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2004.08.30

147:040830 IDサイトにかえました。

コンビニにお昼を買いに行ったら、R、Aに会う。彼女たちも直前に偶然会ったらしく、偶然の連続に驚く。Rはそのまま研究室に。バブルのお話など。

途中からAも合流。
先日、Aが部活の練習室の環境に関して相談に来たときにshioがしたアドバイスをかれはきっちり実行に移したそうです。その結果、即日、先方から連絡があり、すぐに練習室の環境が改善されたとの事。本当に良かった。

さて、先日小学館スーパーニッポニカ百科事典などとともにアップルストアから買ったソフトIDforWebLiFE。とりあえずsiteのPhotoCinemaをIDサイトにしてみました。とても簡単。動作も安定していて問題なし。写真はiPhotoから簡単に取り込めるし、インターフェイスもわかりやすいし、気に入りました。ただ、.macテンプレートの使い方がちょっとわからなくて、試行錯誤。でもわかってしまえばこれも簡単。楽しめるソフトです。

2004.08.29

146:040828 MacPeopleにインタビュー記事掲載・ルミックスFX7購入

本日発売のMacPeople 10月号にインタビュー記事が載りました。159ページです。どうぞご覧ください。

johnnyさま、マトスンさま、コメントをいただき、どうもありがとうございました。
shioは写真が大好きです。撮るのも見るのも大好きです。

shioが写真に興味を持ったのは大学3年の秋。それまでは全く興味がありませんでした。
20年来音楽を楽しんできたshioは、ふと何かビジュアルな表現をしたい、と思ったのです。では何をするか。
「ピアノは押すだけで音が出る。それでいて無限の可能性があって楽しい。それなら写真だ。写真なら押すだけで撮れる。それでいて奥深そうだ。」
そんな単純な発想でした。

その日から、発売されている写真の雑誌はすべて読み、バックナンバー3年分をくださるという方に連絡をとって送っていただき、図書館に行って写真のしくみや撮影に関する本などを読みふけりました。図書館にあった著名な写真家の写真もあらかた見ました。知人宅に行って本棚の中に写真集を見つけると、すべて見せていただきました。写真関連の雑誌や写真集の中には、撮影データ(撮影したカメラ、レンズ、絞り、シャッタスピード、etc.)が書いてあるものが多いので、どういう設定で撮影するとどういう写真が撮れるのか、ひとつひとつ頭にインプットしました。

そして約1年がすぎた大学4年の10月、「よし、これで写真を撮れる。」と思ったshioは、初めてカメラを買ったのです。それから今日まで、写真を楽しんでいます。うまいかへたか、なんて関係ありません。楽しければ十分です。そしてときどき、その写真で人が喜んでくれることがあると、もっとうれしい。そんな感じです。

写真を始めてから、世界が広がりました。景色の見方が変わりました。写真の見方が変わりました。絵画の見方が変わりました。映画の見方が変わりました。花の見方が変わりました。料理の見方が変わりました。人の見方が変わりました。すべてのものの見方が変わりました。その変化がさらに写真への興味を増幅させています。

著作権は、そのような興味の延長です。写真への興味、音楽への興味、コンピュータへの興味。それらのベン図が著作権で交わっています。だから、自分の権利を守る、という発想はありません。単純な「興味」からすべてが始まっています。そのような興味が、法学部に入ってから、著作権法への興味となったのです。始めてみると実に面白い法律です。

では、たくさんある法律の中で著作権法はどのように面白いのか。
それはshioの講義を聴いてください。
著作権法の面白さは講義でお伝えします。
johnnyさんはマトスンさんから聞いてください。

さて、本日、用事があって新宿に行ったおり、ヨドバシカメラに立ち寄りました。
で、PanasonicのLumix FX7 (DMC-FX7) を買ってしまいました。色はシルバーです。
店頭にPanasonicの営業の人がいらしていたので、手ぶれ補正機能について以前から疑問に思っていたことを質問しました。彼はとても親切で、Panasonicの工場に電話をし、その質問の答えを見つけてくださいました。その答えは、かなり意外なものでした。それを聞いて、いささか躊躇をしましたが、結局、買ってしまいました。

その他、前述のMacPeople10月号、MacFan10月号、名刺用紙、250GBのハードディスク(Buffalo HD-HB250IU2)を買いました。このハードディスク、ファンがないので静か、流体軸受けドライブなので本当に静か、ACアダプタがないのでコンセントすっきり、7200回転で高速、放熱のためアルミ筐体がかっこいい。気に入っています。Macで使うときはFirewireで接続したあと、初期化してから使います。もちろんMacOS Xの起動ディスクにもなりますのでハードディスクとして申し分ない性能です。

2004.08.27

145:040827 百科事典の進化

数日前、アップルストアから、5,000円引きクーポンが送られてきました。そこで、かねてより買おうと思っていた小学館 スーパー・ニッポニカ Professional for Macintoshを購入。この百科事典、1996年に電子ブックとして発売されたころから愛用しています。電子ブックだと容量が168MB。たったそれだけで、全26巻本の百科事典の全文字データが収められていて、非常に重宝。フリーの辞書検索ソフト、コトノコで手軽に利用することができます。

