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2005.01.31

296:050130 iWork。Macのソフトが描く理想

昨日入手したiWork '05、ワープロソフトの「Pages」とプレゼンテーションソフトの「Keynote2」が含まれています。どちらも、「人に見せる」ことを意識しながら頭の中のアイディアを形にしてゆくための文具です。そしてそのできあがりは美しい。「きれい」なことに価値を置くソフトです。今日は一日PowerBookG4にインストールしたPagesで書類を作りました。

ものをかきかたに、二種類あります。
ひとつは頭の中にあるものを取り出してゆく作業。アウトプットやドラフティングです。
原稿用紙とペンやエディタで文章を書いたり、紙にペンでマインドマップを描く場合です。あふれでるアイディアを次々と書き留めたり、アイディア自体を洗練してゆくプレインストーミング的要素が強く、そこで生成されたアウトプットを他人に見せるということは基本的に想定していません。それを見せる段階ではさらに編集、デザイン、レイアウトといったプロセスが必要になります。(ライターが書いた原稿をDTPソフトでレイアウトするとか、テキストファイルとスタイルシート、CSSのような関係です)。

一方、もうひとつは、「人に見せるため」のドキュメントの作成。ドキュメンテーションです。
相手(読者、学生、聴衆、上司、クライアント……)の存在を考えながらその人に伝えることを目的として文書を作成する場合、最初から見やすさとか伝わりやすさを考えながら表現をします。「アイディアを高品位なドキュメントに」ダイレクトに作り上げるには、かなり洗練された道具が必要です。shioがMacのソフトに求めるのは、これ。そして、それを目指しているワープロソフトがPagesであり、プレゼンソフトがKeynoteなのだと思います。

Macは、できた当初からWYSIWYG(What You See Is What You Get. ウィズィウィグ)にこだわってきました。画面上に見たままが印刷物として得られるということに価値がありました。それが現在のDTP文化を形成してきたのです。しかしDTPソフトは高機能になり、高額になり、「レイアウトソフト」となり、プロのものになってしまいました。それをふたたび、一般人の手に。誰でも簡単にきれいなドキュメントを作れる文具。Macがめざす理想をひとつに形にしたのが、PagesとKeynoteです。

これからPagesとKeynote2をたくさん使って、伝えたいメッセージが伝わりやすいドキュメントを作っていきたいと思います。

2005.01.30

295:050129 mixiプレミアムにした理由

iWork '05iLife '05、到着しました!!

今日はiLife'05に含まれるソフトのうち iPhoto5 についてお伝えします。

写真。
撮るのが楽しい。
選ぶのが面白い。
見るのがうれしい。
見せるのが気持ちいい。

デジタルカメラで写真を撮る。その後、選んで、見て、見せるためのソフト、それがiPhoto5です。万単位の枚数の写真を、容易に保存し、美しく一覧し、直感的に編集し、簡単に楽しいスライドとして見せることができます。日々、デジタルカメラで写真を撮る人にとって、このiPhoto5が無償で付属することだけでもMacを買う価値があると思います。

・iPhoto4と比べ、かなりスクロールが滑らかになっています。shioのMacに入っている18,000枚(昨日より増えてます)の写真全体(容量にして34GB)を、すらーっと見ることができます。
・shioが最も多用するスライドショー。トランジション(画面の転換)のバラエティーが増え楽しめます。ページをめくるようなトランジションがリアル。めくる面にはちゃんとめくられる写真の裏が透けて見えます。また、自分でスライドショーに使う写真の見せ方を一枚一枚細かく設定できるので、見せ方も無限。
・カレンダーで目的の日にちや期間の写真を見つけるのが簡単になりました。
・保存されているすべての写真のサムネイル(一覧表示)で、スライダーを使って無段階にその大きさを変えてみることができるのですが、その動きもかなりなめらかになりました。
・デジタルカメラで撮影した動画も、写真と一緒に保存し、見ることができるようになりました。

iPhoto5でshioの写真ライフもますます楽しくなります。

昨日のshiologyにマトスンとkikchyさんとAkiさんからコメントをいただきました。どうもありがとうございました。

kikcyさんが、研究室の23インチディスプレーが並んだ写真を掲載してくださいました。月曜日のお昼、研究室におります。

マトスンやAkiさんがおっしゃるように、ソフトを使って発想を逸する感覚を覚えるのは自然なことだと思います。OmniGraffle、非常にエレガントなソフトでshioも愛用していますが、それを発想を直接記述する道具として用いることはありません。269:050103 リアルとヴァーチャルに書いたように、ヴァーチャルな環境ではなくリアルな紙とペンでグリグリ絵を描くことによって発想を客観化していきます。

最大の違いは「ダイレクト感」です。
ヴァーチャルな道具は、自分の行為と結果のフィードバックとの間に距離があります。反応が一瞬遅いのです。たとえばカメラ。オートフォーカスよりマニュアルフォーカスの方が断然撮りやすいし、速くピントを合わせることができます。オートマチックの車とマニュアルの車、シンセサイザーとピアノ、マイクと地声。すべて共通です。マニュアル車の方が好き。ピアノの方が好き。講義は地声でする方が好き。講義をする際に可能な限りスライドを使わないのは、「ダイレクト感」が薄いからです。

さて最後。マトスンの質問。mixiプレミアムをどうするか。
shioは、今朝、mixiプレミアムサービスに契約しました。
でも、mixiプレミアムでうたわれている各機能に魅力を感じたからではありません。
モバイルメッセージ機能→携帯でメールさえ書かないshioが、携帯からmixiのメッセージを使う可能性はゼロ。
日記容量の拡大→mixi内の日記は全く使っていませんので無関係。
簡単日記タグ機能→同上。
メッセージ無期限保存→メッセージは自分で保存してあります。
アンケート機能→使える可能性はありますが、いまのところ使うつもりは全くなし。
フォトアルバム→使うとしたらこれでしょうか。でも公開したい写真は自分のサイトに出しますからmixiの会員だけに写真を公開するという機会がはたしてあるかどうか……。

ではmixiプレミアムに契約した理由は何か。
3つあります。
(1) mixiへの感謝です。
mixiで知り合った人と何人もリアルで会って、本当に友人になりました。そういう機会を与えてくださったのはmixiです。感謝の気持ちは形にすべきです。

(2) 自分がサービスを受けているのですから、対価を支払うのは当然です。
サービスを提供するにはコストがかかります。何らかの形でそれをまかなう必要があります。サービスを享受しているユーザーが広く薄く負担するのは最も自然なあり方です。仮に30万人(指数関数的に増加していますが)の1割がプレミアムに契約すると、毎月300円×3万人=900万円がmixiの収入になります。激増するユーザー数に対して、安定的なサービスを継続するには必要な資金でしょう。

(3) 有料サービスの提供者には「善良なる管理者の注意をする義務」(いわゆる「善管注意義務」)があります。
shiologyにはできるだけ法律的な内容を書かないことにしているので詳述はしませんが、民法上、有償の契約と無償の契約とでは、そのサービス提供者に課される注意義務の水準が異なります。もちろん、有償でサービスを提供する場合の方が、負担する注意義務の程度は重くなります。民法にはそのような規定が複数あります(法学部の学生は探してください。いくつみつかるかな?)。したがって、多くの個人情報を扱うmixiを責任持って運営していただくために、shioは有償サービスに切り替えたのです。ちなみにshiologyをcocologに置いているのも有料だからです。

というわけで、mixiの今後に期待しております。

2005.01.29

294:050128 PowerMac G5の速度を実感

K, M, I, M来訪。Iさんとともに。

彼らと話しつつ、PowerMac G5の環境構築。
まずはPowerMac G4 CubeやPowerBookG4からPowerMac G5へ、データのコピー。
やはり、2台のハードディスクをストライピングしてある内蔵ハードディスクへのコピーは速い!! Firewire接続の外付けハードディスクにコピーする場合に比べて2倍程度速いです。計測したわけではありませんが両方試してみました。これは頼もしい。

PowerBookG4に入っているソフトウェア(ほとんどすべてフリーウェア)も100個くらい一気にPowerMac G5にコピー。Macは「インストール」という過程を経る必要なくソフトウェアを使うことができるので、このような手軽な方法で環境を移転できます。「ライブラリ」もコピーすれば設定もそのまま。

注文してあったスキャンスナップ(ScanSnap)やGigabitハブも届きました。
ネットワークケーブルをすべてGigabitハブにつなぎ換え、問題なく作動。
スキャンスナップのMac用ドライバをPFU(富士通)のサイトからダウンロードしてインストールし、スキャンスナップを接続して利用開始。昨年、共同研究室に1台導入しましたが、あまりの便利さにやはり自分のデスクに置きたくなり、導入にいたりました。たまっていた会議の資料や学生たちのオピニオンペーパーなどをどんどんMacに取り込みました。便利だぁ。本当に。紙文書を扱うすべてのオフィスにお薦めします。Macでも快適に使えます。

ここでPowerMac G5の速度を実感。
PowerBookG4にスキャンスナップをつないでA4の原稿を読み込むと、数枚〜十数枚ごとに読み込みが一旦止まります。Mac側でPDFに変換するのが追いつかないのだと思います。でもPowerMac G5だと60枚以上の紙をどさっと置いて「scan」ボタンを押すと、一気呵成にすべて滞りなく読み込みが終わります。連続して大量に読み込むには、この速度は非常にありがたい!!

今回、テーブルタップにはサンワサプライのスーパースリムタップII(8個口)を使いました。とてもスマート。大変気に入りました。普通のテーブルタップとはプラグの向きが90度違う、コロンブスの卵的な商品です。

PowerMac G5には光ケーブルのinとoutがついています。そこで、研究室のオーディオに光ケーブルを接続。PowerMac G5の音はソニーのMDプレーヤーでD/A変換されケンウッドのアンプを通じてタンノイのスピーカーで鳴ります。

ProAtlasX 航空写真をインストール。航空写真と地図をオーバーラップして表示してくれるソフトです。12月23日にPowerBookG4にインストールしてあまりの重さにアンインストールしてしまったもの。PowerMac G5では至極快適に写真を見て回ることができます。

17,000枚以上の写真が入っているiPhoto4を立ち上げてみると、スクロールがなめらか〜。

Virtual PC for Mac with Windows XP Proをインストール。
立ち上げてみました。Macの上にWindowsXPのウィンドウが開きます。そのウィンドウだけ別世界。フォントがカクカクしています。。。

今日一日、様々な作業をしましたが、WindowsXPを立ち上げたとき以外、PowerMac G5のファンは一度も回転速度を上げることはありませんでした。回転しているファンの羽が外から見えるほどゆっくりと回転しているままです。PowerMac G5、余力がありすぎです。

昨日のエントリーにchabuさんとnimbusさんからコメントをいただきました。どうもありがとうございました。
友人の計算機科学の専門家N博士によると、我々のような用途ではG5がシングルであっても十分に速いとのことです。ですので、iMacG5で十二分に「ストレスなく」快適になると思いますよ。shioもすでにあるところで17インチのiMacG5を1台と20インチのiMacG5を2台セットアップし、一時的に利用しましたが、極めて快適です。「ストレスなく使いたい!!」欲求はG5で解消されます!!

2005.01.28

293:050127 PowerMac G5到着!!

