2016.06.28

4436-160621 「SIGMA dp Quattro用カード/USBカバーオープナー」が製品化されて発売!! #dp1Q

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とうとう @Fox_now さんの手によって「SIGMA dp Quattro用カード/USBカバーオープナー」が完成し、「製品化」して発売したとのご連絡をいただきました。うれしい!!

ことの始まりはこちら。

シグマの超高画質カメラ「dp Quattro」シリーズの「SDカード/USBスロット」のゴム製カバーが開けにくいので、「取っ手」をつけたらどうだろう、というお話。そのような提案をするお手紙とともに実際のパーツをshio宛に送ってくださった方がいらっしゃいます。

それを @Fox_now さんに伝えて、設計、デザインをメッセージでやり取りし、 @Fox_now さんが試作を繰り返し、できたカバーが下記。

彼は、さらにそのクオリティを上げて、DMM.makeで発注、製作できるようにしてくださいました。そこが今回の「製品化」です。下記のサイトから発注できます。

@Fox_now さんは他にもたくさんの製品を設計、デザインし、3Dプリンタで製作して販売しています。例えば下記の「スクエアフード」は格好良くて、これをつけたdp1 Quattroやdp2 Quattroを持っていると「カッコいいカメラですね」と声をかけられるほど。

@Fox_now さんに感謝!! いつも素敵な製品をどうもありがとうございます!!

〈写真はシグマ「dp1 Quattro」で高田馬場「らーめん よし丸」にて〉

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2016.06.26

4435-160620 授業の始め方

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2つ前の記事で、オピニオンペーパーの返却方法について書きました。

授業の15分から10分前に教室の最後列に、ペーパーを並べて置くだけ(学生たちが自分で見つけて持って行きます)。

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そのあとshioは教室の前方に行き、AV機器の電源を入れ、スクリーンを下ろし、AVセレクタで教室備え付けの「AppleTV 」を選択。AppleTVの画面が表示されたら、持参したiPad ProのAirPlayからその教室のAppleTVを選んでミラーリングをON。iPad Proの画面が(ワイヤレスで)スクリーンに映し出されます。

「デジタル黒板」として使っている「MetaMoJi Note」を開き、当該授業の板書ファイルを開いて準備完了。

1限だと、この時点だいたい8:50から8:55くらい。あとは、入ってくる学生たちに挨拶したり雑談したり。座席は前から埋まっていくので、すでに前から5列くらいはほぼ満席。前の席を確保したい学生は8:30前から教室に来ています。徐々に後ろの方まで学生が座る。

そして授業開始時刻(1限なら9:00)。教室の前方中央に立つ。学生たちの机があるフロアに立つ。教壇には登らない。学生たちと同じ高さのフロア、最前列の座席の真ん前。学生と最も近い距離。

教壇という高い壇上から学生たちを見下ろして話をするのではなく、学生たちと同じ高さのフロアで対等に対話したいから。

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そこに立ち、黙ったまま、にっこり笑って教室内の学生たちを見回します。

すると、1年生の場合は、ほぼ同時に静寂が訪れる。全体(100名近く)が完全に静か。そこで頭を下げて「おはようございます」。学生たちと目を合わせにっこり笑って授業の幕開け。

2年生の「民法2」だと、shioが前に立ったら、前から5列くらいはすぐに静かになる。しかし、教室の後ろ1/3くらいはなかなか静まらない。全員(200名以上)が完全に静かになるのに2分くらいかかりますが、黙って待つ。黙って静かに座っている学生たちと次々に目を合わせ、にっこり笑いあいながら、待つ。

やがて全員が静かになったら、「おはようございます」。挨拶して、楽しく授業を始めます。

そのあと90分、または180分。shioの授業で私語で困るなどという経験は皆無。shioが話している時は全員静かだし、発言を求めれば複数の挙手。バディで検討する時間は話し合って面白く検討するし、書く時間は黙って(内容によってはバディで話し合いつつ)書く。

学生みんな、授業を楽しんでいるから、常に超協力的です。みんな、いつもありがとう!!

