681:060610 東レのトレシー

GR Digital・無修正。
shio愛用のグッズ。東レの「トレシー」
→http://www.toraysee.jp/
元々はカメラのレンズを拭くために買ったトレシー。薬剤などを一切使わず,ミクロの繊維が汚れをからめ取ります。レンズ拭きに大活躍していますが,それ以外にも,いろんなものがきれいになります。
カメラのモニターを拭くのもトレシー。
Macのモニターを拭くのもトレシー。
腕時計のガラスを拭くのもトレシー。
ヴァイオリンを拭くのもトレシー。
図書館から借りてきたCDやDVDを拭くのもトレシー。
(ただし,図書館のディスク類は本当に汚いので,洗剤を付けたスポンジで洗っちゃうことも多いです)
MacBook Kroを拭くのもトレシー……と思って拭いてみたけれど,マットな処理を施されたMacBook Kroの表面についた手の脂は,あまりきれいになりませんでした。MacBook(白)はたぶんきれいになると思います。
トレシーのサイトを見てみると,いろいろな製品があるのですね。眺めていると「工業用」製品のページに,手袋型の製品を発見!! これは便利そう。使ってみたい。shioの手は大きいので,サイズにLLがあるのがスバラシイ。でも,工業用なので出荷ロットは100。。。なんで,普通に売らないのかしら……。
Macに標準搭載されているかな漢字変換機能「ことえり」については,shiologyでもたびたびとりあげていますが,最近shioは,「control+右手人差し指」という操作に凝っています。
control +H ── キャレット(カーソル)の左の文字を消去(deleteと同じ)
control +N ── 変換(spaceと同じ)
control +M ── 変換の確定(returnと同じ)
control +B ── キャレットを左に移動
変換→確定という動作が,N→Mと隣同士のキーで完結します。そして右手小指をreturnやdeleteに伸ばす必要が全然なくなります。さらに下記の使い勝手と合わせると,キー操作が実に効率的になるのです。
MacOS Xは,ことえりに限らず,システム標準でキャレット移動操作のキーバインドが定められています。俗にいう「ダイアモンドカーソル」(カーソルの上下左右への移動を,controlキープラスE,X,S,Dの各キーを使って行う操作方式)のようなものですが,それとはキーが異なります。また,アプリケーションに依存しておらず,各アプリケーションで共通の操作体系なので,一度慣れてしまえばどのアプリケーションでも同じ操作性が得られるのが大きなメリットです。
以下,カッコの中はshioの想像。
control +F ── キャレットを右へ(ForwardのF)
control +B ── キャレットを左へ(BackwardのB)
control +P ── キャレットを上へ(Previous lineのP)
control +N ── キャレットを下へ(Next lineのN)
control +D ── キャレットの右を消去(DeleteのD)
control +H ── キャレットの左を消去(?)
control +A ── キャレットをパラグラフの先頭へ(Aはアルファベットの先頭だし,a-headなら「先頭へ」という感覚だからかな)
control +E ── キャレットをパラグラフの先頭へ(End of the paragraphのE)
ダイアモンドカーソルのようなキーの位置関係ではなく,できる限り意味を持ったキーを割り当てるのがアップル流。扱いやすいです。
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トレシーで掃除をしながら「手袋型トレシーってないのかな?」と思って検索してこのページを見つけたので、やってきたついでにちょっと一言。
control+F,B,P,N,D,A,Eが何に由来しているのかといえば、多分Emacsだと思います。
EmacsというのはさまざまなOS上で動くテキストエディタなのですが、私が初めてEmacsを使ったのはかれこれ18年前、最初のバージョンが出たのが1975年とのことなので、Mac OS Xより(OS XどころかApple Computer Inc.より)古いことは間違いありません。というわけで、これらのキーバインドはAppleのオリジナルというわけではないでしょう。
もしMacでEmacsを試してみたいということであれば、銭谷さんという方が配布されているCarbon Emacsパッケージを使ってみるのがお手軽でいいんじゃないかと思います。恐ろしくとっつきにくくて一般受けするソフトとはいい難いのですが、はまるとこれ無しじゃ暮らしていけないなんてことを言い出す人まで出てくるような代物です。
さて、残ったcontrol+Hですけど、これはASCIIコード表の8のところをみると"BS"(Backspace)となっておりまして、Hがアルファベットの8番目っていうところからなんとなく想像がつくのではないでしょうか。また、control+Mもその同類で、コード表13の"CR"(Carriage return)です。これらについて詳しくは、ASCIIコード表及びWikipediaの「コントロールキー」の項目あたりをご覧ください。
最後のひとつ、control+Nは残念ながら私にもわかりません。ことえりがらみで日本語のみにかかわる話なので、空いているキーでわかりやすそうなものを使ったということなんでしょうか。
最初に「ちょっと一言」なんて書いたわりにはずいぶんな長文になってしまいましたが、最後までお付き合いいただきありがとうございました。
Posted by: masaru | 2007.01.07 14:58