10時:財務省のSさんとOさん来訪。打ち合わせ。途中からIさんとHさんも加わり、昼食をはさんで14時まで。よい結果が期待できそうです。

16:30 NTTの方々が5人来訪。ITと教育についてインタビューを受けました。ライターの方が原稿を書いてくださり、近いうちにWebにアップされるそうです。お楽しみに!!
Oさんがご持参されたノクチルックス50mmF1.0のレンズをshioのライカM6に付けさせていただきました。ファインダーからのぞいてみると思ったよりケラレも少なく、視界良好。こんなレンズで撮影してみたいです。

PowerMac G5が到着しました!!
すぐさま開梱したいところですが、空腹。食事をしに出かけました。
正門でJさんに会い、ご一緒に焼き肉。ソウル冷麺がおいしかった。

研究室に戻り、PowerMac G5をセットアップ。
まずディスプレー。既存の22インチCinema Displayをどけて、23インチCinema HD Displayを並べました。このように置いてみてつくづく思うのは、アップルのデザインがステキなこと。デスクの上にディスプレーを置いても、利用可能なデスクの面積がほとんど減らないのです。うまくできてます。

デスクの下にPowerMac G5を設置し、ディスプレーケーブル2つと電源ケーブルを接続。ディスプレーのUSBポートにキーボード、キーボードにマウスを接続。起動。

静か。
以前、PowerMac G4を買ったときは、うるさくてすぐに知人に譲ってしまいました。
でもこれなら許容範囲内です。

普通はこれで使えるのですが、今回のPowerMac G5は250GBのハードディスクを2台積んでいて、それを1台のハードディスクとして利用する予定。そこでシステムをインストールするディスクを入れて再起動。ディスクユーティリティを起動し、2台のハードディスクをストライピング。500GB弱の1つのハードディスクができあがり。

再びシステムをインストール。
えっ?と思ったらもう終了していました。10分ほど。うーむ、PowerMac G5、速い……。
再起動してDisc2もインストールを終了し、自動的にシステムのアップデータなどをWebからインストールして終了。「システム環境設定」で基本的な設定をして今日はここまで。開梱から1時間。データのお引っ越しは明日行います。

昨日の292:050126 ディベートに三色ボールペンに、kさんとAkiさんからコメントをいただきました。どうもありがとうございました。

kさん、いつもご覧頂きどうもありがとうございます。またそのうちにお会いしましょう。

Akiさん。ディスカッションとディベートのご質問、どうもありがとうございます。
両者はまったく異なります。ディスカッションは議論一般。好きな人が好きなときに好きなことを発言します。ディベートはゲーム。肯定側、否定側のふたつのチームに分かれて勝敗を競います。自分の主義主張とは全く無関係に、あるテーマを肯定または否定する立論を組み立て、相手方の立論に反駁(はんばく)します。それをジャッジが「客観的」に判定します。肯定側の立論におけるロジックが通ったか、否定側の反駁によってそのロジックが綻んだか、によって、勝敗を決めます。

2004年度後期のshioゼミでは、月に1度、ディベートをしました。
それ以外の日はディスカッションでした。判例や事例問題などについて、2時間半ほど、みっちり議論し、最後にshioがshioの視点や論理立てなどを提供して終わりです。議論の間、shioはほとんど口を出しません。学生たちだけで各回ごとに司会を決め、各班がサブゼミで議論した結果を発表し、それに対して他の班から意見が投げかかられ、議論が進んでいきます。終了時間が迫ってきた頃、そろそろ先生の意見を聞いてみよう、という流れになって初めてshioが彼らの議論に対して様々な問いかけをします。

なお、1年生のゼミは全面的にshioがコミットします。3人ずつ8つの班がそれぞれ調べてきた内容を端的に報告しあうなかで、shioがどんどん疑問を投げかけ、学生たちはそれに対する様々な見解を場に提供し、またshioが疑問を投げかけ……、という感じで議論が進みます。

ディスカッションもディベートも、知的コミュニケーションの一形態です。
今日は一日、様々な方々とそれぞれのトピックについて有意義なディスカッションをしました。

おふたりやその他の方々がピンクを気に入ってくださってうれしいです。
ピンクが好きなshioですが、ココログのテンプレートに気に入るものがありませんでした。昨日、更新しようとしたら、このテンプレートが出ていたため、迷わず使わせていただきました。気に入っております。作ってくださった方に感謝!!

2005.01.27

292:050126 ディベートに三色ボールペン

1984年1月24日にSteve Jobs氏が最初のMacを発表したときのビデオ映像がウェブに公開されました。Macがしゃべります(もちろん現在のMacも標準でしゃべる機能がついています)。

そのサイトと映像のミラーサイト

ファイルは研究室にも置いておきます。サーバーが非常に混んでいるようなので、うまく見られない学生は研究室へどうぞ。

IさんのところにiPod shuffle 1GBが届いたとのお電話。さっそくお昼をご一緒して、見せていただきました。フルーティストな彼のiPod shuffleに入っていたのはシンフォニーでしたが、あの小さい筐体からこのような音圧が出るのが不思議なくらい、立派な音。

1月20日のエントリーで書いたDelicious Libraryという蔵書管理ソフトをIさんにご紹介したら、購入を即決していらっしゃいました。本当にステキなソフトです。そのソフトのありがたいところは、そのライセンスが「personal license」であること。この会社のヘルプには次のような記述があります。

Q: What is your licensing policy? Can I install Delicious Library on more than one Mac?

A: Licenses for Delicious Library are 'personal' licenses, meaning you can install the license under your user account on any machine that you use or own.
Other users on those machines need to purchase their own licenses for the software.

つまり、自分が使う複数のMacにインストールしていい、という意味です。1台ごとに1ライセンス買わなくていいということ。PowerBookG4とPowerMac G5両方にインストールして使います。ソフトのライセンスはこうあって欲しいものです。

そのPowerMac G5、25日に出荷する予定となっていたけれど、今日になってもアップルストアから出荷のメールが来ない。そこで確認したところ、25日に「海外拠点を出荷」したそうです。出荷のメールは日本の拠点を出荷するときに発信されるそうです。

夕方、Oさん、Sさん、Aさん来訪。
マニアックな話を2時間ほど楽しませていただきました。
次回を楽しみにしております。

19:11、アップルから「Shipment notification」が来ました。
PowerMac G5が出荷されたそうです。
どうやら今週中に届きそうです。

ウェブで検索した方から ABCRescue について問い合わせをいただきました。どうもありがとうございました。
除細動機の講習会を行って欲しいそうです。
さっそくTに伝言。

Kさんもとうとうほぼ日手帳をお買いになったそうです。赤。

このblogを書く際に用いているフリーウェア、MacJournal 2.6が、なんと商用ソフトになってしまいました。ワープロソフトの老舗Mariner Software社からバージョン3.0としてリリースされるそうです。30ドル。うーーむ。現状で十分使い勝手がよいので、よほど機能が向上しない限り、このままフリーウェアを使い続けます。

mixiでIさんの日記について、shioゼミの学生はディベートするときのメモを三色ボールペンで書いています、という趣旨のコメントをしたところ、赤・青・緑の使い分けについてご質問をいただきました。そこで、それに対する再コメントを以下に転載しておきます。

─────────────────────────
たとえば肯定側の人は否定側の立論、反駁を聴きながら、その否定側の主張の内容について、
最重要→赤
重要→青
でメモします。
その上で、それに対する自分の意見を緑で書き込み、次の反駁に使うわけです。

緑は常に「自分の主観」。
齋藤孝さんの本では、「面白いと感じたところ」に緑を使うようご指導されてますが、shioゼミルールでは、「おかしいと感じたところ」に緑、というのが加わります(もちろん面白いところにも使いますが)。

学問をする際には、本に書いてあること、教師のいっていること、他人の意見に対して、「おかしい」と疑問に感ずることがすべての出発点です。すべてを疑ってかかるのです。鵜呑みにしていては何も進歩がない。私は学生たちに対して常に、「俺の言っていることを疑え」と言っています。ゼミでも講義でも、です。

ディベートでは当然、それがもっとも重要。
相手の主張をすべて疑ってかからなければディベートする意味がありません。
ですから、緑は最も重要な色なのです。

ちなみにジャッジの人は、肯定側否定側両方に対して、
最重要は赤
重要は青
でメモをし、
おかしいと感じたら緑
でコメントを書いています。

実は三色ボールペンをディベートのメモに使うことは、学生たちが自然に始めたことです。私は全く指導していません。学生たちがディベートになれてきた頃、ふと気づいたら、ほぼ全員、三色ボールペンでメモをしていた、という感じです。
─────────────────────────

blogのデザインをピンクにしました。
ピンク、大好き!!

2005.01.26

291:050125 iLife'05出荷!!

iLife'05を出荷したとのメールがアップルストアから届きました。

nimbusさんから昨日のエントリーにコメントをいただきました。どうもありがとうございました。
shioが今までに使ってきたMacのリストは、041:040504 Mac歴に記してあります。ずいぶんたくさん買ったものです。

iWork'05とiLife'05、楽しみです。

2005.01.25

290:050124 Happy Birthday, Mac!!

今日はMacのお誕生日。
1984年1月24日にMacは生まれました。今日で21歳。
Macも大人になったものです。
shioは1988年からのおつきあい。Mac4歳のときからMacの成長を見てきました。
「反抗期」にも強烈な個性を放っていましたが、MacOS Xを得たここ数年は、とっても大人な個性にあふれています。ユーザーに反抗してフリーズすることなど全くなく、エレガントに仕事を進めてくれます。ありがたい相棒です。

いつも窓際で脚光を浴びている友人たち(Windows)とも昔は張り合っていたけれど、今では大人のおつきあいができるようになりました。自分の得意分野でそれぞれ活躍する方が社会のためになるということがわかってきたのでしょう。そこでshioはPowerMac G5の導入に合わせ、とうとうVirtual PC 7 with Windows XP Proを入れることにしました。Mac上に、WindowsXPそのものが立ち上がります。MacとWin、仲良く同居して同時使用し、相互にコピーペーストなどできます。

21歳のMac。
ますます人々の創造性をかきたて、豊かな表現をサポートしてくれそうです。
まずは今週末。iWork'05とiLife'05から!!

2005.01.23

289:050123 講義はたのし、研究もたのし

お昼に「特選油そば」を食べてみましたが、「キムチ油そば」の方がおいしいです。
Iさん、Dr. S(読んでいらっしゃるかしら)、こんどご一緒しましょう!!
スタバで仕事をしようと思ったところ、雪が降ってきました。

287:050121 著作権法の試験、終了。そして採点も!!erinaさんからトラックバックをいただきました。どうもありがとうございました。

shioの講義には「感動がいっぱいあるので楽しかった」。
最高の褒めことば。うれしいです。
shioも講義していてすごく楽しかったです。

kikchyさんからもトラックバックいただいてました。どうもありがとうございました。shioの講義で民法が好きになったのでしたら、それはshioの本望です。民法はもっともっと奥が深くて面白いです。民法Iはその入り口。民法IIを政治学科の学生が履修できるかどうかshioは存じませんが、興味があれば履修の有無にかかわらずどうぞいらしてください。ご存じのとおり、shioの講義にはモグリが多いですから。なお、4月からの時間割はまだ決定していませんが、たぶん金曜日の3限と4限(2コマ連続3時間)になると思います。

……と書いていたら、kikchyさんからコメントをいただきました。どうもありがとうございました。
おっ、iPod shuffle、予約しましたね。
先日、Mさんもshioのあの説明でiPod shuffleに決めたそうです。
ちなみに、アップルの発表の次の日にアップルストアに注文したshioの場合、発送予定日はなんと2月21日となっております。まだ1ヶ月も先です。気長に待ちましょう。

今日は、資料を読んだり条文を読んだり、ドイツ語読んだりフランス語読んだり英語読んだり。

288:050122 マイナスをプラスに!!

286:050120 Delicious Libraryに感動しました!!にkikchyさんからコメントをいただきました。どうもありがとうございました。

2台のHDDはストライピング(striping・RAID-0)して500GBのひとつのディスクとして利用します。MacOS Xはハードディスクへのアクセス頻度が高いため、こうすることで全体の体感速度を速くすることができるからです。計算機科学の専門家N博士に教わりました。なおバックアップ等用にFirewire接続の外付けHDDも接続します。

アップルストアの出荷予定は1月25日となっていますので来週中には届くはずです。いつでもどうぞ!!

