456:050720 録音機材
10:30〜12:00:韓国からメディア論の教授が3人来訪。
テレビ番組の二次利用に関する著作権法関連の情報を中心として,日本の著作権法の現況についてお伝えしました。大変お喜びいただけてうれしいです。
いそいで政策研究大学院大学へ。
今日もまた昼食は電車の中でおにぎり。
13:15〜16:30:政策研究大学院大学で著作権法の講義最終回。
・引き続き著作権の制限について
・いままで取り上げなかった著作権法の各制度について最後まで一通り説明
・著作権法は進んでいるか
・まとめ:著作権法の考え方
これで政策研究大学院大学の講義もすべて終了。とても楽しいクラスでした。みなさんから建設的なご意見がどんどん出るので,非常に意義深いクラスでした。受講してくださったみなさん,どうもありがとうございました。
前期の講義は,あと24日の東大での講義を残すのみです。
帰りはヨドバシカメラに寄り道。
・Logitecのポータブルハードディスク(80GB)購入(24,800円)。2.5インチ,5400回転の流体軸受けモデルです。PowerBookG4のハードディスクを丸ごとバックアップして,本体のハードディスクがクラッシュした際に起動ディスクとして使います。
・That’s(太陽誘電)のDVD-R20枚(1,770円×2パッケージ),CD-R40枚(1,150円×2パッケージ)購入。売り場に山積みされている各社の生ディスクですが,That’sだけ山が低い。一見して「売れている」という印象を受けます。信頼度抜群のThat’sは人気も抜群のようです。
・EDIROL(Roland)のR-1購入(39,800円)。
R-1はスバラシイ製品です。
生音を直接WAVEまたはMP3ファイルとしてCFカードに録音する機材です。最高,24bit/44.1kHzで録音できます。手のひらサイズの比較的頑丈な筐体で,ステレオマイクがついています。もちろん外部マイクを接続することもできます。
shioは友人たちとのセッションやヴォランティアで行うキャンプソングコンサートでヴァイオリン・フルート・ピアノを演奏する機会があります。そんなとき従来は,録音にDATを用いていました。録音時間が短かければMDでもいいのですが,shioたちが行う2時間以上にわたる演奏&トークを1本で録音できるのはDATだけだからです。しかし,現在はDATはほとんど使われなくなりました。各機材も次々と生産終了となっています。DATで録音するとMacに取り込むのに時間がかかり,せっかく録音した音をCDに焼くのに手間がかかります。現在,DATに代わる録音機材としては,ハードディスクレコーディングが主流ですが,単体のハードディスクレコーディング機材は大きくて重い。手軽ではありません。
そこでPowerBookG4に直接録音する機材を入手しようかと思っていたところ,ヨドバシカメラの店員さんがR-1を教えてくださいました。いろいろとうかがうと,どうやらshioのニーズにぴったりです。ポイント還元分を差し引いても実質36,000円程度なのでちょっと迷ったけれど,使い勝手が良さそうだし,PowerBookG4で録音するにもPowerBookG4を客席(舞台前)に放置するのも考えものなので,これを買うことにしました。
録音したファイルはCFメモリカードに保存され,USB2.0の端子もついていますので,Macに取り込むのも簡単。もちろんGarageBandに取り込んで,音を重ねることもできます。早く使いたいです。
ちなみに前述のコンサートなどで演奏しているのはすべてキャンプソング。オリジナルの楽曲ばかりです。そもそも作詞作曲した人が一緒に演奏しているのだから,著作権が問題となることは全くありません。記録として録音したのだから,それを消去して別の音楽を録音することも絶対にありません。なのにそれをDATで録音するということは,私的録音補償金をDATレコーダーとテープの購入時に支払っているのです。そして,そのテープで未来永劫,絶対に他人の著作物を録音しないという証明は不可能。うーむ。R-1を買ったのでもうDATを使うことはないでしょうから,テープを買うたびに不当な保証金を支払わされることもなくなりそうです(微々たる額ですが)。
今週はやることが多すぎる上,予定した来訪者や予定外の来訪者もあって(もちろんそれはうれしいことであり,会いにいらしてくださることを心から感謝しております),blogなど書く暇はありませんでしたが,今日の政策研究大学院大学の行き帰りの電車の中で書くことができました。5日分,まとめてアップしました。明日からもblogは後回しになると思いますがご了承ください。