しかし、21世紀になり、いかんせん記述の内容が古くなってきていました。調べても必要な情報がなかったり、社会情勢などのデータがかなり古かったり。そろそろ新しい百科事典に替えたなぁと思っていたところ、この最新版が出たのです。しかし、値段がアップルストア価格で34,440円。以前の電子ブックのときは確か70,000円前後だったと思うので、それに比べたら安いけれども、他のデジタル百科事典に比べるとちょっとお高め。なので、購入を躊躇しておりました。ゆえ、このようなクーポンをいただいた機会に、買ったのです。

フルインストールすると5.2GB。ハードディスクの中身をやりくりして空きを作り、インストールしました。
さて、どれだけ進化しているか。
まず検索してみたのは、「債権譲渡」。
電子ブック版と比べてみる。
「……。」
全く同じでした!!
記述が減っていなかっただけ、よしとしましょう。
本当は、債権譲渡特例法など、重要な変化があるのですが……。

ここからわかることは、「新しい」情報はたくさん追加されているけれども、それ以外はいわば「スタンダード」なレベルまでの解説がされているという性格の百科事典なのだということでしょう。それはそれでひとつの見識だと思います。

今後、何かを調べるときは、電子ブック版と最新版と両方引いて楽しみたいと思います。

144:040826 アスキー原稿完成

午前中、R、M来訪。みんなでランチ。
夕方、K歯科クリニックへ。
夜中、月刊アスキー次号の連載原稿が完成。

最近、新しいデジタルカメラの発表が目白押し。
リコーCaplio R1。普及価格帯のコンパクトカメラの名機、R1の名前をとった28mmからのズーム機。スタイルが一新されて、スマートな印象です。

サンヨーDMX-C4。ムービーをきちんと撮影できるデジカメといえばコレ。ちょっと値段が高いのですが、性能的には申し分ないです。shioはビデオカメラを持っているけれど、ムービーを撮影するのは専らサンヨーのデジカメだけです。テープに撮った映像をあとから見る機会って実はほとんどないのだけれど、いつも持っているMacにムービークリップが入っていれば、友人とかに手軽に見ていただくことができる。撮影したものを見るか見ないかの違いは大きい。サンヨーのデジカメはそう言う意味でありがたい存在です。

143:040825 研究会

17:30から弁護士会館で研究会。
ちょっと早く到着したので、副会長のM先生に会えるかな、と思ったけれど、残念ながらご不在でした。
終了後、数人の先生方と夕食。

142:040822 Happy Birthday N!!

N、お誕生日おめでとうございます!!
ステキな1年を!!

2004.08.20

141:040820 EOS 20Dの魅力

キヤノン EOS 20Dが出ました。
APS-Cサイズ820万画素CMOSセンサー。9月下旬発売とのこと。ヨドバシカメラの価格は187,000円。10%還元なので実質的には168,300円。キャノンの製品ラインナップからはEOS 10Dが消えてる。製品のサイクルが速いですなあ。

・本体サイズはEOS kissとほぼ同じ。小さい!!(高さがペンタプリズム分、高い程度)
・バッテリーが1回の充電で1,000枚撮影可能なのが脅威的。shioが一日に撮影する枚数は、たとえばキャンプのときなら400〜800枚。カンボジアでは2日間で2,400枚撮影したけど、それは複数のカメラを使っての話。だから、バッテリーが1,000枚分もってくれれば、予備のバッテリーは必要ない。これはすばらしい。
・起動は0.2秒。撮りたい瞬間に撮れる、というのはカメラの基本。ありがたい。
・連続撮影も23枚。ということは、shioは連写はしないので、この程度の能力があれば、普通に連続的に撮影しても、「busy」、つまりデータをメモリに書き込むために待たされる時間が全くないことになるでしょう。ありがたい。
・USB2.0搭載なのもうれしい。常にメモリカードを抜き出して、FirewireやPCカード経由で写真をMacに取り込んでいるけれど、USB2.0ならケーブル接続で転送するかも。
・ファインダー倍率0.9倍。スバラシイ!! とかく高級機はファインダーの視野率を100%にするあまり、ファインダー倍率が0.7倍くらいになるが、shioは視野率を100%にすることより倍率を高くする方が大切だと思う。撮影対象をできるだけ大きく見ながら撮影したいから。20Dは、視野率が95%だけれども、その代わり倍率が0.9倍と高い。被写体が大きく見える。拍手!!
・サイトのどこにも記述が見当たらないけれど、キャノンのカメラだから、重力センサーは入っていることでしょう。つまり撮影時の縦位置、横位置を自動認識して、ファイルにその情報を書き込んでくれる機能。これがあるとないとでは、Macに取り込んでからの手間がだいぶ違う。これがあると画像を回転させる必要がないのです。あまり大きく宣伝されていないのだけれど、キャノンのデジタルカメラを使う最大のメリットのひとつに数えてもいいほどの機能だと思っております。(IXY Lはこの機能が入っていないのが難点。)

……と、魅力的なカメラに仕上がっているようでございます。

140:040819 G4 CubeにMacOS Xをインストール

そういえば昨日、月刊アスキー9月号が発売されました。shioの連載「法律家が見るIT業界」のタイトルは「著作権とGPL」。GPLとはGeneral Public Licenseの略。ゼミ学生は研究室にてコピーを差し上げます。

