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2006.01.31

605:060129 ニッコリ (^_^)

昨日のエントリにメールやコメントをいただき,どうもありがとうございます。うれしいです。
GR Digitalについてはまたこんど書くとして,今日はMacな話題。

【Palo Altoの夜】
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GR Digital・無修正。1/5秒,ISO400。手持ち(Handheld)。

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GR Digital・無修正。1/2秒,ISO400,手持ち(Handheld)。

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GR Digital・無修正。1/10秒,ISO400,手持ち(Handheld)。

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GR Digital・無修正。1/6秒,ISO400,手持ち(Handheld)。

【顔文字を単語登録】
しばらく前まで,shioは顔文字を全然使いませんでした。
あまり理由はないけれど,使いませんでした。
だけど最近「 (^_^)」だけ使います。
いつもニッコリしていたいので (^_^)

最初,たまーにしか使わなかったので,打つたびに半角でそれぞれの文字を打っていました。でも使用頻度が上がって来たので,よみ「にこ」で単語登録しました。それでしばらく書いていたのですが,もっと便利にしたくなりました。shioがこの顔文字を使うのは文末だけだと気づきました。そこで,よみ「。。。」で単語登録しました。登録しようとしたら,ことえりさんが,「よみに不適切な文字が含まれています」と教えてくださいました。ことえりさん,親切です。が,そのまま登録しました (^_^) ちゃんと登録できました。ことえりさん自身が「不適切」と判断しても,ユーザーが「それでも登録したい!!」という希望を優先してくれるところがうれしいです。こういうところがMacらしさ。

そしたら,便利!!
たとえば「たのしいですね。。。」と打って変換すると,
一発で「楽しいですね (^_^)」になるんです。おぉ,便利。
顔文字頻度が上がっちゃいそうです (^_^)
(「 (^_^)」には,左側の括弧の前に半角スペースを入れて登録してます。)

【iPhoto6とAperture時代のワークフロー】
1月10日,Steve Jobs氏のKeynote Speech以来,iPhoto6とApertureをどのように使っていくかを考えてました。11日にiLife'06を購入し,実際にiPhoto6を使いながら,自分の写真に関するワークフローについて,利便性,効率性,安全性が最大になる方法を考えて来たのです。どちらもそれぞれとても使いやすいソフトウェアなので,これはものすごく悩ましい問題です。

shioが昨年8月に渡米してから現在までに撮影した写真をiPhoto6に入れてみたら15,238枚。iPhotoライブラリのファイルサイズは28GB。半年でこの量です。こうなると,ApertureとiPhoto6の両方をPowerBookG4で維持することは不可能です。何かの基準で使い分けるしかない。そこでようやく,結論が出ました。

ApertureはiPhoto6からの読み込みに対応している。逆はできない。またAperture以外の最近の写真用のソフト,たとえばShoebox( 外村さん,ご教示感謝です)もiPhoto6からの読み込みができる。ということは,基本をiPhoto6に置く方がいい。取り込み枚数の限界が250,000枚になったので,しばらくは安心。一方,Apertureはひとつのプロジェクトで大量に撮影したときに,複数の写真を比較しながら選択したり全体の構成を整えるのに向いている。たとえば,前述のKeynote Speechではおよそ2時間のうちに707枚撮影していて,そこから必要な写真を選び出す作業を快適に行うには,Apertureが適している。

そこで,自分用の日常的な写真はすべてiPhoto6に取り込みApertureには取り込まない。一方,人さまのためにひとまとまりの撮影したときにはApertureで取り込み,編集をしたあと,いい写真だけをexportして,それをiPhoto6に取り込み。ということにしました。しばらくこれでやってみようと思います。それならiPhotoライブラリが無為に肥大化しないし,Apertureのキャラクタが生きるシチュエーションではApertureを使うことができます。

なお,flickrへのアップロードは,以前使っていたFlickrExportがいまひとつ安定していないので,Flickr Uploadr for Mac OS Xを使っています。アップロード中に止まることがないのみならず,既存のphotosetに追加するようにアップロードできるので,便利です。その場合,iPhoto6からはFlickr Uploadr for Mac OS XにDrag&DropすればOK。Apertureの場合はいったんファインダにexportしてからFlickr UploadrにDrag&Dropします。

iPhoto6のすばらしいところは,過去の写真を全てザーっと目で見ることができるところ。昨日,5万枚以上入っているApertureで過去の特定の写真を探すのがとても大変だと感じました。過去の写真はApertureに単純に読み込んだだけなので,タギング(キーワード付け)していないため,検索ができない。撮影したカメラを覚えていたのでそれで見つけることができましたが,最もありがちな「あの頃のあんな感じの写真」という記憶に基づいて「見つける」ときは,全体をざーっと見渡せるiPhoto6の方が圧倒的に簡単です。仕事はAperture,それ以外はiPhoto6,で行きたいと思います。

【おまけ】
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GR Digital・無修正。5555マイルのときに55度F(Gabriel Daniel Fahrenheit)だったので撮影しました。撮ってから速度も55マイルにすればよかったと気づきました。でもそのときには5556になってました (^_^)

2006.01.30

604:060128 写真はキラキラ

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GR Digital・無修正。Cupertino。
世の中には「カメラマンの木」なんて呼ばれる木もありますが,この木はものすごくphotogenicでした。最初,写真右側からここを通りがかり,「あっ,あれ,撮りたい」と思ってからグルーっと回り道してこちら側にきて,雨上がりのドロドロのぬかるみをえっちらおっちら歩いて,ようやくこの位置にたどり着き,1枚だけ撮影して退散しました。shioはたいがい,1枚しか撮りません。それで十分。

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GR Digital・無修正。
クパチーノ(アップル本社のある町)にある吉野家です。これがアメリカ牛の「本場」のよしぎゅーです。こちらにきてから早く食べに行きたいと思っていたのですが,機会がありませんでした。今日,知人の会社を訪ねることになり,Google Mapを見たら,なんと吉野家の隣!! そりゃ,食べるでしょう。というわけで,初よしぎゅーです。味は……,よしぎゅーでした。ちょっと煮込み方が足りない気もしたけど,何よりも満足なのは,regularなのにお肉が日本の2倍かそれ以上乗っているところ。それで3ドル弱です。やっぱりこのくらい乗っていると,食べた気がします。日本と異なるのは,店内で食べるのにどんぶりが使い捨てだったこと。やっぱりそれらしい器で食べたいなあ。紅ショウガも七味唐辛子もちゃんと置いてありました。シリコンバレーには2店舗しかありませんが,LAにはお店がたっくさんあります。

【写真はキラキラ】
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GR Digital・無修正。
完全にクルマ生活なshio。歩行不足です。だから晴れた日にはクルマを遠くに停めて歩きます。以下は,その「お写んぽ」写真。実は先日いらっしゃった橋本龍太郎元首相もスタンフォード構内をお写んぽされたそうな。どんなものをお撮りになるのか拝見したいですね。

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GR Digital・無修正。
さて,ではどこにクルマを停めるか。
「えっ,そんなこと考えるの?」
いやいや,それが大事なのですよ。目的地よりも北に停めます。スタンフォードでいうと,ロースクールはキャンパスの一番南側にありますから,そこよりもPalo Alto側に停めればどこに停めても北です。

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GR Digital・無修正。
なぜ北に停めるか。
それは太陽に向かって歩くためです。だから朝の場合は北西に停めるのが最適ともいえますが,方位はだいたい北側であればいいんです。
太陽に向かって歩くと,全てのものが逆光になります。
Palo Altoの緯度は,北緯37度25分。 Wikipedia によるとサンフランシスコ市は北緯37度76分,太平洋を挟んで反対側は福島県(福島市が北緯37度45分)だそうです。ですから東京よりもほんのちょっと太陽が低い,太陽の光が横から当たる,影が長い,ということになります。とはいえ朝夕はもともと影が長いからあまり関係ないです。

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GR Digital・無修正。
クルマを目的地よりも北に停め,南に歩いてゆくと,進行方向に太陽があります。だからすべてのモノに対して背後から太陽の光が当たる逆光の状態で周りを見ることになります。すると,すべて世界が「キラキラ」輝いて見えます。