286:050120 Delicious Libraryに感動しました!!に真紀さんからコメントをいただきました。どうもありがとうございました。

真紀さんの日記、拝読しました。ご心中、お察しするにあまりあります。
真紀さんにとって楽器が特別の意味を持つことがわかりました。
「マイナスはプラスにかえることができる」との先輩のことば。偉大ですね。
私も全く同感です。人間万事塞翁が馬とも通じています。
機会があったらぜひお話ししましょう。

shioは279:050113 「教育」とは「共育」です。に、「可能な限り肯定形で語りかけます。」と書きました。その趣旨は、252:041217 ほぼ日手帳のことばと肯定表現に書きましたとおり、「肯定形で語りかけられている人は伸びる!!」との信念に基づくものです。実は「マイナス表現」の多さに気づいたのは3年ほど前。それ以来、日常的な「マイナス表現」をできるかぎり「プラス表現」に変換してから表現するように意識しています。
その難しいこと!!
すっごく楽しい頭の体操になります。

おかげで、shioの発することばに占める「否定表現含有率」はかなり低くなったと思います。家族、学生、友人、子どもたちとの会話、講義、blogやメールなどの文章……。すべてで意識しています。shioの3時間の講義中の「○○ない」という否定表現出現数をこんどだれか数えてみてください。どうしても使う必要のある(ここで「使わなければならない」と言ってしまうと否定表現を2回も使ってしまいます!!)場合以外、極力使わないように(こういう場合は使います。「回避するように」とも言えますが。)心がけておりますから。

マイナスをプラスにかえるって、スバラシイことだと思います。
みんながpositiveになっていきます。

285:050119 プラス指向とマイナス指向にAkiさんからコメントをいただきました。はじめまして!! どうもありがとうございました。

「小学生は肉付けされたメッセージを渡り歩いて本質に辿り着く」とのAkiさんのことば、おっしゃるとおりだと思います。その道案内をするのが大人、教師の役目です。

shioは283:050116 自分のことばと借りてきたことばで、ものごとを本当に理解しているかどうかは、「3秒で説明できるかどうか」と「小学生にわかるように説明できるかどうか」ではかれると書きました。この両者は、全く次元が異なります。小学生に対して、ものごとを3秒で説明しようと考えているわけではありません。

YMCAでキャンプのプログラムディレクターなどをしていたりする関係で、子どもと接する機会が比較的多いのですが、彼らと話すときは、丁寧にことばを選んで平明なことばで話すようにつとめます。そしてたくさんのことばを使って、何種類も言い換えて、ひとつのものごとに様々な方向から光を当てて説明します。具体例を多用し、比喩(暗喩よりも直喩)も使います。相手の反応を見ながら、その子の理解に役立ちそうな情報はどんどん出します。その中からひとつでもふたつでもくみとってくれたらいいなと願いつつ。1をきかれて10答える感じでしょうか。

そのとき、易しい言葉を選ぶこともさることながら、同様に大切なことは一文を短くすること。
できれば5文節くらい。

平均的な人間が一度に扱うことのできる情報は7要素程度。8要素を超えるととかなり厳しい。いはんや小学生をやです(最近「こんにちわ」というメールを頻繁に受け取るので、ちょっと「いはんや」にしてみました。「いはむや」だと遡りすぎだし。ことばの変化、楽しいですね)。

「2歳2語」と言います。それまで「ママ」とか「あっち」など1語で表現していた幼児が、「パパ、いや」など2語文を話すようになるのが2歳になる頃だ、という意味です。それを勘案しますと、もしかしたら幼児が同時に扱うことが可能な要素は年齢と同数程度なのかもしれません。キャンプの行き帰りのバスで小学校低学年の児童に「伝言ゲーム」をすると、文章に7要素あると、うまく伝わるグループと伝わらないグループの差が出て、ゲームが成り立ちます。5要素だとだいたい正確に伝わります。「伝言ゲーム」とは、ちょっと長めの文章を最前列の子ども4人に伝えて、それを各列、最後尾まで伝言するゲームです。最初の文章からの変化が少ない列が勝ちです。だから、実際にゲームをするときには、1回目は4〜5要素、2回目は6要素……という風に、1文を構成する文節を長くしていったり、用いる単語を具体的なものから若干抽象的なものに換えていったりすることで、子どもたちはゲームを楽しめます。

shioはこのような言語発達に関する専門家ではないので、その辺のことに詳しい方がいらっしゃいましたら、ぜひご教示いただければ幸いです。

2005.01.21

287:050121 著作権法の試験、終了。そして採点も!!

昨日のshiologyへのアクセス数は777ヒットでした!!
うれしいぞろ目です。ご覧頂きどうもありがとうございました。

最近よく質問されることにお答えしておきます。3秒で。
・iPodとiPod shuffleで迷ってます。違いは?
iPodは「自分の音楽ライブラリーを全部持って歩く道具」
iPod shuffleは「今日聴く音楽を持って出る道具」

・mixiのような「SNS(Social Networking Service)」と「出会い系」は何が違うの?
出会い系は「知らない人と知り合う場」
SNSは「友だちの友だちを友だちにする場」

友人Kのもとへ、iPod shuffleが届いたそうです。早い!!
でも開封できないんです。結婚パーティーの景品だから!!
ご招待どうもありがとうございます。ヴァイオリンを弾かせていただきますので、リクエストをください。

昨日紹介したDelicious Libraryという蔵書管理ソフト、一晩あけてもあまりにスバラシイので、購入しました。39.95ドルです。研究室にある本を「ピッ!! ピッ!!」と次々に読み取るのは、快感でさえあります。レジを打つ方の気持ちがわかった……はずはないけど、この「反応」は本当に楽しいです。家でCDもやってみようっ!!

今日のshio。
2限:試験監督
試験監督中に不謹慎にもI先生と一緒に爆笑(声をかみ殺して)してしまいました。終わってから何人かの学生に「何で笑ってたんですか?」と聞かれました。他の学生も不審に思っていることと思いますので、ここで白状しておきます。
集めた出席票に書かれている「担当者名」が以下のようになっていたのです。
1枚目:丹先生
2枚目:丹先生
3枚目:(きちんと正しい名前が書かれていました)
4枚目:丹下先生
5枚目以降、すべて正しい名前が書かれていました。

いきなり1枚目からこれですよ。それが2枚続いた上に、追い打ちをかけたのが4枚目。
おかしすぎるでしょう?
これで笑わないのは不可能です。
ごめんなさい。

ランチ。今日はお弁当がないため、教職員食堂へ。
K先生、Sさん、H先生、I先生とともにMacの話などをしながら。

Iさん来訪。M来訪。

4限:著作権法の試験監督
ほぼ全員、試験終了時間まで答案を書き続けていました。お疲れ様でした。

著作権法答案の採点。
 ↓
終了。
今回は気合いを入れて、その日のうちに採点を終わらせました。気持ちいい!!

今日、富士山に夕陽が沈んだあと。うーつーくーしーー!!
実際の美しさを写真で伝えきれないのがもどかしい。
カメラはリコーCaplio GX。シャッタースピードは1秒。窓枠で支えて手持ち撮影。こういう撮り方をする機会が多いので、カメラの筐体は是非ともフラットに作っていただきたいと思います。Caplio GXは右端が湾曲していて、窓枠に横向きに押し当ててもグラグラします。

Mt. Fuji

2005.01.20

286:050120 Delicious Libraryに感動しました!!

一昨日、PowerMac G5、注文しました!!と書いたら、各方面から反響が……。
念のため申しますが、研究予算での購入です。こんなステキな買い方はとても自費ではできません。
ありがたいことでございます。

23インチのディスプレーがデュアル、2GHzのCPUがデュアル、250GBのHDDがデュアル。
これでshioの頭脳もデュアルになったら、仕事もさくさくはかどるかも……。
頭脳はすでにデュアルでした。
右脳と左脳。

現在使っているPowerBookG4とはどのような連携をとるのか。
現在は、PowerBookG4を毎日持ち歩き、研究室に着いたらそれを23インチのディスプレーにつないで大画面で使っております。PowerMac G5が来たら、そのディスプレーはPowerMac G5につなぎます。そしてPowerBookG4を持ち歩き、研究室に着いたらEthernetケーブルを挿します(無線LANでもいいけれど、速度が欲しいので有線LANです)。そのケーブルはGigabitスイッチングハブを介してPowerMac G5につながっているため、2度目以降はPowerMac G5上でアイコンを1クリックすれば、PowerBookG4のハードディスクがPowerMac G5にマウントされ、外付けディスクと同様に利用できるようになります。もちろん、PowerBookG4にインストールされているアプリケーションもほとんどはPowerMac G5上でたちあげて利用できます。これで、従来と仕事のスタイルは変わりません。

PowerMac G5が届いたら、またレポートいたします。

昨日のshio。
午前中は先端研で「ネットワーク社会と法」最終回。
非常におもしろい議論が展開されました。shioゼミRも参加。
最終回にふさわしく、著作権法、知的財産権法を歴史の中に位置づけつつその将来展望などを話しました。

Mさん、Iさん、Rとともにランチ。
研究室に戻って仕事。
Rに和声法の基礎を教える(「和声法」なんて法律ないです。音楽の話)。
そのほか、楽器のしくみとか、倍音構成とか、楽譜と暗譜とか、音楽と言語とか。

本日のshio。
朝:修士論文審査。
昼:公務、委員会。
15時:教授会。
夜:会議。

今日、もっとも感動したこと。
Delicious Libraryという蔵書管理ソフトが話題になっているので、shioも試しにダウンロードしてみました。amazon.comに連携しているとのことだから、日本語の本では使えないかと思いきや、なんと、ばっちり使えます!! Macに接続しているiSightの前に書籍のバーコード部分をかざすと「ピッ」と鳴って読み込まれ、画面にはその本の表紙の写真と共に書誌情報がすべて表示されます。感動ーー!!

感動したのは2点。まず、iSightがバーコードリーダーになってしまうっていうところ。すごく面白い。
もう1点は、研究室にある書籍の表紙の写真がMacの画面にどんどん並んでいくところ。書誌情報が出るのは当たり前だけど、こうやって表紙の写真が並ぶと、自分の蔵書を本当に目の当たりにする。いや、本当に感動です。39.95ドルです。

このソフトを作った人たちのワーキングスタイルも非常に面白い。HotWiredの記事をどうぞごらんください。

今日、もっとも悲しかったこと。
4年生の学生が、12月22日、講義の最終日、帰宅途中に交通事故に遭い、1月3日に亡くなりました。4年間講義を受けてその最後の日。教授会でその報告を聞いたとき、涙が止まりませんでした。ご冥福を心よりお祈り申し上げます。

285:050119 プラス指向とマイナス指向

最近、書きたいことが多すぎて困ります。

iPod shuffleにしてもMac miniにしても、iPodや他のMacと比べて機能が限定されている面があるのは事実です。それを捉えて、これらの製品を紹介する記事は、「機能をそぎ落とした」とか「ディスプレーを削った」という形容をされていますが、shioはそのような考え方に賛同できません。アップル製品のファンだからではなくて、それらの「マイナス指向」な点が、アップル製品の理解にそぐわないと思うのです。「マイナス思考」ではなく「マイナス指向」、つまり、マイナス方向を向いている、という意味です。アップルの製品はすべて「プラス指向」で作られています。

写真の話。
写真の指南書を読むと、「写真は引き算である」という表現をよく目にします。ファイダー(モニタ)に写ったものから、あれを減らして、これを減らして……、と写り込むものを減らしていくことによって、写真の構成をすっきりとさせる、という考え方です。しかしshioは全く逆に考えます。「写真は足し算だ」と思うのです。

表現をする場合には、必ず「表現意図」があります。その意図、写真の場合では「○○を伝えたい」「○○を表現したい」などです。「○○」は、「君の瞳の輝き」であったり、「花についた雫の透明感」であったり、「真っ赤に熟したトマトのみずみずしさ」であったり。その場合、撮影しようとする対象物の核心はひとつ。写したいものはただひとつなはず。「瞳」、「雫」、「トマトの赤」。それを写すのです。「的を射た」写真になります。そしてその被写体をひきたたせるものを何か画面の中に入れれば、さらにその被写体の魅力が増します。「まつげ」、「花弁」、「黄色いパプリカ」といった具合です。だから「写真は足し算」。その前提は、「撮影したい被写体」が明確であることです。もし「引き算」で写真を考えると、何が撮りたいのかわからない、表現の焦点がボケた写真になります。

アップルの製品も同じです。
何を作りたいか。どのような製品にしたいか。そのコアになるコンセプトが極めて明確です。その上でそのコンセプトを実現するためには何が必要か。必要な限りで「足す」のです。つまり、まずコンセプトありき。次に「プラス指向」。

そのように作られた製品を評価するのに、「マイナス指向」は不適切です。「○○をそぎおとした……」とか「○○を搭載しなかった」のではない。それらが視野にこそ入っていても、製品コンセプトの実現には不要と判断されたのです。

社会には「マイナス指向」な考え方があふれています。たとえば試験の評価。「73点」というのは、「73点分取ることができた」ことよりも、「27点分、取れなかった」という含意が強い。100点満点という状態が先にあって、そこから27点マイナスだった、27点分、できなかった、という評価です。