10:30から合宿の打ち合わせ。K, M, K, R, Mが研究室で議論。こういう話し合いができる、いい仲間。
みんなでランチ。Eが合流。

午後、S研究室へ行く途中にヨドバシカメラにより、S研究室で使うためにMacOS Xを3パッケージ、ハードディスクを3台、充電電池8本と充電器、ギガビットスイッチングHUBなどを購入。

S研究室に行き、現在MacOS 9.2.2で稼働しているPowerMac G4 Cube2台とPowerMacintoshG41台をMacOS X 10.3.5に移行する作業。
・shioのPowerBookG4にFirewireでハードディスクをつなぎ、ディスクユーティリティーでMacOS拡張に初期化。
・MacOS Xをインストール。
・ユーザーデータを入力して起動。
・自動的に「ソフトウェア・アップデート」が立ち上がるので、それらのアップデータをインストール。
・インストールされている間に「システム環境設定」で各種基本的な設定をしたり、Dockに必要なアプリケーションを登録したり。
・ここまでくればとりあえず使える状態になるので、ハードディスクのケーブルを抜き、もう一台のハードディスクに対して同じ作業。

・できあがったハードディスクをG4 Cubeにつなぎ、その外付けハードディスクからMacOS Xで立ち上げる。これができるのがMacOS Xのすばらしいところ。PowerBookG4でインストールしたOSがPowerMac G4 Cubeでたちあがる。ステキ。
・立ち上げた後は、各種設定。
・ARENA Internet MailerのデータをAppleMailに移行する際に重宝なのは、ARENA 2 Mail。作ってくださったアイカワヒデアキさんに感謝!!

このあたりで時間切れ。帰宅。
遅くまで、お疲れさまでした。

2004.08.18

140:040818 スキャンスナップでスクラップ

朝から、M、A、M、Aが次々に来訪。
Mは合宿の相談。ディベートのやり方や、テーマの決定、スケジュールなど。一緒にランチ。彼は大きな買い物をして帰りました。楽しみだね。
20分後、Aが練習の途中にトランペットを持って来訪。練習場所の環境を改善しようとして顧問の先生を尋ねるとのこと。いくつかアドヴァイス。
20分後、Mが来訪。そのままずーーっと真夜中まで一緒に作業。
途中A来訪。おみやげのちんすこうをいただきました。ごちそうさま!!

採点をしながら、先日法学部に導入したスキャンスナップを研究室に持ち込んで1,000枚以上の資料をPDF化。
いやー、これは本当に便利だ。
これを使ってしまうと、他のスキャナを使う気にならなくなる。やはり何と言っても両面同時スキャンがパワフル。そして白黒とカラーの自動認識もスバラシイ。最近の資料の多くは両面コピーになっているしカラーと白黒が混在しているので、これを一気に読み込んでくれるのは本当に重宝。

スクラップ以外の使い方も便利。MacPeople誌のインタビュー記事の校正依頼をメールでいただいたのだけど、それをカラープリンタで印刷して赤インクの万年筆で校正をしたものをスキャンスナップで読み込んで、PDFを編集者に返送。いままで雑誌の原稿を校正する際は、必ずメールの本文に訂正部分と訂正後の文章を書いて送付していたのだけど、スキャンがここまで手軽になると紙に書いて校正するのもいいかも、と思ってしまう。

今朝、先端研のDVD教材のβ版が送られてきたので、shioが講義している部分をWindowsXPでチェック。このDVD、Macには非対応なのだ。しかし、途中で「スクリプトエラー」が発生し、再生が停止。他にも問題が散見される。うーむ。
一緒にチェックしてくれたMも残念がっていました。ご協力、感謝です。

Mと夕食を食べながら、NPO活動や開発援助の是非について議論。
今日の名言:「人間は困らないと現状を打破しようとしない。」by M

先日、 040812で充実野菜の逆転現象 について書きました。実はその日、伊藤園のお客様相談室に電話したのだけれど、残念ながら夏休み。今日、ふと思い出して再度お客様相談室に電話し、どうして価格が逆転しているのか聞いてみました。
その答え。「理由はありません。」
いろいろと説明してくださったのだけど、その中でちょっと意外だったのは、充実野菜のうち500g入りのPETボトルが最も販売数が少ないということ。shioはこればかり買っているのだけど。

138:040817 政策研究大学院大学での最終講義

政策研究大学院大学での講義5日目。最終日。
・譲渡権
・著作権の制限
・著作権の制限と著作者人格権
・保護期間
・譲渡契約
・利用許諾契約
・権利侵害
・罰則
・商標法
・商標の意義
・登録要件
・商標権の効力
・不正競争防止法
・不正競争の意義
・救済

最終回なので簡単なレポートと講義に対する評価を書いていただきました。

2004.08.17

137:040816 ギター

Mさん来訪。パスタとともに楽しいディナー。
いらしてくださってどうもありがとうございました。またぜひいらしてください。
写真を82枚ほど撮影してフォトシネマにしてさしあげました。Mさんは非常に喜んでくださり、彼女もiBookユーザーなので、早速フォトシネマを購入したいとおっしゃっていました。

ギタクマさん、コメントをいただきどうもありがとうございました。shioはギターを小学校5年生のときに弾き始めました。6年生のときには、NHK教育テレビの「ギターを弾こう」という番組に生徒として半年間出演していました。持っているのはクラシックギターなのですが、キャンプではフォークも弾きます。弾くのは、もっぱらキャンプソングの伴奏をする程度。適当に弾いております。

同じエントリーにyoshiさんからもコメントをいただきました。どうもありがとうございました。
確かにどこかでお目にかかっているかもしれませんね。
さきほどshioゼミのAから連絡があり、yoshiさんと一緒にキャンプに行っていたとのことです。こういうつながり、うれしいです。
shioは現在では野尻小学生キャンプにしか関わっておりませんので、ときどき山手センターに顔を出すことがありますが西センターに行くことはないと思います。野尻キャンプ全体のキックオフやクリスマス会などで会えるかもしれませんね。そのときにはどうぞお声をおかけください。

2004.08.15

136:040815 スキャンスナップ(ScanSnap)はスバラシイ!!

