693:060624 チェリー
今日も盛りだくさんな一日。
夕方,大学を出て,Los Altosのお宅へ。
すっごくステキなお宅。
広大なお庭にチェリーの木があって,たくさんの実がなっている。
shioは木に登って,40分くらいかけて,とれるだけとらせていただきました。
熟しきっていて,甘くておいしいチェリーです。
プールで遊んだり,ピアノやヴァイオリンを弾いたりした後,Greg作のディナーを堪能しました。いつものように美味!!
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今日も盛りだくさんな一日。
夕方,大学を出て,Los Altosのお宅へ。
すっごくステキなお宅。
広大なお庭にチェリーの木があって,たくさんの実がなっている。
shioは木に登って,40分くらいかけて,とれるだけとらせていただきました。
熟しきっていて,甘くておいしいチェリーです。
プールで遊んだり,ピアノやヴァイオリンを弾いたりした後,Greg作のディナーを堪能しました。いつものように美味!!
日々Macで情報のインプットとアウトプットをしていると,それらがもうちょっとまとまってくれたらなぁと感じます。
Macに標準装備されているソフトで,そのような機能を持つのはメールソフトの「Mail」だけ。なので,shioはいままでメールソフトを各種の情報のハブにしていました。自分宛にメールを送るだけで,自分のMacとサーバの両方に,情報が保存されます。複数のMacを使っていても,メールは自動的に同期されるので,これは便利。短いメモなどもMailに書いて,自分宛に送信します。またSafariでWebサイトを見ていて保存しておきたくなったらcommand+Iで自分宛にメールを送信しておけばいいのです。これをgmailのアカウント宛にしておけば,gmailをオンラインで見ると,自分がクリッピングした情報が時系列で並びます。これは便利。
でも,できればメールソフトは,「メールの送受信」という機能に特化して使いたい。
情報の蓄積は,本来,メールソフトの役割ではないはずです。自分発自分宛の情報は,メールソフトを通さなくても,Macの中だけで完結させたい。幸い,MacOS XにはSpotlightという超強力な検索機能が備わっている。だから,必要な情報はハードディスクのどこかに置いてさえあれば,必ず見つけられる。なので,メモなどはスティッキーズに書いておいたり,ちょっと長ければJeditXやテキストエディットに書いたり,最近では何でもかんでもMacJournalに書いたりしています。また,Safariで閲覧したWebページは,上記のcommand+I以外にも,command+Sで保存したり,command+PでPDF保存したり,いくつかの方法を使い分けています。
そうやって書きためた情報は……,あちこちに散在していて,やっぱりちょっと扱いづらい。
何か「情報センター」というか,情報の集積所みたいなソフトがないかなぁと思って,最近なんとなく探していました。数回前のエントリで言及したTiddlyWikiもそのひとつでした。しかし,shioの用途にはあまり合わなかったのは既報のとおり。また,同様のローカルWikiとして,「MoinX」をkohさんから教えていただいて,インストールしてまた感動したりしておりました。表示もきれいで,Safariでもバッチリ使える。これはスバラシイ。でも,やっぱりshio的には,単体のソフト,それもできるだけ「Mac的な」ソフトがいいなぁと思って探しておりました。
つまりshioが欲しいのは「送信しないMail」。
まず考えたのは,StickyBrain。
以前のバージョンは.macでキャンペーン販売をしていたこともあって,注目しているソフトです。現在のバージョンは4.0.6。テキストを範囲指定して右クリックすると,StickyBrainへペーストするコンテクストメニューが現れるのだそうです。それは便利そう。さっそくダウンロードとしてインストールしましたが,残念ながら3回やっても起動しませんでした。うーーむ。起動しないことには話にならないので,これはスキップ。
次。あべたかさんから,Journlerを教えていただき,さっそくダウンロード。
これはいい感じです。shioがやりたいことがすべてかないそう。でも,使い始めてすぐに,shioに合わないことが判明。Webページなどでテキストを範囲指定して,それをJournlerにDrag&Dropすると,そのテキストのエントリーが作成されるのは期待どおり。しかし,そのタイトルが,必ず「Untitled」になってしまいます。これは不便。いちいちタイトル行をコピペし直す必要があります。MacJournalに書きためてあるshiologyのエントリーなども,Drag&DropしてもすべてUntitledになってしまう。これではいちいちタイトルをつけ直さなければならず,実用的ではありません。MacOS9時代以来,Universal Binary以前に愛用していたNew Notepad 2は,テキストをDrag&Dropすると,ちゃんとその1行目をタイトルとして扱ってくれました。だから,クリッピングはDrag&Drop一発。至極便利でした。でもJournlerはそうなってくれない。これではshioの用途には合いません。
次。以前から各所で名前を見かけていたYojimbo。
名前が「用心棒」なので,なんとなく用心して (^_^),いままでそのサイトを訪れてもみませんでした。情報をエントリ毎に簡単にencryption(暗号化)できるのがウリのソフト。たぶん,黒澤映画からの命名でしょう。もちろんUniversal Binaryです。今回,ダウンロードして使い始めてみたら,あらスバラシイ!! 画面サイドに表示されるタブがイカしてます。他のソフトでクリッピングする場合,Drag&Dropするためには,ドラッグ元のテキストとドラッグ先の画面の両方が見える状態で表示されていることが必要でした。MacのExposéを使えばいいのだけれど,それでもなお,shioのように多くのソフトを開きっぱなしだと,必要なドラッグ先の画面が一目では見つかりません。その点,Yojimboならこのタブにドラッグするだけ。たとえばSafariからURLをこのタブにDrag&Dropすると,WebアーカイブがYojimboに保存されます。これは今までshioが知っているソフトの中で最も簡便な使い勝手。また,テキストのクリッピングをした際も,ちゃんと1行目をタイトルとして扱ってくれます。あぁ,shioが使いたかったのはこういうソフト。
さっそく試用を開始するために,shio好みに設定し,既存のデータを読み込み。
最初にやった作業は,MacJournalに書いてあるshiologyの原稿などを,すべてYojimboに持ってくること。今までに書いたshiologyの001から691までを一気に読み込めたらうれしい……。できました!! 新しいものを上に(後に)読み込んで欲しいため,MacJournal側で古い順に表示しておいてからすべてを選択してYojimboにDrag&Dropすると,古い順に読み込まれ,見事,新しいものが上に来るように全エントリーが作成されました。喝采!!