270:050104 作文とは何か、作文指導とは何か。で書いたように、作文を書くときは「原稿用紙3枚」などという「外枠」が先に決められていて、そこに到達したか否か、が形式的要件となる。shioが書いたように、「メッセージという核心を明確に表現して、あとはそれを支える周辺情報を盛り込む」という「プラス指向」ではなく、「規定の長さに達しているか」という「マイナス指向」が背後にあります。

一昨日のエントリーに太田康広さんと真紀さんからコメントをいただきました。どうもありがとうございました。心より感謝申し上げます。

太田さんのコメントは全くおっしゃるとおりだと思います(親友だから他人行儀に書くのは非常に違和感があるのだけど、blog上での表現なのでお許しを!!)。すべてのものごとには「例外」があります。それはもちろん承知の上で、あえてsimplifyしています。

法律とは「原則と例外の体系」です。原則、例外、例外の例外、例外の例外の例外……。はたまた、原則だと思っていたものが実はもっと大きな原則の例外だったりします。そのような発見、本質の発見が法律学を研究する「醍醐」味のひとつです。したがって、shioがこうやってblogで何かをもっともらしく主張していても、もしかしたらそれは、より大きな真理の例外を捉えてしまっている可能性は十分にあります。だから、コメントはありがたい。親友のことばはなおありがたい。誤謬があったらどうか教えてください。

「醍醐」とは「本質」という意味です。牛乳のエッセンスが醍醐です。本質の味、それが醍醐味。
本質が見えたとき、それを核とした「プラス指向」を開始することができます。つまりプラス指向をするためには、本質を把握することが前提です。常にプラスを指向し、プラスに思考するために、本質を捉えたいのです。

3秒で説明できなかったり小学生にはとても理解してもらえなかったりするものごとが世の中にあろうことは想像に難くない。理解のために予備知識がふんだんに必要なものごとがあるのも事実です。なにより、shioが理解していないことが世の中には無数にあります。しかし同時にshioは、「本質とはシンプルで、かつ具体的であるはず」と信じています。そして自分がその本質を捉えることができた暁には、それはシンプルかつ具体的であるがゆえに、3秒で説明することができ、小学生がわかるように説明することが可能になるはずだと信じています。

そして、その上でshioがいいたいことは、真紀さんがコメントに書いてくださったことと同じです。感謝です。難しいことを「易しい言葉に置き換えようとする努力こそが大事なんだと思います。」という真紀さんのことばに、大いに賛同します。「難しい事柄は難しい言葉のままで理解せよ、という姿勢にはなりたくないものです。」との真紀さんのことば、全く同感です。

難しいことを難しい、と言ってしまうのは簡単。でもそれは、「説明の放棄」であったり、相手には理解できないという「あきらめ」(ときには「見下し」)であったり、「表現力の貧困」であったりするのではないでしょうか。自然や社会の真理を探究する「学者」に求められているのは、難しいことを易しくすること。人々が「むずかしい」「わからない」「不思議だ」と感じるものごとを、それらの人にもわかるように説明できるような学者でありたい。小学生の疑問にも答えられるような大人でありたい。学生の疑問を一緒に考えられるような教師でありたい。そういうshioの理想を描いているのが、一昨日のエントリー、そしてshiologyです。

易しく、的を射た説明をするためには、的の中心、本質を把握していることが必須。それを3秒で説明できた上で、必要があれば、周辺部に説明を広げてゆく。「プラス指向」です。赤いトマトを引き立たせるために黄色いパプリカがあった方がいいのと同じです。

プロフィールに書いてあるように、「難しいことを易しくするのが学者の役目、それを面白くするのが教師の役目」と考えて、大学にいます。難しいと考えられていることを、ひとつでも多く易しくすることができたら、学者として本望です。難しいことって実は面白いんだと、ひとりでも多くの学生が感じてくれたら教師として本望です。わからなかったことわかるようになり、さらに新たなわからないことを発見するって、本当に面白いことですから。

今日一日、書きたいことはたくさんあったのだけど、もう限界。また明日、書きます。

昨日の夕景。最近、毎日、美しい。

sunset

2005.01.19

284:050118 PowerMac G5、注文しました!!

1限:試験監督。

10:30 shioゼミOBのO来訪。会社の話。ダイナミックです。

4限:民法1試験監督。

夜、民法1担当者7人で打ち上げ。

本日、著作権法の試験問題を提出しました。問題の内訳は、10点満点の問題が4問、40点満点で部分点が10点ずつの問題が1問の合計80点満点です。これに平常点10点、最終回の問題案作成10点を加算して、トータル100点満点で最終成績を算出します。問題の内容は、281:050115 学生が作成した著作権法期末試験の問題案に掲載されているものを主体としています。

アップルストア for Educationに電話。
あるところのご厚意により、PowerMac G5 Dual 2GHzを注文しました。メモリを2GB、ハードディスクを250GHz×2台、Bluetoothモジュールをプラス。23インチCinema HD DisplayとBelkin ADC-DVIアダプタも注文。これで、現在研究室にある23インチディスプレーとともに、23インチ2枚のデュアルディスプレー環境になります。23インチを横にふたつならべると、だいたい41インチくらいになるのかな。楽しみです。ブラウザのウィンドウを何枚も開いてそれらの資料を見ながら原稿を書く、という機会が非常に多いし、複数の紙(ウィンドウ)を開いてドラッグアンドドロップによってクリッピングするといった使い方も多いので、いずれにしても机が広くなるというのは快適です。

CPU速度が速くなれば、数万枚に及ぶ写真を扱うのも楽になります。100枚単位で一気に写真の縦横を変換したり、リサイズする作業も、ストレスなく行えるようになるでしょう。Keynote2で凝った画面を作る作業もより快適になるはずです。

速度的に快適になることももちろんですが、画面が広くなることが最も作業効率をアップさせてくれます。ただでさえ常時20以上のアプリケーションを立ち上げているので、エクスポゼをフル活用していますが、それらのウィンドウが重なり合わずに表示されているにこしたことはありません。また、複数の作業を同時並行して行うのが好きなshioとしては、そういう作業環境は願ったりかなったりです。いまもこれを書きながら、Webの記事を読みつつ、上海の友人にメールを書きながら、ショパンを聴きつつそれにハモって鼻歌を歌っています。

Caplio GXのファームウェアアップデート(ver. 1.0.7)がリリースされました。

昨日のshiologyを読んで、Yさん(残念ながらお目にかかったことはありません)がメールをくださいました。メールのタイトルは「先生の日記には本当にうっとりします。」
ステキな褒めことばをどうもありがとうございます。思ったことを書いているだけですが、そのようにおっしゃっていただくととってもうれしいです。もっともっとエレガントな文章が書けるようになりたいものです(といってもblogはそこまで考えて書いているわけではありませんが)。

Yさんは先月、mixiのペタ(足あと・ページの訪問者数)として、かわいい番号を募集していらっしゃいました。単純に「8888」などではなく、8000番台でかわいい番号。そこでshioは下記のコメントを送ったところ、喜んでいただけました。

日曜の朝は
8093(ハングリー)。マックで
8120(ハッピーセット)? いいえ、おうちで
8222(ハニー・ディップ)。
8229(ハプニング)期待して
8309(ハミング)してると
8341(やさしい)彼から phone call。
8422(パッションフルーツ)、デザートに、
8989(ワクワク)しちゃう
8021(バレンタイン)。

ことば遊びは楽しいです。

2005.01.17

283:050116 自分のことばと借りてきたことば

著作権法の試験問題を作成。
政策研究大学院大学の次年度のシラバス作成。

279:050113 「教育」とは「共育」です。にマトスンとjohnnyさんからコメントをいただきました。どうもありがとうございました。

あるものごとを本当に理解しているかどうかは、次の2つの方法ではかることができると思います。ひとつは、そのことがらを3秒で説明できるかどうか。もうひとつは、そのことがらを小学生に説明できるかどうか。

あるものごとを3分かけて、30分かけて、3時間かけて説明することは、ちょっと勉強すれば誰でも可能です。しかし、そのものごとを3秒で説明できるのは、そのことがらを本当に理解している人だけです。

また、あるものごとを本当に理解している人は、小学生にわかるように説明できます。ゼミでときどき、難しいことを発言する人がいます。そういう人は確かによく勉強しているのですが、こなれていません。そんなときshioは決まって、「小学生にわかるようにもう一回説明してください。」と言います。書物に書いてある文言をそのまま捉えてきても、それは単なる借り物に過ぎません。借り着は似合わないのと同様、「借りてきたことば」もそれをいくら紡いでも、浮いてしまいます。なぜならそれをきちんと理解できていないからです。そのものごとを理解することによって「自分のもの」にしていれば「自分のことば」で語ることができるのです。そしてその「自分のことば」とは、極めて平明で、明解で、小学生にもわかるような表現となるのです。

この「借りてきたことば」。他人のことばを借りてきた場合のみならず、実は、自分が書いた文章であっても「借りてきたことば」になってしまう場合があります。それは、「原稿」というやつです。何かを口頭で発表する必要があるときに、その原稿を書くと、発表の現場ではそれが「過去の自分」という「他人」のことばに変容します。発表でそれを読み上げると、どこか空疎な、「借りてきたことば」の様相を呈するのです。なぜなら、その原稿はその現場の聴衆を前提としたことばではないからです。

ことばはメッセージを伝える道具です。伝える行為には必ず相手が存在します。相手があってはじめてメッセージの伝え方が規定されます。メッセージを伝えるために使うことばは相手によって異なるはずです。だから、口頭で発表するとき、相手を前にして初めて発すべきことばが決まるのです。その場でその相手や聴衆に対して心から発せられることばこそ生きたことばです。

shioは講義をするとき、絶対に原稿を用意しません。学生たちはみなさんご存じのとおり、原稿なしで3時間、しゃべり続けます。それはshioのメッセージを真摯に伝えるためです。「借り物のことば」ではなくshioのことばで。

283.050115 作業日

著作権法講義のオピニオンペーパーから、学生たちが作成した期末試験問題案を評価しながらテキストファイルにし、blogにアップ。使ったソフトはOmniOutlinerとJeditXです。

2006年度の大学案内を校正。事務に提出。

Mさんの修士論文草稿にコメント記入終了。Mさんに渡しました。

2005.01.15

281:050115 学生が作成した著作権法期末試験の問題案

著作権法の最後の講義修了時に受講している学生のみなさんが作成してくださった試験問題案を掲載します。
できるだけみなさんが書いてくださった文章のまま掲載するようにしましたが、意味をなさなかったり問題にならないようなものは適宜修正いたしました。また、趣旨が重複しているものや明らかに問題とならないものは省略しました。<>内は作成者のイニシャルです。
試験は1月21日です。みなさんの答案を楽しみにしています。

