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2005.04.07

362:050406 玉磨き

財務省研修所で講義。
昨年までの担当科目名は「民法」でしたが、今年は「法学入門」になりました。民法の比重を下げ、その他の法学的内容を盛り込むことになったのです。そこで、今日は憲法のお話。

今日のshio語録。
・ノートは自己表現の場です。

政策研究大学院大学へ。
4月から六本木に移転しました。初めて新校舎に行ってみると、それは見るからに近代的な建造物。建物内は長い廊下の天井に円筒形のダクトがむき出しで吊るされていて、まだ工事中なのかと思いました。不思議な建物です。

Fさんと教育について語る。
ガイダンスに出席。その後、新入生歓迎会。
今年も全国からバラエティーに富んだ院生が集まりました。楽しい講義になりそうです。

K先生からご質問。
「shio先生は講義でどのような工夫をなさっているのですか?」
ひとつだけ大切なことを答えました。
「常に問いかけています。」
問いかけて、問いかけて、問いかけて。疑問を喚起するのが教師の仕事です。

一昨日の360:050404 オリエンテーションにコメントをいただきました。どうもありがとうございました。

ヒロシさま。
こんにちは。shiologyをご覧いただきどうもありがとうございます。
おほめいただき恐縮です。
shioゼミの学生たちは本当に生き生きとしています。彼らは、冷静に熱く、熟慮しつつ前向きで、振り返りつつプラス指向です。輝いています。なぜなら学生たちがお互いを磨き合っているからです。ゼミは玉磨き。彼らの成長を応援するのがshioのよろこびです。

匿名希望さま。
ご意見、どうもありがとうございました。
また、shiologyをご覧いただき感謝申し上げます。
ご意見に対してお答えさせていただきます。まず第一に、匿名希望さんが引用なさっている部分は「シラバス」の「成績評価の方法」欄です。シラバスは厳しく書くものですのでこのような表現になっております。勘違いした学生が安易に入ゼミしてしまうと、お互いに不幸だからです。その代わり、ひとたびゼミに入って来た学生には、どんなキャラクターの学生であってもすべて、温かく温かく見守っております。

次に、「やる気がなくて無発言なのと、シャイで寡黙なのは一見したところは、似ています。」とおっしゃいますが、やる気がなくて無発言なのとシャイで寡黙なのは一見して明らかです。見間違うことはないと思います。以前、私の1年生のゼミで20名の学生で「AかBか」を議論していたとき、19名の学生がAという結論で落ち着きかけました。そこでshioは、終始黙っていた一人の学生に、「何か言いたいことがありそうだね」と水を向けました。すると彼はたどたどしく、「僕はBだと思います。なぜなら○○だから。」と答えました。その一言で議論は振り出しに戻りました。そして最後には、ゼミの結論はBに大きく振れました(状況を若干、簡略化しております)。

shioは基本的には出席者を当てる(指名する)ことはありません。しかし、何か言いたいことがあるのに言い出せない学生に対しては、様々な方法でその発言を促します。ほとんどの場合、当てなくても発言を引き出せます。

educationとはその人のポテンシャルを引き出すことです。educationこそshioの仕事です。当初シャイで自発的に発言できない学生も、shioゼミにいると徐々に発言できるようになり、自ら議長を買って出るまでになる者もいます。shioゼミの玉磨き、効きます。

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