各エントリをフォルダに分けるのも,ちゃんとMacOS Xの作法にしたがっています。
つまり,MailやiPhoto6と同様,「Library」の中にはすべてのエントリーが時系列に保存され,各フォルダにはそのうちの必要なもののみが抽出される,という感じ。昔,Mailがこの方式を採用したときには多少違和感があったけれど,何年か使い続けていると,それが当たり前になって,他の情報もこの方法で仕分けしたくなるから不思議。JournlerもYojimboも,この方式です。一方,いままで愛用してきたMacJournalは,従来のフォルダ(ディレクトリ)方式。この違いが,MacJournalからYojimboへのスウィッチを促した,といっても過言ではありません。このような流れを見ていると,もしかしたらMacOS X自体が将来,ファイルをディレクトリで扱わずに,この方式(正式名称があるのかしら)で扱うようになるのかもしれません。Leopardが楽しみです。
そしていま,このエントリをYojimbo上で書いています。
テキスト入力も何ら問題なし。
しばらく使って,気に入ったら(というか,すでに気に入っているのですが),購入しようと思います。さらにうれしいのは,ライセンスの形態が,per personなところ。つまりshio自身が使う限り,複数台のMacにインストールしていいのです。これはすごく大切なこと。ライセンスはこうあって欲しい。
Yojimbo,かなり使える予感 (^_^)
ここ数日,パロアルトは猛暑です。
気温は35度を超え,日向はもっと暑い。
頭がいたくなる程の日差しと熱さです。
それでも日陰に入るとそんなに暑くないのがいいところ。
今日は,公園の木陰で仕事をしました。
ここはなんとWiFi(無線LAN)が入るのです。
そのあと,またパロアルトの図書館に行って仕事。
ここもWiFiが入るので,メールなどを書いていると,日本からビデオチャットに呼ばれる。shioのとなりの男の子も,ヘッドフォンをしてどこかのだれかとビデオチャット中だったけれど,ここは図書館なので,shioは慎みます。すぐにiPodで使っているイヤフォンをMacに挿し,相手にはしゃべっていただいてshioは文字で返答。こうすれば声を発することなくビデオチャットできます。
とはいえこの図書館,携帯電話でしゃべっている人はいるし,コンピュータを並べて隣同士でオンラインゲームをしている若者もいる。むろん,大多数の人は静かに雑誌や文献を読んだり,書き物をしたりしているごく普通の図書館なのですが,完全な静寂ではありません。そこがこの図書館のいいところ。ロースクールの図書館は完全にしーーーんと静まり返っていて,あちこちでキーボードの音だけがカタカタと鳴っている。ちょっと怖い。それよりも,若干のざわつきがあった方が,何となくshioは落ち着くのです。ソファーもあるし,大きいテーブルもあるし,個人用のキャレルもあるし,気分次第で好きなスタイルで仕事ができます。
ありがたいのは,どのテーブルもキャレルも,ちゃんと複数の人が電源をとれるようにテーブルタップがついていること。だから,コンピュータのバッテリーを気にせず,使い続けられます。もっともshioの場合,ACアダプタを持って歩かず,「バッテリーが切れそうになったら仕事はおしまい」ということもよくやります。MacBook Kroを使うようになってから明らかにバッテリーの持ち時間が延びたので,余裕ができました。
ついでにまたCDを借りる。
Bill Evansの8枚組などという豪華版もあって,かなり「お借り得」です。
Wynton Marsalisも借りました。聴くのが楽しみです。
図書館で借りるCDは,たいがい傷だらけです。たまに再生不可能なトラックもあります。もっと大事に扱って欲しいなあ。
あべたかさんのblogの6月18日のエントリー(060618 室町文化の学習)に関して,メールでコメントをお送りしたところ,お返事をいただき,さらに23日のエントリー(060623 マインドマップは関係性の地図)でその件について言及してくださいました。どうもありがとうございます
マインドマップをはじめとした「図式化」。あべたかさん同様,shioも大好きです。民法や著作権法の講義でもよく使っています。なので,マインドマップについてはいままで何度か書いてきました。一番詳しくは,「262:041227 shio的マインドマップ利用法──MacPeople記事連動」に書いております。ご興味がある方はどうぞご覧くださいませ。
図書館大好きなshio。
Palo Altoの市立図書館にもよく行きます。
いつ行っても市民がたくさん来ていて活気があるけれども,座れない程混んではいない,といい感じです。無線LAN完備。Macを持っていけば,そこはすぐにオフィスになります。
1回の貸し出し数は
・DVD:3タイトルまで
・CDブック:3タイトルまで
・それ以外,つまり本など:無制限!!
1回の貸し出し期間
・DVD:1週間
・それ以外すべて:4週間
貸し出し期間は,他の人の予約が入っていない限り,2回まで,更新できます。更新はオンラインでできるので,図書館に出向く必要はありません。また,貸出期間満了の2日前に,メールでお知らせが来ます。だから,わすれることもありません。
延滞料は一日25セント。最高6ドルです。
GR Digital。Palo Alto Main Libraryの正面玄関。
というわけで,shioは図書館を愛用しております。
最近はDVDやCDを借りて楽しんでいます。ジャズのCDなども結構あるので,知らないミュージシャンのアルバムを借りてどんどん聴いてみることができます。適当に借りて,聴いて,気に入ったらその人の他のアルバムをiTunes Music Storeで買えばいいのです。そういうとき,わざわざCDを買いに行くことはしたくないですから,オンラインで曲が買えるのはとってもありがたい!!
このフクロウさんのアップ,今日,ようやく撮れました。
いつ行っても,金網から離れたところにいるので,なかなか撮れなかったのです。撮影した後,GR Digitalのモニタをフクロウさんに向けて,「カッコよく撮れたよー」って写真を見せてあげたら,口を大きく開けて笑ってました (^_^)
今日は父の日。
先日知り合った友人に誘っていただいて教会へ。父の日の特別ランチパーティーがあるとのこと。shioはクリスチャンではないけれど,ずーーーーっとYMCAの活動に関わっていて,賛美歌を歌うのが大好きだし,いろんな牧師さんのお話をうかがうのも大好きです。YMCAの野尻キャンプ場で行われるキャンプでは,毎朝,牧師さんのお話を聞く時間があります。
今日,牧師さんのお話を聞きながら考えた。
幼稚園以来,長年,様々な牧師さんのお話を聞いてきたことが,shioの講義に活きているかもなぁ,と。
人前で話をするのは,ひとつの技術です。技術を身につける最良の方法は,その技術を持っている人が実際に行っている姿を,できるだけたくさん見ること。そして,それをマネしてやってみること,フィードバックを受けること,繰り返すこと,考えること……。
そういえば,それに関連したことを, MacPeople 次号(8月号)の連載で書きました。
6月29日の発売です。お楽しみに!!
GR Digital。我が家のトマトちゃん。
(今日から,いちいち「GR Digital・無修正。」と書くのをやめます。以前は「無修正」なんて書いていなかったのですが,「修正しているんでしょ?」という質問が多かったので,誤解を招かないために「無修正」と書いていました。でも,もう必要ないと思いますので,単に「GR Digital」とだけ書くことにします。修正したときだけ,言及します。)
最近何度か「shioのMacは,常時20以上のソフトが立ち上がっています」と書いておりますが,どんなソフトを立ち上げているかと申しますと。。。
今,この瞬間立ち上がっているソフトを書いておきます。「UB」と書いてあるのは「Universal Binary」の略,MacBookなどのインテルCPU内蔵のMacに最適化されているソフト,という意味です。(と書いてから,各行に「UB。」をコピペしていったら,ほぼすべてでした。が,そのまま掲載します)
・Safari──Mac標準のブラウザ。一日の中で最も利用時間が長いかもしれません。UB。
・Mail──Mac標準のメールソフト。これも利用時間長い。UB。
・iChat──Mac標準のチャットソフト。UB。
・iCal──Mac標準のスケジュールソフト。UB。
・スティッキーズ──Mac標準のメモソフト。UB。
・WordRegister──Mac標準の「ことえり」単語登録ソフト。UB。
・アドレスブック──Mac標準の住所録ソフト。UB。
・プレビュー──Mac標準のファイル表示ソフト。PDFの表示や検索が快速。UB。
・iTunes──いわずとしれたMac標準の音楽再生ソフト。BGMをかけながら仕事します。UB。
・テキストエディット──Mac標準の文書作成ソフト。たいがいの文書はこれで作れます。UB。
・Dictionary──Mac標準の英英辞典。インターフェイスが秀逸。辞書ソフトはこうあるべき。すごく手軽にひくことができて便利です。UB。
・Quick Time Player──Mac標準の,映像を見るソフト。UB。
・アクティビティモニタ──Mac標準の,Macの動作監視ソフト。CPUの使用率などを常に表示しています。UB。
・Skype──shiologyでも何度もとりあげているお電話ソフト(無料ソフト)。米国内への通話が無料になって以来,使用頻度が非常に高くなっています。UB。
・MacJournal──shiologyはこれで書いています。UB。
・Pages──アップルのワープロソフト。長文を執筆したり,レイアウトの決まっている原稿を書いたりするのはこれ。UB。
・OmniGraffle Professional(4.1.1)──図表を書くのはこれ。名刺の作成もします。UB。
・OmniOutliner Professional(3.6)──文章を起こすとき,最初に書き始めるのこれ。UB。
・Jedit X──原稿の執筆,文字数計算,置換など,テキスト作業に威力を発揮します。UB。
・NewsFire──RSSリーダー。超シンプル。だけど新しいエントリーが常に上に来るので読みやすい。UB。