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GR Digital・無修正。
草も,木も,花も,葉も,
人も,虫も,鳥も,動物も,
壁も,建物も,地面も,オブジェも,自転車も,ゴミも,
霜も,露も,雫も,霧も,雲も,霞も,空も,
光も,影も,
そして空気までも。

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GR Digital・無修正。
すべてがキラキラしています。
すべてが輝いています。
すべてがまぶしい。

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GR Digital・無修正。
shioの写真はその「キラキラ」を撮っているのです。
多くの方々から,
「shioさんの写真はなんできれいなんですか?」
「どうやったらそんなきれいな写真が撮れるのですか?」
「撮るときにどんなことに気をつけていますか?」
というご質問をいただいております。どうもありがとうございます。
「キラキラを撮ってます」
がその答えです。

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GR Digital・無修正。
「ものごとの本質は,いつもシンプルで具体的」。
shioがいつも言っていることばです。そのリンク集はこちら。
064:040526 含蓄
220:041113 桐朋高校の在卒懇で授業をしました
285:050119 プラス指向とマイナス指向
417:050608 相手に伝えるための表現

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GR Digital・無修正。
だから,みなさんからいただいたご質問に対して,シンプルかつ具体的にお答えするため,この1ヶ月程,自問していました。
「自分は何を撮影しているんだろう」
「自分は何を撮りたいんだろう」
「自分はなんで写真を撮るんだろう」
「自分がきれいだと思うものってなんだろう」
「自分にとってきれいってなんだろう」
「きれいなものはなんできれいなんだろう」

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GR Digital・無修正。
そしてたどりついた答えが「キラキラ」です。
シンプルで具体的でしょう?

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GR Digital・無修正。ロースクールの正面。
キラキラは逆光だけではありません。
笑顔のキラキラ。
瞳のキラキラ。
おいしさのキラキラ。
気持ちのキラキラ。
愛情のキラキラ。
実は「逆光で撮る」というのはテクニックの話であって,本当にキラキラしているのは被写体自身なのです。それをshioの心が受け止めて,写真に定着させる。それがshioのキラキラ写真です。

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GR Digital・無修正。ロースクールの中。
キラキラを撮るのに,カメラは何でもいいんです。
キラキラを感じ取る心の目があれば,どんなカメラでも撮れます。
でもキラキラを撮りやすいカメラ,があります。
GR Digitalはshioにとって,いまのところ最もキラキラを撮りやすいカメラです。
ではなんでGR Digitalがキラキラを撮りやすいかは,またこんど書きましょう。

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GR Digital・無修正。午前中の楽しい講義のあと,ランチを食べにいくところ。
キラキラを撮っていると,自分の心もキラキラしてきます。
キラキラ写真を見ていると,自分の心もキラキラしてきます。
それがキラキラ写真の最大の効用かもしれません。
これからもキラキラ,撮り続けます。

2006.01.29

603:060127 マネ Changes Everything

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GR Digital・無修正。

みなさまお久しぶりです。
今週は盛りだくさんでした!!
大学が第1週だったこともさることながら,今週いただいた名刺が1cm以上。たくさんの方々にお会いしました。そんな盛りだくさんなときこそshiologyに書きたいことは山のようにあるのですが,反比例して時間はありませんでした。

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GR Digital・無修正。Palo Alto。

26日木曜日。
朝,6:30に起きてスバルへ。前々から予約してあったオイル交換。サービスは7:30からやっているのです。ありがたい!! 8:40頃終了。オイルとエレメントを交換し,各種点検をしていただいて50ドルでした。すぐに大学に行って講義に出席。春学期はとても面白い講義がひとつあります。楽しめそうです。

スタンフォード大学のAsia-Pacific Research Center(APARC)で橋本龍太郎元総理の講演会。お目にかかるのは慶應でご講演をされたとき以来。お元気そうでした。優しく笑う目が印象的です。そのあとレセプションに出て,APARCの方々と語りました。夜中に帰宅し,月刊アスキーの連載3月号の原稿を仕上げました。そういえば2月号がすでに18日に発売になっていますね。shioのところには昨日届きました。「「iPod課金」の不合理性」について書いておりますのでご興味があればご覧ください。133ページです。

さて3月号の原稿を午前2:30ころ送信しようとしたら,その直前にMacPeopleの編集者から原稿のご依頼。こちらはOmniGraffleのマインドマップ的利用法について書いて欲しいとのこと。MacPeople4月号(2月末発売)です。締め切りはまだ先でしたが,勢いでそれも書いてしまいました。アスキーの原稿は法律問題なので,必ず何日か考えてから書くのですが,Mac関連の原稿は考える必要がないのですぐ書けます。原稿依頼メールに対する承諾メールを3:40頃,送りました。完成原稿を添付して。 (^_^)

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GR Digital・無修正。Palo Alto。

水曜日(25日)。
本を大量購入。8冊買って418ドル。うーむ,お金がかかります。Stanford Book Storeのレジの人も,そのトータル金額を見て「マジ!?」っていう反応をしていました。なにせ1冊150ドルなんていう本も含まれていたので。さて,問題はどれだけ読むかですが……。

夜は福岡県のパーティーに参加させていただきました。さまざまな面白い方々とお話。California Castingにフィードバックをくださった佐田さんと初めてお目にかかりました。shiologyを隅から隅まで読んでいただいていて,shiologyで取り上げているたくさんのトピックを次々と話題にしてくださいました。いやー,本当にうれしいです。いつもお読みいただいてどうもありがとうございます。

そこで知り合ったウェブデザイナーのarikoさん
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GR Digital・無修正。

【マネ Changes Everything】
shioが佐田さんに語った最も大切なこと。
創造のための技術はシェアするもの。技術を独り占めするのではなくて,同じ技術を多くの人で共有しあった上で,それをつかって何をクリエイトするかが大切。同じ技術を使っていても,それぞれの人がその個性に基づいて,異なるものを創造するはず。それが社会を文化的に豊かにします。人の心を豊かにします。歓喜と感動を喚起します。創造のための技術は独占するものではありません。シェアすべきものです。だからshioは,shioの写真の撮り方やMacの使い方など,あらゆる「shio流」についてshiologyで公開しています。shioの写真を見て,shioのやり方を見て,もし魅力を感じてくださるのであれば,どうぞマネしてください。そしてshioと違うご自身の心を表現してください。同じテクニックを使っても,人によって表現されるものは異なるはずです。それが素晴らしいのです。

よく「技術は盗むもの」といいますが,そこには「技術とは盗まれないように秘匿するもの」という前提があります。shioに「テクニックを盗ませていただきます」とおっしゃる方がいるけれども,shioはテクニックを独り占めしようとは全く思っていないので,「盗む必要ないです。どうぞ,どうぞ,さしあげます。どんどん使ってください。」ということになります。だって,技術はどんなに人にあげたって減らないですから。技術をどんどんシェアすることで,人々がもっとクリエイティヴになるのは,とってもステキなことだと思うのです。同じテクニックを使って別の人がshioと異なるものを創りだしてゆくのはとってもステキなことだと思うのです。

昔,Cyndi Lauperが「Money Changes Everything」と歌ってました。shioには「マネ Changes Everything」という素晴らしいフレーズに聞こえます。マネがすべてを変える。マネすることですべてが変わる。何事もマネから始まり,マネをしているうちにやがて独自性や個性が出て来てその人らしい表現が生み出される。多くの人がそれを繰り返すことによってその社会は文化的に豊かな社会になる。そんなshioの思いを端的に表すフレーズだと思うのです。

とかく特許法は技術を独占するための制度だと考えられます。でもその一方で,特許制度は技術を公開するための制度です。技術をシェアするための制度です。発明を出願して1年半経ったらその技術は公開されるのです(64条)。技術を公開することによって更なる技術の発達を促すための制度が特許制度です。出願した人には公開の代償として特許権が認められます。これは確かに「その技術を排他的絶対的に独占する権利」です。けれども特許権者は他人にその技術をライセンスして使ってもらうことができます(77条,78条)。ライセンシー(ライセンスを受けた人)がその技術を使い,新たな製品を作って市場に出し,得られた経済的利益を特許権者に還元します。技術がシェアされることにより,社会の技術水準が向上します。それによってまた誰かがより進んだ技術を開発します。とてもステキな循環です。ここにおいて特許権は「技術を排他的絶対的に独占する権利」ではなく,「技術から得られる経済的利益を排他的絶対的に独占する権利」と考えることになります。技術はシェアする,その代わりその技術から得られる経済的利益は独占する。それが特許制度の趣旨なのではないかと思うのです。

