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2004.06.24

092:040624 リテラシー教育

朝から書類作成。
メッセージシートのお返事書きの続き。

このshiologyの検索ワードランキングを見ると、「早期英語教育の是非」で検索されている件数がとても多い。試しにshioもgoogleでこれを検索してみたら、なんとshiologyが一番上に出ました。040601に書いたエントリーです。

Iさん、Iさん、Iさんとランチ。途中からSさんも合流。

13時から情報図書館の委員会。
情報リテラシー教育とリファレンス能力などについて議論。

リテラシーとは「読み」と「書き」。つまり、情報の入手(理解・インプット)能力と表現(伝達・アウトプット)能力の両方をまとめて「リテラシー」というのです。ともすると「読み」の能力のみがクローズアップされるけれども、重要なのは「書き」。なぜなら、表現することが「目的」だから。表現するためにはその元となる思想・思考・アイディア・哲学などが必要で、そのアイディアを形成するための素材としてさまざまな情報を摂取(入手・インプット)することが必要になる。したがって、「目的」である表現に対して、情報の入手は「手段」にあたります。

この両者の関係はインターネットを考えれば簡単に理解できます。
なぜわれわれがインターネットから様々な情報を得ることができるのか。

もし誰も「表現」をしなかったらインターネット上には一切情報が存在しません。誰かが表現をしてくれたからこそ、それ以外の人はその情報を入手することができるのです。インターネットにおいて、社会において、多様な情報が充実するための基礎は、一人でも多くの人が少しでも多くの情報を「表現」し「発信」することにあるのです。したがってわれわれは、「何を表現するか」「どう表現するか」「どこに表現するか」「誰に表現するか」といったことを常に考えながら、その元となる「アイディア」を生み出せるようになりたい。それを具体化し、実現しようとするのが「教育」なのだと思います。そしてその中でとくに情報の受信と発信に重きを置いた概念が「リテラシー教育」なのでしょう。

リテラシー教育が問題となるとき、データベースの検索方法のように「読み」の能力がクローズアップされることがあります。確かにデータベースの検索は知識も必要ですし慣れも必要です。しかし、データベースの利用はあくまでも「手段」です。「目的」ではありません。
「情報」が安価にだれでも入手できる世の中では、その情報に基づいて、何をどう考え、判断し、発言するか、論じるか、が問われます。新鮮な素材が簡単に手に入るところでは、それを料理する腕が問われるのと同じです。情報を「持っている」ことに価値があるのではない。情報という素材を用いて、いかにステキな料理を提供することができるかが肝要です。それだからこそ、その素材となる確実な情報をすばやく正確に手に入れる手段を身につけることが必須なのです。データベースの利用はその手段のひとつにすぎません。(この部分、shioの昔のblogから転載しました。)

また、リテラシー教育において、キーボードの打ち方等を教えるのはかわいい方ですが、Wordの使い方とかExcelの使い方とか、そんなことがクローズアップされることもあります。しかしこれも「手段」、「道具」にすぎない。文書を作るときにWordを使わなければいけないはずはない。自分が使いやすいソフトを使えば良い。紙に書くときに、万年筆で書いてもいいし筆で書いてもいいし、色鉛筆でも絵の具でも写真でもいいというのと同じ。ツールの使い方はあくまでも、手段であって目的ではないのです。したがって、「ツールの使い方」を教え、学ぶ際も、その意義、つまりその習熟の本当の目的が何なのかを明確に意識した上で、そのスキルを身につけることが重要だと思います。

shioゼミのみんなは日々、様々な形で「表現」をしています。文書で、口頭で、図で、表で、チャートで、写真で、書で、絵画で、体で、ゼミで、サークルで、blogで、fotologで……。その過程で、多くのことを感じ取り、学び取っていると思います。自ら表現をする経験を重ねると、他者が表現したものに対する接し方が変わってくることも感じていることと思います。そしてそれがまた自分の表現に何らかの影響を与えることも体感していると思います。この循環こそ、みなさんの表現の質が向上し、みなさん自身が成長してゆくチカラの源だと思うのです。

「知」のgive and takeもやっぱりgiveが先なんですね。
これからも一緒に、「表現」を中核とした「リテラシー経験」を重ねていきましょう。

15時からMOTの説明会。MOTに関する基礎的な説明。
shioも先端研での知見に基づいて発言。

16:30からS先生、Iさんらとちょっと込み入った問題の検討。
良い方向に向かうことを祈ります。

アスキー編集部から原稿の資料が届く。見てからまた質問事項等を送信。
電話でいくつか検討。

メッセージシートのお返事書きの続き。今回は提出枚数が若干多め。うれしいことです。

JO君に男児誕生!! おめでとうございます!!

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