・VoodooPad──WikiをMacの中に構築するのと同じようなことができるソフト。気に入っています。UB。
・ロゴヴィスタ電子辞典ブラウザ──数日前に書いたように,俄然,使用頻度が高くなった辞書ソフト。UB。
・TimeShift──日本時間を表示しています(無料ソフト)。UB。
以上が現在立ち上がっていて,かつ,ほぼいつでも立ち上げっぱなし(終了させることがない)ソフトです。数えてみると,23個ありますね。そしてすべてUB。MacBookになってからは,PowerPC版のソフトは,使い終わったら終了させるようにしています。
もちろんこれ以外にも使用頻度の高いソフトがいくつもあります。
・iPhoto──Mac標準の写真ソフト。以前は常に立ち上げっぱなしだったけれど,写真があまりにも増えすぎて,写真のライブラリを外付けのFirewire接続のポータブルハードディスクに移したため,MacBookを持ち歩くときはハードディスクを外すので,それにともなってiPhoto6も終了させることが必要になりました。いちいち終了させるのはちょっと面倒だけれど,MacBook KroになってからiPhoto6も起動が速くなったので,まあよし。UB。
・Flickr Uploadr──Flickrに写真をアップするときに使います。
・Aperture──一度に数百枚以上の撮影をしたときに重宝する,アップルの写真ソフト。UB。
・Keynote──アップルが誇るプレゼンソフト。プレゼンのスライドを作るときはこれ。UB。
・Flock──ときどき使うブラウザです(無料ソフト)。UB。
・Firefox──同上。UB。
・Jedit 4──普段はUB化されているJedit X(前掲)を使いますが,リッチテキストではなくプレーンテキストが欲しいとき,あえてこちらを使います。
・Word──マイクロソフトのワープロソフト。
・Excel──マイクロソフトの表計算ソフト。
インストールされているソフトの数はこれ以外のものも含めて200程あります。それらは適宜,必要に応じて使います。こうして見ると,Macを買ったら標準で入っているソフトだけで,多くの作業をこなしていることがわかります。また,日常的に使うソフトの中でUBになっていないのは,Word, Excel, Flickr Uploadrだけです。UB化が待ち遠しいです。
GR Digital
お誕生日会のケーキってこんな感じです。
TiddlyWikiにちょっと感動したshio。
その後,実際に使い始めてみた結果,やっぱりVoodooPadは今まで通り使うことにしました。TiddlyWikiに移行するのはちょっと難しいみたい。昨日まではTiddlyWikiに,試しに短い文章を日本語で入力していただけだったのだけど,今日,実際に英語で使ってみたら,両者の大きな相違が判明したのです。
VoodooPadは,英語で書いているとき,つまり,ひとつひとつの単語がスペースで区切られているテキストを入力したときは,項目として存在する単語には自動的にリンクが張られます。つまりスペースもマークアップ構文になっているのです。
ところがTiddlyWikiの場合,単語の中に大文字を含む書式(例:WikiName)で書けば自動的にリンクが張られるけれど,普通に単語を記述しただけではリンクにならない。他の文書からコピペしたような場合,そのままではリンクにならず,不便。
というわけで,少なくとも英文を扱う際にはVoodooPadの方が断然,使い勝手がいいです。
そうなると,shioのように英語と日本語の情報や文献が混在する環境で使う場合,やはりVoodooPadを使い続けることになります。残念ながらTiddlyWikiは,現在のところ,shioのニーズには合いませんでした。すごく面白いのに,使えないのは残念。。。でも,Wikiがローカル(自分のコンピュータ)のハードディスクに展開できるのはスバラシイことなので,引き続き,注目していきたいと思います。
なお,Safariで使うためのPlug-Inがあるとkohさんから情報をいただいたので,検索して入れてみました。でもshioの環境ではうまく動作しませんでした。確かに保存はできるようになったのですが,マークアップをきちんと認識してくれません。ちょっと残念。
さて,一方のVoodooPad。
グッピーさんに紹介していただいて以来,愛用しています。
これは「コンピュータを使っている」ことを実感させてくれるソフトのひとつ。英文を書いているときに,既存の単語に自動的にリンクが張られていくのは快感でさえあります。オンラインではなく,自分のMacの中でそれが行われているさまを目の当たりにできるのがうれしい。思考をアシストしてくれる道具としてMacを使っているshioのツボにはまっています。「自分ワールド」を自分のMacの中に構築したい人に,お勧めです。
スーパー教師,あべたかさんが,TiddlyWikiを紹介しています。
→http://blog.abetaka.jp/?eid=477339
TiddlyWikiの本家サイトはこちら。
→http://www.tiddlywiki.com/
これはすばらしい。JavaScriptで書かれたWikiです。自分のMacにWikiを構築できます。それも超簡単な上,ファイルもひとつ。これは面白い。ちょっと感動しました。mixiにもコミュニティーがありました。でも現時点で参加者25人。どうやらまだまだマイナーな存在です。
shioも早速導入。
Firefoxで使います。本当はSafariで使いたいのだけれど,Safariでは変更したファイルの保存ができないのです。shioは普段はFirefoxをほとんど使わないので,shioのTiddlyWikiファイルをFirefoxでホームページ(最初に開くページという,本来の意味)にしました。これなら,Firefoxを立ち上げるだけで,shioのTiddlyWikiが開きます。幸いFirefoxはUniversal Binaryになっているので,shioのMacBook Kroで快適に動作します。
タイトルをつけたり,サブタイトルを付けたり。
あべたかさんも書かれているように,カレンダーを付けるプラグインを入れたり。
さっそく使い始めました。Wikiとはオンラインで使うもの,という感覚を覆す不思議さ,面白さがあります。
残念なのは,テキストフィールド内での文字入力関係が,若干不安定なこと。利用に支障をきたすような問題ではないけれど,ときおりゴミが残ったりします。でもこれはTiddlyWikiの問題ではなくてFirefoxの問題かもしれません。そしてSafariであればMacの標準的な文字入力操作(たとえばcommand+Zでundoとか,command+Hでdeleteするとか)がすべてできますが,Firefoxでは普通の文字入力操作しかできません。昔(Internet Explorerなどを使っていた時代)はブラウザではこれが当たり前だったのですが,他のエディタやメーラーのように柔軟なテキスト入力操作ができるSafariが出現して以来,これはとても不便です。したがって,現時点では,Firefox上のTiddlyWikiに直接文字入力することはあまり快適ではありません。SafariやMacJorunalや他のエディタなどに書いてペーストしています。
それでもなお,TiddlyWikiは魅力的です。
ツカエルツールです。
これがSafariやシイラといったWeb Kit系のブラウザで使えるようになったら最高なんだけどなぁ。
念のため,他のブラウザでも試してみました。
Safari, シイラ,OmniWebはいずれもテキストフィールドでの入力やキーボードショートカット操作は全く問題なくできるのだけれど,ファイルの保存ができず。残念。
次,Opera。保存しようとしたらクラッシュしました。
次,Flock。これはいい感じ。Firefoxと同じような挙動です。保存もできます。でもテキストフィールドの操作性はFirefoxと同じ。
次,Camino。保存は可能。でもフォントの表示がちょっと変。
次,Netscape。保存可能。フォントの表示は問題ないけれど,変換中の文字が反転表示されて古風な印象。
最後,Internet Explorer。表示すらできませんでした。。。
というわけで,現在使えるのは,やっぱりFirefoxとFlock。
さて,このステキなツール。
shioの個人的な課題としては,愛用のVoodooPadとの使い分け。
VoodooPadは,Macの中にWikiを実現するソフトです(→http://www.flyingmeat.com/voodoopad/)。両者はまさに同じ機能を実現します。それぞれの主要なメリットは下記の通り。
TiddlyWikiの長所
・ブラウザさえあれば(もちろんSafariでも)その内容をすべて閲覧できること。非常に大きな長所です。VoodooPadは,データをexportしないかぎり,VoodooPadでしか見ることができません。
VoodooPadの長所
・Macの普通のアプリケーションだから,自由度が高い。なにより,ブラウザ上の狭い枠の中にテキストを書いていくのではなく,普通のウィンドウに書けるのがいい。Firefoxのようにテキスト入力操作の制限もないから,気持ちよく入力できます。
ありがたいのは,両者でタグの打ち方が共通なこと。リンクを作る際のマークアップ構文が,どちらも[[二重スクエアブラケット]]なのです。だから,TiddlyWikiに書いたものをそのままコピーペーストでVoodooPadに持って来ても,ちゃんとリンクが生きる。VoodooPadの方は,そのほかにも[]や“”でもOKです。
両者をどのように使っていくか,これから模索してみます。
いま,何となく思いつきで,かな入力と英数入力を切り替えるキーアサインを変えてみました(キーアサインの変更は,Macに標準の機能ですから特別のソフトを入れたりする必要はありません。システム環境設定で「キーボードとマウス」を選び,「キーボードショートカット」ペインで設定できます)。
いままでずーっと,Macの昔からの慣わしで「command + space bar」を使ってきました。左手親指をちょっと曲げてcommandキー(space barの左右にあります)を押し,右手親指でspace barを押します。でも今回,それをSpotlightの起動に割り当て,かなと英数の切り替えは「control + space bar」にしました。そんなに深い理由はありません。気分です。
