系人間がコンピュータを(Macを)使う目的は「楽するため」。きれいな文字組が自動的に実現するのは、大きな大きな進歩です。これこそ、「Macを使ってるぅ」(コンピュータを使ってるぅ)と実感する瞬間です。

egword Universalはきれいな日本語文書を簡単に作れるワープロソフトです。

(昨日のエントリーでScanSnapの記事へのリンクが切れていたので訂正しました)

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Comments

本当に egword Universal すごいですよね。日本語の当たり前が当たり前にできる。久しぶりにデスクトップソフトウェアで感激しました。


『どうやら半角は半角なんだけど、左隣のひらがなから半角ひとつ分ほどのスペースを空けて半角アルファベットが表示されるため、全角のような位置に表示される、ということのようです。なんでこんなに離れて表示するようにしてあるのだろう。』


それはですね、漢字や仮名の後に英数字が来たら半角分空けるのが正しい日本語レイアウトだからなんですよ。英字の前と後ろにスペースを入れることがあるでしょう。アレはそのレイアウトを手動で実現するため。英文でセンテンスの最後のピリオドの後にスペースを二つ打ったりすることがあるのに似ていますね。


入力中の部分で違和感を感じる人が多いなら、入力部分ではそのレイアウトを切ってもいいのかもしれませんね。>エルゴさん

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