« 600:060119 EOSを使う理由 | Main | 602:060123 写真は逆光 »

2006.01.21

601:060120 喜びも悲しみも愛も感動も

IMG_4986.jpg

【FUJIFILM,ステキ!!】
FUJIFILMのプレスリリース:弊社の写真事業への取組みについて
FUJIFILM,スバラシイ!!
昨日shiologyで書いたように,カメラメーカーが相次いでフィルムカメラ事業を整理している中,この発表。ありがたいことです。「人間の喜びも悲しみも愛も感動も全てを表現する写真は、人間にとって無くてはならないものであり、長年のお客様のご愛顧にお応えするためにも、写真文化を守り育てることが弊社の使命であると考えております」なんて,本心からそう思っている人であってこそ,言えることばです。(「……人にしか言えないことばです」と表現しがちだけれども,二重否定は避けます。ポズィティヴに行きましょ!!)

<なんで二重否定を避けるかは以下のリンクをご覧ください>
493:050905 「しかる」と「おこる」
288:050122 マイナスをプラスに!!
252:041217 ほぼ日手帳のことばと肯定表現

昨日書いたように,電気のない場所に行くときは,FM2のようなフルマニュアルのカメラとフィルム,という組み合わせでのみ,撮影可能(これも「……という組み合わせでしか撮影できない」と表現しがちだが,ポズィティヴに行きましょ!!)。デジタルカメラは電気がなければ無力です(充電した大量のバッテリーと,大量のメモリカードを持参すれば別ですが)。

shioが使うフィルムは,ネガもリバーサルもFUJIFILM製品です。そして,プリントする際も,必ずFUJIFILMのペーパーを使うお店でプリントします。さらに,デジタル写真を自分でプリントする際に最も好きな用紙は,FUJIFILM「画彩」です。とても鮮やかにプリントされます。大好きです。

デジタルカメラで写真を撮ったら,FUJIFILMのペーパーを使っている写真屋さんに持っていって,プリントしよう。そしてフィルムでも写真を撮ろう。そういう気持ちを起こさせるすがすがしいプレスリリースです。FUJIFILM,スバラシイ!!

【外村家ディナー】
外村家のディナーに呼んでいただきました。その前にまりちゃん・あきちゃんのお迎え。その道中,撮影。今日も美しい写真が撮れまして,ここに貼ろうと思ったのですが,そのあとのディナーとお客さまが盛りだくさんだったため,1枚だけ。

R1004322.jpg
GR Digital・無修正。

あとはディナー写真。すべてEOS 20D EF24mm F1.4です。もちろん,無修正。
お料理はすべて外村さん作。
IMG_4907.jpg
今日の主役!!

IMG_4875.jpg
黄毛鶏(中国の地鶏)の蒸し鶏。

IMG_4887.jpg
今日のカワイイ子のパパ、エリックさん。ドイツ人のジャーナリストです。One More Thing...の記者会見でお目にかかり、今日が2回目。

IMG_4876.jpg
豆苗のおひたし。

IMG_4921.jpg
ジャーナリストの影木准子(かげきのりこ)さん。アメリカのRobot事情を伝える「GetRobo」の発行人でもあります。

IMG_4881.jpg
生湯葉と自家製あんきも添え、まいたけ風味。

IMG_4914.jpg
いつものものを身につけていらっしゃる、インフォテリアのファウンダー平野洋一郎さん。シリコンバレーオフィスの江島さんは、奥様と2人きりで誕生パーティのため今日は残念ながら欠席。

IMG_4917.jpg
平野さんは、息子さんが生まれたばかりだそうで、めで「鯛」!!

IMG_4971.jpg
平野さんの元同僚でシリコンバレー在住の稲田さん。

IMG_4961.jpg
今日のダンジネスクラブは "Oven Roasted"。shioには初めての味。すんごく美味!!

IMG_4953.jpg

IMG_4966.jpg
つやつや。紹興酒や各種たれに漬けて蟹を酔っぱらっわせて、400度でroast。プリプリで甘みがジュわぁっと広がるおいしさです。

IMG_4928.jpg
新米パパはまりちゃんにも人気!!

IMG_4995.jpg
冬瓜と皮付き豚バラ肉を3時間蒸したスープ。透き通っています。

IMG_4943.jpg
日本語とドイツ語と英語のトライリンガル。ステキな環境です。

97枚アップしてあります。photosetでご覧ください。

« 600:060119 EOSを使う理由 | Main | 602:060123 写真は逆光 »

携帯・デジカメ」カテゴリの記事

Photography」カテゴリの記事

RICOH GR Digital」カテゴリの記事

Comments

 いやほんとうに。企業リリースの「名作」ですね。
 「原点」を再確認し、それを大切にする、という表明は本当に力強いです。富士フイルムも大変危機感を持っていて、オノ・ヨーコなどを起用して、思い出や感情や楽しさやメッセージを記録できるのは写真だよ、という「PHOTO IS」というキャンペーンを昨年からテレビCM、新聞広告などで大々的に展開していたところです。今回のリリースは、そのメッセージを企業として「true」であると裏打ちしたところに値千金の価値があります。みんなで、じゃんじゃんほめましょう。