shioが日常使うキーボードはMacのUSキーボードとHappy Hacking Keyboard Professional。
Happy Hacking Keyboard Professionalの方はcontrolがAの左隣にあるからいいのですが,MacのUSキーボードは,controlキーが最下段左から2つ目にあります。これは不便なのでcontrolをcaps lockに割り当てています。ということは,上記のキーアサイン変更の結果,かなと英数の切り替えは,普通に考えれば,左手小指でcontrolを押し,右手親指でspace barを押すことになります。それだけでも,左手の親指を曲げる必要がないから,楽。
でも,今回の変更の趣旨は違うところにあります(あっ,やっぱり理由はあった)。
左手の小指と親指でcontrolとspace barを同時押しするのです。いや,同時なんだけれども当然のことながら超微妙にcontrolを先に押してる。でもほぼ同時。
ここまでの十数行を打つ間に,何度かかなと英数の切り替えを行っていますが,もしかしてこれはすごく快適かも。従来のようにcommand + space barで切り替えを行うとき,かならずcommandを押してからspace barを押すという二段階の操作をしていました。擬態語でいえば「タラッ」という感じ。すごく瞬間的な話だけれども感覚的には二段階なのです。でもcontrol + space barを左手の小指と親指で押すと,感覚的にも「同時押し」。「タン」ですみます。
しばらくこれで使ってみようと思います。
昨日のコーヒーの話題,いろいろな方から情報をいただきました。どうもありがとうございました。こちらでもいいロースト屋さんがあるそうです。ぜひ訪ねてみたいと思います。考えてみれば,カリフォルニアの大手のチェーンが販売するコーヒーと,日本の小さな小さなコーヒー屋さんの製品を比べたshioが間違っていました。shioは日本では大手の豆を買ったことがないのですが,どうやら,日本の大手の豆も,冷凍すると同様にくっつくそうです。違いは地域の差ではないようです。これからも,いろんなコーヒーを楽しみたいと思います。
みなさんから様々なことを教えていただいて,blogを書いていて良かったなぁと思います。今後とも,お気づきの点がありましたら,どなたでもどうぞご教示ください。どうぞよろしくお願いいたします。
コーヒー大好きなshio。
毎朝,飲みます。
大学にもタンブラーを持参し,カフェで買って飲みます。タンブラーを持参すると,約半額なのです。
夕食で脂っぽいお肉をたくさん食べた後にも飲みます。
そんなshioが大好きな三鷹にあるコーヒー屋さん「珈琲家 香七絵」。
→http://www.coffee-kanae.jp/
成蹊大学の研究室では毎日飲んでいました。
こちらに来てからもその豆を大量に送っていただいて,飲んでいます。
カリフォルニアはスターバックス発祥の地で,いたるところにスタバがあります。それ以外にもPeet'sコーヒーのようなチェーン店の他,大小さまざまなカフェがあちこちにあって,コーヒーはとてもポピュラーです。そんなカリフォルニアのコーヒーもいいけれど,やっぱり香七絵の珈琲が好き。
エピソードをひとつ。
一日4杯は珈琲を飲むと言う友人(医師・女性・アメリカ人)が,だいたい毎週,我が家に来るのですが,彼女に初めて香七絵の珈琲を出したとき,彼女の一言。
「あれ,これ,お砂糖入れた?」
「え!? 入れないよ」
「甘い……」
「あぁ,これは日本から送ってもらっている珈琲で(以下略)」
こんな具合に,好評です。
カリフォルニアのコーヒーとは,何かひと味違うみたい。
その原因は何でしょう。ひとつ気付いたことがあります。
shioも,こちらで売られている豆も色々買って試しています。Peet’sの豆はどこでも売っているし,それ以外にもOrganicの豆とか,様々あります。買ってきた豆は冷凍庫に保管。冷凍庫から出したとき,香七絵のコーヒーとは歴然とした違いがあります。香七絵の豆は冷凍庫から出してコーヒーミルに注ぐと,「カラカラカラカラ」と転げ落ちていきます。一粒一粒,サラサラと独立しています。でもこちらで買った豆を冷凍庫から出して注ごうとすると,多くの場合,固まっていてうまく落ちていかない。
それから,コーヒーミルで挽いた後の粉末をコーヒーメーカーに入れようとすると,こちらで買った豆はミルの底にたくさんくっついて残る。だから,いつもハケが必要。でも香七絵の豆はハケがいりません。全部きれいにコーヒーメーカーに注げます。
つまり,こちらで買った豆にはまだ水分が残っているのです。冷凍するとそれが凍ってくっついてしまうし,挽いてもミルにくっつくのです。香七絵の豆は全くくっつかない。水分が完全に飛んでいるのです。これが大きな違い。ローストの違いです。
香七絵のマスターは,直径2メートルくらいありそうな大鍋で,日がな一日,ゆっくりゆっくり,豆をローストしています。それによって水分が完全に飛ぶのでしょう。それがおいしさの秘密なのかもしれません。豆の品質も大切だけれど,ローストも重要な要素なようです。
できるだけ早くこちらでも,おいしい豆をローストするコーヒー屋さんを見つけたいと思います。
Macで使う「新解さん」(新明解国語辞典)については,「674:060601 ハンモックでMacBook」で書きました。(→http://shiology.com/shiology/2006/06/674060601_macbo_7695.html)
今日はMacで使う辞書についてお伝えします。
shioは子どもの頃から「辞書読み」が大好き。
Macでも10年以上前から,デジタル辞書を使っています。
最も古くから使っているのは「電子ブック」。
電子ブックは,カセットに入った直径8cmのCDを,専用の電子ブックリーダーに入れて使う形式のデジタル辞書です。広辞苑,研究者の新英和和英中辞典,岩波国語辞典,リーダーズ英和辞典,リーダーズプラス,知恵蔵,マイペディアといった辞書の電子ブックを購入し,長年,使ってきました。8cmCDをカセットから取り出し,CD-ROMドライプに入れればMacからも認識されます。そして対応する辞書検索ソフトを使えば,ほとんど問題なくMacからも使えるのがありがたいところです。MacOS X環境になってからは,コトノコというソフトを長らく使ってきました(→http://www.afternooncafe.jp/kotonoko/)。また,shioは使っていませんが,Jammingという辞書検索ソフトも老舗です(→http://dicwizard.jp/jamming.html)。
この電子ブックの中でも最も重宝なのは,小学館「電子ブック版「日本大百科全書」」。
確か電子ブックリーダー付きで8万円くらいだったと思います(定かな記憶ではありません)。冊子だと10冊以上になる百科事典が,Macでサクサク検索できるのです。これはスバラシイ。価格も確か,冊子体の1/3程度でしたから,さらにスバラシイ。いかんせん1996年のものなので,内容が古めなのはしかたがないところです。新しいことはWebを調べればすむし,百科事典がいつも手元にあることの意義は大きいです。
さて,MacBook Kroを使い始めてから,アプリケーションはできるだけUniversal Binary版を使いたい。MacBook Kroに内蔵されているインテル製のCPUにネイティブで動作するからです。shioは日常的に使うソフト20個くらいを常に立ち上げっぱなしなので,その中にUniversal Binaryではないソフトが含まれていると,動作の低下や,CPU負荷の増大につながってしまうからです。その点,辞書検索ソフトに関しては,残念ながらコトノコもJammingもUniversal Binaryではありません。ところが先日も書いた通り,ロゴヴィスタ辞典ブラウザはUniversal Binary。スバラシイ!! となれば,ぜひこれを常用したい。
ロゴヴィスタ辞典ブラウザで使う辞書でshioが持っているのは「新解さん」だけ。常用するためには,shioが日常的に利用する辞書タイトルを新たに買いそろえる必要があるため,ちょっと躊躇がありました。ところが,先日のエントリーを書いた直後,ロゴヴィスタから登録ユーザー宛のメールが舞い込みました。いつもは企業からのDMのたぐいはほとんど読むことがないのですが,なんとなく読んでみると,キャンペーンのお知らせ。まさにshioの心の中を見透かしたかのように,絶妙なタイミングで割引のキャンペーンです。まとめ買いをすると1割引とのこと(もともと40%引きで販売されているので,トータルで46%引き)。
で,買いました。
一気に15タイトル (^_^)
約12万円の投資です。
セットになっていたり,別の辞書が付属しているものもあるので,ロゴヴィスタ辞典ブラウザに表示される辞書類の数は26項目に及んでいます。
ロゴヴィスタ電子辞典シリーズのラインナップはこちらからご覧ください。→http://www.logovista.co.jp/product/product_lineup.html
こうしてメディアが替わるたびに,「同じ辞書」に複数回投資しなければならないのは,なんとかならないものかと思いますが,ともかく買いました。広辞苑とか英和和英辞典などのメジャーな辞書だと,書籍,電子ブック,電子辞書(すでに2つ持ってます),そして今回のロゴヴィスタと,軒並み5回くらい購入していることになります。
しかし,やっぱり買ってよかったなぁと思います。
まず何よりロゴヴィスタ辞典ブラウザは表示がきれい。だから読みやすい。Macのソフトだから,表示される文字がきれいなのは当たり前だし,それはコトノコなどだって同じなのだけれど,その当たり前がうれしい。やっぱり「辞書読み」するからには表示がきれいなのはありがたい。
Macの画面とWindowsの画面,文字の表示がどんな風に異なるかは,上記のラインナップから適当に選んで辞書名をクリックし,表示された商品説明で,「+拡大表示」(=Windowsの画面)と「Mac版画面」を比べてみてください。でも実物はもっときれい。文字が滑らかなだけでなく,行間のスペースがしっかりとってあるので,紙の辞書同様に読みやすいです。