共同研究室でScanSnap fi-5110EOXをセッティング。7月下旬に届いたまま箱も開けずに放ってあったので、そろそろセッティングして法学部の先生方が使えるようにする必要があるため、採点の気分転換に作業開始。

箱を開けてまずびっくり。小さい!!
公式サイトで導入事例や動画などを見ていたので小さいことは知っていたけれど、実際に見ると本当に小さくて驚く。
設置は簡単。ACアダプタとUSBケーブルをさすだけ。

さて次はコンピュータ側の準備。これも簡単。
公式サイト上に、Mac版のドライバが公開されているので、それをダウンロードしてインストールするだけ。このMac版のドライバをどれほど待ちこがれていたか。shioはこのScanSnapが最初に発売されたときから注目していたのだけど、Macに非対応だったため買うことができずにいた。当初はメーカーに問い合わせても、Mac版のドライバを開発する予定はない、との悲しいお返事をいただき、あきらめていたのでした。ところが先月、7月22日に、Mac版ドライバ公開!! ありがとうございます!! 感謝です。

そもそもMacOSXは、PDFが標準。つまり、Windows版のようにScanSnapのドライバ自体とは別にAdobe AcrobatのようなPDF作成ソフトを用意する必要がないのです。単純にスキャンデータを吸い上げるドライバさえあれば、あとはそれをMacOSXが持っているPDF作成機能に渡せばいいので、Acrobatなどは不要です。そんなわけでMac版のドライバは、それさえあればScanSnapの良さを十分享受できるのです。また作成されたPDF書類を見るのも、MacOSX標準の「Preview」というソフトで手軽に簡単に見ることができますから、ビューワーのようなソフトも不要なのです。このPreview、表示速度も非常に速いので、閲覧も快適です。

とにもかくにも、Mac版のドライバを提供していただいて本当に嬉しいです。なおウェブで公開されているのはMac版のドライバのみです。Windows版は製品に添付されているもの以外、公式サイトでの公開はありません。

さて、そのドライバをインストール。簡単。MacOSXの普通のインストール手順。何も迷うことなし。インストールされたドライバのインターフェイスは単純。環境設定から各種の設定をすることができるけど、デフォルトのままでも全く問題なし。

次にScanSnapの蓋を開いて、USBケーブルを接続。すると、DockにあるScanSnapのアイコンが変わった。これはわかりやすい。ScanSnapと接続されているかどうかが一目瞭然。

いよいよスキャン。これもめっちゃ簡単。
書類をがっさっと置いて、スキャンボタンを押すだけ。
するするとスキャンされて行く。両面同時に読んでいるから、効率も至極よい。
そして待っていたらすぐに4枚、7ページからなる書類が1つのPDF書類となって画面に現れました。
うむ、きれい。
クオリティーは十分。スピードも十分。

ちなみにその7ページの資料、内容は新聞記事の縮小コピー。かなり細かい文字も含まれています。作成されたPDFファイルのファイルサイズは以下の通り。
ノーマルモード(300dpi):1.5MB
ファインモード(400dpi):2.3MB
スーパーファインモード(600dpi):3.9MB
この上にエクセレントモード(1,200dpi)があるけれど、スーバーファインモードで十二分なので、試していません。

あーーー、スバラシイ!!
これで大量の書類を整理できます。私の周りには、「たぶん必要ないけど持っていなければならない書類(たとえば各種の委員会の資料)」と、「できればいつも持って歩いて研究会などで必要に応じて参照したいのだけど重くてとても持っては歩けない資料」がたくさんたくさんあります。それをすべてこんなに手軽にPDF化できるこのScanSnap & Mac用のドライバ、重宝です。

PFUさま、Mac版のドライバをリリースしてくださって本当にどうもありがとうございました。心より感謝申し上げます。愛用させていただきます。

欲を言わせていただけばひとつだけお願いがあります。Windows版のソフト(Acrobatや名刺OCRソフト)などを添付しない本体だけでの販売をしていただくことはできないのでしょうか。あるいは、Mac版のドライバだけを添付した「Macバージョン」でもありがたいです。Acrobatって結構高いので、Macユーザーには不要なWindows版ソフトを一切添付しないモデルがあれば値段も下がって買いやすくなります。販売台数もアップすると思うのですがいかがでしょうか。もしそうなれば、自分の研究室用にもう一台購入するのはもちろんのこと、周囲にたくさんいるMacユーザーの大学関係者に宣伝しまくります。
それはやっぱりできない相談なのでしょうねえ……。

