158:040909 ディベートでのアウトラインプロセッサの利用
shioゼミ合宿、4日目。気持ちのよい快晴。
今回の合宿に参加したshioゼミ学生14人のうち、8人がMacを持参。ディベートやその準備で十分に活用していた。shioを含めて9台のMacがこの合宿に持ち込まれていたのだ。なおそれ以外、Windows PCを持参した者はいません。
Macの利用法でもっとも多かったのは、立論の文章をMacで作成し、立論をする際にその画面を見るという使い方。利用しているソフトはOmniOutliner。立論の論理展開が概してわかりやすかった原因の一端は、このソフトの利用にあるだろう。また、このソフトで作成した立論を、本番では大きい文字で表示して使っていた。これなら、きちんとした姿勢で立ったまま文字が目に飛び込んで来るし、口にすべき行を見間違えることも防げる。Macは文字を大きくしても極めてきれいに表示されるからさらに見やすい。ロジカルな文章の構成とそのプレゼンテーションにおいて、このようなアウトラインソフトの利用はとても有用です。
ゼミ合宿でのMacの利用といえば、同じ野尻キャンプ場で行われた昨年のshioゼミ合宿でもMacが大活躍していました。みんなでひとつの文章を起案する際に、それぞれが自分のアイディアをiChatで送りあい、文章をシェアしながら同時に校正していくことによって効率的に進めていました。もちろん、すべて無線LAN。みんなキャンプ場のミーティングルームの中をあちこち移動しながらこれを行っていたのです。なんら設定も必要なく、そのようなことが可能なMacは本当に便利。
さらに、iBookG4やPowerBookG4のようなノート型のMacは、ファンが回ることがほとんどない。9台のMacがそこここで使われていても、全くその存在が気にならないのだ。森と湖に囲まれた自然の中のキャンプ場。テレビもなく携帯もほとんど入らない、情報世界と隔絶したこの場所で、Macが当たり前に使われている。自然に、違和感なく使える道具ほど優れた道具であると仮定すれば、Macはまさにそんな道具なのではないか、と感じました。
9:30よりディベート第6試合。
肯定側1班 vs. 否定側2班。ジャッジ3班。2班の勝ち。
結果、2班が2勝、1班が1勝、3班が0勝。
それぞれに金メダル、銀メダル、銅メダルを焼き板で作って、夜のキャンプファイヤーのときに渡しました。Best Debater賞はT。おめでとうございます!!
午後はアクティビティー。ヨット(ミニホッパー7人、オメガ5人、スループ1人)、そのほかカヤック、アーチェリーなどみんなで楽しみました。shioはモーターボートでヨットの指導、アーチェリーの指導、およびみんなの写真撮影。
夕食後、キャンプファイヤー。上記の表彰のあと、ひとりひとり合宿やディベートやshioゼミについて語りました。ステキなことばが連なり、気持ちのよい時間でした。shioも「限りなき成長と真理の探求」について語りました。そのあと、ファイヤーの残り火で焼いた焼きリンゴをみんなで食べつつ打ち上げ。実りの多い合宿でした。
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