それから,コトノコやJammingでは,検索結果が表示されたとき,発音記号が文字化けしたり,語義説明が途中で途切れたりする問題がありました。これが「辞書に対する信頼感」の減殺要因になっていました。やっぱりちゃんと表示される方がいい。ロゴヴィスタ辞典ブラウザで表示される各辞書は,当然のことながら,問題なく表示されます。
そして各辞書の串刺し検索もできます。26冊を串刺し検索しても待ち時間は1秒程。とはいえ26冊を串刺し検索することなんてないので,実際に使う数冊の串刺し検索なら一瞬です。だから,各辞書の記述の比較も簡単です。
そんなわけで,満足度の高いお買い物でした。
これでMacBook Kroがステキな「電子辞書」になりました (^_^)
今日の写真は,Duck Pond。うちからクルマでちょっとのところです。
サンフランシスコ湾の内側に面した海岸沿いにある湿地にある池です。アヒル,鴨,サギ,カモメなど,たくさんの鳥が見られます。
shio愛用のグッズ。東レの「トレシー」
→http://www.toraysee.jp/
元々はカメラのレンズを拭くために買ったトレシー。薬剤などを一切使わず,ミクロの繊維が汚れをからめ取ります。レンズ拭きに大活躍していますが,それ以外にも,いろんなものがきれいになります。
カメラのモニターを拭くのもトレシー。
Macのモニターを拭くのもトレシー。
腕時計のガラスを拭くのもトレシー。
ヴァイオリンを拭くのもトレシー。
図書館から借りてきたCDやDVDを拭くのもトレシー。
(ただし,図書館のディスク類は本当に汚いので,洗剤を付けたスポンジで洗っちゃうことも多いです)
MacBook Kroを拭くのもトレシー……と思って拭いてみたけれど,マットな処理を施されたMacBook Kroの表面についた手の脂は,あまりきれいになりませんでした。MacBook(白)はたぶんきれいになると思います。
トレシーのサイトを見てみると,いろいろな製品があるのですね。眺めていると「工業用」製品のページに,手袋型の製品を発見!! これは便利そう。使ってみたい。shioの手は大きいので,サイズにLLがあるのがスバラシイ。でも,工業用なので出荷ロットは100。。。なんで,普通に売らないのかしら……。
Macに標準搭載されているかな漢字変換機能「ことえり」については,shiologyでもたびたびとりあげていますが,最近shioは,「control+右手人差し指」という操作に凝っています。
control +H ── キャレット(カーソル)の左の文字を消去(deleteと同じ)
control +N ── 変換(spaceと同じ)
control +M ── 変換の確定(returnと同じ)
control +B ── キャレットを左に移動
変換→確定という動作が,N→Mと隣同士のキーで完結します。そして右手小指をreturnやdeleteに伸ばす必要が全然なくなります。さらに下記の使い勝手と合わせると,キー操作が実に効率的になるのです。
MacOS Xは,ことえりに限らず,システム標準でキャレット移動操作のキーバインドが定められています。俗にいう「ダイアモンドカーソル」(カーソルの上下左右への移動を,controlキープラスE,X,S,Dの各キーを使って行う操作方式)のようなものですが,それとはキーが異なります。また,アプリケーションに依存しておらず,各アプリケーションで共通の操作体系なので,一度慣れてしまえばどのアプリケーションでも同じ操作性が得られるのが大きなメリットです。
以下,カッコの中はshioの想像。
control +F ── キャレットを右へ(ForwardのF)
control +B ── キャレットを左へ(BackwardのB)
control +P ── キャレットを上へ(Previous lineのP)
control +N ── キャレットを下へ(Next lineのN)
control +D ── キャレットの右を消去(DeleteのD)
control +H ── キャレットの左を消去(?)
control +A ── キャレットをパラグラフの先頭へ(Aはアルファベットの先頭だし,a-headなら「先頭へ」という感覚だからかな)
control +E ── キャレットをパラグラフの先頭へ(End of the paragraphのE)
ダイアモンドカーソルのようなキーの位置関係ではなく,できる限り意味を持ったキーを割り当てるのがアップル流。扱いやすいです。
GR Digital・無修正。庭から空を見上げたら,太陽の周りに円形の虹。
ノート型コンピュータをはじめとして,周辺機器,デジタルカメラの充電器,その他さまざまな製品のACアダプタに使われている電源ケーブル,俗称「メガネケーブル」。ACアダプタや充電器と壁のコンセントとをつなぐケーブルです。壁のコンセントに挿すのとは反対側のプラグが,眼鏡のような形をしていることから,このように呼ばれます。
GR Digital・無修正。これがCaplio GX8に付属している電源ケーブルと充電器。
このケーブル,たいがい長い。1〜1.5mほどあります。持ち歩くには重くて邪魔です。その点,Macは,長いケーブルのほかに,小さいアダプタ(これを仮に「メガネアダプタ」と呼ぶことにします)が付属しているので,必要に応じて付け替えて持ち運ぶことができます。こういうところが,アップルのスバラシイところ。多くのメーカーにとって,ACアダプター関連なんて最もコストを削る部分ですが,アップルのこだわりはこういうところも現れています。
GR Digital・無修正。右側が「メガネアダプタ」。正式名称は知りません。
さて,その小さいメガネアダプタ,これが重宝なのです。
shioがGR Digitalとともに使っているリコーのCaplio GX8や,その前に使っていたCaplio GXなどの充電器。充電器自体は小さくて軽いのに,付属するメガネケーブルは長〜い。持ち運びに不便です。GR Digitalからは充電器自体にプラグが格納される形式になったけれど,Caplio GX8などを旅行に持っていくときには,この長〜いメガネケーブルが荷物になります。
そこでMacのメガネアダプタ。
これを付ければ,ほらこの通り!!
ちょっと感動的でしょう?
メガネアダプタの形状は,メガネケーブルと全く同じなのです。
スバラシイ!!
アップルさん,どうもありがとうございます。
おかげで,ケーブル1本分,身軽になります。
shio愛用のGR Digitalのストラップについては,shiologyでもたくさん書いてきました。たとえば,
「602:060123 写真は逆光」(→http://shiology.com/shiology/2006/01/602060123__d300.html)からリンクをたどってください。
shioはネックストラップをボディーの左右から吊って,横吊り(カメラが横長の長方形にぶらさがる吊り方)で使っていることが多いですが,ときどき気分が変わって縦吊り(カメラが縦長になる)でも使います。縦吊りで使うか,横吊りで使うか。そんな楽しい悩みの足跡は下記に書いています。
・537:051019 Apertureはスバラシイ!!(→http://shiology.com/shiology/2005/10/537051019_apert_4e8c.html)
・543:051031 GR Digital in Paris(→ http://shiology.com/shiology/2005/10/543051031_gr_di.html )
でも最近,気付きました。
選択肢は2つではない。3つあるんだ,と。
昨年の10月23日にGR Digitalが手元に届いてから,毎日,常に持ち歩いて使っているカメラですが,まだ気付いていないことがあったのです。7000枚ほど撮影してからの発見です。それは,ストラップを(自分から見て)左上と右下に付ける,という吊り方。横吊りでもなく縦吊りでもなく,「対角吊り」。
そんな吊り方,考えてもみませんでした。
でも,やってみると収まりがいい。
まず撮影時。
右上のシャッターボタン付近にストラップがないので,操作がしやすい。これが一番のメリットです。そして,モニタが見やすい。横位置撮影でも縦位置撮影でも,ストラップが,モニタを見る視線を妨げることがない。それから,ストラップをピーンと張って固定することができるのは従来と同じだけれど,それが縦位置のときでも横位置のときでも同等の効果が得られる。
次に移動時。
shioはGR Digitalをタスキがけにして持ち歩いています。ストラップを右肩に掛け,GR Digitalが左の腰の背中側あたりに来るスタイルです。従来の吊り方だと,歩いたり走っているとき,ストラップがついていない側(下に来る側)が必ずバタバタしました。それがちょっと落ち着かなかった。でもこの「対角吊り」にすると,カメラがバタつかない。
これはちょっとステキな発見です。
ここ数日,これで持ち歩いて撮影していますが,上記のメリット以外,さしたるデメリットは感じていません。しばらく対角吊りを続けてみようと思います。
さて,ストラップといえば,その取り付け方。周囲の人のカメラを見ていると,ストラップの端が上向きに飛び出していることが多い。なので,shioの方式を大公開します (^_^)
GR Digital・無修正。このストラップはCaplio GX8に付けてあるもの。GR Digitalにも同じ付け方をしているところは,ひとつ上の写真でご覧いただけると思います。
shioは十数年来,この写真のように取り付けて使っています。こうすると,きれいに収まります。写真だとわかりにくいかもしれませんので,ストラップを通す順番を記しておきますと……,
ストラップの先端を,バックルに上から下へ
→黒い角形リングに上から下へ
→カメラ側の金属のアイに外から内側へ
→黒い角形リングに下から上へ
→バックル裏面に上から下へ(ココがポイント。一般的にはしたから上に通しますね)
→ストラップ先端が,黒い角形リングの手前に来るように長さを調整
以上です。
スッキリしますよ (^_^)
追記:Nikonのプロサービスでは20年以上にわたってこのようなストラップの通し方を推奨しているとの情報をいただきました。Kさん,ご教示,感謝です!!