特許法1条は特許法の目的について,「この法律は、発明の保護及び利用を図ることにより、発明を奨励し、もつて産業の発達に寄与することを目的とする。」と規定しています。ちゃんと「保護」と「利用」を図ろうとしているのです。技術は利用されなければ価値はありません。どうしたら「産業の発達」にプラスになるのか,を考えることが大切だと思います。

IBMは2005年1月に,保有するソフトウェアパテント500件をオープンソース開発者に無償提供しました(IBMのプレスリリース)。Sunも1600件の特許について同じようなことをしています。その真意にはさまざまな思惑があるとしても,基本的にこの方向は歓迎すべきことです。知的財産を囲い込み,独り占めするための「知的財産の保護」一辺倒ではなく,知的財産が有用なものとして積極的に利用され,社会に還元されてゆくような知的財産政策であって欲しいと思います。

お互いにマネをしあえる社会でありたい,テクニックをシェアして,そのうえで各々異なるものをクリエイトしていく社会でありたい。そんな創造的な社会でありたいとshioは願っております。

【逆光写真】
前回,「写真は逆光」と書いたところ,オンライン,オフラインで,いろいろと反応をいただきました。どうもありがとうございました。

「完全逆光写真」を撮ってみました。
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GR Digital・無修正。

この写真を撮影した周囲の状況はこんな感じ。
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GR Digital・無修正。
そして,この写真の右端に写っているお花(magnoliaというそうです。Google imageで確認。あ,ホントだ。eikoさんありがとうございます。と書いたらKayさんが「モクレン」ですよと教えてくださいました。magnoliaは白い花の方で,モクレンはtulip treeと呼ばれているそうです。Kayさん,どうもありがとうございます。shioはお花の名前が全然わからないので,これからも何か気づいた方はどうぞご教示ください。)の近くで撮影したのが次の写真。

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GR Digital・無修正。

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GR Digital・無修正。星条旗が掲げられているポールに陽が当たって輝いている之図。

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GR Digital・無修正。これは別の場所。

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GR Digital・無修正。ロースクールの中。縦位置写真(縦長写真という意味)なんだけど,なんとなく横長に感じられませんか。面白いですね。

2006.01.24

602:060123 写真は逆光

今日から春学期。久しぶりの大学です。
スタンフォード・ロースクールは,9月から12月が4ヶ月間の秋学期,1月末から5月までが4ヶ月間の春学期。1月1ヶ月間だけのクラスなどもありますが,だいたいこの8,9ヶ月が学期です。日本とずれているものの,トータルの長さは同じですね。

さて,Pina Hiranoさんその他からいただいているご質問にふたつお答えします。そのほかにもご質問をいただいているのですが,おいおいお答えしますね。

【1秒でピタッ!!】
shiologyでたくさん紹介している,シャッタースピード1秒の手持ち撮影写真。そのコツを教えて欲しいとのご意見をたくさんいただいております。ここにまとめておきます。ただし厳密に言うと,全くブレていないわけではないです。シャッタースピード1秒で撮影したshioの写真を等倍などに拡大してご覧になれば,若干ブレているのがおわかりいただけると思います。でも,一般には手持ち撮影の1秒では全く絵にならない,と考えられていたところ,撮れないことはない,という実践でございます。また「1秒でピタッ!!」ができるようになれば,1/2秒,1/4秒,1/8秒がすごく速いシャッタースピードに感じられるようになります。

その0──ネックストラップを使います。ネックストラップの利用については下記に書いております。
557:051117 GR Digital使用に関する質問へのお答え
449:050713 Tiger10.4.2快適
その1──掌でカメラを前に押し出すようにして,ストラップをピーンと張る。
その2──よく「脇をしめて」と言われますが,1secにもなると,脇をしめていると心臓の鼓動が腕に伝わってしまい,かえってブレます。だから脇は胸から浮かしています。
その3──息を吐ききったところで,静かにシャッターを切る。
その4──撮影中は息を完全に止めてます。
以上です。
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パリ,セーヌ河畔。GR Digital・無修正。シャッタースピード1秒・ISO64。Handheld(手持ち)。

その5──さらに,もしブレを押さえることができそうなものが周りにあれば何でも利用します。R1002156
パリ,セーヌ河畔・GR Digital・無修正。シャッタースピード1秒・ISO64。セーヌ川から上がってくる階段の手すりにカメラを押し付けながら撮影しています。

1秒写真のコツとは別に,暗いところで撮影する際,ISO感度を上げてシャッタースピードを速くすることによってブレを防ぐことももちろんできます。ISO感度を上げても描写が自然なところがGR Digitalのいいところです。
R1002113
GR Digital・無修正。シャッタースピード1/6秒・ISO400。Handheld(手持ち)。

R1002117
GR Digital・無修正。1/4秒・ISO200。Handheld(手持ち)。

【逆光で撮ろう!!】
よく「逆光だから向きを変えよう」とか「逆光では写真は撮れない」ということばを耳にしますが,そんなことはないです。それどころか,逆光で撮った写真はとてもきれい。
逆光できれいに撮影する方法は3つあります。以下簡単な順にご紹介しましょう。

その1──フラッシュをたく。強制的にフラッシュをたくモードにして撮影します。そうするとほぼ確実に,撮影できます。フラッシュをたいてしまうとその場の雰囲気はあまり出ませんが,背景の色を活かして撮影したときにはとても有効です。これがサンプル。
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GR Digital・無修正。

その2──露出(明るさ)を被写体に合わせる。実際にはコンパクトカメラでは露出をコントロールするのは難しい(GR Digitalのようなカメラは別ですが)ので,プラス2段程,露出補正をします。露出補正の幅はカメラ(の露出計)によって異なるので,一概にどのくらい,とは言えないのですが,ともかくプラス1段か2段,露出補正すれば,被写体が暗くならず,背景が明るいきれいな写真が撮れます。

ただし欠点もあります。背景が明るく(=白く)なるため,夕焼けをバックに撮影するときのように背景の色が重要な場合は使わないほうがいいです。たとえばこれ。露出を直接ふたりに合わせています(露出補正はしていません)。シャッタースピード1/20秒ですから結構暗い状況ですが,明るく撮れています。その代わり,背景は「夕焼け」ではなくなってしまっています。
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GR Digital・無修正。

一方これはちょっと極端な逆光の例。asamiに露出を合わせて撮影しています。太陽が画面内に入っている完全逆光写真ですが,彼女は明るく撮れています。
R1004033.jpg
GR Digital・無修正。

その3──レフ版(反射板)で顔を明るく照らす。その1のフラッシュと同じ考え方で,被写体に光を補うことによって暗くなってしまうことを防ぐのですが,フラッシュのように真正面から強い光を当てるのではなく,斜めから柔らかい光を当てます。すると自然な写真が撮れます。欠点は,基本的に助手が必要なこと。撮影者一人ではちょっとむずかしいです。でも周囲の状況によっては,レフ版と同じ効果を得られる場合もあります。そのサンプルがこれ。
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EOS 20D EF24mm F1.4。無修正。

IMG_4070.JPG
EOS 20D EF24mm F1.4。無修正。

どちらも太陽が被写体のうしろにある逆光写真です(太陽は画面内にはギリギリ入っていませんが,後ろから光が当たっている写真を総じて逆光と呼びます)。1枚目は特に,asamiの髪が輝いています。これが逆光写真の美しさ。そしてどちらの写真も太陽は後ろにあるにもかかわらず,前からの光が顔に当たっています(2枚目の方がわかりやすいと思います)。これは,この先にあるアップルストアの壁に太陽が反射して,その光が彼女に当たっているのです。歩きながらそのような状況を把握して,うまくその場の光を使えば,きれいな逆光写真が撮れるのです。

写真は逆光。
もしいままで「逆光だから撮れない」と思っていたら,ぜひ逆光で撮ってみてください。ちょっと上記のような工夫が必要ですが,うまくいけばとってもきれいな写真が撮れますよ。まずはフラッシュをたくことから始めてみるといいと思います。

2006.01.21

601:060120 喜びも悲しみも愛も感動も

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【FUJIFILM,ステキ!!】
FUJIFILMのプレスリリース:弊社の写真事業への取組みについて
FUJIFILM,スバラシイ!!
昨日shiologyで書いたように,カメラメーカーが相次いでフィルムカメラ事業を整理している中,この発表。ありがたいことです。「人間の喜びも悲しみも愛も感動も全てを表現する写真は、人間にとって無くてはならないものであり、長年のお客様のご愛顧にお応えするためにも、写真文化を守り育てることが弊社の使命であると考えております」なんて,本心からそう思っている人であってこそ,言えることばです。(「……人にしか言えないことばです」と表現しがちだけれども,二重否定は避けます。ポズィティヴに行きましょ!!)

