729-060829 MDR-7506
ソニーのMDR-EX90SLに大満足していることについては、「704-060713 MDR-E90SL」に書きました。
→http://shiology.com/shiology/2006/07/704060713_mdre9.html
以前、音響心理学者のHさんがshio家に遊びにきたとき、彼女もこれを気に入って、さっそく購入したそうです。いまごろイタリアで聞いているかな。そのとき彼女は、興味深いものを2つ、shio家に持って来てくださいました。そのひとつはタイムドメインのスピーカー、Timedomain Mini。iTunesで音を鳴らしてみると、圧縮音源(AAC 192kbps)と非圧縮音源での音の差が歴然。すごい!! なんか、iTunesにリッピングするときに、圧縮しないで取り込みたくなるスピーカーです。
さてもうひとつはソニーの業務用モニターヘッドフォンMDR-7506。
→http://www.ecat.sony.co.jp/business/prof_audio/products/index.cfm?PD=12479
彼女は仕事上、日々たくさん、様々な種類の音源を聴くのだけれど、このヘッドフォンを使っていると何時間聴いていても疲れないとのこと。実際に使わせていただいたら、まず、頭への装着感、耳へのフィット感といった音以外の要素が心地いい。それから音を聴くと、なるほどクセがない。各部の音がクリアに聞こえます。MDR-EX90SLと同じような性格の音。
へー、これはいいかもと思って、ヨドバシ価格を見たら18,600円の10%還元。
次にamazon.comを見たら、なんと99.00ドル。安すぎる。
「え、これホントに同じもの???」
と思ってよくよく読んでみたけれど、確かに同じものらしい。
そりゃ、アメリカ滞在中に買わなきゃ損損、ってことで、買いました (^_^)
月曜日にshio家に届いて、ただいまエイジング中。当然、非圧縮音源を聴かせ続けています。
前回、「エイジング」についてご質問をいただいたので、ご説明します。
エイジングとはagingで、つまり歳をとること。スピーカーやヘッドフォンの歳をとらせることです。クルマでいう「ならし運転」みたいなもの。精密にくみ上げられた各部品が上手く協調して音を出しやすくしたり、それぞれの素材に適切な振動を与え続けて、音を鳴らすことになじませるのです。特に木製のスピーカーであれば、微振動を与え続けることによって、素材となっている木材の水分や樹脂分がぬけていき、鳴りがよくなるのですが、ほとんどが金属や樹脂でできているヘッドフォンにはたしてエイジングが効くのかどうかは、shioは専門家ではないので良く知りません。でも、どんなものでも「ならし」が必要なのですから、ヘッドフォンもきっとそうに違いない、と信じて、エイジングしています。夜中にエンドレスで音楽をかけれいればいいだけなので、全く手間はかかりません。
さて、昨晩、MDR-7506をMacBook Kro(玄)につないでエイジングをしつつ仕事をしていたら、MacBookが突然ぷっつり消灯。あ、これは例の……。突然電源が落ちるというMacBookに知られた不具合です。パワーマネージャーをリセットしたりPRAMをクリアして起動してみるものの、起動しても1分と持たずに電源が落ちます。あらまぁ。。。しかたがないのでApple StoreのGenius Barに予約を入れ、火曜日10時に修理に出しました。幸い、電源アダプタをつながずにバッテリーでターゲットモードで起動させると大丈夫だったので、最近のファイルをPowerBookG4にコピーすることができました。最後に全体のバックアップをとったのは3週間くらい前なので、それ以降のファイルのみコピーすればOK。とはいえ、いろんなファイルをPowerBookG4にコピーして仕事の続きをやっているのだけれど、MacBookになってからPowerBookG4の時とは異なることを色々やっているので、ちょっと使いにくい。