shio執筆の短期連載「Wordでスイスイ論文の達人」の第4回が掲載されました。
・「Lesson 4 組み立てはいつも部品から」
→http://www.microsoft.com/japan/mac/officesolution/thesis/contents/03_01.mspx
いつものとおり,本文(3ページ目まで)の執筆はshio,「一歩上をいくWordテク」はライターさんが執筆してくださっています。
バックナンバーはindexからどうぞ。
index →http://www.microsoft.com/japan/mac/officesolution/thesis/contents/index.mspx
個々の記事に対するリンクは下記です。
・「Lesson 3 一番大切なのはメッセージ」
→http://www.microsoft.com/japan/mac/officesolution/thesis/contents/02_01.mspx
・「Lesson 2 論文はアウトライナーから」
→http://www.microsoft.com/japan/mac/officesolution/thesis/contents/01_01.mspx
・「Lesson 1 論文執筆の3ステージ」
→http://www.microsoft.com/japan/mac/officesolution/thesis/contents/00_01.mspx
MacBook Kro(玄)を使い始めてからよく聞かれる質問。
「今まで使っていたPowerBookG4はどうするんですか?」
shioのこたえ,
「使ってます。」
Macはshioのアシスタントです。アシスタントは何人いてもありたがい。一人にたくさんの仕事をしてもらうこともできるし,分担してもらうこともできる。Macは何台あっても全部使い道があるのです。
shioは常々,Macで複数の作業を同時に並行して行っています。
たとえば,blogを書きながら写真をアップロードしたり,カメラから写真を読み込みながらWebを見たり,原稿を書きながら資料を読んだり。。。ほかにも音楽を聴きながら,Skypeで通話しながら,iChatでテレビ電話しながら,CDをiTunesでリッピングしながら,……。様々なことを同時にMacで行っています。いろんなことを同時にこなせるのがコンピュータのいいところ。shioのMacBook Kroは,常時20くらいのソフトが立ち上がっていて,それぞれ適宜,稼働しています。
それらを1台のMacで同時に行っても何ら問題ないです。とくにMacBookくらい速度が速くなると,それらを1台で行っても全くストレスなく仕事が進みます。でも2台のMacで行った方が,効率が上がるものもあります。
例えば原稿の校正。
shioが編集者にお送りした原稿に,編集者がコメントを手書きで書き込んで,送り返してくださいます。それはメールに添付されたPDFだったり,D-FaxからTIFF画像で送られてくるものもあります。それを見ながら,自分の原稿を修正していきます。同時に,その修正内容を,一点一点,メールに記述していきます。
その際,画面には最低3つのウィンドウを開くことになります。
(1) コメントが書き込まれている画像。使用するソフトはプレビュー,又は,たまーにAdobe Reader。
(2) 原稿。使用するソフトはPages。アップルの秀逸なワープロソフトです。(→http://www.apple.com/jp/iwork/pages/)
(3) メール。ソフトはMacに付属のMail.app。
(2)は見開きで表示します。ですからMacBook Kroのモニタの大部分を,原稿の表示に使います。残った部分で,(3)のメールを書いています。そこへ(1)の画像を開いても,すべてを同時に見ることができません。とくに校正中は(1)と(2)を同時に見たいもの。MacOS Xの機能,Exposé(→http://www.apple.com/jp/macosx/features/expose/)を使って,(1)を見たり(2)を見たりしますが,ちょっと煩雑です。
そこで,原稿とメールはMacBook Kroで,画像は隣に置いたPowerBookG4で,という使い方をします。こうすれば,常にPowerBookG4上で画像を見ながらMacBook Kroで原稿を書くことができます。スマートです。
このように,ふたつのものを見比べる,という作業の場合は,広い画面があると重宝です。日本にいたときには研究室にあるPowerMacG5に23インチのシネマ・ディスプレーを2台つないでいたので,Mac1台でそのような作業環境が実現していました。でも,こちらではそれがない。それでもこのように2台のMacを使えば,同じようなことができるのです。これがホントのデュアル・プロセッシング (^_^)
MacBookに入っているCPUはデュアル・コア。つまりひとつのCPUの中に,CPU2個分の機能が入っているのです。だから速い。またshioが成蹊大学の研究室で使っていたPowerMacG5は,デュアル・プロセッサー。つまりCPUが2個入ってる。だから速い。
これらはどちらも,1台のコンピュータの中にCPUに相当する部分が複数入っている。いずれも,コンピュータ自身がコンピュータの中で仕事を分担して,複数の演算装置を働かせています。確かに動画のレンダリングのような膨大な演算を必要とするタスクであれば,そのしくみによって,全体の作業が終了するまでの時間が短くてすみます。
でも,CPUのパワーをたくさん必要とする作業ではなくて,CPUへの付加の小さい複数の作業を並行して行うshioのような使い方であれば,1台のMacですべてをこなす必要はありません。Macを利用する人間の方で,複数のMacに作業を割り振れば,十分,CPUが複数あることの恩恵を受けることができます。
こうして,新しいMacを買っても古い方のMacはちゃんと活かされます。だから,shioのところでは,新しいMacが来るからといって古いMacが不調になることはありません (^_^)
では2台のMacの間でデータのやり取りはどうするか。
shioが日々行っている簡単な方法は,下記のふたつです。
(1) PowerBookG4のハードディスクをMacBook Kroにマウントする方法。
Finderの「ネットワーク」で見えているPowerBookG4に,自分の名前でログインすれば,PowerBookG4のアイコンがMacBook Kroのデスクトップにマウントされます。いったんマウントしたらエイリアスを作っておけば,次からはエイリアスのダブルクリックだけでつながります。LANがGigabit Ethernetであれば,外付けハードディスクくらいの速度で使えますから,十二分に実用的です。小さなファイルのやり取りであれば,無線LANでも十分です。(←こうやって書いてみると,カタカナとアルファベットばかりだなあ……)
(2) iChatのBonjourでファイルを送受信する。
これは極めて簡単です。iChatのアカウントを,メインのMacBook Kro用のほかにもうひとつ,PowerBookG4用に取得します。もちろん無料です。AIMのアカウントでも可能です。そして,双方でiChatを立ち上げておけば,BonjourのウィンドウにファイルをDrag&Dropするだけで,送受信できます。前述のように,メールで送られてきた画像のファイルをPowerBookG4で開いておきたい,というような場合に,そのファイルをパッと移すことができて便利です。
今日の写真はLos AngelesのDisneyland。エレクトリカルパレードです。
周囲の人たちはフラッシュをたいて撮影していたけれど,たぶんそれではほとんど写らないと思います。いや,写るけど電飾の美しさは写し取れない。shioはGR Digitalでフラッシュなしで撮影です。そうすればこのとおり,結構きれいに写ります。
バークレーに住む友人(元成蹊大学の同僚のアメリカ人)のお宅にディナーに呼んでいただいたので,その途中でサンフランシスコ動物園に立ち寄ってみました。(→http://www.sfzoo.org/)
大人11ドル,子ども5ドル。
1年間有効な家族会員券は75ドル。この会員券があれば園内の購買はすべて1割引。1日では回りきれない程広いと聞いているので,もう1回以上来るのは必至。なので,この会員券を買うことにしました。ちなみに日本にいたときも,吉祥寺にある井の頭自然文化園の年間パスを買って,ときどきぶらっとお散歩していました。
ステキな動物園です。
動物たちがのびのびしている感じ。
こうしてクジャクが園内を歩き回っています。
残念ながら羽を広げる姿には出会えませんでした。
やっぱり広くて,半分くらいしか回れませんでした。
また行きます。
それからBay Bridgeを渡って友人宅へ。
地図を見ながらクルマで行くと,どんどん坂を上っていく。たどり着いた先は,高台に建つきれいなお宅でした。リビングからの眺めが最高。
バークレーを望み,サンフランシスコ湾をが見え,その向こうにサンフランシスコの街,左右にGolden Gate BridgeとBay Bridgeが見える。Bay Areaを一望する感じです。
MacBook Kroの話題ばかり書いているので,今日は携帯の話。
