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2004.12.03

239:041202 教育の質、教え方

R来訪。著作権の話など。

昼休みは会議。(つまり昼「休み」ではないのだ)

Mがひとみっくすさんを連れてきてくれた!!
mixiで知り合って、2日後に会えるなんてスバラシイ。
blogを読んで「文章がのテンポがいいなあ」と思っていました。
彼女の文章、展開がうまいのもさることながら、文末にバラエティーがあるのです。それがテンポの良さにつながっているんだと思います。実際にあった上で読んでみると、さらに文章がより生き生きと見えてきます。
いらしてくださって、どうもありがとうございました。
ステキな卒論が仕上がるよう、お祈りしております。

15時から教授会。
18:30から非常勤講師との懇談会。

K先生、K先生、E先生、Y先生、B先生とともに語る、語る、語る。
成蹊大学法学部の将来について。教え方について。教育の質を向上させるための方策。etc.
すてきな先生方です。
shioは例によって、shioの教育における信条などをいくつかを話しました。
人を伸ばす原動力となる働きかけは、「感謝(アリガトウ!!)」と「賞賛(スバラシイ!!)」
「叱咤(イケマセン!!)」と「激励(ガンバッテ!!)」は、人を伸ばすチカラにはならない。
「ほめる」:「しかる」:「おこる」の比率は、90:9:1。
・「見守る」ことが教師の仕事
「教えない」のが教育
教育とは引き出すこと
・講義では学生をあてない。学生が自ら発言したくなるような質問で彼らの知性に問いかけるのだ。
・学生に発言を促すには、3段階ある質問のレベルを適切に用いる。
・学生の発言に対して、常に肯定的な反応をする。
・講義の内容で学生を惹き付ければ私語などありえない。shioの講義では、私語は全くない。300人サイズの講義でも、大教室の中は「しーーん」と静まりかえっている。
「この学問は面白い!!」、と心の底から思っていれば、それが学生に伝わる。
・授業参観を実施する。
・グループワークのチカラを活かす。
・その他、たくさん。

234:041127に宮原真衣さんからコメントをいただきました。どうもありがとうございます。来年、ぜひ、shioゼミにいらしてください。

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Comments

大学の将来や教え方について話されたようで。塩澤先生以外の他の先生方はそういうことに興味がないのかと思っていました。私も成蹊大学法学部の学生として思うのは出席票制度は本当に必要なのか?と授業中うるさくて授業にならない授業があるということです。この2つは関連しているのではないかと友人と話していました。
オープンキャンパスでスタッフをしていると授業のことについて受験生に聞かれます。最近、自信を持って良い授業をしているといいづらいなと思います。成蹊の将来は授業にかかっていると思います。がんばってよい授業になることを期待し私たちも努力したいと思います。

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