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2006.03.01

621:060227 ノートは1冊

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GR Digital・無修正。

【SkypeIn日本番号開始!!】
以前,607:060202 Keynoteの写真に「日本でもSkypeIn(スカイプイン)番号が取れるようになるといいですね。」と書いたところ,なんともう実現してしまいました!! 050の番号が取得できます。こんなに早く実現するとは思っていなかったので,びっくり!! 関係された方々のご尽力に感謝申し上げます。スバラシイ!!

料金は1年で4,000円,3ヶ月だと1,500円。必要とする人にとっては妥当な価格だと思います。Skypeの本社はルクセンブルクにあり,SkypeInの料金も元はユーロ。1年間で30ユーロです。

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GR Digital・無修正。

【ノートは1冊】
shioゼミのみなさん,ノートをどういう風に使っていますか?
「ノートは自己表現の場です」というshio語録については,405:050527 ノートは自己表現の場ですに書きましたので,今日は形式的なお話をしましょう。

shioのノートの使い方に関して,特徴を3つ挙げます。
(1) 自己表現してる。
(2) 万年筆で書いている。でも最近は3色ボールペンも多い。
(3) ノートは1冊。

(1)は上記のリンクで書きました。
(2)。中学生のときからノートはすべて万年筆で書いています。単純に,万年筆が大好きだから。そしてずっと書いていても疲れない。きれい。それをご覧になった中学校の数学のY先生が,「学問の徒は鉛筆(シャープペンシルを含む趣旨)を使うものだよ」とおっしゃったけれど,考えた末,やっぱり万年筆で書き続けています。3色ボールペンを使うようになってからも,ブルー,グリーン,レッドの3色のインクを入れた万年筆を使い分けています。shioの万年筆に関しては,275:050109 万年筆とボールペンの書き心地にいろいろ書いております。

さて(3)。shioのノートは1冊です。
中学生のときから,全教科,1冊のノートに書いています。だからshioのノートを見ると,たとえば世界史の内容がルネサンス文化について数ページ続いたあと数学の図形の証明が書いてあって,そのあと生物のミトコンドリアの図が描いてあって……,という感じになっています。もちろん大学でも大学院でもそうしていましたし,現在もノートは1冊です。

記憶は1本の線です。時系列につながっています。だからノートもその順に書いてある方が,記憶を辿りやすい。たとえば,みなさんが大好きなCDを聴いているときに,1曲目が終わったあと,2曲目が聞こえてくる前にそのイントロが頭の中に流れることってありませんか? 2曲目が終わったあとの3曲目,3曲目が終わったあとの4曲目……。記憶ってそうやってつながっているものなのです。さらにたとえばそれが思い出の曲だったりすると,その曲を聴いたとたん,思い出の情景が思い浮かんだり,そのとき友人と話していた内容が思い出されたり,そのあとに遊びに行ったボーリングのエピソードが思い起こされたり。そうやって記憶ってつながっているものなのです。ですから,ノートを教科毎に細切れにしてしまうより,時間順に書いてある方が,少なくともshioにとっては,そのときの記憶を呼び起こしやすい。

実際,数学の時間にさっき考えた世界史の内容について考えていたり,生物の時間に前の時間の数学の続きを考えていたりするので,ノートが1冊の方が便利です。また,生物の時間に生物の前回の授業の内容を確認したくなったら,20ページくらいもどれば書いてあります。でもそこまでの間に,他の教科の内容もいろいろと書いてあるため,当然,目に入ります。自動的に復習することになります。そこで目にとまった世界史の内容について気になりだしてそれについて考え始めてしまうこともあるけれど,生物の時間に生物のことしか考えてはいけないなどということはないので,耳は生物の授業に傾けつつも,頭はルネサンス文化について考えていたっていいのです。あるいは自分にとってミトコンドリアよりもルネサンスの方が大切なら,授業なんて聴かないで図録に載っているルネサンスの絵画を眺めていたっていい。全く別のこと(ex.バスケの試合の作戦とかアニメのストーリーとか)を考えていたっていい。周囲に迷惑をかけてなければ,考えたいことを考えればいい。