<なんで二重否定を避けるかは以下のリンクをご覧ください>
493:050905 「しかる」と「おこる」
288:050122 マイナスをプラスに!!
252:041217 ほぼ日手帳のことばと肯定表現

昨日書いたように,電気のない場所に行くときは,FM2のようなフルマニュアルのカメラとフィルム,という組み合わせでのみ,撮影可能(これも「……という組み合わせでしか撮影できない」と表現しがちだが,ポズィティヴに行きましょ!!)。デジタルカメラは電気がなければ無力です(充電した大量のバッテリーと,大量のメモリカードを持参すれば別ですが)。

shioが使うフィルムは,ネガもリバーサルもFUJIFILM製品です。そして,プリントする際も,必ずFUJIFILMのペーパーを使うお店でプリントします。さらに,デジタル写真を自分でプリントする際に最も好きな用紙は,FUJIFILM「画彩」です。とても鮮やかにプリントされます。大好きです。

デジタルカメラで写真を撮ったら,FUJIFILMのペーパーを使っている写真屋さんに持っていって,プリントしよう。そしてフィルムでも写真を撮ろう。そういう気持ちを起こさせるすがすがしいプレスリリースです。FUJIFILM,スバラシイ!!

【外村家ディナー】
外村家のディナーに呼んでいただきました。その前にまりちゃん・あきちゃんのお迎え。その道中,撮影。今日も美しい写真が撮れまして,ここに貼ろうと思ったのですが,そのあとのディナーとお客さまが盛りだくさんだったため,1枚だけ。

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GR Digital・無修正。

あとはディナー写真。すべてEOS 20D EF24mm F1.4です。もちろん,無修正。
お料理はすべて外村さん作。
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今日の主役!!

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黄毛鶏(中国の地鶏)の蒸し鶏。

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今日のカワイイ子のパパ、エリックさん。ドイツ人のジャーナリストです。One More Thing...の記者会見でお目にかかり、今日が2回目。

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豆苗のおひたし。

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ジャーナリストの影木准子(かげきのりこ)さん。アメリカのRobot事情を伝える「GetRobo」の発行人でもあります。

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生湯葉と自家製あんきも添え、まいたけ風味。

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いつものものを身につけていらっしゃる、インフォテリアのファウンダー平野洋一郎さん。シリコンバレーオフィスの江島さんは、奥様と2人きりで誕生パーティのため今日は残念ながら欠席。

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平野さんは、息子さんが生まれたばかりだそうで、めで「鯛」!!

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平野さんの元同僚でシリコンバレー在住の稲田さん。

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今日のダンジネスクラブは "Oven Roasted"。shioには初めての味。すんごく美味!!

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つやつや。紹興酒や各種たれに漬けて蟹を酔っぱらっわせて、400度でroast。プリプリで甘みがジュわぁっと広がるおいしさです。

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新米パパはまりちゃんにも人気!!

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冬瓜と皮付き豚バラ肉を3時間蒸したスープ。透き通っています。

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日本語とドイツ語と英語のトライリンガル。ステキな環境です。

97枚アップしてあります。photosetでご覧ください。

2006.01.20

600:060119 EOSを使う理由

shiologyが600回を迎えました。
みなさん,いつもご覧いただき,どうもありがとうございます。
心より感謝申し上げます。

【回し撮り】
先日,ジャーナリストの方々とお会いした際に回し撮りのやり方を教えて欲しいとのリクエストに応えて実演してみせたところ,彼から今日,「回し撮りやってみました!!」というご連絡をいただきました。こちらがizumoi_Aさんが撮影した回し撮り。すごく上手く撮れてます。いい写真です。被写体の人の目がきりっと写ってます。わざわざGR Digitalを友人から借りて撮影したそうですが,GR Digitalでなくてもほかのカメラでも撮れますよ。面白いですから,みなさんもやってみてくださいね。ただし,GR Digitalやその他のリコーのデジタルカメラだと,回し撮りしやすいかもしれません。リコーのデジタルカメラは全て,シャッターを押してから実際に撮影が開始されるまでのタイムラグが非常に短いので,回し撮りのようにタイミングが重要な撮影に向いているからです。

回し撮りに興味をお持ちになる方が多いようなので,shioがいままでにflickrにアップしている回し撮り写真をまとめておきました。他にも撮影しているのですが,被写体の人の希望でアップしていません。photosetはこちらからどうぞ

R0011370 R0011430 R0011434 R0010173 R0010215 R0010216 R0012886 R0012890 R0012895 R0012897 R0012906 R1003570.jpg R1003583.jpg R1003589.jpg R1003673.jpg R1003674.jpg R1003687.jpg R1004070 R1004203.JPG

【カメラメーカーのそれぞれ──なぜEOSを使うか】
キヤノンがEOS用のレンズ,EFレンズの累計生産本数3000万本を達成。
キヤノンのニュースリリース:キヤノンがEFレンズ累積生産本数3,000万本を達成
EOSユーザーのshioは当然EFレンズユーザーです。現在所有しているレンズは以下の7本。でもshiologyをご覧のみなさまはご存知のとおり,使っているのはほとんどEF24mmF1.4L USMだけです。85mmと200mmにいたってはアメリカに持って来てさえいません。
EF24mmF1.4L USM
EF24mmF2.8
EF28mmF1.8 USM
EF35mmF2
EF50mmF1.4 USM
EF85mmF1.8 USM
EF200mmF2.8L USM

このように明るい(F値の小さい)単焦点レンズ(ズームじゃないレンズ)のラインナップがしっかりしているのが,キヤノンの魅力です。とくにデジタル一眼レフで最も重要な広角レンズのラインナップに明るいレンズが多いことが他にない魅力です。たとえば将来EOS5DのようなフルサイズCMOSを搭載したカメラを買うときは,同時にEF35mmF1.4L USMを買うことになるでしょう。そのような明るいレンズがきちんと用意されているからこそ,EOSを使うのです。たとえばNikonだと,広角レンズのラインナップには,35mmF2をのぞいてすべてF2.8しかありません。つまりshioが必要とする明るいレンズは一本もないのです。だから,たとえニコンD200がカメラとしてどんなに優れていても,明るいレンズがないのでshioには使い道がないのです。

一方そのニコンも,マニュアルフォーカスのレンズには唯一明るい広角レンズAi Nikkor 35mmF1.4Sがあります。これは,shioもFM2に付けっぱなしで愛用しています。もしバッテリーを充電できないような「秘境」に撮影に行くなら,FM2に35mmF1.4を付けて大量のフィルムとともに持参するはずです。信頼できるカメラとレンズの組み合わせです。

そんなNikonが発表したニュース。フィルムカメラ製造販売を縮小するそうです。
Nikonのプレスリリース「フィルムカメラ製品のラインアップ見直しについて」。今後F6とF10のみ販売を継続するとのこと。フィルムカメラ市場に将来がないのは明らかなので,賢明な選択でしょう。これでニコンのデジタルカメラに勢いがつきそうですね。楽しみです。魅力的なレンズが発売されれば,選択肢が広がります。

一方,KONICA MINOLTAはカメラ事業,フォト事業を終了。
プレスリリース「カメラ事業、フォト事業の終了と今後の計画について」。残念ですがしかたない。引き継いだソニーから魅力的な製品が出ることを期待しましょう。

【Skypeアップデート】
shio愛用のSkypeがアップデートされました。
Skype for Mac OS X 1.4.0.35
メニューが完全日本語化されています。shioは念のためこちらの英語サイトからダウンロードしてみましたが,モノは同じ,起動するとメニューは全て日本語です。これで英語が苦手な人にも勧められるようになりました。Skypeがどんなにステキかは469:050812 SkypeInの電話番号を取得に書いております。電話は無料の時代です。

