461:050801 野尻小学生キャンプ
7月26日から8月1日まで,小学生72名とともに長野県野尻湖畔にある東京YMCAのキャンプ場へ。いわゆるヴォランティアです。毎年行われてきた野尻小学生キャンプも今年で第10回。申込開始から1時間で定員に達する超人気キャンプです。実際キャンプの雰囲気はとてもいいし,スタッフもみんな子どもたちに愛情いっぱいで接します。shioは,楽器を弾いたりヨットやアーチェリーを教えたりと役割はたくさんあるのですが,最も重要なのは写真を撮ること。7日間で3,389枚撮影しました。すべてCD-Rに焼いて,参加者のうち希望者に配布します。
人物が写っていない自然写真だけピックアップしてアップしました。スライドショーはこちらからどうぞ。
050726:キャンプ1日目________________________________________
台風接近の中,バス2台でキャンプ場へ。
幸い,そんなに雨に降られることなく到着。
本日の撮影枚数480枚。内訳は,
・EOS 20D EF24mm F1.4:243枚
・Caplio GX8:81枚
・Caplio R2S:156枚
050727:キャンプ2日目________________________________________
本日の撮影枚数643枚。内訳は,
・EOS 20D EF24mm F1.4:397枚
・Caplio GX8:246枚
屋外に両方のカメラを持ち出すのですが,ほとんどはCaplio GX8で撮影しています。部屋に戻ってMacに写真を取り込んで見てみても,Caplio GX8で撮影した写真はEOS 20Dで撮影した写真に比べて遜色がないどころか,Caplio GX8の写真の方がいいとさえ感じるものも少なくありません。
050728:キャンプ3日目________________________________________
本日の撮影枚数443枚。内訳は,
・EOS 20D EF24mm F1.4:149枚
・Caplio GX8:120枚
・Caplio R2S:174枚
昼間の屋外の写真はすべてCaplio。リコーのコンパクトカメラCaplioでの撮影枚数が一眼レフのそれを超えた記念すべき日です。
shioがデジタルカメラを使い始めたのは1995年カシオQV-10から。当時,面白さとワクワク感は大きかったのですが,画質はとても「写真」と呼べるものではなくメモや遊びで撮影する程度でした。2001年の6月までは「写真」は相変わらずフィルムで撮影していました。
それが2001年のEOS D30(一眼レフ)の導入で一変し,すべての撮影がデジタルになりました。しかし画質的にも操作性の面でも使い物になるデジタルカメラは一眼レフだけという状況が続きました。毎年複数台のコンパクトデジタルカメラを使って来ましたが,「ちゃんと撮る」ときには必ず一眼レフを使っていました。フィルムの時代だったら,リコーの名機GR-1というコンパクトカメラが一台あれば「ちゃんと撮る」ことができたのですが,それに匹敵するコンパクトなデジタルカメラは存在しなかったのです。毎年このキャンプ1週間で2000枚以上の写真を撮影していますが,昨年まではほぼすべてを一眼レフで撮っていました。
しかし今年になって相次いで発売されたCaplio R2S(2月)とCaplio GX8(5月)は,かなりいい感じ。昨日,Caplioと一眼レフとを併用してみたところ,少なくとも屋外の写真においては一眼レフの必要を全く感じなくなりました。屋内であっても撮り方次第ではCaplioで十分な写真が得られます。そこで今日はCaplio GX8かCaplio R2Sのいずれかのみを持って外に出るようになりました。撮った写真を見ても十分にきれいです。コンパクトなデジタルカメラが世に出てから約10年を経て,ようやくコンパクトデジタルカメラだけで安心して撮れる時代になりました。ありがたいことです。
その上,Caplio R2SもCaplio GX8も28mmの広角で撮れます。一眼レフで28mmに相当する画角を得ようとすると17.5mmという超広角レンズが必要になりますが,たとえばキヤノンの16mmレンズは30万円以上しますから,全く現実的ではありません。さらにCaplio GX8に22mmの純正ワイドコンバーターを付けると,とてもスバラシイ世界が撮れます。もし一眼レフで22mm相当の画角を得ようとしたら,13.75mmというとんでもない超ワイドレンズが必要になりますが,そんな単焦点レンズは売られていません(ズームレンズでは存在します)ので,そのコンパクトさと相まってCaplio GX8の独壇場です。
本日のCaplio GX8の写真はほぼすべて22mmのワイコンを付けっぱなしにして撮りました。
050729:キャンプ4日目________________________________________
本日の撮影枚数520枚。内訳は,
・EOS 20D EF24mm F1.4:204枚
・Caplio GX8:122枚
・Caplio R2S:194枚
夜,キャンプファイヤーの写真は真っ暗な中での撮影です。肉眼では子どもたちの顔が判別できますが,カメラのモニタは真っ黒で何もわかりません。でもCaplio GX8はちゃんとピントが合います。それがすごい。そしてフラッシュをたいてきっちり写ります。他のコンパクトデジタルカメラだとピントは合いません。ピントが合わないから撮影することができません。また一眼レフでもAF補助光が光ってしまい,キャンプファイヤーの撮影には不向きです。
本日もCaplioでの撮影枚数が一眼レフを超えました。昼間の屋外での撮影には,もはや一眼レフの必要を全く感じなくなっています。それどころか,動き回る子どもたちを撮影するのに,一眼レフよりも軽快なコンパクトデジタルカメラの方が機動的で,ファインダを覗かなくてもいい分,自由なアングルで撮影することができます。Caplio R2SとCaplio GX8は本当にいいカメラです。なお,キャンプファイヤーの写真以外,Caplio GX8はすべて22mmのワイコンを付けて撮影しています。
本日まで4日間でトータル2086枚撮影しました。
長年キャンプの写真を撮影していますが,4日目で2000枚を超えたのは初めてです。これもCaplio効果でしょう。
050730:キャンプ5日目________________________________________
本日の撮影枚数520枚。内訳は,
・EOS 20D EF24mm F1.4:358枚
・Caplio GX8:3枚
・Caplio R2S:237枚
午後,激しい雷雨。自然はすばらしい。
夜もまた雨。
050731:キャンプ6日目________________________________________
本日の撮影枚数722枚。内訳は,
・EOS 20D EF24mm F1.4:383枚
・Caplio GX8:75枚
・Caplio R2S:264枚
トータル3166枚になりました。
050801:キャンプ7日目________________________________________
本日の撮影枚数223枚。
帰京。
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