・著作物は表現されたものであってアイディアの段階では保護されないことによる問題点を挙げ、さらにそれでもアイディアが著作権法で保護されない根拠を述べなさい。<A.E.さん、S.E.さん他>
・知的財産権法における著作権法の特色を、他の知的財産権法(特許法など)と比較しながら述べなさい。<A.E.さん他>
・著作権法における「利用」と「使用」の違いについて具体例を挙げて述べなさい。<A.E.さん、S.E.さん、Y.M.さん他>
・大学の文化祭でSMAPの「世界にひとつだけの花」をステージで演奏しようとする場合、著作権法上、誰にどのような許諾を得る必要があるか、あるいはないか、述べなさい。<A.E.さん>
・次のスローガンやキャッチコピーや題号が著作物であるか否かを述べ、その根拠を述べなさい。「走らない、車は急に、止まれない」「きっかけは、フジテレビ」「吾輩は猫である」「世界の中心で愛をさけぶ」<A.E.さん>
・「著作物」の要件を述べ説明しなさい。<S.R.さん>
・著作権者は中古ゲームソフトの販売をやめさせることができるか。<S.R.さん、T.M.さん>
・花子は、本屋で販売している料理の本から「shio特製シュークリーム」の作り方を携帯電話のカメラで撮影し、バレンタインデーに太郎のためにそのシュークリームを作ってプレゼントした。shioと太郎は花子に対して何か主張することができるか。<S.R.さん>
・所有権と著作権の関係にを説明しなさい。<S.R.さん>
・著作権と工業所有権の目的の相違について簡潔に述べよ。<I.A.さん>
・自分の書いた日記が著作物であると主張するためにはどのような日記を書けばよいか。<I.A.さん>
・他人の描いた絵を自分のホームページ上に掲載したい場合、何をすることが必要か。<I.A.さん>
・著作権が存在することによって我々市民はどのようなメリットを享受しているか。<I.A.さん>
・DJであるYは、自身に著作権のない楽曲を数曲無断で改変し組み合わせたあと、自分のホームページにて自分の作品としてサンプル音源を公開し、リミックスCDの通信販売を行っている。そこに使われている楽曲のひとつの著作権者であるXはYに対してどのような請求をすることができるか。<S.Y.さん>
・Aは祖父であるBと共にひとつのペンネームを使って1冊の絵本を製作した。この絵本の著作権はいつまで保護されるだろうか。<S.Y.さん>
・Yは自身の映像作品の中に複数回、1/30秒だけネズミのキャラクターの絵が現れるようなカラクリを入れた。通常に見る分には全くキャラクターを確認することはできない。著作権者であるDはYに対してキャラクターの削除を請求できるだろうか。<S.Y.さん>
・ある教授が自分のゼミの学生の論文を使って、自己の氏名で論文を発表しました。これは誰の著作物でしょうか。<Y.T.さん>
・自分が今までに「文化の発展に寄与」したと思えることを書いてください。<tamaさん(本人の希望により)>
・著作権者はなぜ著作権の譲渡をしたがらないのか。<tamaさん>
・著作権の譲渡を受ける以外で、他人の著作物を利用するためにはどうすればよいか。<tamaさん>
・Aは、自分が撮影した写真の隅に「A」と名前を入れて、自身のホームページに掲載していた。ある日インターネットでいろいろなサイトを見ていると、その写真が他人のホームページに掲載されているのを発見した。しかもその写真の隅にはそのホームページの管理者名「B」と記載されていた。BはAのどのような権利を侵害しているか。<tamaさん>
・私的録音録画補償金を返してもらうための手数料はいくらか。<tamaさん>
・著作者人格権の内容を説明せよ。<H.Y.さん>
・著作物を「使用」する行為の具体例を5つ答えなさい。<I.K.さん>
・著作権と特許権との違いは何か。<I.K.さん>
・著作権は相続の対象となるか。また著作者人格権はどうか。<I.K.さん>
・特許権は登録して初めて権利が発生するが、著作権は無方式で権利が発生するのはなぜか。<I.K.さん>
・整形美人は著作物か。<I.K.さん>
・著作権の限界について時間的なものと利用という視点から論ぜよ。<S.S.さん>
・著作権法はアイディア自体を保護していないのはなぜか。<S.E.さん>
・著作権の保護期間が著作者や著作物によって異なるのはなぜか。<S.E.さん>
・私的録音録画補償金制度の存在する意義を説明し、そのデメリットと問題点を述べよ。<T.M.さん>
・山田さんは18歳で楽曲Aを作曲し72歳で死亡した。Aの著作権はトータル何年間保護されるか。<T.M.さん>
・インターネットの登場は著作権法にどのような影響を与えたか述べよ。<T.M.さん>
・コンピュータプログラムが著作物とされる根拠を述べよ。<T.M.さん>
・コロスケが描いた絵が著作物だとすると、著作者は誰か。著作権者は誰か。<S.A.さん>
・著作権法と特許法の目的の相違について述べよ。<O.Y.さん>
・特許法ではアイディア(技術的思想)に権利を与えているのに著作権法はアイディアを保護しないのはなぜか。<O.Y.さん>
・著作物である住宅を、その所有者が増築することは認められるか。<A.G.さん>
・卍固めを開発したアントニオ猪木は、卍固めの著作者として保護されるか。<A.G.さん>
・有体物に固定されていないものも著作物として保護されるか。<I.M.さん>
・実名登録するメリットは何か。<I.M.さん>
・コピーライターのAは、クライアントである企業Bから新商品のマニュアルの執筆を依頼された。Aは当該企業から渡された資料に基づいてマニュアルを執筆した。このマニュアルは著作物か。著作権は誰に帰属するか。<K.M.さん>
・総合芸術といわれるオペラの著作権は誰に帰属するか。<Y.M.さん>
・著作権が自分に帰属していることを第三者に主張、対抗するためにはどうしたらよいか。<N.S.さん>
・著作権の保護期間を延長することによる問題点を説明しなさい。<W.N.さん>
・映画館やコンサート会場で、手荷物やカメラ所持のチェックをすることは著作権法上どのような問題があるか。<W.N.さん>
・無方式主義で権利が保護される著作権法に置いて登録制度が設けられているのはなぜか。<W.A.さん>
・CCCDは著作者(作曲者、作詞者)にとって必要か。<K.Y.さん>
・著作権と所有権との相違を述べよ。<O.K.さん>
・良い問題を考えようとしたが思いつかないとき、ある参考書に良い問題を発見した。それをこのオピニオンペーパーに書いて提出することは著作権法上、どのような問題となるか。<O.K.さん>
・個人の著作物の著作権は著作者の死後50年後に消滅するのはなぜか。<K.S.さん>
・今あなたが書いているテストの答案は著作物か。理由を含めて述べよ。<K.S.さん>
・他人の著作物を自分のホームページに載せるためにしなければならないことを述べなさい。<K.Sさん>
・著作権法上の問題点をひとつあげてあなたの意見を述べなさい。<N.M.さん>
・この講義を聴いて、いままで著作権法上誤解していたことを具体的に述べよ。<S.H.さん>
・著作権法と他の法律の関係を述べなさい。<S.H.さん>
・著作権の保護期間について民法の時効と比較してあなたの考えを述べなさい。<T.T.さん>
・著作権法上、あなたが最も重要だと考える仕組みは何か。<T.T.さん>
・インターネットと著作権法との関係についてあなたの考えを述べなさい。<A.E.さん>
・あなたは有名な画家です。あるとき、あなたの絵のサインを消して「これは自分の絵だ!!」と言って売っているYを発見しました。あなた(Xとする)はどのようにしてその行為をやめさせますか。<A.E.さん>
・著作権法15条はなぜ法人等を著作者としたのか。その理由を述べなさい。<Y.M.さん、I.M.さん他>
・コピーコントロールCDと著作権法30条との関係を述べなさい。<Y.N.さん、A.M.さん>
・ゲームソフトはなぜ映画の著作物といわれるのか。<Y.N.さん>
・著作物のタイトルはどのように保護されるか。<K.H.さん>
・街で無名のアーティストAが有名アーティストBの楽曲を歌い、その場に集まっていた観衆のひとりが善意で1万円を置いていった。気をよくしたAは引き続きBの歌を歌い続けた結果、3万円の収入を得ることになった。その日の演奏を始めた時点ではAは営利を目的とはしていなかった。この場合AとBとの法律関係を述べなさい。<O.K.さん>
・著作権法75条の存在意義は何か。<K.T.さん>
・ファイル交換ソフトを使って様々な著作物が流通する現状をどのように考えるか。<K.T.さん>
・著作隣接権が規定されているのはなぜか。<K.T.さん>
・著作権には期間制限など様々な限界が定められているのはなぜか。<K.T.さん>
・著作権と特許権の効力の相違について論じなさい。<S.J.さん他多数>
・著作権法が社会に必要とされる理由を書きなさい。<S.T.さん>
・A、B、C、Dの4人でプリクラを撮った。これは著作物か。著作物だとすると著作者は誰か。<F.S.さん>
・著作権の始期と終期を述べよ。<K.K.さん>
・文化の発展における著作権法の役割を論ぜよ。<K.K.さん他>
・エントリーシートは著作物か。<A.K.さん>
・他人の著作物を利用したいとき、どのような方法が考えられるか。<S.S.さん>
・今年の著作権法の講義中に塩澤先生が飲んだお茶の種類はいくつか。<I.A.さん>

280:050114 ハウルにノイズ?

3限、4限:著作権法講義最終回
・著作権の登録
・著作隣接権
・私的録音録画補償金
・著作権の侵害と救済
・著作権法違反の罪
・まとめ

本日のオピニオンペーパーは試験問題作成。みなさんが作成した問題をすべてまとめてからこのblogにアップしますのでしばしお待ちください。

RとA来訪。キムチ油そばを食べに行く企画。
おいしい!! 麺のもっちり感がおいしい。キムチも甘い。600円。大盛りは700円。
スタバでお茶。shioは3時間の講義プラス1時間のオピニオンペーパータイムで、ぐったり疲れておりまして、ぼーっとしておりました。
今日で成蹊大学の講義は終わり。

「ハウルの動く城」のサウンドトラックCDを入手しました。
そのパッケージには「このCDにはノイズが入っている箇所があります。予めご了承ください。」と書いてある。どういう意味??? 映画の内容としてノイズの入った音楽があるのかな? それともCCCD? 
とはいえコピーコントロールCDとの表示はない。そこでPowerBookG4に読み込んでみる。案の定、7トラック目の「魔法の扉」が読み込めない。PowerBookG4が読み込もうとがんばっている姿がいじらしい。それ以外はすべて読み込めました。しかたがないので、外付けDVD-Rドライブ(ドライブはパイオニア製)を接続してそちらから読み込んだら、何の問題もなく読み込めました。これで安心して聴くことができます
こういうの、やめてほしいなあ……。
美しい音楽に「ノイズを入れる」という発想。ありえない……。

MacにiTunesが搭載されて以来、CDをCDプレーヤーでそのまま聴く機会はなくなりました。Macに入れてから聴く方が気軽に聴けるし曲名も表示されるし、至便。いちいちCDを入れ替えるような聴き方はもうできません。Macに入っている数千曲すべてをiPodに入れて選べるのがスバラシイと思っていたけれど、iPod shuffleのコンセプトもうなずける。実際に使ってみるのが楽しみです。

Mac mini、縦置きも可能らしいです。詳しくは(NikkeiBP社のインタビュー記事)をご覧ください。
なお、Steve Jobs氏のキーノートスピーチはいいプレゼンのお手本です。
ぜひご覧ください。2時間あります。
このサイトで「Watch Now」をクリックすれば、ストリーミング放送が見られます。1時間17分ころからは、shioがもっとも楽しみにしているiWork '05のデモがあります。

2005.01.14

279:050113 「教育」とは「共育」です。

リコーからCaplio R1Vが発表されました。1月21日発売です。500万画素になりました。でもUSBマスストアレジクラスに対応してません。なぜでしょう。不思議です。とはいえshioは、カメラを直接Macにつなぐことはせず、メモリカードを抜き出してメモリカードリーダで読み込みますから問題はありません。その方が、USB2.0やFirewire400の快速で読み込めますので、快適です。

GarageBand Jam Pack 4: Symphony Orchestraを注文しました。
それから、ちょっと考えたけれども、やっぱりiPod shuffle 1GBを2つ、注文しました。楽しみ!! 音楽を聴く聞かないに関わりなく、USBメモリとしての用途は確実にあるからです。

R来訪。Iさん来訪。
IさんがiBookをご持参。トラックパッドの調子が悪いとのこと。確かに思うように操作できません。ポインタが飛んだりします。そこで、shioがトラックパッドの右横をぎゅっと押しました。すると、すっきり治りました。

この世代のiBook(1年以上前のモデルです)は、トラックパッドの左上側にあるパーツが接触が悪くなることがあるらしいそうです。なので、反対側を押してあげれば治るのです。

13時から15時は委員会。
楽しく作業。

津田塾大学のTさん来訪。RとMとともに。
mixiで知り合ってから実際に会うという人もTさんで4人目(1人目は文学部のH、2人目はWさん、3人目はSさん)。とても明るくて笑顔のステキな人です。いらしてくださってどうもありがとうございました。4人でディナーへ。Rのお姉さんとTさんが友人であることが判明。人のつながりはうれしいですね。

shioは、教育のことなどを語りました。
・相手と自分とは対等。相手と目線を同じ高さに。
・可能な限り肯定形で語りかけます。
・相手のことばは最後まで聞きます。途中で口を挟まない。
・質問のしかたには3段階あります。相手に合わせて、難しい方から順に問いかけます。
・教育とは教えることではありません。相手の持っている力を伸ばすことです。相手から相手のポテンシャルを引き出すことです。そのコミュニケーションの過程で、相手は自身を知り、また自分も自分を知ることができます。対等な関係を前提とすれば、自ずからそのようにお互いを高め合う関係が築かれるはずです。教えることによって教わるのです。つまり、「教育」とは「教育」ではなく、「共育」なのです。共に育つのです。相手の成長は自分の成長です。
・自分の説明を聞いて相手が理解できなかったら、それは自分の説明が悪いのです。3歳児にだって、わかるように説明することは可能です。「これは子どもには難しい」と決めてしまうのは大人のエゴ。大人には真実を語る責任があります。それを回避せず、ひとつひとつ真剣に伝えていくのです。相手が理解できる「ことば」で。
・その「ことば」とは、言語、表情、ジェスチャー、音楽のことば、絵画のことば、マンガのことば、法律のことば、物理学のことば、社会学のことば、医学のことば……。様々な相手に合わせてその相手が理解できる「ことば」で伝えるために、できるだけ多くの「ことば」を持つ。それは同時に、様々な相手を自分が理解するための「ことば」を持つことでもあります。豊かなことばを持つこと。それが教養です。
・繰り返しの美。

まだまだ他にも語りましたが書ききれません。

写真はいずれもリコーCaplio GXです。

昨日、富士山に沈む夕陽。
Setting sun behind Mt. Fuji

今日の夕映え。
Shinjuku & Kichijoji

2005.01.12

278:050112 iWorkとiLife、注文しました!!