【PIXUS iP4200のドライバアップデート】
PIXUS iP4200のドライバがver. 4.1.6にアップデート されました。キヤノンはこうしてしっかりファームウェアをアップデートしてくださるのがありがたいです。

2006.01.19

599:060118 ビーサン

【ビーサン】
shioならずとも野尻キャンプLoveな人ならだれしも愛用するビーサン。(リンク先の写真のうち,最初の6枚と最後の1枚が東京YMCA野尻キャンプの写真です。かなり古いけれどもshioが撮影したものです。野尻キャンプのサイトなりブログなりを作るように前世紀からお願いし続けておりますが,いっこうに変化なし……。こうしてリンクを張りたくてもリンクのしようがありません。非常に残念。ちなみにshioは,野尻小学生キャンプで長年ヴォランティアスタッフをさせていただいております(その前は野尻学荘も)。)

さてビーサン。先日,asamiとともにOld Navyに行ったときに,2足5ドルで買ってきたのは 既報 のとおり。
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GR Digital・無修正。白黒モード。

でも外は連日雨。そして寒い。学生の頃はビーサンで夏山の雪渓に登ったこともあるし,スキー場でもビーサンだったとはいえ,いまはそんなことできるはずもなく,なかなか履く機会がなかった。でもよく考えたら,現在,家の中で裸足でいるのはshioだけ。BeckyもDickも家の中で靴を履いている。そう,ここはアメリカなのだ。ならshioだって,家の中で履けばよいのだ,ビーサンを。

絨毯はいいけれど,たしかにそれ以外の床は裸足だと冷たい。外村家のような床暖房があるわけでなし。そこで,2足のうち1足を家の中用におろしました。快適。なぜか足があったかいから不思議。サイズも日本ではまずお目にかかることのない11なので,shioの足にぴったり。小指が出っ張ることもありません。かかとも余裕で収まっています。快適。

正直言って履き始めた昨日は,家の中でビーサンを(というかそもそも履物を)履いていることに違和感。日本ではスリッパさえ履かない(なぜならshioの足が入るスリッパがないから)ので,家の中では裸足が当然。でも今日は慣れました。1日で順応完了。もとよりビーサン大好きなので,気持ちいいです。なぜビーサンが快適か。それは指で鼻緒をつかむからです。大地をつかんで歩く動物的本能が満たされるのでしょうか。ちなみにビーサンのことを,「thong」(サン)と言うそうです。Beckyが教えてくださいました。日本大好きなBeckyに「日本ではbeach sandal,略してビーサンと言うよ」と話したら,
「That makes sense!!」

【大きなマインドマップ】
mixiのマインドマップコミュで,「書きすぎて紙の余白がたりません」というトピックが立っていたので,コメント。ここに抜粋しておきます。

shioゼミの学生たちは、紙を何枚も貼りあわせてつなげて、大きなマインドマップを描いています。学生たちは描いたものを継ぎ目でレロレロと折って、ゼミに持参しています。 もし大きくなることが最初からわかっているなら、模造紙に描くのもいいと思います。 たしかにマインドマップ用のソフトを使うのは便利で,次々と発想を出していくときには有益です。でも何かをまとめるときは、全体を鳥瞰することが大切なので、広い一枚紙に描く方がいいと思います。ちなみにshioは、研究室のホワイトボードとか、大きいテーブルに直に描いて、デジタルカメラで撮影することも多いです。shiologyでマインドマップに関するshioの考えを書いているのは以下の2ヶ所がメインです。

262:041227 shio的マインドマップ利用法──MacPeople記事連動
269:050103 リアルとヴァーチャル

「紙の余白」という発想は,さきに紙の面積によって思考を枠付けしてしまっていることの現れです。それはもったいない。思考は無限に広がるところに価値があり,それを客観的にサポートするのがマインドマップなのです。297:050131 「書式」は日本のココロ、か?に書いたような枠先思考を払拭するためにもマインドマップを活かしたいと思います。
マインドマップに関しては書こうと思っていることがあるのですが,長くなりそうなのでまた日を改めて。

【書式のある書類を作成】
いま,297:050131 「書式」は日本のココロ、か?にリンクを張ったら,今日shioはこのエントリーを書いた日と全く同じ作業をしていたことに気づきました。書式のある書類を作成する必要があって,まずScansnapで書式をスキャン。次にそのファイルをプレビューで開き,マウスで範囲指定してコピーし,OmniGraffleにペースト。その際,紙のサイズの問題が多少あります。スキャンした書類は日本のものなので,A4サイズ。それをOmniGraffleでレターサイズに設定したページにペーストしようとすると端がはみ出してしまいます。そこで,とりあえずページの設定はA4に。そこにスキャンした書式をペースト。

そのあと,書式に文字書き込んでゆく。○を付けるところは○を書き,チェックを付けるところは英文フォントのチェックマークを書く。そうして自筆サインが必要な場所以外はすべて書き込み終わったら,印刷。そのとき印刷用紙の設定をレターサイズにすると,プリンタドライバが自動的にレターサイズに縮小して印刷してくれます。こちらではA4の紙なんて普通には手に入らないので,こうするしかありません。使っているプリンタはCanon PIXMA iP4200。565:051202 Canon PIXMA iP4200にこのプリンタ購入の経緯を書いております。顔料ブラックインクでクリアに印刷されました。書類にサインをして完了。これで超きれいな書類が完成です。

封筒もPages2に入っていたテンプレートを使って作成。同じくプリンタでプリントしたところ,左上の差出人氏名住所の位置がぴったり。うん,こういうの,気持ちいい。テンプレートは便利です。昔はこういうものを作成する際,必ずファイルメーカーProを使ってレイアウトを作り,何度も試し刷りをしながら細かく位置合わせをしたものです。複数の宛先への大量印刷が必要なら現在でもそれをするけれど,個人的に作成する封筒ならこれで十分。

今日はその他,大量の名刺もスキャンしました。アメリカに来てから出会った方々の名刺の束。Scansnapは至極便利です。アメリカではMac用としても売っているのに,日本では公式にはMacに対応しているとはうたわれていません。でもちゃんとFUJITSUのダウンロードサイトでMac版のドライバが提供されています。全く問題なく使えます。

【MicroTrack24/96のファームウェアアップデート】
MicroTrack24/96のファームウェアが12月にアップデートされていました。ver. 1.2.3です。
M-AUDIOのダウンロードサイトからどうぞ。アップデートしてみましたが,とりたてて変化は感じられませんでした。録音可能時間の表示が変わった程度。ただし,ファームウェアをアップデートすると日付の設定が初期設定に戻ってしまうので,再設定が必要です。

【写真を撮ったあと】
GR BLOGで写真を撮ったあとどうしてますか?とのご質問。ポストカードにするというちっちさんに大賛成。shioもポストカードにするのが大好きです。だけど,ポストカード用の気に入った写真印刷用紙がなかなかないのです。あるのはお定まりの郵便番号マーク入りの用紙。なんで無地のポストカード用紙がないのでしょうか。以前shiologyでも330:050306 自分の写真でカードを作ろうで書いたけれど,その後,無地のポストカード用紙は売られているのかしら。郵便番号枠がなく無地でプリントクオリティの高いポストカード用紙は結構需要があると思うのだけど。

shioが撮影したあとにやっていること。
・Apertureに取り込み,
・iPhoto6に取り込み,
・撮影したその場ですぐにPowerBookG4でスライドショーをみんなで見て楽しみ,
・CD-Rに焼いたり友人のMacに直接コピーしてさしあげ,
・flickrにアップロードし,
・いくつかはshiologyに貼り,
・iPhotoライブラリの一部はスクリーンセイバーにして日々眺めて楽しみ,
・ときどきプリンタで印刷して飾ったりアルバムを作り,
・ときどき写真屋さんで大量にプリントしてアルバムに保存し,
といった感じです。写真は生活の一部です。

2006.01.17

598:060116 ヒッキー

昨日も今日も、終日家にこもって原稿執筆。もちろんPages2で。
引きこもりを「ヒッキー」というが、この場合は「筆記ー」ですね (^_^)
1台のPowerBookG4で原稿を書きながら、もう1台では下記のような作業をしておりました。作業をするといっても、shioがやるのはDrag&Dropだけで、あとはPowerBookG4が地道に読み込み作業を続けているだけですが。

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GR Digital・無修正。1/3sec. Handheld.

