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2005.09.30

516:050928 Apple Store, Palo Altoへ

<アメリカ人の友人たちもshiologyを見てくださっていることがわかったので,カタカナ部分を英語で表記する比率を上げることにします。日本語と英語が混在しているのが面白い,というコメントをいただいたので。>

【Apple Store, Palo AltoのGenius Bar】
昨日ハードディスクがクラッシュしたPowerBookG4を修理に出すため,アップルストア,パロアルト店に持参しました。15:30ころ到着すると,店内のMacで順番を予約するように促されたため,予約。Macの症状などを書いて予約を取ると,shioの順番はだいたい17:35頃に巡ってくると表示されました。2時間待ちです。

そこで大学に戻り,教授のアシスタント(日本でいう秘書ですが,こちらでは秘書ということばは死後のようです)のところに行って,事情を話し,古い方のPowerBookG4のMACアドレス(Media Access Control Address。Macintoshの「Mac」とは無関係です)をスタンフォードのネットワークに登録していただけるように依頼していただきました。コンピュータセンターの人は1時間後にコンピュータを再起動するように,と言っていたけど,Macは再起動不要です。30分程で,古いPowerBookG4もStanfordのnetworkにつながりました。

さて,17:15頃にアップルストアに戻ると,shioの順番は4人目。だいたい17:35頃,という予約時に示された予想はほぼ正しかったことになります。しばらく店内を見て回って17:45に名前を呼ばれました。

shioを担当してくださるGeniusは,ひげを蓄えていかにも「Genius」という風貌の人。すでにPowerBookG4の症状を予約画面で記述してあったため,一度起動させて,起動画面が進まないのを確認しつつshioから状況の説明を聞いて,すぐに修理工場送りの手続をとってくださいました。PowerBookG4のSerial numberを彼がGenius BarのMacに入力すると,Genius同士で画面を覗き込んで話してる。「これは通貨は何だ?」「日本か。」「Yenだ!!」など。日本円表示の購入価格をドルの感覚で見れば,べらぼうな金額に映るはずで,彼らの反応はうなずけます。

しばらくして,修理用の請求書が2枚印刷されて出てきました。そこにはなんと,shioの日本の住所や電話番号が全部日本語で記載されている!! さすがアップル。データベースは世界共通だし,その表記言語も各国語。さらに保証もワールドワイド。すばらしい。

ちなみにこちらには「保証書」というものが存在しません。最初shioは,保証書を持参していなくて大丈夫かなあと不安だったのですが,Gregや佐藤さんがアメリカにはそんなものはない,と教えてくださいました。日本では客が欲しがるから付けてるだけだ,と。考えてみればアップル側でちゃんとデータベースを持っている限り,保証書など必要ありません。その方が合理的です。納得。

そんなわけで,世界共通に保証が効き,今回の修理も無料。請求書には修理代金210ドル,手数料100ドルと記載された後に,保証期間内につき0ドルとなっておりました。これで無事に無償修理が受けられます。前述のとおり請求書には日本語でshioの氏名などが書かれているので,もちろん彼らには読めない。Alphabetで名前を書いて,こちらの携帯電話の番号を書いて,お店を後にしました。修理からあがったら電話をくださるそうです。

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