134:040813 マインドマップ(Mind Map)と法的思考
昨晩は東京でも流れ星が見えました。大学からの帰り道、空を見上げたら、雲の間に流れていました。
政策研究大学院大学での講義4日目。
・音楽の著作物
・美術の著作物
・キャラクターの保護
・建築の著作物
・図形の著作物
・所有権の証明
・即時取得
・所有権の推定
・著作者の推定
・映画の著作物の著作者
・ゲームソフトは映画の著作物か
・頒布権
・写真の著作物
・著作者人格権
・著作権
終了後、修論の相談を受ける。
S研究所にてYとともに楽しく作業。
nobi(林 信行)さんからリンクを張っていただきました。先日nobiさんからFreeMindのことを教えていただいていたので、shioもJAVAのアップデートを入れてすぐにFreeMindを試しておりました。変換の確定と同時にアイテム自体も確定されてしまうような不安定な動作はなくなったようです。
nobiさんの記事にあるように、shioゼミの学生Aは小学生のときからマインドマップでノートを取っているとのことです。小学校の先生が教えてくださったそうです。彼女は大学生になってからマインドマップでノートを取るのは若干難しくなったけれども、それでもマインドマップにする工夫をしながらノートを取ることによって、講義の理解が深まると言っております。
法律学は論理の学問。しかし、論理は何らかの主張を正当化するための道具にすぎません。自分の主張、あるいは「自分の結論」があって初めてそれをサポートする論理が生きてくるのです。ではその「結論」はどうやって導きだすのか。それは最終的には、自分の法的価値観に基づいて導出するしかありません。この作業で重要なのは、右脳と左脳とのコラボレーション。自分の価値観に基づいて右脳の直感と左脳の論理とを総動員して、「自分の結論」「自分の主張」を形作るのです。すなわち、論理構築力を鍛えるのと同じくらい、法的直感力を鍛えることは重要なのです。
したがって、右脳をフル活用しながらノートを取る「マインドマップ方式」は、もしかしたら法学部学生には有用なのかもしれません。こんど、ノウハウなどをAからもっと聴いてみたいと思います。
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