【iPhoto6のライブラリを統合】
iPhoto5で約25,000枚だった読み込み限界枚数が、iPhoto6で一気に10倍の250,000枚になったことを受けて、iPhotoライブラリの整理・統合が必要になりました。いままで、ライブラリが大きくなるに連れて重くなるし、どうせ25,000枚しか入らないのだからと、ライブラリを小分けにしていたのですが、250,000枚入るのであればそれらを統合したい。

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GR Digital・無修正。1sec. Handheld.

そこでiPhoto6で複数のライブラリを統合する方法を模索。iPhoto6のメニューにはそれらしいものはない。またApertureのようにiPhotoライブラリを読み込むメニューも存在しない。確かに、そもそもiPhotoは、少なくとも表面上は、複数のライブラリを作ることを想定していないから、普通に見えるメニューにそれがないのは当たり前。shioのように複数のライブラリを作ってそれらを切り替えながら使う場合は、iPhotoの立ち上げの際にoptionを押しながらiPhotoのアイコンをクリックして、ライブラリを選択するのです。

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GR Digital・無修正。1sec, handheld.

さて、メニューがないとなると別の方法を考える。
最初にやった方法は、iPhoto6を立ち上げておいて、その「ソース」欄に別のiPhotoライブラリのフォルダをDrag&Drop。すると、確かに読み込むことはできるのだけど、縦横変換などの編集を加えた写真は、編集後のファイルとオリジナルが別々の写真として二重に読み込まれてしまいました。これはちょっと困る。各々ロールの名称は、その写真が撮影された日の二桁の数字のみになってしまう。つまり、この方法だとiPhoto6は、単に普通に写真が入っているフォルダを読み込ませたものと解釈しているということになる。

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GR Digital・無修正。1sec. Handheld.

次。iPhoto6を立ち上げておいて、別のiPhotoライブラリのフォルダをiPhoto6のアイコンにDrag&Drop。すると、かなりの速度で読み込みが開始。1秒に3枚くらい読み込んでいる感じ。うまくいきそう。でも読み込み枚数が4,000枚を超えた頃から読み込み速度が低下し、1秒に1枚以下になる。1万枚ちょっとを読み込んだ結果を見てみると、どうやら前半はサムネイルを読み込んでいたようです。どうりで速いわけだ。サムネイルを消してスッキリ。こんどは、各ロール毎に付けられていた名称で新たなロールが作成されました。成功。サムネイルを写真として読み込んでしまう問題はあるけれど、どうやらこの方法でいけそうです。他にもっといいやり方をご存知の方はぜひご教示ください。

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GR Digital・無修正。1sec, handheld.

【shiologyへのコメントについて】
blogのコメント欄に書いていただいたコメントに対して,そのお返事をshioもコメント欄に書いてしまうと,コメントした人にとっては不便な点があります。返事があったことをコメントした人に対して自動的に通知するシステムにはなっていないため,返事があったかどうかを知るには,何度もblogのページに確認しにゆく必要があるのです。これがblogのコメントシステムの欠点のひとつだと思います(mixiはその辺をうまく見せるシステムになっているところが,活発なコミュニケーションにつながっているのだと思います)。

そんなわけで,いままではshiologyにコメント欄に書いていただいたコメントに対する返事は,コメント欄には書かず,別のエントリーでまとめて書くか,直接メールでお送りするようにしていました。ですが,昨年のメールを整理していたら,返事を送り忘れているコメントも結構あることに気づきました。それはコメントしていただいた方に失礼なので,今後はあまりこだわらずに,気づいたときに,コメント欄にも返事を書くことにします。

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GR Digital・無修正。1sec. handheld.

【Dinner】
DinnerはReina & Alexとともに、Palo AltoのOsteriaへ。
EOS 20D EF24mm F1.4。
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2006.01.15

597:060114 土鍋の焦げ落とし

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EOS 20D EF24mm F1.4。

外村家の土鍋に,焦げがついてしまいました。
そこで,消しゴムのような汚れ落とし繊維の固まりで,ゴシゴシ。
ものすごーくチカラが要ります。
写真は,土鍋のふた。
半分ちょっと落としたところで,Before/After写真です。
真ん中にあるのがその繊維の固まり。
でもこうやってみると,この焦げも立派な芸術だったような気が……。
落としちゃってもったいなかったかな。

サンフランシスコは今日も雨。asamiとmasaが滞在中は毎日ピーカンだったのに,彼らが帰ってからというもの,ぐずつき気味です。終日部屋にこもって仕事をしていたところ,夕方には雨も上がり,きれいな青空になりました。
すべてGR Digital・無修正。

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サンフランシスコの街が一望できます。

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夜はグレッグ作のディナーをいただきました。
すべてEOS 20D EF24mm F1.4。

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ものすごいボリューム感。まさに圧巻です。

2006.01.14

596:060113 雨の夜のサンフランシスコ

午前中,iChatで会議 & 仕事。
13時すぎになってMacWorldにでかける。最終日なので16時までで終了。
nobiさんとde Young Museumへ行き,カフェで一息ついたあと,まりちゃんのお迎え。スーパーでお買い物。外村家へ。nobiさんも合流して夕食。

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GR Digital・無修正。

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de Young Museum外の耳かき。GR Digital・無修正。

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de Young Museum内のカフェ。GR Digital・無修正。

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nobiさん所有のEOS Kiss Digital Nで撮影。

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同上。

今晩の外村家の食卓。すべてEOS 20D EF24mm F1.4。
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nobiさんを送った帰り道。
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GR Digital・無修正。0.625秒。Handheld.

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GR Digital・無修正。1秒。Handheld.

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GR Digital・無修正。0.4秒。Handheld.

2006.01.13

595:060112 レモンの花が咲いた!!

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レモンの花が咲きました。かわいい!!
GR Digital・無修正。

昨年12月11日に撮影したつぼみの写真はこちら。ちょうど1ヶ月前です。

Pages2,使い始めました。
Pages1で作ったファイルを開いて互換性をチェック。問題なさそうです。
続いて,Pages1で存在したバグをチェック。治ってる!! ありがたい!!
現在書いている原稿,Pages2で続きを書きます。

iPhoto6。
スマートアルバムに,下記の項目が加わりました。
・絞りが……
・カメラの機種が……
・ストロボが……
・焦点距離が……
・ISOが……
・シャッター速度が……
これは便利。そして「……」の部分には自動的に,保存されている写真に含まれるパラメータがリストアップされる。だから,たとえば「カメラの機種が……」を開くと,「RICOH GR Digital」や「Canon EOS 20D」といった候補が出てくるので,それを選んでOKするだけで,そのカメラで撮影した写真だけのアルバムができ上がります。便利だ!!

そして,iPhoto6,起動も終了も速いです。スクロールも追従性がいい。

午前中,Tさんご来訪。
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EOS 20D EF24mm F1.4。
iPhoto6の「補正」をワンクリックしました。コントラストが上がったと思います。

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EOS 20D EF24mm F1.4。

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GR Digital・無修正。

午後,MacWorld Expoへ。
プレスルームで遅めのランチを食べながらみなさんとおしゃべり。聞いたところでは,どうやらアップルストアのサンフランシスコ店では,iWork'06もiLife'06も売り切れていたらしいです。昨日のうちにパロアルト店に行って正解でした。

そのあと,ブースを見て回りました。
shio愛用のOmniOutlinerやOmniGraffleを作っているOmni Groupで,OmniOutlinerにWordノートのような録音機能をつけていただきたいことと,日本語を入力したときの画面表示の改善をお願いしました。

ScanSnapもブースを出してた!!
Delicious Libraryもブースを出してた。
そういうところではすべて担当者たちと話をしてきました。MacWorld Expoはとてもいいコミュニケーションの場です。

一周見て,プレスルームに戻り,もらったデモソフトをインストールして試してみる。良かったらブースに戻って買おうかと思っていたけれど,残念ながらshioのテイストには合わなかったので買わず。
nobiさんたちといろいろ話をした後,18時に開場を後にし,夜の会場入り口を撮影。

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GR Digital・無修正。シャッタースピード1秒。手持ち。

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GR Digital・無修正。シャッタースピード1秒。手持ち。
Moscone Centerのすぐ隣にある回転木馬です。