午前中、先端研で講義(「ネットワーク社会と法」の11回目)。
・JASRACと信託譲渡の意義
・○Cマークの意義
・著作権法と法体系

Mさん、Iさん、Mすんとランチ。
・ゆとり教育の意義
・教育と学問
・教員と知見

今日は、アップルの新製品が発表される日。
先端研からの帰り道、Mすんからメールをいただき、iWork、iPod shuffle、Mac miniが発表されたことを知る。ワクワクワクワク。早く見たい。吉祥寺駅で運良く「成蹊学園行き」のバス発見!! 初めて乗りました。

急いで研究室に戻って、見ました。すごーい!!
以下、shioの興味がある順にご紹介。
(なお、<>内は、アカデミックプライスです。)

iWork '05。8,190円<たぶん6,090円>。待ってました!!
当然、すぐに注文いたしました。届くのが待ち遠しい!! 納期は「1/29までにお届けします。」とのことです。

このソフト(群)に含まれているのは2つのソフト。まず「Pages」。美しい文書を簡単に作れるドキュメント作成ソフト。ちゃんと脚注が打てるワープロです。かっこいい書類から論文まで、作れます。これで仕事がはかどるぞ。

もうひとつは「Keynote2」。shioが愛用しているKeynoteがバージョンアップしたのです。トランジションやテキストの表示が映画のよう。プレゼンテーションがもっと美しく、楽しくなります。さらにすばらしいのはFlashに書き出せるようになったこと。早く使いたい!!

iLife '05。8,190円<たぶん7,770円>。順当なアップデートです。当然、iWork '05とともに注文しました。

shioの期待はiPhoto5。年月日で写真を探せるようになったり、階層構造のフォルダで写真を保管し、複数のアルバムやカスタマイズして映画のように見せることができるスライドショーを保存できるようになったのはとてもありがたい。でも、使い勝手の上でうれしいのは、デジタルカメラの中のムービーファイルも、同時に読み込んでくれるようになったこと。shioはこのiPhotoの現在のバージョン、iPhoto4を毎日毎日使っていて、1年間で15,000枚に及ぶプライベート写真を保存し、スライドショーしているので、そのアップデートだけでもこのiLife '05を買う価値があります。

Mac mini。58,590円<54,489円>より。16.5cm四方の四辺形で高さが5cm。重さは1.3kg。スバラシイ!!
小さい!! 「手乗りMac」です。ほぼ日手帳2冊重ねた感じ(ほぼ日手帳の縦の長さはちょうど16.5cm。横はちょっと短いけど雰囲気はわかる)。すでにWindowsを持っている人は、すでに持っているディスプレーとUSBキーボードとマウスを、この「手乗りMac」を買ってつなぐだけで、Macの世界を100%堪能できます。現在、iBookG4が11万円程度。その約半額で、Macが手に入ります。Windowsユーザーの学生のみなさんに朗報!!

shioは研究室で、2000年製の名機PowerMac G4 Cube 450MHzに最新のMacOS X 10.3.7を入れて愛用しておりますが、位置づけとしてはその後継機といった感じです。でも値段が1/3、CPUの性能が3倍。うーーむ。

価格について面白いのは、iPod photoとの比較。
ハードディスク容量の同じiPod photo (40GB)は57,540円。Mac mini (40GB)は58,590円。
iPod photo (60GB)は70,140円。Mac mini (80GB)は70,140円。くー、同じだぁ!!

デザイン的にスバラシイのは、アップルのディスプレーの「足」にぴったり収まることです。いまshioの目の前にある23インチのApple Cinema Displayを実測してみましたが、やっぱり奥行き約16.5cm、最大幅が約17.3mm(湾曲してるので正確には測れません)。そしてディスプレーパネルとの間の高さの余裕が7.5cm。まさにここに置くのにぴったりなMacです。ただし実際はアップルはそういう置き方を想定していないはず。そこに置くと背面に挿した各種コネクターのおかげで、手前に出っ張ってしまうため、実際にそこに置いて使うとすると、Mac miniの本体を90度、横向きにする必要があるからです。すると、当然、コネクタ類が視野に入る。美しくはない。とはいえ、そこに置いても使うことができるという意味で、画期的なサイズです。

Mとともに研究室でMac miniの写真を見ながら、思わぬ使い方を次々と思いつきました。
・プレゼン。PowerBookG4の半分の重さです。現場にこれひとつ持っていけば、プレゼンできます。もちろんKeynote2を使って。
・自宅にディスプレー、職場にもディスプレー。どちらにもキーボードとマウスがある。そして通勤途中では仕事をしない。だったら、PowerBookG4を持ち歩くのではなくて、これを持ち歩けばいいじゃない?
・アダプタを用意すれば普通のテレビにも接続できる。DVDプレーヤー買うより、この方がいいじゃん。
・データのバックアップ用に外付けハードディスクを買おうと思っていたけど、それならこっちを買った方がいいかも?
小さいモニタとをつないで、サーバにする。こんな小さくてかわいいサーバー。いいね。その上安上がり。

これは本当にステキなプロダクトです!!

iPod shuffle。512MB(120曲)モデルが、10,980円。1GB(240曲)モデルが16,980円。
見方を変えるとアップル純正のUSBメモリ。市販のUSBメモリと1,000円くらいしか価格の差がありませんから、単機能のUSBメモリを買うくらいだったらこちらを買う方を選びます。Macに挿しておけば充電され、音楽も転送されるのですから、使い勝手も上々のはずです。スバラシイ!!

全く別件。
shio推薦のドキュメントスキャナ、ScanSnapの最新型「fi-5110EOX2」に対応したMacOS X用ドライバがいつの間にかリリースされていました。富士通(PFU)さま、本当にどうもありがとうございます。感謝申し上げます。
今日、大学のAさんに教えていただきました。彼はすでにMacで利用しているそうです。

さてiWorkとiLifeを注文したあとのshio。
Kさん来訪。ディナーをご一緒しながらいろんなお話をしました。
いらしてくださって、どうもありがとうございました。

うーーん、いい一日でした!!
さて、これからMさんの修士論文草稿を拝読いたします。

278:050111 民法1講義最終回

年明け初講義。民法1の今年度最後の講義。
4限と5限、連続3時間、消費者契約法や信義則、権利濫用などについて講義。終了後、2時間にわたって質問に答えました。

民法って面白い、というshioのメッセージが少しでも届いていればうれしいです。

2005.01.10

277:050110 成人、おめでとうございます!!

新成人のみなさん、おめでとうございます!!
すてきなLadyとGentlemanになってください。

ABCRescueのみんなは、昨日、 谷川真理ハーフマラソンのサポート で活躍しました。blogに書いていない苦労もあったようです。ステキな仕事をしてきたみなさんに拍手!!

11:30。お昼を食べにいこうと思って歩いていたら、二郎の前を通り過ぎて、ふと立ち止まる。
「確か今、お客がいなかった……。」
当然、入るでしょう。
で、今年の初二郎となりました。
小ぶた。学生の頃は三田で必ず「大ダブル」を食べていたけれど、今日のshioには「小ぶた」で十分。あいかわらず面は太く、チャーシューは分厚くとろとろ。スープは醤油味。今日の野菜はもやしでした。

条文を 読むたび出会う 新発見

今日も面白い発見の連続。
条文って、本当に宝の山。
楽しーい!!

読むほどに 味わい深き 法の意思

2005.01.09

275:050109 万年筆とボールペンの書き心地

ほぼ日手帳に書くボールペンとして、Pilotの4色ボールペン、GP4の0.5を購入したと041208に書きましたが、やっぱり0.7mmの方が書きやすい。で、GP4の0.7に戻りました。デスクでゆっくり書くときは万年筆。外で書くときはボールペン。ペン先が太めの方が、変な体勢で筆圧が安定しないときでもストレスなく書き続けることができるのです。

shioの万年筆。いろんな色を入れてます。その使い分けはだいたい次の通り。
・モンブラン149(極太):ブルー。学生と話しながら大きく図解したり、写条したり。マインドマップを描くのにも使います。ペン軸も太いので、グリグリと「手で考える」道具として最適です。
・モンブラン149(M):グリーン。きれいな透き通ったグリーン。ノートに自分のアイディアを書くときに使います。アイディアを書くには透明感の高いインクが好適。清涼感があります。アイディアが出るときの頭って、濁りがなくて透明ですから。とめどなくインクが出てくる書き心地は、わいてくるアイディアを書き留めるスピードに合っています。
・セーラー(シルバー・長刀):ブルー。普段一番よく使う。太くも細くも極細にも書ける長刀研ぎなので、応用範囲が広いです。
・セーラー(シルバー・コンコルド):極黒。手紙を書いたり。
・セーラー(プロフィット長刀):赤。採点用。柔らかなしなりが魅力。エンペラーを付けていただいてあるので、断続的に書く場合でもインクが乾きにくく、スムーズです。
・セーラー(極細):ブルー。これでほぼ日手帳に記入します。
・セーラー(超極太):黒(極黒ではなく普通の染料インクの黒)。和紙の便箋に手紙を書くときにはこれ。筆のような書き心地。字がうまくなった気になるところが書いていて気持ちいい。
・ミキモト(シルバー・F):黒。「黒で記入してください。」って言われることが結構あります。そんなときはこれ。でも近々、ターコイズブルーを入手して入れ替えようと思っています。

どれも書き心地が全然違う。それが面白いです。
shioは万年筆大好きですが、収集する気は全くありません。
すべて日々、使っています。

2本のモンブラン149は、1989年に買いました。
高校3年生のとき、校長室に卒業写真を撮りに行ったら、デスクの筆置きにMONTBLANC 149がゴロンと2本、置かれていました。小学生のころから万年筆を使い、中高のノートはパイロットの万年筆で書いていたshioは、校長先生に万年筆が好きなことを話すと、「書いてごらん。」とおっしゃる。「人様の万年筆にはその人の書き癖が宿っていて、その人はそれをとても大切にしているから、絶対に借りて使ってはいけない」と親から教わっていたので、非常に躊躇があったけれども、先生が快く勧めてくださったので、そばにあった紙に書かせていただきました。手の大きいshioには、そのペン軸の太さが非常にしっくり。書きやすい。で、決めました。将来、149を2本買おうって。それでアメリカに行ったおり、1本は文具店で、1本はティファニーで買いました。円高も手伝って比較的安かったのです。ちなみに当時の日本での希望小売価格はたしか47,000円だったと思います。

ちなみにそれ以来、shioの万年筆で書いてみたいという人には、快く貸すことにしています。

talbyの電話帳に大量に登録をしていたら、充電が完全になくなりました。
そこで今年3度目(元日の朝の1回を含む)の充電。

今日は連休ということもあってか、町に人が多いですね。
スタバの窓から行き交う人を眺めながらこれを書いております。
そろそろ帰ろうかな。

昨日のエントリーに加恵さんからコメントをいただきました。どうもありがとうございます。
すごーくお久しぶりですね。万年筆好きとのこと。偶然、今日のエントリーはshioの万年筆好きぶりを書いておりました。帰宅してアップしようとして、加恵さんのコメントに気づいた次第です。またOB会などでお会いすることを楽しみにしております。

