一昨日の日本ソフトウェア科学会の講演に関するINTERNET Watchの記事で、shioが「Winnyの開発行為が幇助行為に当たることは明らか」と述べたと記載されていますが、shioはそういう断定的なことは申しておりません。Winnyユーザーの著作権法違反行為とWinnyの開発・配布との間に因果関係があると申したのでございます。
実はshioは、このblogには自分の学問上の専門領域に関しては書かないことを原則として参りました。blogのサブタイトルにあるとおり、主としてshioゼミの学生やshioの講義を受講している学生に対して、ゼミや講義で伝えきれない事柄について伝えることを目的としたblogだからです。学問上の話は大学で十分議論していますからblogで書く必要なし。しかし今回は、上記のように誤解を招く可能性のある記事が掲載されている、とSさんからご指摘をいただきましたので、一言だけ書きました。Sさん、ご指摘どうもありがとうございました。
さて、いつものblogにもどります。
PowerBookG4にシネマディスプレーをつないで使うことについての補足です。
PowerBookG4を立てるには、Cut & Paste社製のPowerStandを利用しています。ヨドバシカメラで3,129円でした。アップルストアでも同じ価格です。剛性もしっかりしているので安心してPowerBookG4を立てて置くことができます。また、音声は、harman/kardon社製のSoundSticksをシネマディスプレーの背面にあるUSBポートに接続して、スピーカーをデスクの左右、サブウーファーを床に置いています。
このSoundSticks、shioが持っているのはUSB接続ですが、同じデザインでアナログステレオ接続のSoundSticks IIもあります。
また、同じくディスプレー背面のFirewireポートには、外付けハードディスクとiSightを接続しています。iSightはiChatなどで映像チャットをする際に用いるカメラです。ときどき、ゼミ学生や他大学の友人などと話すときに使っています。
これら、ディスプレー背面のポートに接続した機器は、すべてディスプレーから伸びるケーブルをPowerBookG4につないだだけですべて利用可能になります。この簡単さがMacの好きなところです。
ディスプレー背面の各ポートにケーブルをつなぐ際のポイントは、ケーブルを直接各ポートにつながず、ケーブルをいったんディスプレー脚部に設けられている大きな穴に通してからポートに接続することです。こうするとディスプレーを回転させてもケーブルが干渉したり無理なテンションがかかってディスプレーがバランスを崩したりする危険を防ぐことができます。またこうすることによって正面からはケーブルがすべて死角に入るため、あたかも全くケーブルがつながれていないように見えます。アップルのデザインはとことん考えられているなぁと感じます。
実は先日アップル社で開かれたiMacG5のお披露目で、最初、ケーブルが1本、背面ポートに直接接続されていました。せっかく日本で初めてのお披露目であるにもかかわらず正面から見たときに本体むかって右側背面に白いケーブルが伸びているのが見えてしまっていて、「あー、もったいないなあ。」と思いました。あのようなプレゼンテーションできちんと中央脚部の穴にケーブルを通していれば、それだけでもデザインの秀逸さをアピールできるし、ユーザーもその接続方法を踏襲するのに……。
今日はE, Tが来訪("extra-terrestrial"が来たのではありません)。
Eから、沖縄のお土産を3つもいただきました。どうもありがとうございました。そのうちのひとつ、さとうきびを賞味。自然な甘さでおいしい!! 3人でポリポリ、チューチュー、いただきました。ゼミ合宿でshioが撮影した784枚の写真をCD-Rに焼く際に、24倍速のCD-Rドライブで写真を焼くのに何分かかるか計ったりしつつ、後期のゼミについて検討しました。その結果、後期第1回のゼミの内容を決定。
土曜日のオープンキャンパスでshioが行う体験講義用のレジュメを作成し入試課へ持参。後期第1回ゼミで視聴するビデオを借りにマルチメディアルームへ。またそれを視聴できる部屋を予約しに授業課へ。
N先生から電話。ゼミ合宿の軽井沢から帰ったばかりで、これから成田に向かいパリへ発つところだとのこと。Caplio GXについてアドヴァイス。
伊勢丹でOに会う。どうもありがとうございました。
Hで夕食。研究室に戻って一昨日の講演で使ったプレゼンスライドをKeynoteからPowerPointのファイルに変換。しかしやはりパワポではうまく表示されないところなどがあったためいくつか加工して再度変換。
原稿の構成を考えながら帰宅。