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2005.04.11

365:050411 子どもを上手に撮影する基本

昨日のエントリーの続き。

子どもの写真やビデオを撮るときも全く同じことが言えます。
現在、卒業入学シーズンなのであちこちで子どもの写真や映像を撮っている親御さんの姿を見かけますが、そのほとんどが上から撮っています。つまり、親は立ったまま、カメラやビデオカメラを下に向けて、走り回る我が子を撮影しています。これではいい写真やいい映像はなかなか撮れません。

しゃがむのです。
しゃがんで、子どもと同じ高さから撮影するのです。
そうすると、カメラが水平になります。すると、いいことがたくさんあります。

・上から撮影すると、背景は地面です。暗い。水平に撮影すると背景はその場所の景色です。明るい。

・ビデオの場合、上から撮影すると、子どもが前後に動くのに伴って、ビデオカメラも上下方向に動かすことになります。カメラが常に動いていて、映像に落ち着きがなくなります。また、子どもの顔と背景の地面との距離は動いてもあまり変わらないため、遠近感がわかりにくい映像になります。水平にすれば、上下方向の動きはゼロ。子どもが画角の範囲内を動く限りは左右にも動かす必要がないため、非常に安定した映像になります。

・写真の場合、上から撮影すると、子どもが前後に動くとなかなかフレームに捉えられず、写真を撮影することすらできません。水平にすれば、前後に動く限りはカメラを動かす必要がなく、ピントだけ合わせれば写真が撮れます。

・これらの結果、写真でもビデオでも、上から撮ろうとしている親はしまいに怒りだします。「動かないで!!」それじゃあ、子どものいい表情なんて撮れるはずがありません。

・そして、最も大切なのが、昨日のエントリーに書いたこと。つまり水平に撮れば、撮影者と被写体が対等な写真、映像になるのです。すると、写し出されている子どもは、「一個の人間」として表現されます。これが何より「いい写真」の原理です。

かわいい子どものステキな記録はしゃがむことから。
きっといい絵が撮れます。

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