 といいながらも、昨晩、我が家に評価用のD200がやってきました。明日テスト撮影してみます。カメラとしての感触は、かなり上々です。

おっしゃるとおり,名作です。ほめましょう。
FUJIFILM,ますます好きになりました。

さて,D200。役得ですね。
カスタム設定でコマンドダイヤルの回転方向(露出補正とか)を逆に設定できるか,もし確認できれば教えてくださいますか。つまり,こういうものはたいがい「右に回すとプラス,左に回すとマイナス」だと思うのですが,ニコンのデフォルトは逆。ニコンのAFカメラを借りて撮影するとき,無意識に回して意図と逆に動くのがなじめない。

ニコンのカメラにはこの設定を変更できる機種とできない機種があります。D200はどっちか。このクラスなら変更できると思いますが,それが知りたいです。

それにしても、塩澤さんの写真すばらしくきれいですね。今度、1/1秒でも手ブレしないテクニックを教えてください。それと逆光をモノにするテクニックも!

日曜日に月島→晴海→築地→銀座→有楽町と歩き、D200をテストしてみました。詳しくは別にまとめてみたいと思いますが、Eos Kiss DやD70のときに感じた、カメラとしての違和感は、D200では全くありません。F100ユーザーの私としては、まるで最初から自分のカメラのような錯覚に陥りました。絵づくりはかなりナチュラルです。

カスタム設定による、コマンドダイヤルの回転方向設定変更は、D200でも可能です。実際に自分で試してみました。昔は、シャッターダイヤルとレンズの絞りリングという、メカニカルに変えようがない部分でしたので、この回転方向が、使い勝手におけるニコン党とキヤノン党を分かつ深い溝だったわけですが、現在では、単なる電気指令のファンクションダイヤルにすぎないんだな、ということを改めて実感しました。いいことに違いはない、と思いますが。

はじめまして!GRDに興味を持って以来、すばらしい(おいしそうな!)写真をいつも楽しみに拝見させていただいています。さて早速ですがご質問させていただきます。GRDの画質設定はどのようにされていますか?用途を主にWEB用写真に考えていますので、ぜひ参考にさせていただきたいと思います。 

山本さま

こんにちは。
画質設定は,
http://shiology.com/shiology/2005/11/557051117_gr_di_d5f8.html
に書いておりますとおり,
コントラスト「-2」,シャープネス「+1」
です。用途によって設定を変えるようなことはいたしておりません。設定はいつもいっしょです。

T(ぽいんと尺)さま

コマンドダイヤルの回転方向について情報どうもありがとうございます。ちゃんと変更できるようで,うれしいです。
実は私は長年,Canon EOS1nなどとNikon FM2を同時に併用して撮影しておりました(あとLeica M6なども同時に)。メカニカルなダイヤルの場合は,回転方向の違いはまったく気になりませんでした。そこにメモリがあるし,手に持ったときに「異なる機械」であることを体が認識してくれるので,その回転方向など問題とはならなかったのです。

しかし,ダイヤルでデジタルな数値を動かす,という操作体系においては,機械の個体の相違以前に,多くのものにおける「右がプラス,左がマイナス」という方向性がニコンでは逆に規定されていることがどうしても感覚に合いませんでした。数直線とかグラフで右がプラスなのは当然として,テレビのチャンネルだって番組表だって右が大きい,ピアノもヴァイオリンも右が高くて左が低い,……。この感覚に反しているところが馴染めないかったのです。だから,ニコンが新しいカメラを出すと,真っ先に調べるのは,この正逆を反転させられるかどうか,なのです。

D200レポート,楽しみにしてます。

Pina Hiranoさま,
ご質問に対するお答えは,次のエントリーに書きました。
どうぞご参照くださいませ。

こんばんは、久しぶりに読ませていただいております。随分前にメールでお返事頂きましたが覚えておられますでしょうか?http://www.asahi.com/business/update/0427/156.html を読むと社名からは写真の2文字は消えるようですが、写真事業は継続されるようですね。私は財テクには関心が余りないのですが、富士フィルムの株(と麒麟麦酒)のみ持っています。株主の一人として、いい会社の株を持ててよかったなと素直に思えます。パロアルトといえば私の勤めている会社の親会社のラボhttp://paloalto.roche.com/ があり、興味をそそられます。(まだここへは出張で行ったことはありません)これからもたまに拝読させて頂きます。

The comments to this entry are closed.

TrackBack


Listed below are links to weblogs that reference 601:060120 喜びも悲しみも愛も感動も:

» 外村シェフのディナー [笑門来福]
出張最後の夜。米国は金曜日、日本は土曜日ということで、日本のオフィスが開かないの... [Read More]

» 外村シェフのディナー [笑門来福]
出張最後の夜。米国は金曜日、日本は土曜日ということで、日本のオフィスが開かないの... [Read More]

« 600:060119 EOSを使う理由 | Main | 602:060123 写真は逆光 »

My Photo

ブログ内検索

  • 検索語を入力してください