本日のphotosetはこちら

2006.01.12

594:060111 iLife'06とiWork'06購入

昨日Keynote後に配布が開始されたMacOS X 10.4.4。早速インストールして使っています。
すぐに感じるのは,PowerBookG4のトラックパッドの反応がナチュラルになったこと。ダブルフィンガーでのスクロールに対応したPowerBookG4になってから,とくにダブルクリックする際のトラックパッドの反応が鋭敏すぎて,上手くダブルクリックにならないのが気になっていました。今回,それが治ったようです。これはありがたい。

午前中,家で仕事をした後,午後,Palo Altoのアップルストアへ。
iWork'06とiLife'06を購入。最初,お店に入ってひとわたり見回したけれどもそれらしいものが見たらない。ソフトウェアの棚をよく見ると,ひときわ小さいパッケージを発見。なんと今回から,CDサイズになっていました。(後で聞いた話では,サンフランシスコのアップルストアではiLife'06が売り切れていたそうです。なのでパロアルト店に行って正解)

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どちらもファミリーパックです。自分の家庭にある5つまでのMacにインストールすることができるライセンスです。99ドル。普通のシングルライセンスのパッケージは79ドル,アカデミックで買うと59ドル。なので,2台以上にインストールするならファミリーパックがお得です。

帰宅して仕事をしつつ,それぞれインストール。
昨日Keynote Speechで撮影した707枚の写真から111枚を選択し,長辺1024ピクセルにリサイズしてApertureから書き出す。

夕方,外村さんとともに外村さん主催のディナーへ。
ステキなジャーナリストの方々とお食事。

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カラーはEOS 20D EF24mm F1.4,白黒はGR Digitalです。もちろんすべて無修正です。
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その場で撮影した写真をiPhoto6に読み込み,スライドショーをしてみました。iPhoto5に比べて,動作がきびきび。写真の読み込みも速くなっています。快適です。

最後に,「回し撮りのやり方を教えてください」とのリクエスト。なので実演してみせました。ちょっとブレ方が足りなかったですね。
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2006.01.11

593:060110 MacBook Pro!!

朝,asamiとmasaに別れを告げたあと,7:30に家を出て,MacWorld Expoへ。

9:00にSteve Jobs氏のKeynote Speech開始。怒濤のように発表される新製品。今日はスライドのテンポがいつもより速い。707枚撮影しました。そのごく一部だけ,こちらでご紹介します。

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Keynote Speech開始直前の熱気。
GR Digital・無修正。シャッタースピード1秒。手持ちです。マジで。

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Podcastingを実演中のJobs氏。

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今回,様々なプロダクツが発表されたけれど,shioが最も期待しているのはなんといってもiWork'06。shioはiWork'05に含まれるPagesとKeynoteのヘビーユーザーなので,このふたつのソフトウェアの進化がshioの仕事に直結します。もちろん,MacBook Proは興味津々だけれど,ハードウェアが変わってもできることとが変わるわけじゃない。でも日々頻繁に使うソフトウェアが進化すると,仕事の効率も上がるし表現力も豊かになります。

shioは現在,最終的に紙媒体で出す原稿は,すべてPagesで書いています。月刊アスキーの連載をはじめとして,各種の論文など,誌面をできる限り再現したフォーマットを自分で作って,そこに書いています。やっぱりWYSIWYG(What You See Is What You Get.)に勝るものはありません。

読み込み可能な写真の枚数が25,000枚から250,000枚に一挙に10倍に増えたiPhoto6も超楽しみ。iPhoto6が入ったiLife'06とiWork'06はいずれも明日から店頭にならぶそうなので,即,ゲットです。

shioが楽しみにしている順に,Pages2,iWeb,iPhoto6,GarageBand3。
どれも「表現したくなる道具」です。
Express Yourself!!
アップルが常に送り続けているメッセージです。

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今回の「One more thing...」はMacBook Proでした。
とうとうハードウェアに「Pro」と名付けられました。

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Keynote終了後,入場待ちの人々。GR Digital・無修正。21mm ワイコン使用。

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同じくKeynote終了後。GR Digital・無修正。21mm ワイコン使用。
この後,会場から出て来たJobs氏がこの場所を通ったので,ばっちり撮影しました。

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GR Digital・無修正。21mm ワイコン使用。
このアングルでこの垂れ幕をすべて写し込めるのは,21mmで撮影できるGR Digitalならではです。

プレスルームでメディアの方々とランチを食べた後,アップルのブースへ行ってMacBookProなどを触ってきました。確かに薄い。速度が4, 5倍になるとのことなので,楽しみです。

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GR Digital・無修正。

Moscone CenterをあとにしてサンフランシスコのApple Storeへ。道々に掲げられている広告も,iPodから「What’s an Intel chip doing in a Mac?」に変更されていました。

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GR Digital・無修正。

帰宅してApertureで写真の整理。
夕食後,nobiさんに声をかけていただいて,マイクロソフトのパーティーへ。
shioもマイクロソフトのMacTopiaで「Business on PowerBook」の第1回に掲載していただいたりしているように,特に「Wordノート」が大好きなので,みなさまにお目にかかれてうれしいshioでした。

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GR Digital・無修正。白黒モード,ISO800,1/4秒。

592:060109 アップルカンパニーストアからMacWorldへ

本日の行程
アップル・カンパニーストア→スタンフォード→Trader Joe’s→MacWorld Expo→Union Square→まりちゃんのお迎え→外村家。
すべてGR Digital・無修正。

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おみやげ。

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スタンフォードのハンバーガー屋さん。

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Old Navyで買ったシャツ。

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asami,似合う。
以上,スタンフォード構内。

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MacWorld Expoが開かれているMoscone Center前。

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Union Square。

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iPodの広告と踊るasami

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ダウンタウンでノーファインダー撮影。

本日の写真25枚は,photoset「Apple, Stanford, Union Square」でご覧ください。

591:060108 日曜日のパロアルト

朝,教会へ。お礼拝に出る。
ステキな教会でした。お説教を聞きながら会衆から笑い声が起きるような,親しみやすいお話。そういう牧師さん,ステキです。以下,GR Digitalと書いてある写真以外はEOS 20D EF24mm F1.4。

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GR Digital・無修正。

Oasisへ行って,ハンバーガーを食べる。
すごく風情のあるお店。木製の壁やテーブルに刻まれた無数の落書きが歴史と人気を感じさせます。

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GR Digital・無修正。

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GR Digital・無修正。

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GR Digital・無修正。

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GR Digital・無修正。

Targetへ行ってお買い物。
すっごく楽しいお店です。asamiもmasaも,お土産をたんまり買い込んでいました。shioもショッピング。
・フタまでステンレス製のタンブラー。外側には天然皮革が巻いてあって,さらにそれは脱着式。どこのお店に行っても,売っているタンブラーのほとんどはフタが樹脂製。口当たりがチープ。ステンレス製が好ましい。さらに,人工皮革を巻いてあるタンブラーは結構あるけれど,天然皮革のものは少ない。脱着式だから洗うときには外せる。12.99ドル。
・マウスパッド。そんなもの今まで一回も買ったことないのに,かわいいパープルの楕円形のパッドを見たら買ってしまいました。5.99ドル。
・付箋紙「sticky notes」のブロック。3.99ドル。
・キャビネサイズのフォトフレーム。マホガニーの天然木製です。棚の値段を見ると1.99ドル。そんなはずはないと思って確認(バーコードを店内備え付けのスキャナにピッとやると,値段が確認できます)すると,やっぱり1.99ドル。安い!! 5個買いました。5個で1,000円。
・壁に投げると吸盤でくっつくボール。これ,前から欲しかったんです。こんなところで出会うとは。7個入りで2.99ドル。
トータルで38ドルでした。なんてステキなお店でしょう。また行きます。

Palo Altoのアップルストアへ。
置いてあったPowerMacG5に入っているGarageBandで,接続されている鍵盤を弾いて,多重録音。GarageBandはホントに楽しい。

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GR Digital・無修正。

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GR Digital・無修正。

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GR Digital・無修正。

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ジェラート屋さん。とっても昔からあるお店だそうです。おいしぃ!!

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GR Digital・無修正。

スタンフォードのオーバル。

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GR Digital・無修正。

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GR Digital・無修正。流し撮り!!

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GR Digital・無修正。回し撮り!!

