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2005.08.17

472:050815 Caplio GX8とR2Sの使い分け

昨日の写真で,リコー製のデジタルカメラ,Caplio R2SとCaplio GX8を使っていると書いたら,2機種をどのように使い分けているのか,というご質問をいただきましたので,お答えしておきます。

(1) 望遠が必要な時はCaplio R2S。なぜなら,Caplio R2Sは望遠側が135mmまであるけれど,Caplio R2Sは85mmまでだから。

(2) 暗いところで撮るときはCaplio GX8。なぜなら,Caplio GX8はISO400や,ときにはISO800でも破綻のない画質で撮影することができる上,暗いところでもピントが合ってくれるから。たとえばキャンプファイヤーをしているときなど暗いところでは,実は一眼レフのEOS 20Dでもピントが合わない。なのにCaplio GX8ならバッチリピントが合います。脱帽!! またレンズの明るさもCaplio GX8がF2.5と明るいのに対してCaplio R2SはF3.3と若干暗めです。

(3) ポケットに入れたいときはCaplio R2S。薄いので,ジーンズのポケットにもスッキリ入る。Caplio GX8はポケットに入れるのはほぼ無理。いつも肩から背中側にタスキがけにしています。

(4) 100人の集合写真のように細部の描写が重要な場合はCaplio GX8。800万画素だから。でもファイルサイズが大きくなるので,普段は500万画素モードで撮っています。これだとCaplio R2Sとかわりません。

(5) 走り回る子どものようにフレーミングしにくい被写体を撮るときはCaplio R2S。なぜなら,2.5インチの大型モニタはフレーミングしやすいですから。Caplio GX8のモニタ,もっと大きくしてほしい!! ちなみにそういう動き回る被写体を撮るときは,フォーカスをスナップモードにしますと,ピントがカメラ前2.5mに固定されるため,半押しによるピント合わせのプロセスを必要とせずに,撮りたい瞬間を瞬時に撮ることができます。これはリコーのカメラのいいところのひとつ。

(6) 「写真を撮るぞ」という積極気分のときはCaplio GX8。逆に,お手軽気分のときはCaplio R2S。持ったときの質感とか,筐体の色や形などがそう思わせるのだと思います。

(7) 超ワイドな写真を撮りたいときはCaplio GX8。純正のワイコン(ワイドコンバーター)で22mmの写真が撮れます。すごい!! ワイコンなしの普通の状態では,どちらのカメラも広角28mmですが,これでもほかの多くのコンパクトデジタルカメラと比べたら十分に広角です。他はだいたい35mmとか38mmとかですから。

といったところです。でも基本的に明るい屋外の撮影ではどちらも違いがありません。Caplio GX8は肩からかけると(3)で書きましたが,Caplio R2Sも449:050713 Tiger10.4.2快適で紹介したネックストラップを付ければ,452:050716 ネックストラップで述べているような安定感を得られます。

またご質問があればどうぞご遠慮なく!!>Eriさん。

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