135:040814 コンガと花火

午前中、久しぶりに楽器屋さんへ。音楽関連のものはいつもここで購入しているのだけど、最近、行ってなかった。先日、久しぶりにギターを弾こうと思ったら4弦が切れていて、買い置きも4限だけなかったので、今日はそれを買うのが主目的。でも楽器好きのshioはいろいろと見て回った後、ギターの弦(4弦2本、5弦、6弦)の他にコンガも購入。

帰宅してさっそくコンガをたたく。素朴でとても楽しい。

三田に行きO氏に面会。ステキな作品をありがたく頂戴する。

天王洲アイルで友人Yたちと会う。今日は東京湾の花火大会。
最初、デッキで鑑賞しようとしたが、始まってみると手前のビルの陰になってうまく見られないことがわかったので、Yがリザーブしているお部屋にお邪魔させていただいてみんなでわいわいいいながら鑑賞。東京湾の花火大会を見に行ったのも初めてだったので、見られただけでも感激だけど、あんな高いところからレインボーブリッジ越しに打ち上げられる絶景は格別でした。Yさん、みなさん、お誘いいただきどうもありがとうございました。感謝!!

yoshiさんからコメントをいただきました。どうもありがとうございました。ヨットキャンプや中高生キャンプは、shioがまだ大学生だった頃、駐在としてお手伝いさせていただいたことがあります。野尻で得たものは日常の生活においても自分の中に生きています。自分を育んでくれた野尻に感謝しつつ、自分にできることをやって行きたいと思います。yoshiさん、どこかでお目にかかる機会があれば語りましょう。

134:040813 マインドマップ(Mind Map)と法的思考

昨晩は東京でも流れ星が見えました。大学からの帰り道、空を見上げたら、雲の間に流れていました。

政策研究大学院大学での講義4日目。
・音楽の著作物
・美術の著作物
・キャラクターの保護
・建築の著作物
・図形の著作物
・所有権の証明
・即時取得
・所有権の推定
・著作者の推定
・映画の著作物の著作者
・ゲームソフトは映画の著作物か
・頒布権
・写真の著作物
・著作者人格権
・著作権

終了後、修論の相談を受ける。

S研究所にてYとともに楽しく作業。

nobi(林 信行)さんからリンクを張っていただきました。先日nobiさんからFreeMindのことを教えていただいていたので、shioもJAVAのアップデートを入れてすぐにFreeMindを試しておりました。変換の確定と同時にアイテム自体も確定されてしまうような不安定な動作はなくなったようです。

nobiさんの記事にあるように、shioゼミの学生Aは小学生のときからマインドマップでノートを取っているとのことです。小学校の先生が教えてくださったそうです。彼女は大学生になってからマインドマップでノートを取るのは若干難しくなったけれども、それでもマインドマップにする工夫をしながらノートを取ることによって、講義の理解が深まると言っております。

法律学は論理の学問。しかし、論理は何らかの主張を正当化するための道具にすぎません。自分の主張、あるいは「自分の結論」があって初めてそれをサポートする論理が生きてくるのです。ではその「結論」はどうやって導きだすのか。それは最終的には、自分の法的価値観に基づいて導出するしかありません。この作業で重要なのは、右脳と左脳とのコラボレーション。自分の価値観に基づいて右脳の直感と左脳の論理とを総動員して、「自分の結論」「自分の主張」を形作るのです。すなわち、論理構築力を鍛えるのと同じくらい、法的直感力を鍛えることは重要なのです。

したがって、右脳をフル活用しながらノートを取る「マインドマップ方式」は、もしかしたら法学部学生には有用なのかもしれません。こんど、ノウハウなどをAからもっと聴いてみたいと思います。

2004.08.12

133:040812 充実野菜の逆転現象

shioは充実野菜が大好き。
今日、大学前のコンビニで充実野菜を買おうと思ってふと気づいた。
「あれっ?」
微妙だったので、おもむろに携帯を取り出して計算してみた。
「やっぱりーー!!」
「でもなぜ?」

疑問は内容量と価格の比率。
500g入りPETボトルは189円→100gあたり37.8円
930g入りPETボトルは357円→100gあたり38.39円

一般的には販売単位が少ないほど割高になるはず。なのに充実野菜は逆。なぜでしょう。
とりあえず伊藤園の商品情報を見てみたけれど、ヒントは見当たらない。

商品情報には他のサイズも掲載されていたので、ついでにそれらも計算してみた。
350g入り157円→100gあたり44.86円
280g入り136円→100gあたり48.57円

ついでのついでに缶入りも。
190g入り120円→100gあたり63.16円

紙パック入りもあるのですね。知らなかった。ただしこちらは内容量がml表示のため、単純な比較はできないので参考記録。
1000ml入り315円→100mlあたり31.5円(安い!!)
200ml入り105円→100mlあたり52.5円

こんな具合でした。したがって、一度も見たことがない1000ml入り紙パックを除けば、メーカーのいう標準小売価格の場合、500g入りPETボトルで買うのが最もお得ということです。

午後、研究室にA来訪。Bとともに。
Aの元気な姿に会えてすごくうれしい。
さて今晩はペルセウス座流星群、見えるかな。

132:040811 16年ぶりの再会

午前中、Hさんとともに民法1の成績を成績票に転記。
午後、民法2の採点。まだまだ先は長い。明日くらいには終わらせたいとは思うが……。
結構面白い答案もあって楽しませていただいております。案の定、椎名林檎さんやリンゴ・スターさんが登場しています。

