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2005.06.18

425:050617 書式を捨てよう

朝,事務に書類を提出。
あらかじめ「枠」を設けてあってそれに文字を書き込んでいくという「手書き時代の書式」。手書きの場合には便利ではありますが,コンピュータで作成する書類には全く不向き。でもいまだに,そのような「手書き時代の書式」を踏襲しているフォーマットを受け取ることがあります。今回提出した書類も,そんな書式があらかじめ規定されたものでした。

そのような書式にコンピュータで文字を埋めてゆくのは事実上無理です。
枠の大きさは崩れてゆくし,書きにくい上,美しくない。長い論文名も短い論文名も同じ大きさの「枠」に収めようとするところに無理があります。書き込むべき情報を持たない人にも,書き込むべき情報が非常に多い人(多岐にわたる人)にも,同じ書式への記入を要求するのは,大いなる無駄です。つまり,前者は白紙ばかりになり,後者は書きたくても書けない(書きようがない)。さらに書類作成に時間が大幅にかかる。時間をかけても出来上がった書類はとても不格好。

書類は,「形」が必要なのではなく「内容」が意味を持つのです。だから,その書類に盛り込むべき必要な項目だけ知らせていただけば,あとは書式は自由とするのが,現代的であり個性が発揮できます。shioは今回,いただいた書式を全く無視して書類を作成し,提出しました。「国際化」や「21世紀構想」を標榜する成蹊大学は当然受け入れてくださるはずだからです。

20世紀の書式は捨て,書式の自由な21世紀にしましょう。
そうすれば,形骸化した「形」ではなく,「スタイル」が育ちます。
その方がスマートでエレガントです。

すべての人の個性は異なる。それをあらかじめ「一定の枠」にはめようとする指向を早く捨てるべきです。日本がもっともっと創造的な社会になるために,非常に重要な一歩だと思います。まずは成蹊大学から。

M来訪。ABCRの書類に押印。

3限・4限:民法2
・債権の目的
・債権の効力
今日はちょっと早めに終わって,クイズの時間を多めに取りました。次回は損害賠償請求権の発生からです。

Kさん来訪。いつものように楽しいお話。

先週の学内陸上競技大会でO研究室が総合優勝したので,祝勝会。O先生にお目にかかるため,shioも参加。2.7GHzのG5を2個積んだPowerMacG5に30インチのCinema Display。その大きさは圧巻です。大きいっていいなあ。

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