「授業に集中しろ」という教師がいるけれど,そんなことを言う前に,児童・生徒・学生(小学生が「児童」,中高生が「生徒」,大学生が「学生」です(学校教育法の各該当条文参照のこと)。また大学院生はたいがい「院生」と呼ばれます。)の興味を引く授業をすればいい。その教える内容を「面白い!!」と思わせるのが教師の仕事です。面白ければ,人は必ず集中します。逆に興味のないこと,面白くないことに集中するのは不可能です。そんな「強育」(強いて育てる)は,受講者の興味をさらに減殺するだけだと思います。教育とは,「興育」(興味を興味で育てる)であり,「共育」(教わる人も教える人も共に育つ。279:050113 「教育」とは「共育」です。参照)だとshioは思います。

人生は教科毎に分かれていません。1本の線です。だから,それを映す鏡であるノートも,1冊で十分。

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Comments

ara_umiです。新年には私のコメントに対するメールをいただいていましたが、もらいっ放しで失礼しました。

「ノートは1冊」の考え方に思わず共感してしまいました。時系列で思考を組み立てることは大切ですよね。
私は普段手帳を大きくしたようなビジネスダイアリー(まさに時系列)と、お客との打合せ記録用のノート(これも上でshio先生がやっているように時系列)の2冊を使うのですが、記録用の方はインターバルがあきすぎて時系列が繋がらなくなることもしばしばで(汗)思うようにいきません。

もっと積極的に書き込むことで使えるものになる気がしてきました。ありがとうございました。

はじめまして、shioさん☆
いつも楽しくブログ見させてもらっています。
「ノートは1冊」について書かれていたので、コメントしました。
僕も仕事、スケジュール、新聞の切り貼りを全て一冊のノートにしています。
昔は、それぞれ用途によって変えていたのですが、どこに何を書いたのかわからなくなってしまう事があったので、一冊にしてみればと思い、現在の「ノート一冊」にしました。
また、記録するには、ボールペンです。(shioさんのように万年筆ではないですが(^^ゞ)
鉛筆だと簡単に消せてしまうので使わない。
ボールペンだと書いたら消せないのが好きだという理由なんです。
間違った場合は、線を引いていますので、ノートを見ればごちゃごちゃしていますが(^^ゞ
共感が得るところがあったので、長々書いてしまいました。
またこれからも遊びにきます。
P.S.
僕もGR DIGITALを所有しています(^。^)

はじめまして、uyouyoと申します。綺麗な写真に惹かれて最近お邪魔させていただくようになりました。
「一冊のノート」の記事、すごく感銘を受けました!確かに人の思考は継続する時間に依存しているような気がします。ずっと昔の学生時代は教科ごとに分けていましたが、今の仕事上では全て一冊のノートにしておりまして、この方が使いやすいなあと思っていたところだったのです。時系列で書いていって、会議で使った資料やメモなども同じ場所にバンバン挟んだり貼ったりしています。このやり方の方がしっかり記憶にも残るような印象を持っています。
そしてワタシもここ一・二年は万年筆を愛用しています。ワタシの場合は「そろそろ万年筆を使ってもいい年齢になったかな」と自分で思えたからなのですが。人の話を記録するときなども万年筆を使っていますが、取消線や小さなメモ書きなどを多用せず、「ぶっつけ本番の清書」というイメージで綺麗に書くようにしています。そうすると構成や相手の話し運びを予測しながら書くことになり、話を体系的に捉える訓練になっています<失敗してぐちゃぐちゃ書いてあることもよくありますが…。

こんにちは。ノートは一冊、に共感致しました。私も実験ノートは1冊なので。何種類かのタンパク質実験を同時に進行するのですが、やはり時系列で頭に入っているので、1冊の方が見やすいんですよね、、、。周りの人からは、「えー!!」って言われてばかりだったので、shioさんのお話は嬉しかったです!!

万年筆、今までのものはちょっと重かったので、LAMYのSafariシリーズにして、書きやすくなりました。実験ノートはなぜかミスタードーナツのおまけのボールペンが一番書きやすく、それを使用してます。恥ずかしいですが、書きやすいのが一番!

shioさんのblogを拝見するたび、shioさんの講義やゼミに参加したいなあ、と思います。

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