夜、東京芸術劇場へ。
Iさんに、「メーラー、何使ってます?」と尋ねられた。「Apple Mailです。」とお答えすると、彼女は今でもARENAをお使いとのこと。shioもずーっとARENAを愛用していました。MacOS Xになってから、Apple Mailを試してみては「まだ使えない」とARENAを使い続けてきたのだけど、MacOS Xがバージョン10.3(Panther)になったとき、「これは使える!!」との感触を得て乗り換えました。以後、Apple Mailを愛用しています。ARENAに比べてメリットがたくさん。非常に使いやすいメーラーです。唯一の欠点、メールの自動改行がなされない点も、Mai 日本語自動改行パッチ(このパッチは昨日8月10日に新しいバージョン2.0.0がリリースされました)を入れればOK。このパッチの作者新井隆浩さんに感謝して使わせていただきます。どうもありがとうございます。

中学高校時代の後輩Tに16年ぶりに会う。最後に会ったのは彼がまだ中学生のとき。つまり15歳の彼がその倍生きた姿に今日、会ったのです。すごく男前の優しそうな男になっていました。代表取締役社長だそうです。会社をばりばり取り仕切っているのですね。かっこいい。

こういう再会は実に嬉しい。shioと全く違う世界に生きている(でも、音楽とか著作権という共通点はあります)彼の仕事や生き方について聴いてみたい。こんど是非語りましょう。

2004.08.10

131:040810 政策研究大学院大学での講義3回目

10:30から政策研究大学院大学での講義3日目。
・著作権法の全体像と位置づけ
・著作権の発生から消滅まで
・著作権が消滅するのはなぜか
・著作権の消滅と消滅時効
・著作権の保護期間の合理性
・なぜ死後50年か
・権利能力の意義
・権利能力の始期と終期
・言語の著作物とは
・手紙
・俳句
・標語
・アトムとバウリンガル
・チャットの著作権
・座談会と共著
・共同著作物と結合著作物
・共同著作物の著作権の保護期間
・人造言語
・プログラム言語、規約、解法
・音楽の著作物
・4分33秒
・A先生のお人柄
・M先生のお人柄

ランチはまた女子医大へ。焼きそば、結構おいしかった。
食堂を出ると小雨。急いで教室に戻るとバケツをひっくり返したような豪雨に変貌。間一髪でした。

16:30講義終了。
友人のK歯科クリニックへ。途中、慶應東門前の文銭堂によって手みやげを買う。「学問のすゝめ」というお菓子が爆発的に売れているらしい。こんど買ってみよう。

Kに歯を治療していただく。感謝。
野尻学荘と野尻小学生キャンプの話。
診療終了後、六本木ヒルズで再び熱く語る。話題は引き続きキャンプの話。

2004.08.09

130:040809 野尻学荘と野尻の自然

東京YMCAの機関誌「東京YMCA」の7/8月号にshioの原稿が掲載されました。それも1面トップに顔写真入りで。小学生の頃からYMCAのキャンプに参加し、大学生になってからはリーダーとして参加させていただき、1995年以降はスタッフとして参加させていただいているYMCAにこのようなお力添えができたこと、嬉しく思います。ここで述べていることは、shioがYMCAのキャンプで感じていることのエッセンス。shiologyにも転載してありますので、ご興味があればご一読ください。

現在、YMCA野尻キャンプ場では、7日から野尻学荘(というキャンプ)が始まっています。だからでしょうか、shiologyへ「野尻学荘」での検索がいくつがありました。そこで今日は野尻学荘と野尻キャンプについて少し書きましょう。

野尻学荘は中学生高校生男子のみを対象とした15日間のキャンプです。今年で69回目。1932年から始まった日本で最も歴史の古い(とされている)組織キャンプです。shioは中1から高2までと大学生になってから、トータル十回ちょっと参加しました。ここで得たものは大きいです。計り知れません。グループの中での人間関係や共同作業での協調性などといったおよそ社会で必要とされる基本的な社会性はもとより、実技のスキルは何物にも代え難い財産です。アーチェリー、ヨット(ディンギー)、カヌー、カヤック、ボートなど、すべて中1から始めました。最初からきちんと教えてくださったリーダーたちにはいまでも心から感謝しています。教えてくださらなかったリーダーにも本当に感謝しています。おかげでいまはそのスキルを若い人たちに伝えることができるし、その楽しさを分かち合うことができるからです。

教えていただいたことに感謝しているのはアーチェリーです。
教えてくださらなかったことに感謝しているのはヨットです。
中1のとき、shioがどうしてもヨットに乗りたい、とリーダーに毎日懇願したのですが、安全のため、ヨット実修をとっていない人は乗ることができないということでした。しかし数日後、あるリーダーが「お前は泳げるから、乗ってこい。倒れたらセンターボードに乗れば起きるから。」とだけ言って乗らせてくださったのです。もちろん誰も付き添っていません。全くひとりで、何のインストラクションもなく放り出してくださったのです。案の定、岬を過ぎたあたりでブロー(強い風)に吹かれて、バッタリ倒れました。言われたとおり、センターボードに乗って起こしました。そこから試行錯誤の始まりです。毎年毎年、野尻に行って暇さえあればヨットに乗っていました。そしていつしかヨットに乗れるようになりました。野尻学荘カップのヨットレースで2回、優勝しました。確か中3と高1のときだったと思います。