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GR Digital・無修正。

帰宅。
Gregがお料理をしてくださいました。とってもアメリカンなお食事。ミートローフもグレービーソースもマッシュポテトもおいしいです。

本日のphotosetはSunday @ Palo Altoからどうぞ!!

夜,名刺を4種類作成しました。
こちらに来てから,日本の名刺の英語版が必要だと感じていたけれど,時間がなくて作っていませんでした。ようやく作成。アメリカの名刺は,日本の名刺より一回り小さい。なのに,同じ内容を書くと,日本語よりも英語表記の方が幅をとる。だからちょっとレイアウトに工夫が必要でした。でもきれいに完成。shioが名刺作成に使うソフトはいつもOmniGraffle Professionalです。

2006.01.08

590:060107 Old Navy

朝,masaの友人が迎えに来て,masaは彼らとともに出発。
asamiは外村家のみなさんとともにお出かけ。
shioは,ひたすら執筆。14時ころ,原稿3本,一挙に完成。ほっ。
すぐに編集者に送信。

asamiたち帰宅。
nobiさんから電話。空港に着いたとのこと。asamiとともにnobiさんを迎えに行く。

実は,nobiさんasamiとは,会ったことことないけれど,1年前から知り合いでした。262:041227 shio的マインドマップ利用法──MacPeople記事連動に書いたように,MacPeopleの2005年2月号のマインドマップ特集で,shioはマインドマップの利用例を書いている4人のうちの一人として登場しているのですが,残りの3人のうち,ひとりはnobiさん,そしてもう一人はasamiなのです。まだバックナンバーをお持ちの方は,66〜67ページをご覧ください。二人はそのときは会わずに取材だけだったので,今日,空港で初のご対面となりました。

nobiさんを外村家まで送り届けた後,shioとasamiはショッピングへ。目的地までの道中,左側に見えて来たモールの中に「Old Navy」をasamiが発見。asamiが最も行きたいお店のひとつ。ということで,そこに入ることにしました。

中に入るとクリアランスセールの真っ最中。30%off, 50%off, 70%offと,多くの商品が激安になっています。そこでasamiは早速ショッピング開始。shioもお店の中をぶらぶら見ていたら,欲しいものを次々と発見。たとえば,shioの大好きなビーサン。サイズは11。日本ではこのサイズはなかなか売っていませんが,こちらでは当たり前に置いてあります。そして,その値段を見てびっくり。1足3ドル,2足で5ドル。となれば2足買うでしょう。NavyとBrownを買いました。そのほか,シャツとか,フリースとか,ポロシャツとか,キャップとか。クリアランスなので,だいたいどれも「2枚でいくら」です。で,全部合わせて56ドルでした。やっすーーい!! 欲しかったキャップも買えて大満足のshioでした。

帰宅するとすぐにお客様2人来訪。九州大学の知的財産本部の方です。
nobiさんasamiとともに,外村さん作のゴージャスディナーの始まり始まり。すべてEOS 20D EF24mm F1.4です。本日のphotosetに51枚アップロードしてあります。(今日はよく考えたらGR Digitalで一枚も撮影していない。なので,GR BLOGにトラックバックできません……)

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蒸される前のカニさん。もちろん生きてます。動いてます。

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九州大学知的財産本部の谷川さん。スタンフォードAPARC客員時代は、旧外村家から歩いてゆけるところにお住まいになっていたそうです。

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同じく九州大学知的財産本部の坂本さん。(mixiでは"あかりさか"さん)

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口,つぶってます。

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お二人は、九州大学アントレプレナーシッププログラムの打ち合わせのために福岡から来訪されました。

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カニみそ,たっぷり。

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Rosieオーガニック地鶏は、調理の直前にさばきます。

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今日はほとんどshioがさばきました。

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福岡からのお客さまのために地鶏のガラを3日間煮込んで白濁したスープで作った,博多風地鶏の水炊き。

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2時間しか寝てないnobiさん。いたずらっこのasami

2006.01.07

589:060106 うろこ雲な空

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GR Digital・無修正。

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GR Digital・無修正。

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GR Digital・無修正。

朝,asamiとmasaを送り届ける。

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EOS 20D EF24mm F1.4。

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EOS 20D EF24mm F1.4

待ち合わせ相手を待つ間,109枚程,asamiを撮影。その写真はこちらのphotosetでご覧ください。
shioは外村家に戻り,原稿執筆。途中,外村さんのオフィスのレイアウト変更のお手伝い。
夕方,アルカトラズ島から帰って来た二人を迎えに行き,郵便局へ。
写真は郵便局の上の空。

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GR Digital・無修正。

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GR Digital・無修正。

いったん帰宅。shioは執筆の続き。
また3人で出かけ,大人5人子ども2人で中華料理屋さんで夕食。
ものすごい量の中華料理。お味もおいしい。なのに安い!! それって最高。
またいつものように,最初に撮影するのを忘れて食べ始めてしまいました。なので,食べかけの写真で申し訳ありません。写っていないお料理もあります。
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GR Digital・無修正。フラッシュ発光。

外村家に戻ると,Sさんがいらしていました。夜中までおしゃべり。
asamiは,「すごい人の名刺,いただいちゃったぁ」と大喜び。

588:060105 Fisherman's Wharf

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本日の写真もすべてGR Digital・無修正。
朝から3人でそれぞれ作業。

今日は,サンフランシスコの最北端にあるFisherman’s Wharfまで,観光に行きました。一日で268枚撮影。そのうち113枚アップしました。photosetはこちらからどうぞ。仕事があるので,写真だけのレポートです。

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この2枚は,カメラを右手で頭より高く掲げて,カメラのモニタを全く見ずに撮りました。

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真っ昼間でも回し撮り,できます。絞り優先モード(Aモード)にして,絞りをF9.0まで絞り,ISOは64。それでこの快晴下でもぎりぎり回し撮りできるシャッタースピードになりました。

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プロジェクト……。
MacOS……。

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つきあってません。

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この広告が10日にどうかわるか,楽しみ!!

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GAPの大バーゲン。

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今日は,朝焼けも夕焼けもものすごくきれいでした。

2006.01.05

587:060104 Asami & Masa 到着!!

shioゼミのasamiとmasaが到着しました。
サンフランシスコはここ3週間程,ずーーーっと雨。それも豪雨,雷雨続きで,停電とかネットワークの停止などもあって,連日大嵐だったのですが,今日はそれがウソのように晴れました。二人の到着を喜ぶかのようなとっても久しぶりの快晴です。

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到着直後のふたり。GR Digital・無修正。フラッシュ発光。

その後ふたりは仮眠。その間shioは原稿を書いておりました。
夕方,彼らが起きてきたので,せっかくの天気の中,ちょっとお散歩することにしました。
すべてGR Digital・無修正。

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かたつむりの群生(?)発見!!
大雨の後でかたつむりさんたちも喜んで出てきたのでしょうか。

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masa撮影の2枚。
カメラはXacti J1
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外村さんが作ってくださったお夕食5品のうち2品。
EOS 20D EF24mm F1.4
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2006.01.03

586:060101 誕生!!

みなさま,あけましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
ことしもそれぞれ楽しい一年にしましょう。
塩澤一洋

今年初の写真は,2005年12月27日に生まれた友人の赤ちゃん。
全(Zen)くん,ご誕生,おめでとうございます。
生後5日目です。すべてEOS 20D EF24mm F1.4。

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Kayさんが盛大に作ってくださったおせち料理。
品数,数えきれません。すごい!! ありがとうございます!!
中でも京都風お雑煮,shioの大好物。
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現在のApertureの状態。
写真:49,335枚──ライブラリのファイルサイズ:98.21GB
昨日以前のApertureの状態。
写真:48,788枚──ライブラリのファイルサイズ:97.2GB
写真:43,528枚──ライブラリのファイルサイズ:86.03GB

5万枚目前。100GB目前です。こちらに持ってきている2001年以降の写真はほぼすべて取り込みました。

前回のエントリー(585:051229 回し撮り,久しぶり!!)でリンクを張った昨年7月6日のエントリーで,「流し撮り」についてふれています。そこで,流し撮りをご存じない方のために「流し撮り」のサンプルを掲載しておきます。流し撮りはレーシングカーの撮影だけではないのです。
R0014168
Caplio GX8・無修正。

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GR Digital・無修正。

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