274:050108 最後の一台

AUの携帯A5506Tを買いにAUショップへ(shioのではありません)。しかし、もう在庫はない。そこで、別の電話屋さんへ。最後の一台(白)有り。また別の電話屋さんへ。そこも最後の一台(ピンク)有り。で両方買いました(繰り返しますが自分のではありません)。どうやらすでに生産終了品のようですが、おかげで0円でした。めでたし。

2年生のKさんから民法と刑法各論の勉強方法について質問を受け、回答。
大学って、「勉強方法」を教わる機会が少ないのです。ゼミでもなかなかやらない。
shioも誰にも教わりませんでした(もちろん、「研究」については指導教授からたくさんご指導賜りましたが、それ以前の学部時代に「勉強」を教わる機会はありませんでした)。

shioはゼミなどで法律の勉強方法について断片的に語っているので、そのうちにまとめたいと思います。

Iさんがほぼ日手帳(ピンク)ご購入!!
shioの周りでほぼ日手帳ユーザー増殖中。
shioも毎日書くのが楽しいです。やっぱり手帳はいい!!
ペンは、セーラーの細ーい万年筆。さらに長原宣義さんに先端をちょっと加工していただいたものを使っています。細かい字も難なく書けます。あとそのほかの万年筆も使っていますが、その辺はまた追々。

2005.01.08

273:050107 永年勤続表彰式

お昼に、成蹊学園全体の教職員の新年会を兼ねた、勤続30年、20年の方々の表彰式がありました。いつもお世話になっている方々が表彰されるので、shioももちろん出席。すごくにぎやかで楽しい会でした。成蹊大学、いや成蹊学園っていい学校だなぁって感じました。

表彰された方々、おめでとうございます!! & いつもお世話になり、どうもありがとうございます!!

talby仲間発見!! 彼女はオレンジでした。

会が終了したあとも会場でみなさんと談笑。普段、あまり話す機会がない他学部の先生方や職員の方々とたくさんお話ができました。こういう機会は大切です。終了後、Iさんと研究室でコーヒーを飲みながらいろんなお話の続き。

あとは研究室で仕事。気づいたら22時。夕食を食べたのは24時。

今日はなぜかとってもmixiな日。Yさんにコメントを書いたら喜んで頂けてうれしいです。
それから、KさんやMさんと大学談義。法律の勉強方法や楽器の話も。そして来週にはmixiで知り合ったTさんがshioに会いにいらっしゃるとのこと。mixiがなかったらこんなコミュニケーションは絶対にあり得ない。mixiに感謝です!!

2005.01.07

272:050106 三田へ

三田に行ったらキャンパスに学生が沢山!! 
どうやら慶應義塾大学は今日から講義が始まっているようです。

図書館で調べ物をした後、I先生にお目にかかっていろいろとご指導をいただいく。また図書館に戻って資料を探す。S研究室に新年の挨拶。その後、Iゼミの新年会へ参加。

HさんがMacユーザーになっていました。shioと同じPowerBookG4。
shioが使っているワープロソフトはこれ。NisusWriter Expressです。アカデミックライセンスは39.95ドルです。

でも、登場間近と噂のiWorkを待った方がいいと思います。

OmniOutliner 3と同Professionalが出ました。早速使ってみたのですが、Beta版のときにあった日本語表示のバグは直っていませんでした。残念。アップデートを待つことにします。

270:050104 作文とは何か、作文指導とは何かに池内さんからコメントを戴きました。どうもありがとうございました。「生活作文」ということばがあるのですか。ほー。「生活苦を書けば……」なんて、何のための教育、何のための作文なのでしょうかね。おっしゃるとおり、書くべきは「主張と根拠」。先生の生徒さんは幸せですね。そのひとり、あさみはゼミでもきらきら光っていますよ。「せんせい、あのね」がなくなった!!?? 悲しいです。

作文教育、その他、ぜひお目にかかってお話ししましょう。楽しみにしております。

271:050105 アップル製品が値下げ!!

アップル製品が、値下げ!!

iMacG5 20インチもiBookG4 12インチも、1万円くらい下がりました。
shioが使っているCinema HD Display 23インチなんて3万数千円値下げ。

AirMac Expressも1万円ほど値下げ。なわけはないですね。1,000円ほど値下げ!!
iSightが18,690円から16,590円に、ワイヤレスのキーボードやマウスは2千円値下げ、コードつきキーボードやマウスはなんと約半額!!
これらの小物はいままでちょっとお高かったので、妥当な価格への変更はありがたいです。

アカデミックプライスでも値下がりしています。
iBookG4 12インチは、107,220円。
それを「使える」仕様(メモリを768MB、ハードディスクを80GB)にすると、144,717円。
PowerMac G5 1.6GHzは160,461円
それをメモリを1GB、ハードディスクを2×250GBにすると、238,329円。これならTigerを待たずに買ってしまおうか……。

talbyの話。
バッテリーのインジケーターが1メモリ減りました。1月1日の朝に充電して以来そのまま使っているので、約3日間、もっていることになります。思ったよりスタミナがあってうれしいです。

2005.01.05

270:050104 作文とは何か、作文指導とは何か。

コメントを沢山戴きました。どうもありがとうございました。

266:041231 写条と音読と筆写と黙読と……への池内さんのコメントについて。

授業づくりネットワークのサイト、拝見しました。こんなに頻繁に成蹊大学で会合がもたれていることに驚きました。全く存じませんでした。3月28日は予定に入れました。顔を出させていただきます。

サイトの中で「作文指導」が頻繁にテーマとなっている点に興味があります。なぜならshioは小学生の頃、教科の中で作文がもっとも好きではなかったからです。しかし今こうやって頼まれもしないのにblogを書いているし、論文や雑誌の連載などを書くことを楽しんでおります。では小学生の頃の自分がなぜ作文を好きになれなかったのか。振り返ってみると、「作文」が「作」文だったからなのではないかと思います。

つまり作文とは、「文を作る」、「作文すること」が目的です。しかし世の中で文章を書くことが必要とされる場合、作文自体が目的である場合は非常に少ない。多くは何か別の目的があって、その手段として文章を書きます。

ではその「別の目的」とは何か。それぞれの局面で個々具体的な目的があるのは当然ですが、それを思いっきり抽象化すると、「自己表現」です。そしてその表現とは、その向こう側にそれを受け止めてくれる人の存在があります。自分の言いたいことを誰かに聴いて欲しいのです。言い方を変えると、人が「社会」で生きる上で必要とされる本質的な能力は、「自分を表現すること」と「相手を理解すること」です。人が複数いて、その間で行われるコミュニケーションがヒトを人たらしめるのであり、数多あるコミュニケーションのチャンネルが高度な社会を形成するインフラです。文章による表現は、そのコミュニケーションチャンネルのひとつです。

したがって、「作文」を指導するのではなく、表現を指導する、言語による表現を指導するのが作文指導の本旨です。では表現を指導するとは何を指導することなのか。それは、「あなたのメッセージは何ですか」と問いかけることです。「あなたの言いたいことは何ですか」、「あなたが相手に伝えたいことは何ですか」と問いかけ、その答えとして出てきたメッセージを受け止めることが文章表現指導の出発点だと思います。つまりその出発点においては、生徒や学生から出てくるメッセージは、非常に短い。その短いことばで言い表すことができるメッセージを引き出すことが、もっとも大切だと思います。短いことに意義があるのです。

「今朝、ころんで痛かった。」
「昨日見たドラえもんの道具が面白かった。」
「お母さんが好き。」
「蝉の羽化を見てきれいで感動した。」
  ……
「もっと著作権を強化すべきだ。」
「著作権法30条の規定を改正するのはおかしい。」
「AのBに対する損害賠償請求は認めるべきだ。」
「CのDに対する債権者取消権の行使は100万円部分だけ可能だ。」

私は民法の講義でも著作権法の講義でも、講義の最後に学生たちにA4のペーパーを任意で書いて提出してもらっています。講義によってその名称は、「メッセージシート」と「オピニオンペーパー」とを使い分けていますが、要は学生たちの講義内容に関する意見をその場で文章に記載して提出してもらっているのです。多い人はA4表裏にびっしり書いてなおはみ出すほど書いてきます。

その際、学生に対してただひとつ、伝えます。
「結論を最初に書くこと」

この要請があるため、彼らは必死に考えます。最初に書くべき「自分の結論」は何だろう、自分が伝えるべきメッセージは何だろう、と。
それさえ見つかれば、半分終わったようなものです。あとはそのふくらまし方を考えればいい。教えればいい。問いかけるのです。上記の例だとこんな感じ。
「どこが痛かったの?」「血は出た?」
「どんな道具?」「何でその道具が必要だったの?」
「お母さんのどんなところが好き?」「なにしているときに好きって思ったの?」
「蝉の羽はどんな色だった?」
「今の著作権ではどの辺が不十分?」
「でも30条があると著作権者は不利益を受けるよね?」
「Bには過失はなかったの?」
「債権者取消権の要件は充足する?」
これが教師の仕事。

メッセージさえあれば長さは問題ではない。短く書きたかったら散文詩のようなスタイルにしたっていい。俳句だっていい。そのような「形式」は教えればすむものです。「原稿用紙3枚、書きなさい」などという外枠が最初から決まっていることは、苦痛以外の何ものでもありません。メッセージさえあればいい。もしかしたら、短い方が、そのメッセージをより直截(ゼミの学生たちへ:「ちょくせつ」です。「ちょくさい」と読まないでね。)に伝えることができるかもしれません。文章の長さを予め決めるのをやめることが、作文指導では極めて重要だと思います。いつも短くしか書かない子がいたとしても、もしかしたら詩人になるかもしれません。

伝えるべきメッセージなくしてどんな文章も空虚。
学生たちに「結論が先」と伝えないと、空虚なメッセージシート出てきます。それは思うに、「文章を書くとはメッセージを伝えることである」という根本的姿勢が身に付いていないことの表れです。それを自覚してもらうために、そのペーパーの名称に「メッセージ」、「オピニオン」という語を冠し、実際に書いてもらう時点で「結論を先に書いてくださいね」とお願いするのです。そうすると学生たちは徐々にできるようになります。

そして、ももっともっと大切なことは、教員がフィードバックすることです。メッセージは相手がいて初めて伝える意味があるものですから、そのメッセージの受け止め手である私は、必ずそれを読んだ上でコメントを返す。私は毎週100通前後のメッセージシートやオピニオンペーパーに、コメントを書き込んで、次週に返却しています。

小学生の作文の最初の課題、「先生、あのね。」
最高にすばらしい課題だと思います。上述の二つの要素、「メッセージ性」と「相手の存在」が端的に表されているからです。私も「先生、あのね。」を書いた頃は実は作文が好きでした。しかし、小学校中学年(3, 4年)の頃から好きではなくなりました。なぜだろう。もしかしたら、「作文」という行為が自己目的化した指導を受けたからかもしれません。

池内先生や田村先生のように本気で教育を考えていらっしゃる先生方には釈迦に説法です。申し訳ございません。しかし私自身大学で、レポート、論述試験、上述のメッセージシート類、大学院の修士論文など、様々な種類の文章を読み、その執筆の指導をしているなかで感じることは多いので、この機会に書かせていただきました。

ぜひそのうちにお目にかかってお話を伺いたいと存じます。

268:050102 Macworld Expoが楽しみ!!への、nimbusさんと池内さんのコメントについて。

やっぱりiWorkが本当に楽しみですよね。現在shioが文書作成に使っているのは下記のソフトウェアです。
(1) 簡単な文字原稿の執筆にはmiとJedit
(2) ちょっとしたレイアウトが必要なペラものの原稿で文字のみのもの(レジュメとか)にはテキストエディット
(3) 凝ったレイアウトをする書類にはOmniGraffle Pro
(4) 長めの原稿などはOmniOutliner
(5) 脚注を打つ必要のある原稿はOmniOutlinerで書いた後NisusWriter Expressでレイアウト
といった感じです。もしiWorkがこれらのニーズのうち複数を満たしてくれるものであれば、本当にうれしい。とくに、(1)、(2)、(5)の用途に使えるソフトが純正で用意されることを長年待ちわびております。なぜなら、周囲の人にマックを薦めるにあたり、「論文執筆環境」は最大の関心事だからです。

269:050103 リアルとヴァーチャルへの、池内さんとマトスンと田村さんのコメントについて。

to 池内さん
おっしゃるとおり、小学生にパワーポイントを使わせるなど、愚の骨頂だと思います。模造紙に絵を描いたり文字を書いたり写真を配置したり折り紙を貼ったり……。色を効果的に使って、うまくいかなかったら書き直して……。そういう行為のシミュレーションがプレゼンテーションソフトです。その原体験なくしてソフトウェアというヴァーチャルな道具を使うべからず。

リアルな体験を山のように積んで初めて「使い分け」ができるのです。ヴァーチャルはリアルの代替にはなりません。

to マトスン
IT導入で生産性が上がるかどうかは、導入するITの生産性その他に依存すると思います。次回会ったら話しましょう。

to 田村さん
書くという行為は、本当に脳に直結していることを実感しますよね。
やっぱりアナログな媒体によるリアルな体験に勝るものはありません。だから旅行というリアルな体験にPDAを持参しないのは賛成です!! ステキなご旅行を!!