人から教わるのは簡単なことです。教えるのも簡単なことです。でも、体験のないところで何を教わっても真意は理解できません。体験のない人に何を教えても、真意は理解されません。やはり何事も体験が先。理論は後。自分で試行錯誤して、先輩がやっていることをよーく観察して技術を盗んで、疑問を持って本をひもといて、また自分でやってみて……。これの繰り返しで身に付けた技術は自信に満ちたものです。shioがゼミなどで「教えない」のはそのためです。

野尻で受けたご恩は野尻で返したい。
shioが現在に至るまで野尻小学生キャンプにスタッフとして関わっているモチベーションはそこから来るものです。
年長者から伝えていただいたものは年少者に伝えるべきだと思います。自分で止めてはいけません。

いま、fotologには野尻の自然シリーズをアップしています。8月3日分からです。
今日までにアップした花の写真3枚、カブトムシの写真1枚は、すべてYMCA野尻キャンプ場の中で撮影したものです。このような美しい花が、何種類も、全く自然に咲いているということに感動します。そのいずれも群生しているのではなく、たった1株、咲いているだけです。そしてその横を何百人ものキャンパーが日常的に去来しているにもかかわらず、だれもそれを摘み取る愚行をしない。その優しさにもうれしくなります。さすがにカブトムシは子どもたちの格好の標的となり捕らえられてしまいますが、彼らも2〜3日キャビンの中で楽しんだ後、木に帰しています。

野尻の豊かな自然。大好きです。

2004.08.08

129:040808 停電

仕事をしようと思って研究室に行ったら、高圧電気設備の点検とかでなんと停電。ああ!! 研究室に入ることもできず。
とりあえず開けていただけるように警備員さんにお願いしたら、その警備員さん、PowerBookG3、PowerBookG4、PowerMacG5をお持ちとのこと。生粋のMacフリークでした。
サウナのような研究室では仕事することもできず、必要なものを持って即時退散。

とよ、コメントどうもありがとうございます。
彼はレーサーにしてWebクリエーター。子どもにもレーシングを教えているのですね。すごい。
ゼミ学生には常々言っていることだけど、小学生に理解できる説明をすることができて、はじめて「専門家」だと思います。難しいことを難しく話すことは誰でもできる。難しいことを易しく話すことができることこそ専門家の素養であり、「教養」の一要素だと思うのです。とよはその優しい目で子どもにレーシングのことや機械のことを説明しているのでしょう。きっとわかりやすく説明していると想像します。

そうそう、shioは小学生のとき、日がな一日、音楽を奏でておりました。安穏とした日々でした。
いまでもキャンプに行くとそんな感じでバイオリン、フルート、ピアノなどをガンガン弾いているのだけれど、普段の生活で楽器を奏でる機会はほとんどありません。残念。

本日はCaplio GXで100枚ほど撮影。さくっとフォトシネマにして楽しみました。

2004.08.07

128:040806 Happy Birthday Y!!

10:30から政策研究大学院大学で講義。

・物権と債権のなりたち
・物権と債権の優位性
・担保の意義
・著作権法の目的
・商標法の目的
・著作物の定義

建築物から図面を起こすのは建築の著作物の複製にあたるか。

前回の講義(040803)に出席していた院生のひとりが、昨日、亡くなった。
ランチのときにshioが撮影した写真が最後の写真だそうだ。
飄々として楽しい雰囲気の人だった。
心よりご冥福をお祈り申し上げます。

夕方、講義終了後、Bと会う。
なりゆきでYの誕生日会に参加。都市の夜景の中であたたかい仲間たちに囲まれて、楽しい会でした。
写真を70枚ほど撮影し、その場でフォトシネマにしてYにプレゼント。
Y、ステキな一年を!!

127:040805 Kids Concert

青山で行われたKids Concertへ。
小学校のときの同級生がたくさんいて、ちょっとした同窓会のよう。

会場の子どもたちとともにドレミの歌を歌ったり、大太鼓を子どもたちが自由にたたけるなど、参加型のコンサート。
いいもの(いい音楽)に触れる。→自分でやってみる。→楽しい。→いいものに触れる。→……
この循環が子どもを成長させます。コンサートの中でそれらがうまく配分されていて、ステキなコンサートでした。こういう企画が頻繁に行われるといいと思います。

2004.08.05

126:040804 MacPeople誌の取材を受けました。

午前中はH先生と民法1の成績集計会議。

13時にH先生とともにイタリアンに行き、Y, Eと合流。ほどなくMac界の重鎮、林信行さんとMacPeople誌の編集者Aさん来店。十数年間、林さんが書かれた雑誌の記事を読んでMac生活を充実させてきたshioは、林さんとお目にかかれてHappyでした。会ったとたん、桐朋つながり(林さんご自身ではないですが)なども判明し、温和な物腰もあって非常に親近感を覚えました。Yは以前、林さんにお目にかかったことがあると言っていたところ、林さんはYを見るなりちゃんと覚えていてくださいました。いい方です。

6人でイタリアンを堪能しつついろいろな話しをし、研究室へ。
Macな話題も尽きぬ中、おもむろに本日のインタビューへ。テーマはRSSの法的問題について。
shioはRSSを熟知しているわけではないので、林さんからその使われ方や将来の可能性などについてレクチャーしていただいた上で、その著作権法やその他の法律に関する問題点とその解釈について、shioの考えを縷々述べました。2時間ほど語ったでしょうか。もちろん例によって、話す内容はすべてアドリブ。
インタビューの内容は、8月29日発売のMacPeople誌に掲載予定です。