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2016.06.24

4434-160619 リーダーってどんな人

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8月に1週間実施する「第21回野尻小学生キャンプ」のために、毎週1〜2回、ボランティアの大学生(キャンプリーダー。略してリーダー)たちが集まって、いろいろなトレイニングをします。その一つとして、「リーダーってどんな人?」というテーマで議論しました。

リーダーたちから、たくさんの要素が出されました。shioの考えも書いておきます。

  1. 率先垂範:そっせんすいはん。誰よりも先に率先して行動する。その姿を見たメンバーたちが真似したくなるように、楽しく、面白く、丁寧に。何かすべきことがあったら、指示するのではなく、基本は「Let’s」。自分がやりながら、「一緒にこれやろう。楽しいよ。」と呼びかけて、一緒にやる人。
  2. 同じ目の高さ(対等):いつもメンバーたちと対等。特に小学校低学年のメンバーと話すときは、しゃがんでメンバーと同じ目の高さで聞く、話す人。
  3. メンバーのありのままを肯定する:メンバー一人一人がそれぞれありのままで「素晴らしい」と、感じ、伝え、褒める。ありのままを肯定できる人。

以前「MacPeople」誌に連載した「大公開時代の羅針盤」で、「肯定力」についてのコラムを書いております。リンクを置いておきますので、ご参考まで。

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2016.06.22

4433-160618 授業開始時のオピニオンペーパーの返却方法

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shioが担当するすべての授業で学生が提出する「オピニオンペーパー」。その返却方法がFD委員会で話題になりました。

学生たちは「オピニオンペーパー」に主として3つの内容を記述します。

  1. 〈本日の発言回数〉+〈前回までの発言回数のトータル〉=〈本日までの発言回数のトータル〉という式
  2. 授業中にshioが「ではこれを書いてみよう」と言ったり、授業の最後に出した「Question」に対する学生自身の考え
  3. shioに対するメッセージ、質問、意見など、なんでも好きなこと

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提出するときは、教卓に2つの受け皿を作ります。

  1. 本日1回以上発言した人
  2. 本日発言ゼロ回の人

発言回数は集計しているため、本日の発言回数が1以上の人だけ分けたいから。

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授業後1週間のうちに、shioが行う作業。

  1. すべてを読んで、コメントとサインをする。
  2. ただし、クラス全員に対して返答、解説した方がいい質問などには、「→次回!!」とだけ書き、他の束とは分けておく。
  3. すべてをPFU「ScanSnap iX500」でスキャン→自動的にPDFがEvernoteに保存される。
  4. 「→次回!!」と書いたものだけ、PFU「ScanSnap Evernote Edition」でスキャン→自動的にPDFがEvernoteに保存される。
  5. 4.で保存されたPDFをiPad Proで開き、質問部分をクロップして、板書に使っているMetaMoJi Noteに貼り付ける。

これでshioの「授業の準備」はすべて終了。授業の内容は、教室に行って、学生たちと対話しながら作り進めていきますので、予め準備することは何もありません。あ、iPad Proの充電もします。

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さて授業の当日。shioが教室に持参するもの。

  • 法令集(六法)
  • iPad Pro
  • Apple Pencil
  • 返却するオピニオンペーパー
  • 白紙のオピニオンペーパー用紙(成蹊大学の横罫線入りA4縦型)
  • カメラ(契約の実演用)

授業開始の15分前、ないし遅くとも10分前に教室に着いたら、まず、持参したオピニオンペーパーの返却。教室の最後部の座席に並べます。並べると言ってもどさっと置いて、マジックのトランプよろしく扇のように広げるだけ。あとは学生たちが自分のペーパーを見つけて持って行きます。

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2000年4月、成蹊大学に着任して初めての授業「民法3」の第2回、第1回で提出された500枚以上のオピニオンペーパーを返却するとき、すべて名前を呼んで一人一人手渡しました。遠大な時間がかかりました。それ以来、名前を呼んで返却する方式は行っていません。不可能です。あまりにも時間がかかりすぎる。その授業の第3回以降は、すべて、教室の最後尾の座席にドサッ、ズラッと置いて、学生たちに持って帰っていただいています。

