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2004.06.20

087:040619 Give, and give, then given.

午前中から原稿の再校正。いろんな雑務を挟んで、午後には再校正終了。速達で編集へ送る。

ロースクールの教員室にあるMacにOffice 2004 for Macをインストール。

18:30から講演会。裁判官のM先生。
裁判官の仕事がよくわかる、いい講演会でした。
shioゼミのR, A, MやKなど、学部生も何人か参加していまいした。
終了後、みんなで懇親会。
S先生と民法理論についてたくさん話す。
院生の何人かとたくさん話す。
とくに、技術系のバックグラウンドを持ったFさんとP2Pと著作権法制について議論。

会が終了した後も、ロースクールのM先生とともに5人の院生と雑談。
その5人は会計士が2人、弁理士が1人という有資格者や理系出身者もいて、非常に豊かな人材。様々なバックグラウンドや専門を持った人たちが集まって、法について語る。とてもステキなコミュニティーです。うらやましい限りです。ときどきshioも議論に入れていただきたいと思いました。

大学の教員には様々な人がいます。教え方も様々です。しかし大学という学問の場においては、その「多様性」こそ尊ばれるべき価値だと思います。確かに自分と肌の合わない教員もいるでしょう。
大切なことは、それらの多様な教員それぞれから自分にとって価値ある情報をどうやって引き出すかだと思います。需要のないところに供給はありません。経済学でいえば「有効需要の原則」ということになりましょう。どんどん求めて、求めて、求めて……。これが大学という場における学問の徒の姿勢です。

shioはクリスチャンではありませんが聖書にこういうことばがあります。

<新約聖書マタイによる福音書第7章第7節以下>
求めよ、そうすれば、与えられるであろう。
捜せ、そうすれば、見いだすであろう。
門をたたけ、そうすれば、あけてもらえるであろう。
すべて求める者は得、捜す者は見いだし、門をたたく者はあけてもらえるからである。

新共同訳の聖書が手元にないので、これはちょっと古い口語訳です。
ちなみにもっと古い文語の聖書では以下のようになっています。

求めよ、さらば与えられん。
尋ねよ、さらば見出されん。
門を叩け、さらば開かれん。

なんだか文語の方がかっこいいですね。
大学ではこの姿勢が最も必要とされると思うのです。
しかし本当に求めるだけでいいのでしょうか。
この節の続き、第12節には次の様に書いてあります。

だから、何事でも人々からしてほしいと望むことは、人々にもそのとおりにせよ。これが律法であり予言者である。
Accordingly, whatever you would have people do for you, do the same for them; for this covers the Law and the Prophets.

与えて欲しいと思ったら、自ら与え続けることが必要なのですね。サプライサイドです。
幼児とコミュニケートすると、それが顕著に理解できます。こちらが与えれば与えるほど返ってくるものがあります。
大学では、ゼミにおいて、教室において、サークルにおいて、友人に対して、教師に対して、先輩に対して、後輩に対して、自分が出せるものをどんどん出してゆくことが、結局自分の得る物を大きくするのではないかと思います。
Give and TakeはGiveが先でTakeが後。GiveするからTakeできるのです。

ちなみに聖書のこの箇所の後に、有名な「狭き門」の一節が続きます。ついでだから書きましょう。文語では「狭き門より入れ」ですが、口語訳は以下のとおりです。

<マタイによる福音書第7章第13節以下>
狭い門からはいれ。滅びにいたる門は大きく、その道は広い。そして、そこからはいって行く者が多い。命にいたる門は狭く、その道は細い。そして、それを見いだす者が少ない。

司法試験や大学入試等で倍率がとても高い(合格率がとても低い)と新聞等がこぞって使うことば「狭き門」。聖書ではこの「狭き門」は「見いだす者が少ない」門のことです。みんなが殺到する門は「広き門」。さて合格率がとても低い試験は、どっちの門なのでしょうか。

聖書って楽しいですね。

明日(6月20日)は武蔵野文化会館で成蹊大学管弦楽団のコンサートがあります。14時開場、14:30開演です。入場無料。ゆとりのある方、ゆとりのない方、どちらにもお勧めです。

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