駅までおふたりをお送りした後、伊勢丹に行って、旧友Oに会う。彼は6月にパパになったのでそのお祝いを言うため。息子さんは悠くん。苗字の響きと合っていてかっこいい名前です。おめでとう!! 九州物産展をやっていたので、梅ヶ枝もちを買って研究室に戻る。

夜、Eがmixiに招待してくれる。どうもありがとうございます。
日本発なだけに、orkutよりもコミュニティーが充実している感じ。小学校の友だちを見つけてメッセージを送ったり。

人生を振り返るような楽しい一日でした。

月刊ガバナンス誌8月号に、政策研究大学院大学知財プロジェクトの一員として「知的財産スタートアップ講座(4)」を書きました。読みたい学生はコピーを差し上げますので研究室までどうぞ。

2004.08.03

125:040803 政策研究大学院大学で講義

朝、K先生と電話。
M先生と電話。

政策研究大学院大学(GRIPs)へ行き、「商標法・著作権法・不正競争防止法」の講義第1回(10:30〜16:30)。
受講してくださっているのは、各省庁や県庁、研究所の方など12名ほど。理系出身者も文系出身者もいて、楽しいクラスです。
ランチは院生のみなさんのご案内で、向かいにある女子医大の食堂へ。ハヤシライス450円也。そんなところで食べてもいいのかなあ、と思ったけれど、食堂の入り口に「外部の方は正午〜12:30を避けてください」という掲示がされていたので安心しました。どうやら外部の人も利用してよいらしいです。病院の外にはジェンキンスさん関連の特ダネを狙う取材陣がいました。

・著作物を作ったことがあるか
・契約をしたことがあるか
・契約とは何か
・物権と債権の相違
・物とは何か
・有体物とは何か
・所有権とは何か
・使用、収益、処分とは何か
・法令の制限とは何か
・財産権とは何か
・財産法と家族法
・財産法の意義
・民法の体系
・創る人の利益と使う人の利益
・知財立国の意義
・知財政策の目的

終了後、知財プログラムの院生向けに行われた「論文の書き方」講座に出席。とても具体的かつまとまったご説明でわかりやすい講座でした。shioもいくつかアドヴァイス申し上げました。

終了後、何人かの先生方と語る。みなさん、とても魅力的な方々でした。先攻分野が異なるので、これからいろいろと議論するのが楽しみです。
20時帰宅。ぐったり。

Kさんからメールをいただきました。曰く「shiosite、時に頭で、時に心で、楽しませて頂いております。」
ご覧いただき、どうもありがとうございます。

124:040802 日常に戻る

午前中、入試の会議。

ある先生から著作権についてお問い合わせ。難しいけれど著作権法的には興味深い問題でした。一日中、その問題を考えていました。

MacPeople誌から取材のご依頼。8月29日発売分。面白そうです。4日に取材を受けることになりました。

123:040801 キャンプの楽しさ

帰宅しました。久しぶりにshiologyを見てみると、林 信行さまからコメントをいただいていました。どうもありがとうございます。さっそく私信にて返信させていただきました。

1週間、78名の小学生と生活を共にした野尻小学生キャンプの日々はあっという間にすぎてゆきました。毎日blogの原稿を書いておこうと思ったのだけど、その余裕はありませんでした(予想できたことですが)。それでも空いた時間にいくつか書いたことは、とりとめがないのでblogにはアップしないことにします。1週間で写真を3,331枚とムービーを13本、撮影しました。

CIT(Counselor in Training)の高校生たちの成長には目を見張るものがあり、彼らの発することばに重みを感じることができ、感動しました。彼らが来年、再来年、ステキなリーダーとなって参加してくれることを願っています。

よきリーダーとは……
1) 向き合う。相手のことばを聴く。
2) 寄り添う。相手のことばで伝える。
3) 共に歩む。

1週間グループのメンバーたちと一緒に生活する中で、この3つのプロセスをじっくりと実践してゆくことができる。それがリーダーの存在意義であり、キャンプで実現できるかけがえのないコミュニケーションだと思います。shioは、103:040705 野尻学荘と野尻小学生キャンプでキャンプの価値について書きました(これは東京YMCAの機関誌「東京YMCA」の次号に掲載されます)。メンバーが、そしてリーダーが、スタッフが、それぞれこの好循環に乗って成長してゆける場、それがキャンプです。そのために、今年の第9回まで大きく成長を続けてきた野尻小学生キャンプが、次のdecadeにまた更なる成長をあるいは質の異なる成長を続けることができるよう、来年第10回を迎えるにあたり考えるべきことが多いと感じました。これからの評価会の中で、是非、そのような視点で議論を重ねてゆきたいと思います。

ともにキャンプ生活を楽しんだみなさん、心からどうもありがとうございました。みなさんの働きに感謝申し上げます。
野尻キャンプは、「楽しい生活」。
それが一過性の「娯楽」ではなく、生活そのものの楽しさであることが野尻キャンプのすばらしいところだと思います。どうぞこれからもキャンプ生活の楽しさを追求して参りましょう。

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