それで全く問題なし。学生たちも、自分のペーパーが目立つように蛍光ペンで色をつけるなど工夫をするようになります。その後16年、shioが担当するすべての授業でこの方式でオピニオンペーパーを返却しています。今後もこのようにする予定です。

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2016.06.20

4432-160617 「ローマ字入力」と「親指シフト」との両刀使いになれますか

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日本語入力の方法としてメジャーなのは「ローマ字入力」と「JISかな入力」。でもshioは基本的に「親指シフト」で入力しています。

「ローマ字入力」の6割くらいの打鍵数で同じ文章を入力できるので、打鍵数が少なくて早いし楽。濁音、半濁音、小文字まで含めてすべてのかなが「1文字1打鍵」で入力できるから、頭にある日本語をそのままのリズムで書けるのが「楽」なのです。

親指シフトは「日本語ネイティブ」な入力方法と感じます。

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親指シフトに関して「親指シフトとローマ字入力の両刀使いになりますか」という質問をよく受けます。

サッカーできるようになったら、野球ができなくなりますか?

英語がしゃべれるようになったら、日本語がしゃべれなくなりますか?

平泳ぎができるようになったら、クロールできなくなりますか?

自動車を運転できようになったら、自転車に乗れなくなりますか?

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スキルというのは一つ一つ、加わっていくものです。親指シフトできるようになったからといって、ローマ字入力が出来なくなるなんてことはありません。ローマ字入力で日本語を普通に入力できるし、英語も普通にタイピングできます。

実際shioは、Macでは親指シフトで、iPad Proのソフトキーボードではローマ字入力で、日本語を入力しています。また、もちろん英語も普通にタイピングできます。全てタッチタイピング(ブラインドタッチ)で、キーボードを一切見ることなく、さらさら打てます。

ちゃんと練習して「身につける」ことさえ終わっていれば、各々、100%できる。必要に応じて身体が切り替わる。混同することもない。

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大切なのは「身につける」こと。つまり、ローマ字入力できる人が新たに親指シフトを練習するなら、「身につく」まで、ひたすら練習を続けること。「身につく」とは「閾値を超える」こと。ここまでやったら身体が忘れないというレベルまで、ひたすら続ける。それまではローマ字入力をしない。

だから、ゴールデンウィークとか、年末年始とか、夏休みとか、親指シフトが身につくのに必要な1週間くらいローマ字入力から離れられるまとまった時間に練習するのがいい。もし、親指シフトの練習中、まだ身についていない間に日本語を高速で入力する必要が生じたら、iPhoneでフリック入力すればいい。

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親指シフトがきちんと身につけば、いくらローマ字入力しても大丈夫。ローマ字入力するときにはローマ字入力で、親指シフトするときには親指シフトで、身体が自在に切り替えてくれます。

もちろん、親指シフトをできるようになってしまうと、「ローマ字入力なんてまどろっこしい」という感覚は大きい。「ローマ字入力なんてしたくない」という気持ちになります。ですが、ローマ字入力が必要な環境なら、仕方ない。ローマ字入力、します。できます。

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「親指シフトとローマ字入力、両刀使いになれますか?」「なれます。」

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写真は神楽坂のカンボジア料理店「バイヨン」にてiPhone 6s Plusで撮影。

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2016.06.19

4431-160616 新宿でクラフトビール専門店「Y.Y.G. Brewery and Beer Kitchen」へ

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政策研究大学院の院生たちとお食事会。

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店内全面禁煙ということで、幹事の院生がここを選んでくださいました。ありがたい。

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ビールのリストはこちら。

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飲んだビールはこの2つ。

  • 1612: 新宿ペールエール
  • 1611: セッショナブル甲州街道 IPA

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特に甲州街道の方は、こってりとしていて、ゆっくり楽しめるビールでした。