昨年8月にサンフランシスコに来て,すぐに携帯を買いました。キャリアはT-Mobile,端末はモトローラ製です。それについては「475:050818 携帯ゲット!!」に書いております(→http://shiology.com/shiology/2005/08/475050818__bd11.html)
しかし,3月末に引っ越したパロアルトの家では,この携帯の電波状態が非常に悪い。家の中では全くアンテナが立たず,玄関先の窓辺に置いておいくとかろうじて着信に反応します。でも安定的に通話するには家の外に出る必要があります。これはとても不便。そこで別のキャリアを探すことにしました。いままで使っていたT-Mobile以外のネットワークを使うキャリアに変更する必要があります。
EOS 20D EF24mm F1.4。スプリンクラーで虹。
今までの携帯はサンフランシスコのarea code(日本でいう市外局番。サンフランシスコは415)でしたが,これだとパロアルトでの生活には少々不便。携帯の番号を教えると,「サンフランシスコ在住ですか?」と聞かれてしまうのです。やはり,パロアルトのarea code(650)の携帯を使いたい。そこで,同番移行(いわゆる番号ポータビリティ)するのではなく新規に契約することにしました。なお,こちらの電話番号は,固定電話も携帯電話もIP電話も,すべてarea codeは共通です。日本の「090」とか「080」のような携帯専用の「市外局番」は存在しません。つまり,番号を見ただけでは固定電話なのか携帯なのかは全くわからないのです。
さて,いろいろと人に聞いたりWebやパンフレットを読んだりして携帯電話のことを調べましたところ,どうやらプリペイド式の携帯電話でも普通の携帯電話と使い勝手は変わらないということがわかってきました。そして,shio程度の頻度の利用であれば,プリペイド式の方が断然安上がり。プリペイド式の場合,通話料は前払い。オンラインで買うこともできるし,お店でも売られています。
そこで,プリペイド式の各社の中から,通話料のバランスのいいキャリアを選びました。
Tracfoneという会社です(→http://www.tracfone.com/)。基本料金がないのがいいところです。料金体系も至ってシンプル。シンプルがベスト。
まず,Targetなどスーパーに行って,電話機だけを買います。19.95ドルです。帰宅して,自宅(近辺)からアクティベートすると,その地域のarea code(shio家はパロアルトだから,650)のついた電話番号が付与されます。
アクティベートは電話機からもできますが,Webで行った方が得です。
普通にアクティベートすると,まずは10度数(unit)もらえます。1度数で1分話せます。Webでアクティベートすると,それに加えて10度数,合計20度数もらえます。さらに,既存のTracfoneユーザーから紹介メールをもらってからアクティベートすると,それによって120度数加算されます。したがって,まったく通話料を買うことなく,140度数もらえて,140分通話できるようになるのです。有効期限も,3ヶ月間になります。
また,そのまましばらく使っていると,Tracfoneからキャンペーンのメールがいくつか送られてきます。その内容は次第にお得度が上がっていきますから,いくつかのメールをやり過ごす方が得です。shioの知る限り,一番お得なメールは,「99ドルで250度数(有効期限1年間)を買ってくれたら200度数プレゼント」というもの。最初の分と合わせると,99ドルで590度数使えることになります。単純計算で,1分約16.8セント,18円程度です。基本料金がないことを考えると,極めてお得。そもそも携帯はあまり使いませんから,590分も通話するのに数ヶ月以上かかるでしょう。となれば,普通の携帯電話を契約するよりトータルでははるかに安く上がります。
携帯電話をそんなに使わないの?とお思いかもしれませんが,MacとSkypeがあれば,つねに無料電話を持ち歩いているようなもの。なので,携帯電話の使用頻度は本当に低いです。
自宅にいても大学にいても,Macがオンラインになっている限り,SkypeInで電話を受けるのもSkypeどうしの通話も当然無料だし,Skypeから電話をすれば米国とカナダ国内への通話は今年いっぱいすべて通話料無料。来年以降,Skypeの米国カナダ通話料無料キャンペーンが終わった後も,1分2円。スタンフォードの中はどこでも無線LANが通じるので,この利点を常に享受できます。そしてMacがオフラインになっている間にSkypeに着信した通話は,携帯に転送。転送には通話料がかかり、携帯側も通常の通話料がかかりますが,長電話になるようならSkypeに切り替えればいいのです。(初出時、「転送は無料」と記載していましたが、転送は無料にはならず、通常の通話料がかかるそうです。知りませんでした。ごめんなさい。)
2つ前のエントリーに書いたように,MacBookになってからSkypeの利便性が断然上がりました。なので,気軽にSkypeで通話できます。あなありがたや (^_^)
このところ,「MacBook」で検索してshiologyを訪れてくださる方が結構いらっしゃいます。ご訪問,どうもありがとうございます。shioのMacBook Kro(shioのMacBook(黒)をこう呼んでおります),とっても気に入っておりまして,毎日毎日,ガシガシ使っています。
shioのMacには200程のソフトが入っています。
普段からアップデートには気を配っていて,アップデータが出たらきちんとアップデートしています。しかし,頻繁に使わないソフトの中には,アップデートしていないものもあります。MacBook Kroを使うようになってからソフトがUniversal Binaryかどうかによってパフォーマンスに大きな差があるので,Universal Binary版があるならそちらを使った方が快適。そこで昨晩,入っているソフトのバージョンをすべてオンラインで確認。最新版が出ているものはすべてアップデートしました。
なお,ことえりに関して質問を受けることが多いので付記しますと,上記のように「Universal Binary」という単語を書いたとき,この単語はこれからも使いそうだと思ったら,すぐに単語登録します(control+shift+Nで,ことえり単語登録を呼び出します)。この場合,
読み「ゆば」で「Universal Binary」
読み「ゆばばん」で「Universal Binary版」
読み「ゆばか」で「Universal Binary化」
の3つを登録しました。
なお単語登録の考え方についてはすでにshiologyに書いておりますのでご参照ください(→310:050213 ことえりの鍛え方)。
さて話をもどして,アップデート。
インストールしてあるソフトを改めて確認してみると,すでにUniversal Binary化されているものが意外と多いことに気づきました。また必要なものをアップデートしてみると,shioがアップデートしていなかったものの中にも,すでにUniversal Binary化されているものも結構ありました。ほとんどはフリーウェアですから,便利なソフトを作って最新の環境にアップデートしてくださる開発者の方々に心から感謝申し上げます。
一方,有償のソフトでもちゃんとUniversal Binary化してくださるのもとてもありがたいことです。
いろいろとアップデートした中では,Logo Vista 辞典ブラウザ(→http://www.logovista.co.jp/detail/detail_jiten_viewer_m.html)がUniversal Binary化していたのがうれしい発見でした。Logo Vista 辞典ブラウザで使う辞書は「新解さん」だけなのだけど,新解さんとは小学生のときから仲良しだから,いつもそばにいて欲しいのです。それがUniversal Binary化されて快適に使えるようになっている。これはありがたい!!
「新解さん」とは三省堂の「新明解国語辞典」のこと。
赤瀬川原平さんがお書きになった「新解さんの謎」で俄然注目度がアップした辞書ですが,それよりはるか前からshioが通っていた小学校では各教室に人数分,常備されていました。あの赤い表紙が,教室の後ろの本棚にずらっと40冊並んでいたのです。それには1から40まで番号が貼られていて,自分の出席番号の1冊が,その1年間,自分のもの。いつでも好きなときに使えます。shioの「辞書読み」はこの頃から始まりました。
そんなわけで,新明解国語辞典は愛読書です。
shioゼミ(成蹊大学のshioゼミ)で一時期「新解さんの謎」が流行って以来,shioも「新解さん」と呼んでいます。そして新解さんはいつもMacの中に住んでいて,shioの表現をアシストしてくれるのです。
今日,ハンモックを買ってきました。
shioが借りた家の庭にハンモックのフレームだけが置いてあったので,いつかハンモックを買ってこようと思っていたのですが,意外と気に入ったハンモックは見つからないもの。shioが数年前にカンボジアで買ったハンモックは確か3つで12ドルくらいだったけど,それは安すぎるとしても,なかなかデザインの気に入ったハンモックを見つけられませんでした(とはいえ,そんなに真剣にハンモックを探していたわけではないのですが)。
今日,バーゲンに行ったら,24.99ドルで発見!!