2005.01.04

269:050103 リアルとヴァーチャル

スターバックスで仕事。
11時に入店して本日のコーヒー、コロンビアのtallを買って席に着いてからPowerBookG4で仕事を始め、バッテリーがなくなったのが15:08。検索をかけたりハードディスクを回す作業をしたけれども4時間ほど使えました。

262:041227 shio的マインドマップ利用法──MacPeople記事連動にnimbusさんからコメントをいただきました。どうもありがとうございました。

マインドマップ。手書きの方がはるかにその威力を発揮すると思います。せっかく時間を使って作業をするのなら、その効果がより大きい方法を選択すべき。だからMacでヴァーチャルなマインドマップを描くよりも紙とペンでリアルなマインドマップを描く方がいい。それが本当の「頭脳の外部化」だと思います。

ともすると、何でもコンピュータで行う方が「進んで」いて、コンピュータでできる方が「偉」くて、コンピュータでやると「効率的」で、コンピュータを使うと「格好良く」て、コンピュータで見せると「効果的」で……、などという錯覚に陥る危険があります。でもそんなことはない。コンピュータはヴァーチャルな世界しか描くことができない。リアルには絶対にかなわないはず。

大学にいると、ときどき授業の「改善」と称して、ある種の法人などからアンケートを依頼されることがあります。しかし、そういったアンケートの設問はおしなべて、「コンピュータを使うことが授業の改善につながる」「コンピュータを使っていないあなたは遅れている」という主張が色濃くにじみ出ています。shioは聴衆から望まれている場合以外コンピュータを使った講義(スライドなど)を行うことはしませんし、少なくとも私が担当している分野においてはリアルなやりとりの方がはるかに価値があり、効果的な講義ができると考えております。しかし、アンケートにそういう設問を作る人たちに何を回答しても無意味だし、そもそもshioが回答したい選択肢は全く用意されていない(「その他」の欄さえない)ので、shioはそのようなアンケートを受け取ったらその場でゴミ箱に捨てております。見方を変えると、毎年のようにそのようなアンケートが全国規模で行われている現実こそ、まだコンピュータというものの教育における在りようが模索の途上にあることの表れでしょう。コンピュータなんて大した機械ではありません。コンピュータはうまく使えば確かに講義の補完にはなります。しかし、あくまでも教師のことばや身振りなどが主。「語る」ことで学生(聴衆)をエンターテインすることこそが、教師の仕事だと思います。

コンピュータをを使うべきでない分野は多い、と262:041227 shio的マインドマップ利用法──MacPeople記事連動に書きました。Macを日常的に使えば使うほど、「これは紙とペンでやろう」という場面が出てきます。
コンピュータは現実の世界をシミュレートするだけ。シミュレーションにリアリティーがあればあるほど、体験した気持ちになれる。だけど実は何も体験していない。ヴァーチャルな体験はホンモノではないからです。

ヴァーチャルな体験が手軽にできるようになればなるほど、リアルな体験の価値が相対的に増していきます。リアルの体験が豊富な人ほど、ヴァーチャルな体験からリアリティーを想像できます。リアリティーを想像できるから、ヴァーチャルな体験の欠点も見えます。欠落している情報が何かもわかります。つまりリアルな世界の方が明らかに情報量が圧倒的に多いのです。それを五感を駆使して受け止めることの楽しさ。気持ちよさ。

もちろんシミュレーションでなければわからない、見ることのできないものはたくさんあります。そういう分野には大いにコンピュータを利用すべきです。しかし、それを見たときにも、やはりリアリティーを知っている人のみが真の意味を見て取ることができるのではないでしょうか。

shioはMacが大好きです。日々、縦横に使っています。でもリアルなものはもっと好き。たとえば、手紙はMacで下書きをするけれども万年筆で清書します。音楽はMacにキーボードをつないで音を出すのも面白いしGarageBandで手軽に音楽を作るのは本当に楽しいけれど、ヴァイオリンやフルートやピアノを弾のもたまらなく楽しいです。いまや撮影する写真はすべてデジタルだけれども、気に入った写真は必ず写真屋さんでプリントしてもらいます。

リアルとヴァーチャル。
両者の良さを理解して、うまく使い分けていきたいと思います。

2005.01.03

268:050102 Macworld Expoが楽しみ!!

1月10日から行われるMacworld Expo サンフランシスコ2005でどんな発表があるか、様々な憶測が流れていますが、shioはそのうち、iWork、Keynote2、GarageBand Jam Pack 4が非常に楽しみです。フラッシュメモリ型のiPodや低価格Macなどハードウェアに注目が集まっているけれども、shioの期待はソフトウェアです。仕事環境の向上に直結するのはソフトウェアですから。

Keynoteは発売後すぐに使い始め、スライドを使いながらのプレゼンには必ずこれを使っています。シンプルで使いやすく、それでいて表現力が豊かでかつ美しい。もっともアップルらしさを感じるソフトウェアのひとつです。その新しいバージョンがリリースされるなら、これは願ってもないことです。期待大!!

噂によるとそのKeynote2は、iWorkというソフトウェア群に吸収されるかもしれない。それならさらに魅力的。MacOS X環境になってから、Macに標準添付されるソフトウェアで唯一の弱点は、旧来のAppleWorks 6に代わる標準的なビジネス作業をする環境が用意されていないことです。たしかにAppleWorksは現在のMacでも十分使えるけれども、多くのアプリケーションがCocoa化してゆく中、いささか古さを感じざるをえないものです。Cocoaでゼロからソフトウェアを書き直すのはかなりの労力が必要であると推測されますので、MacOS Xリリース当初からオフィスソフトが存在しなかったのは仕方のないことだと思います。他社のCocoaソフトウェアの進捗状況から考えると、このタイミングで満を持してiWorkが発表されることは想像に難くない。iWorkがどんな洗練されたインターフェイスを備え、仕事をエレガントにしてくれるか、わくわくします。

そしてGarageband Jam Pack 4。Jam Pack 1は使っていますが、その後に発売された2と3はshioの音楽のテイストにはあまり合わないので買っていません。しかし4はクラシック音楽的な素材になるという。もし発売されれば即買いです。

しかし今回は、事前のリーク情報がいささか多すぎる気がします。期待だけさせて実際には期待未満のものしか発表されないというのは悲しいので、想像をふくらませる楽しみはそれとして、静かにJobs氏のKeynoteスピーチを待ちたいと思います。

2005.01.01

267:050101 新年

あけましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

266:041231 写条と音読と筆写と黙読と……

264:941229 雪の日の“写条”に、johnnyさんと池内さんからコメントをいただきました。どうもありがとうございました。

普段、shioの頭の中をめぐっているのは民法と著作権法なのですが、それらの条文の解釈をつきつめていると、はっ、と憲法の条文に思い至ることがしばしばあります。そういう意味で憲法は深いと思います。どの法律から見てもその法律が実現しようとしている価値のエッセンスが憲法に書かれている。憲法はすべての法律の基盤になっていると同時に、まさに日本の法律の頂点に立っていることを実感するのです。さらにそこに描かれている価値は、普遍性が高い。

法律を追求するほど、憲法の気高さを感じます。

さて写条について。
池内さんは小学校で「音読筆写」をお薦めとのことです。非常に有意義だと思います。shioも小学校から現在に至るまで、頻繁に音読筆写をしています。小学校の国語の時間に音読筆写を習ったのがその後の人生で接する大切な文章をあたりまえに音読筆写するきっかけになったのだと思います。

外国語を身につけるときも、音読筆写が極めて有効です。shioが中学3年間の英語の教科書を、頭の中でページをめくることができるほどに記憶していたのは、音読筆写のおかげだと思います。中学だけでなく、高校の時も、英語のテキストブックはすべて例外なく音読筆写いたしました。

高2、高3の頃、周囲の友人たちが教科書や受験用のテキストブックのページを拡大コピーしてノートに切り貼りし、それに訳語や文法事項などを書き込んでいるのを横目で見ながら、shioは一回もそれをせず、すべてノートに原文を書き写していました。万年筆できれいに、いや美しく書き写すのが楽しかったのです。ちなみに中学1年からの6年間、ノートをとるのは中学の入学祝いにいただいたパイロットの万年筆を愛用していました。

ですので、一昨日のblogで“写条”という、あたかも特別なことばを用いましたが、shioにとって「書き写すことによって文章の心を読み取る」のは、至極自然なことなのです。

では「筆写」のみならず「音読」するのはなぜか。
ことばは元来、音であって文字ではないからです。
ことばを身につける際には、必ず音から入るべきだと考えています。だから、文字で書かれたテキストも、自分で音にすることによって、音として受容する。音こそことばの本源です。音なくしてことばはありえない。だから、単なる「筆写」ではなく、「音読筆写」なのです。言い換えると「筆写」は本質ではなく、「音読」こそ本質的なのです。

したがって、音読は必須である。必須であるというより、文字は音にして初めてことばとして生きる。自分で音にすることによって頭に音を響かせ、その音を自分で聞く。そこに意味があるのだと思います。音読は当然です。

一方、「音読」の本質的意義に対して「黙読」の重要性も顧みられるべきです。「音読」とは全く異なる「技術」として「黙読」を教えることが重要だと思うのです。

「黙読」とは何か。
黙読は、音読よりもはるかに速いスピードで文意を捉えることが目的です。
単に声を出さずに読むことではありません。小学校から音読を身につけてゆくと声を出して読む癖が付くため、たとえ「黙読」をしても、無意識に頭の中で声を出して読んでしまいます。この場合、黙読をしているにもかかわらずそのスピードは音読とほとんど変わりません。本当に黙読をするためには、頭の中での音読をしないことが大切だと思います。それを実現するために、世に言う「速読法」があるのですが、その内容はたいがい、呼吸法と眼球運動の鍛錬。しかしそこまでの「速読」をしなくても、本当の「黙読」をするだけで、読むスピードははるかに速くなるはずです。

1年間。
みなさまのおかげでとても充実した時間を過ごすことができました。shiologyも266回を数えることができました。どうもありがとうございました。心より感謝申し上げます。

265:041230 talbyで初めてメールを書きました

東京を離れてネットにつながらない環境に行ったのだけど、手紙が一通、大至急必要とのご連絡をいただく。そこで夜中2:30すぎからMacで急いで作文。英語で。

手紙の文面はできあがったけれど、それを送信する手段は携帯メールしかない。そこでMacの画面を見ながらtalbyで書く。
書き始めると、英語であるにもかかわらず「予測変換」の画面が表示される。「なぜ?」と思いながらともかくMacの画面の文章を写す。すると次第に意味がわかってきた。たとえば「u」と打つと、予測変換画面に「university」と出る。「y」と打つと予測変換画面に「you your」と出る。なるほど!!
一回打った単語は、次から「予測変換」画面に候補として現れてくれて、それを選択すれば一発でその単語全体を入力できるのです。これは便利。

しかし、普段shioにとって携帯のメールは受信ばかり。メールを書くことはほとんどないので、予測変換をもってしても慣れない作業であることに変わりはない。結局、終わったのは3:30、寝たのは4時でした。

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