shiology

とある役所へ。
いくつか窓口を回って書類を書いたり出したりいただいたり待たされたりして，最後の窓口にたどり着いたら12時を過ぎていました。窓口にはカーテンが閉まり，受付は13時からである旨，案内が出ています。1時間待つことを覚悟しつつ，shioが必要とする書類がそこでいただけるのかどうか定かではなかったため，12:30頃に中から出て来た係員にそのことを質問してみました。すると，昼休み中であるにも関わらず丁寧に説明してくださった上，「お急ぎでしょうから」とその場で申請書と手数料を受理してくださいました。ありがたい!!　丁重にお礼を申し上げて，13時よりも前に手続をすべて終了することができました。

損保ジャパン東郷青児美術館で行われている「魅惑の17-19世紀フランス絵画展」へ行きました。豊かな時間を過ごすことができました。チケットをくださったKさん，感謝です。絵には深みがあります。「描く」という行為によって刻まれた時間の積み重ねが，見る者に深みを感じさせるのかもしれません。ずーっと見ていたくなる絵。ステキな展覧会でした。

その点，写真は多くの場合，一瞬で撮影が終了します。時間の重みがありません。だから，「組み写真」，「写真集」，「スライドショー」などの形で「時間の厚み」を表現したくなるのかもしれません。また，ピンホール写真とか天体写真のように，1枚の撮影に時間を要する写真の場合は，それ自体に時間の厚みを感じることがあります。2つの動物が描かれた壁画の描かれた年代を測定するとその2つの間に5,000年の隔たりがあったなんていう話を聞くと，それだけでその壁画がいとおしくなります。音楽，舞踊，演劇，映画のような時間芸術でなくても，表現においてはやっぱり時間は大切なのでしょう。

美術館は42階。
直行エレベーターで一気に到着。

今日の撮影はすべてCaplio GX8です。

この絵画展では2,000円の画集が用意されていましたが，shioはそれより300円の子供用の解説本が気に入りました。とても的確な表現で3世紀にわたるフランスの歴史と絵画の歴史が「優しく」解説されています。画集は買わなかったけど子供用解説本は買いました。

こういう展覧会の画集を見ると，いつも考えます。
47条なのか，63条なのか。
今日のは63条っぽい。
一方，子供用の方は32条でも行けそうな感じ。
とはいえ，17〜19世紀の作品だから，著作権が消滅しているものがほとんどでしょう。19世紀の後半の作品の中にはまだ消滅していないものもあるかもしれません（製作年などを厳密に見て来たわけではないので，正確なことは全くわかりません）。

夜はshioゼミ1年のK，Mとともに冷麺と焼き肉を食べに行きました。
今年は1年生とゼミ外で話す機会が例年より少なく残念に思っていたので，こういう会食企画はうれしいです。そのあと例によってスタバへ。今日も一瞬しか雨が降っていないのに，スタンプ2個押しでした。ひとつ権利を行使して，ホイップをプラス。話題は写真とコミュニケーション論と表現論など。

PowerBookG4に入っている16,978枚の写真。
iPhoto5用のファイル，全体で34GB程あります。ハードディスクの空き容量が10GBを切って久しく，だましだまし使って来ましたが，やはり速度低下（というか，立ち上がっているアプリケーションを切り替えるときに普通より余分に時間を要するという意味であって，ひとつのアプリを使っている間の速度は通常通りです）は我慢の限界に達したため，その写真のファイルすべてを昨日購入した80GBの外付けハードディスクに移しました。すると空き容量が45GBになり，再起動して快適に動いております。やっぱり，ハードディスクの空き容量は大切です。

昨日Jさんから，shiology.comのaboutへのリンクが切れていることを教えていただきました。感謝です。以前は問題なくリンクされていたし，最近は設定を変更していないので原因はわからないのですが，ともかく切れたリンクをそのままにしておくのも気が引けるので，aboutへのリンクは削除しました。そのうちに原因が判明したら復旧します。