2004.12.27

表敬訪問&受賞報告

12月24日クリスマスイブ、Dr.Sと一緒に東京消防庁武蔵野消防署と武蔵野市役所と成蹊大学工学部へ、欅祭協力のお礼と、学長賞受賞のご報告へと行って参りました。

消防署では、S署長、Tさん、Iさんにお会いしました。欅祭の報告と、来年のお願いとをしました。そして、ABCRescueの今後の活動方針をお話ししました。
そこでS署長からとても素晴らしいお話をいただきました。
「物事の一面を見るのではなく、その裏に隠れているものまで見ること。」「一見相反するものでも、一緒にしてみると素晴らしい効果を生むこと。」この大切さを教えていただきました。
中国には陰と陽の考え方が在るそうです。陰だけ、陽だけでかためるのではなく、それを2つ合わせることで素晴らしい効果を生むことになる。

この話を聞き、「ももたろう」を思い出しました。簡単に書くと、鬼の象徴は「うし」と「とら」です。12子で考えるとその反対には、「さる」「とり」「いぬ」がいます。これも陰と陽の考え方を取り入れた話なんだとMっさんから教えてもらいました。

話を戻して、ABCRescueの今後の活動方針は、小学生に「命の大切さ」を伝えに行くこと、お年寄りの方の家を尋ね「応急手当」を実演しにいくことです。また、各老人ホームを直接訪問しBLSを指導しにいくこと、大学にBLS講習を行うこと。ネットワークの設立です。
この話を聞いていただいた後、S署長より先ほどの話をいただきました。

消防署からは今後もご協力していただけるというお言葉をいただきました。


次に、武蔵野市役所へ行きました。
市役所では防災安全課の課長さんとS係長とお話をさせていただきました。市役所でも活動方針を聞いていただきました。老人ホームと学校への普及、お年寄りの各家庭訪問、防災訓練等で協力していただけそうです。


最後に、工学部のK先生のところを尋ねました。ちょうどクリスマスパーティ中。朝から研究室、実験室の大掃除のあとのクリスマスパーティでした。駆けつけ1杯のシャンパンをいただき、学長賞のお祝いの言葉をいただきました。
K先生、S先生、学生の皆さん、本当にありがとうございました。来年は協力を辞退させていただきたいというお言葉を頂戴いたしました・・・。

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