これはカッコいい。そして普段より10ドル引き。即決で買いました。帰宅してフレームに取り付け,寝てみると,気持ちいい!! やっぱりカリフォルニアの空気にはハンモックがピッタリ。木陰においてあるので暑くもなく,ここちよくリラックスできます。
このハンモック,フレームが1本入っているので,安定感が抜群。普通のハンモックよりも安いのに,使い勝手がいいです。つくりもしっかりしてる。
さっそくハンモック上でMacBook Kroを開く。
AirMacのインジケーターを見ると,3/4が点灯してます。つまり,結構電波を拾っているということ。ここは庭の一番奥。一方,shio家のAirMac Express(無線LANのターミナル)は一番入り口に近いリビングに設置してある。それなのにこれだけ安定した電波状態を得られるのはスバラシイ!! PowerBookG4では考えられません。
どの程度実用的な電波か,実験したくなりました。
すぐに日本にいる人をiChatで呼んで,三者通話。もちろん,3人の顔がきちんと動画で表示される,三者間ビデオチャットです。全く問題なく,全員の映像が映し出されています。ちなみにMacのiChatは,4人まで,同時にビデオチャットできます。(こちらをご参照ください→http://www.apple.com/jp/macosx/features/ichat/)
日本で会話に応じてくださった人はshioがパロアルトの青空の下でハンモックに寝そべりながらiChatしている映像を見て爆笑していました。リラックスして気分よく仕事をするのがシリコンバレー流 (^_^) こうしてハンモックの上から世界につながることができる。ステキな環境です。
5月29日はMacPeople7月号の発売日。
今回からshioの新連載が始まりました。連載のタイトルは,
「Creating Reed, Creative Mass.──大公開時代の羅針盤」
です。「大航海時代」ではなく「大公開時代」です。
今回は第1回なので,連載の趣旨などを書きました。題して「表現する人,表現する社会」。
ご興味があればどうぞお読みください。
MacPeople7月号,shioのところには30日の夕方に届きました。表紙を見てまず目に飛び込んでくるのは,「MacBookはこんなにスゴイ」という特集。MacBook Kro好き好きshioですから,毎日,MacBookのスゴさの恩恵にあずかっております。
というわけで,引き続きMacBook Kro(shio自身のMacBook(黒)をこう呼んでおります)について。
PowerBookG4に比べてSkypeがはるかに使いやすくなりました。
PowerBookG4の場合,本体に内蔵されるマイクとスピーカーを使ってSkypeで話をすると,どうしてもエコーやハウリングが起こってしまいがち。iChatならクリアに話せるのにSkypeだとエコーなどが入ってしまうのです。そこで常にiPodのイヤホンとかSkype用のUSBハンドセットを併用していました。しかし,MacBookは違う。本体内蔵のマイクとスピーカーをSkypeで使っても,至極きれいな音。クリアにおしゃべりできます。
これは当然マイクの位置が大きく貢献しているはずです。
PowerBookG4のマイクはスピーカーの直近にあったけれど,MacBookのマイクはモニタ上部のiSightの左側にある。これならスピーカーから遠く,ハウリングも生じにくいはず。さらにシステム環境設定を見ると,「環境ノイズリダクションを使用」という項目が増えている。まだMacBookを使っている相手とSkypeでしゃべっていないのでshio自身はこれのオンオフでの違いを認識できていないけれど,物理的にもソフト的にもノイズ対策が大きく進んでいます。こういう細かいところを改善,改善,改善していくアップルの姿勢が好きです。
実はMacBook Kroを買ってから,IPEVOのUSB受話器,Free-1の黒(→http://www.ipevo.com/v2/prod/p111444.htm)を買おうかと考えていました。同じものの白は既に自宅で使っていますが,どうせMacBook Kroが黒なら受話器も黒がカッコいいかなと……。
でも,今朝,shioゼミのRとSkypeで話して見たら,上記の通り,内蔵マイクとスピーカーだけで十分クリアな通話ができることが判明。それなら受話器は不要です。MacBook Kro本体だけで即Skype,つまりIP電話になります。
さらにPowerBookG4ユーザーとしてうれしいのは,MacBookは断然,無線LANの感度がいい。
無線LAN(AirMac)の感度が低いことが,アルミ製PowerBookG4の泣き所でした。スタンフォードの構内は,およそどこでも無線LANでインターネットにつながる環境が提供されています。本当にユビキタスです。教室の中は当然として,中庭で芝生に寝転んでいてもインターネットにはつながっていられるのです。
ですが,PowerBookG4は感度が低い。ということは,本当であればきちんとネットにつながるはずの場所でも電波の強度が極めて低くて,接続が切れてしまうことがありました。それがちょっと不便でした。ところがMacBookは電波感度が極めて良好。
また自宅でもリビングにAirMac Expressを設置していますが,家の一番奥のベッドルームまでいくと,PowerBookG4だとネットがとぎれとぎれになってしまいます。庭に出たらもうつながりません。でもMacBookならバッチリつながります。ありがたい!!
これも実はPowerBookG4からMacBookに乗り換えた大きな利点のひとつです。
それからもうひとつ。MacBookには,PCカードのイジェクトボタンがない。
これもMacBookになってからうれしいポイント。PowerBookG4には左側面にPCカードスロットがあって,その一番手前側にイジェクトボタンがあります。これがくせ者。PowerBookG4を両サイドから持ったときにこのボタンを押してしまうことがたびたびあります。これを押すとボタンは飛び出す。だからもう一度押し込んで,ボタンを格納する必要があります。PCカードスロットは今となっては全く使わないので,これが不便でした。MacBookにはこれがなくなってスッキリ。
MacBookのいいところばかりずーっと書き続けているので,気になるところをふたつ。
ひとつは,筐体のエッジが立っていること。キーボードのある面と側面との角が鋭敏なので,ちょっとパームレストに手を置いて手首が角に触れたときに,角の鋭さを感じます。でも1週間使ったら,慣れました。とはいえ,ほんのちょっとだけでも角を丸めてあれば,印象が全然違うのに……,と思います。ただしこの部材を見ると,かなり薄いパーツであることがわかります。ということは,これを面取りするのは強度的に難しいのかもしれません。したがって,これは甘受する必要がありそうです。
その一方,筐体外側の触り心地は,角の丸みまで含めてとても気に入っています。なんかあったかい感じ。チタンのPowerBookG4,そして2台使ったアルミのPowerBookG4と,3年以上にわたって金属筐体を使ってきましたが,久しぶりに樹脂の筐体を手にして,その手触りの柔らかさに満足です。
もうひとつは環境光センサー。
PowerBookG4には環境光の明るさを関知して,ディスプレーの明るさを自動的に調整する機能があります。この機能が搭載された当初は,その反応が敏感すぎて頻繁に画面の明るさが変化するのが煩わしくて,その機能をオフにしていましたが,アップデートによって非常に賢いセンサーになりました。周囲の明るさが大きく変化したときに,きちんとそれにともなってディスプレーの明るさを調整してくれます。これがかなり正確。自動的に適切な明るさになってくれるので,あちこち持ち歩いて使うPowerBookG4にはうってつけの機能でした。
しかし,MacBookにはこれがない。。。
価格差を考えれば当然です。でも,なくなってわかるありがたみ。当然,モニタの明るさは手動で調整しています。単にF1とF2を押して明暗を調整するだけですし,PowerBookG4に自動調整機能が搭載されるまでは普通にやっていたことなのですが,やっぱり環境光センサーが恋しい。。。
ちなみに,PowerBookG4にはこの環境光センサーを使って,暗くなったらキーボードのキートップを光らせるギミックがついていました。これはカッコいいんだけれども,必要かというと???。キーボードを見ることはほとんどないので,暗いところでキートップの文字が読める必要はないです。その分,グラスファイバーを減らして,筐体を軽くしてくれる方がいい。
また,もし仮にMacBookにも環境光センサーが搭載されるとしたら,アップルはこのキーボードを光らせる機能もセットで搭載したはずです。それだったら,セットでどちらも搭載されずに,筐体が軽くなる方を選びます。なので,環境光センサーの機能はなしでよかった,と思っています。
というわけで,結論としては,MacBookで気になるところは筐体側面の角が立っているところだけ,それもしかたがないのかな,といった感じです。他に,改善して欲しいところが見つからない,そのくらいMacBook Kroに満足しているshioです (^_^)