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お料理も美味しくいただきました。

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写真はすべて、iPhone 6s Plus。

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2016.06.18

4430-160615 社会科学系の学生が大学で身につける究極のスキルは

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shioゼミは文章を書く機会が多いです。そしてそれをお互いに添削し合います。

例えば今週の1年生のゼミ。 先週のゼミで出た課題は「刑法200条が削除されるきっかけとなった事例の地裁、高裁、最高裁の判決文を読んで、1.事実関係を時系列で把握し、2.判決のロジックを教えてください」。

学生たちは5名ずつ3つの班ごとに、図書館で『最高裁判所刑事判例集』の該当号を探し出してコピーし、さらに判例データベースで原文をダウンロードし、読む。各班が上記の課題をまとめたPDF書類をサイボウズLiveに共有して今週のゼミへ。

shioがゼミの教室に行ってゼミ開始。みんなに課題を検討した感想を聞いた後、「今日は書いてみようか」とA4の回答用紙を配布(書くとは全く予告していない)。

1枚目に書くのは事実関係。ストーリーを書く。裏まで埋まるほど書いてもまだ書き足りないという学生もいるほど、みんなよく書く。

全員、書き終わったら、回答用紙を5人右の人に送って(つまり別の班のメンバーまで回して)、赤ペンで添削とコメント。書き終わったらさらに5人右の人まで送って(つまりもう一つの班のメンバーまで回して)、今度は青ペン(あるいは赤以外のペン)で添削とコメント。最後に本人まで戻す。

コメントは、「いいところ」と「ここをこう変えたらもっと良くなる」というポイントについて書く。

次に新しい用紙を配布して、今度は最高裁判所のロジックを書く。書き終わったらまた用紙を回して、前回とは別の2人が添削、コメント。本人に戻す。

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これで自分が理解できているところ、把握できないないところが一目瞭然。

shioは一言、「次回までにやってくることはわかったよね」。みんな深く頷く。

次週までの1週間、班ごとに適宜サブゼミを開いて「教えあい」。事実とロジックを説明できるように相互に訓練してくることでしょう。今回の回答は回収してshioも読み、必要があればコメントし、スキャンして次週に返却します。次週のゼミではもう一度、事実とロジックを書く予定であることは伝えました。

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なぜこのような「書く」訓練をするか。

美術大学の学生は卒業する時、油絵、彫刻、アプリなどの作品を創作できるはず。音楽大学の学生は卒業する時、音楽表現ができるはず。建築学部の学生は卒業する時、建築物を設計なり構築なりできるはず。理工学部の学生は卒業する時、物質を化学合成できるとか、内燃機関を設計できるとか、プログラムを組めるとかのはず。

つまり、大学を卒業したら、何か新たな付加価値のあるものを創り出すスキルを身につけていることが期待される。そのために日常的に繰り返し繰り返し、絵を描く、彫刻を掘る、コード(プログラム)を書く、作曲する、設計図を描く、模型を作る‥‥。「形にする」のだ。何度も何度も、「形にする作業」を繰り返すのだ。

机上の空論に価値はない。知識の堆積に価値はない。実際に成果物を創り出し、付加価値を生み出せるスキルが求められる。

社会科学系の学部を卒業した学生にはどんな付加価値を生み出し、「形にする」スキルを期待できるだろうか。統計をとって分析できるとか、経済予測できるとか、簿記をつけられるとか、事案を法律構成し法適用できるとか。いろいろあるけれど、どの分野であっても、最終的にはそれを文章で表現することが求められる。

すなわち社会科学系学部の卒業生は、分野に応じた的確な文章を書く能力を身につけていることが期待されるのです。文章によって「形にする」のです。メイル、企画書から論文まで、状況、相手、内容に応じて柔軟に、適切で付加価値のある文章を。

だから日常的に書く。書く。書く。いろんな文章を書く。書いて「形にする」。書く訓練こそ、大学4年間の文系学生の日々。日本語で、他言語で。

文章を繰り返し書くことによって、文章力を磨く。書く力を身につける。文章という形にする。これがshioゼミの重要な目的です。

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